2018年4月 7日 (土)

3月日記

いろいろなことをしていると1か月は結構長い。

1月もそうだったが、3月もなかなか長かった。

「あっという間」じゃない時間というのは、どこか充実しているようで後味よい。(笑)

日本は春へ向かって七転び八起き(なんと桜が開花したのち雪でしたね!!)

バリも季節風が変わって雨季から乾季へ向かう変化の時期だったから

毎日が個性的でした。

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3月初旬の某日。

UBUDのカフェでバティック勉強会を開催しました。

バティックは布のなかでもひときわ広く深いと思う。

インドネシアの多様性をイキイキと物語る。

インドのブロックプリントと比べても、実は圧倒的に面白い、と私は思う。

「ジャワ更紗」=バティックを、今一度見つめてみたいと

今回の講師、平田ともこさんと企画したセミナー。

参加の方々にもマイコレクションのバティックを持ってきていただいて、

お気に入りの点を話していただく。

これが、かな~り白熱!

最初は椅子に座っていた皆さんが次第に真ん中のテーブルににじり寄り、、、

群島国家インドネシアは、多様な民族がそれなりにバランスをとっているまれな国。

バティックの中にある文化的な面白さはその断面図のひとつだと思います。

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3月某日。
しばし帰国するので(そうなんです!)、夜にまたがり
スタッフに預けていく制作オーダーをまとめてつくる。
ダッカの布市場で買ってきた男性用腰巻・ルンギをパーツごとに組み合わせる。
裁断の際の簡単な配置図を、SpotifyのEdenというDJチャンネルで聞きながら。
(コマーシャルが多いので続けて聞けないけども。)

バングラのルンギは存在感がある。
ダイナミックな柄の中に繊細さもあって、面白い!

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3月某日の週末。
UBUD恒例、「午後のコンサート」のお花をアレンジさせていただきました。
主催者で主演の西沢朋子さんが「ピンクのお花がついたワンピを着ますから」、って言うので
ピンクのお花を中心にしてわさわさっとオアシスに差す。
バリだと買える花材種類が少ないから、庭からも摘んでまぜまぜ。


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椅子が足りないくらい入場者多数!

会場はUBUDのホテルのラウンジです。

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大屋根と呼ばれるグランドピアノのフタ、
このピアノの大屋根はいつずり落ちてもおかしくないくらいきわどいそうで。
本番中に大屋根が持ちこたえてヨカッタ!
亜熱帯の湿気の中、こんな古びたピアノが使えるのは心ある調律師さんのおかげ。
今回はエリックサティをはじめフランスの作曲家の曲が中心でした。

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コンサートから帰ってくると、うちの手前にあるワルンにちっこいものがふたつ。
知らなかったのだけど2か月前にポメラニアンの赤ちゃんが生まれたそう。
(てことは、両親入れてすでに4匹のポメラニアン!)
バイクや車が危ないから
普段は敷地内から出さないようにしているんだって、ワルンのお母さん。
10年前は野犬のようなバリ犬しかいなかったのにな。
犬屋敷のうちなんぞ今もバリ犬100%ゆえ野趣にあふれているけれど
ポメラニアン放し飼いという、お隣の風情は。
こういうの、何て呼びますか?
ニューウェーブじゃないくて、サードウェーブじゃなくて、
えーと。えーと。

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そうこうするうちに、帰国でした。
うめだ阪急スークでのコカリさんとのコラボ展。
出荷、設営から立ち合い、撤去まで。2週間弱帰国してのぞみました。
コカリコレクションからつくった服を取り混ぜ、
ちょっと特別感のある展示です。

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バリから関空行きガルーダがなぜか非常に高いので、成田へ入り成田から関空にLCCで。

成田第3ターミナルの広さとハードルの高さに驚きました。

チェックイン長蛇の列。その後はボーディングまで走る走る!!!

こんな搭乗ゲート初めてよ。

地上にチューブ型テント!(笑) しかも雨。しかも寒い。


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いつもの関空直行便なら朝9時には到着するのに成田経由で午後1時半。
上空で着陸許可待ちでさらに30分旋回。
ひぇぇ、腹減った!
京都へのバスに乗る前にありつくは555の天津丼。

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京都に着いたら暗かった!

雨結構降りしきっていて、バスを降りてすぐに傘買いました。

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事務所に着いたら、バングラデシュから例の注文品が届いてた。
30枚の無地のノクシカタ。

半年がかりの無垢な大作です。

たくさんの人が力になってくださって、感謝です。


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週明け。

昨年より海外勤務から国内勤務となった弟と会う。

国内になったとはいえ今度は単身赴任で、なぜか京都に在住中。

そんな偶然もあるのかと思いきや、

昨年、母の兄が編纂した家系をたどる自費出版の本をたまたま読むと、
うちの先祖はもともと京都から新潟、北海道、樺太へと移り住んだことが書かれており
2度びっくり。

この日も中国出張から戻ったばかりの弟。

4月はブラジルまで行くんだって。

地球上のあちこちへ行くっていう兄弟の共通点。これも家系なのだろうか。
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さてさて。

本番いきまーす!

その翌日からは大阪への日参開始なのだ。
ほとんど30年近くごぶさたの通勤電車というものに乗り(いつもの方にはまったく申し訳ないハナシです)
片道1時間半。
梅田の地下迷路でさっそく迷う!

阪急の入店口を見つけるまで30分もさまようなんて。

梅田のこの四角くない構造がね、方向を見失うの。地下では。
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展示の写真が思いのほか少なくて、、、

スークの売り場は「小屋」と呼ばれているが確かに。

初日から春らしい温かさに恵まれたものの後半はまた寒さが戻り、ちょっと苦戦。

とはいえちょうど卒業式の週でカラフルな布と服が時期的にもぴったりで
ベンガル特集のコカリ&マニス、

なかなか目立っておりました。

コカリさんの新着コレクション、どれも欲しくなるものばかりでしたが
最後はやはりいいものはたくさん無くなってました~~
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大阪日参の合間に、インドネシア大阪領事館の用事が2回。
中ノ島って、京阪で京都から行くのは便利だけどそこから梅田へが不便で、

Yahoo乗り換えで調べると、市営地下鉄の駅まで徒歩20分、そこから一駅2分!

領事館ビル前から大阪駅までシャトルバスが出ていたが、一般客は乗れないみたいで。

な、なぜですか?
そんな時に限って、これまた、横殴りの雨降ってたりする。
大阪は川と橋がいっぱい。

ほとんど外国のように目に新しい。(あぁもう外人並みの土地勘!)

写真は、雨じゃなかったアッツイ日の方。

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週末は夜9時まで営業の百貨店です。

翌朝は9時半過ぎに入店です。

京都へ帰る自信がないので梅田のビジネスホテルに一泊しちゃう。

これは正解でした、なぜなら

コカリの吉野さんと、やっと乾杯!

新梅田食堂街に潜入する。阪急との文化的ギャップがおもしろい。(笑)

多くの店が「全席喫煙」だし。

こちらのトラットリアはワインがサーバー式。

ホテルに泊まったせいか、ますます旅気分いっぱいの大阪。
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最終日、吉野さんは撤去後新幹線に飛び乗り、

私はまたあの食堂街にひとり潜入。
思い付きで入った店はスタンディング、だったけれど、奥にふたつだけ椅子があった!

コカリさんとの1週間、新鮮で楽しかったです。

何しろデリーでばったり会っちゃうようなご縁の吉野さんですからw
フェルト作家の溝口恵子さんにも応援をお願いして、乗り切りました~~~

皆さん、ありがとうございました、それでは、
かんぱ~~~い!

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帰りの日もまた雨。

着いたとき京都の100均で買った傘、何とバリへの帰路にまた使う羽目に。

帰りは関空から。

やはり込み合っていたけども機内で隣の席の人と仲良くなれて
楽しかった!

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3月下旬の某日。

不在中に仕上がっていた服の検品。

ルンギのパンツもきれいに出来ています。

今から先は5月の作品展に向けて。

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日本の最後の雨と寒さから戻ったバリは、連日35度越えらしく。酷暑の晴天。

夏服作りにぴったり!

暑さの中、頑張って仕事してくれてるスタッフに感謝。
それにしても、暑い!!!
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ほとんど1日違いでマニスの無二のパートナー、

クマンマンの金澤さんとてっちゃんが来バリ。そして、薫悦さんも。

皆でそろって桜を見損ないました。w

6月にはついにコラボ展を計画中で

関係者会議、のような、持ち寄りランチの会。

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マクロビ料理研究家の薫悦さんがおいしいデザート持ってきてくれました!

コーヒーは川越のあぶり珈琲のイタリアンロースト。

あんまりにもおいしいコーヒーなので、作品展の時にご紹介します。

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まだ終わらないよ、3月。w
しかし、これが最後の31日。

検品を終えた服をEMSで出荷した後に、バリの暦で「鉄の日」の儀式。

学校が中間休みだった息子もサロン巻いてスタンバイ。

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何度かブログに書いていますが、鉄の日って

今では車、バイクが中心になっていて

ゆえに、

儀式の場所はパーキング。交通安全祈願みたいに見えますよね。

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燻製の鶏はじめフルーツと手作りの供物が捧げられます。

鶏はおさがりをむしって、おいしいおかずになります。

写真右下のは、水に浸した生米。

お祈りの後に額、こめかみ、のどにお米をぎゅっと張り付ける習慣が。

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やー、長かった。3月。

と、思いながら、もう目前の5月作品展に向けて

結構慌てています!!

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2017年11月26日 (日)

しばし東京

11月15日にバリへ戻りました。

今週は12月のマニス展のための服をバリから送り出します。

こちらに戻って以来、青空はあまりなくほとんどが曇りか雨。

私の不在中からずっとそんな感じだったようで、

最近に至っては午後の雷雨がお決まり!

そしてなんと、アグン山も噴火してしまいました。(!!!)

きょう26日の朝はかなり噴煙が上がり、UBUDの拙宅でも床がざらつくくらいの降灰が。

このまま終息してくださるといいのですが、

聖なる山はわたしたち人間の行き過ぎた欲望に、もう耐えに耐えてきて

「これ以上はムリ!」、と言っているような気もします。ですので

バリ中のお坊さまが「そこをなんとか、被害が最小限で済みますように」、と

祈祷してくださっているそうです。

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きょうは、作品展の翌日のお話しにさかのぼります。

作品展の3日間を通して、今回神楽坂とのご縁が一層深まりました。

で、翌日もまた午前中から神楽坂。

フラスコのオーナー、日野さんのお店・貞さんのすぐ近くにある

古い木造住宅の一角。

ここで、フラワーエッセンスの調合をしてもらいました。

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この三角のお家の隣です。

この長屋さんの中は、いろいろな人たちが

いろいろなお仕事で利用されているみたいです。

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柿の木に小鳥たちが集まる様子が窓から見える奥の角部屋。
差し込む光が美しい!
フィンドホーンフラワーエッセンスは、スコットランドの北部、
フィンドホーンから採取される野生のお花の個性、パワーを水に転写したものを使い
より豊かにラクに、思い通りに生きるために役立てる、というもの。(私の解釈ですが)
あるサイトに出ていた解説によると、こんな感じです。
1930年代、英国の医師であったバッチ博士は、性格や感情の状態によってかかりやすい病気がある、心の不安や傷を癒すことが病気の予防や治療に役立つ、ということから、体に無害な花のエッセンスを作り、系統化したのです。

フラワーエッセンスにはメーカーや種類がたくさんあり、
パッと見、どれをどう使ったらいいのか難しすぎるように思えますが
フィンドホーンの解説を見ると、初心者でも比較的分かりやすいと思います。
自分でネットで購入することもできますが、
とくに、こうして自分の状態をじっくり観察し、どうなりたいかを
こころに聞きながらのセッションで調合してもらうエッセンスは、
思いがけない変化にもつながって面白いと思います。
写真は、エッセンス選びの技術を持つ青木真奈さん。
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おいしいお茶を頂きながら、真奈さんのナビでしばし自分の心と向き合います。
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フラワーカードで今の自分に合うお花を探していきます。

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ペンデュラムにも聞きながら、真奈さんが調合の割合を決めて、

作ってくださいました。

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なんと鉱物のルビーも入りました。
私の「なりたいもの」とは、いまさらですが、邪気に振り回されない自分です。

ちょっとした人の言葉、ちょっと見ただけのネガティブな映像などからしばしば逃げられないのを最近ふたたび自覚して、

このパターンは直すことができるんじゃないかと思い始めていました。
フラワーエッセンス、言われたようにきちんと飲んでいませんが、
それでも気が付いたことがあります。
最近とても怖い本を、そうとは知らずに偶然に読みました。

前は、怖い本なんか絶対に読まなかったんです、だって眠れなくなってしまうから!
ところが、その本を一晩で読了(すごく面白かったので)するも、
なかなかにすがすがしい印象が残りました。

思うに、怖いところがほとんどだけれども、その中にほとばしる光の方を追いかける作者と同化すると、不思議と大丈夫だったんです。

面白すぎて、やはり眠れなくなってしまったんですけれども。(笑)
あ、そういえば、フラワーエッセンス飲んでいるし、と、その時にふと思いました。
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真奈さんのセッション、次回のマニス作品展の際に
ご希望の方に受けていただけるように設定しようと思っています。
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その日の午後は、国立新美術館。安藤忠雄展へ。


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月曜日なのに入り口は行列でした。

建築家・安藤氏のおもしろさは、関西へ移り住んで間もなくはまって、

著書も読みました。

何ていっても無学でここまでの仕事をする安藤氏の型破り的な偉業。
もう、日本を代表するヒーローの一人、って思います。

それに、この方もやはり、旅をして学んだのです。そこが好き!

ヨーロッパの歴史建造物を見て回る体験。
その多くがカテドラルのようなキリスト教にかかわる空間だったと思われますが、

安藤氏の建築の中で一際すばらしいのはやはり「教会」建築だと私は思います。

展示の中に、なんと、あの代表作「光の教会」のレプリカが!


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その他の展示は写真と模型、図面がほとんどで、
建築をやっている人じゃないとちょっと分かりづらいかと思いましたけれども、

安藤氏の空間を知るにはいい機会だと思います。(私が言うのもなんですが、、)
建物を地表に建てるという概念を外した地底シリーズや、
「土地を読む」というメッセージ性の高いブース、
木を植えるプロジェクトもやはり、安藤氏の生み出した「無かったもの」かもしれません。
そういえば、昔ちょっとだけ職場だったところも安藤建築でしたっけ。
中央の吹き抜けから、どのフロアも見渡せてしまうという、逃げ場のなさに驚きました。(笑)

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美術館と直結する乃木坂駅から何となく千代田線に乗り、そうだ、表参道ヒルズ。

あれはどうなっているのだろう、と一駅トランジット。

ね、ね。

そうですね。

安藤氏の作品は、商業施設には向かないかも。

コルツィオーネもそうだった。

祈りの場、癒しの場の神ですから。

この建物にはブティックではなくて、展示ギャラリーのようなものの方が合うのではないかと。

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写真が少なく、語りが多い今日でした。(笑)



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2017年10月23日 (月)

9月のバリ(2017)

皆さま、台風はいかがなものでしょうか。

被害に遭われた方にはつつしんでお見舞い申し上げます。

先週は関東でも積雪、と聞きました。

雪の後に台風だなんて、ほんとうに激しい天候ですね。

わたしもそろそろ作品展の服の最終検品に取り掛かるところです。

きょうは、これまた遡って

9月のつれづれ。さっそく、まいります!

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某日。

コーラス部の発表会につかう譜面カバーを、手すきのバナナペーパーでつくろう、ということになり、

材料をマニス・スタジオに持ち込んで、コーラスのメンバーが集まりました。

ん?どこかで見たことのある人、いますねぇ。w

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Nさんのバナナペーパーと、タイの花びら入りの手すき紙を使って。

豪華な譜面カバーができました。

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あぁ、やっぱり、あの人ですねぇ。

金澤さんたちに同行して、6年ぶりのバリです。
ランチはワルン・ハナからおいしいものをいろいろお取り寄せ。
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そして金澤さんのコンサート(プラスおまけでいれていただいたコーラス部発表会)
思いのほかたくさんのお客様で最後は申し込み締め切りになりました。
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バリに住んでいても、こんな風にたくさんのお友達といろいろ楽しいことができる。
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某日。
コンサート&発表会の前日、忙しいさなかにがんばってディナーを予約してみた。

Eさんの早めのバースデーやりました。
地産地消のコンセプト「Locabore」がプロデュースする
デウィシタ通り3件目のレストラン、「Nusantara」に行ってみました。
群島国家インドネシアの幅広い料理を味わえるというコンセプト。
サービスで出てくる突出しはさまざまな味付けが少しずつ試せて、おもしろい。
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UBUDにしては珍しいタイプのエアコン空間。
ちょいと高級なので、次回はまた誰と来ましょうか。w
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某日。
Eさんうちに滞在中。
ぼーっと過ごすのがとても上手なので、ついつい用事を頼んでしまう。
この日は肉じゃがつくってもらいました。
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某日。
Eさん誘うも、行かないというので、w
ひとりクルンクン方面の布の買い出しに。
この日あたりから火山性微振動が体感され、ぼんやりしていたら火口に近いカランガスムの布は買えなくなるかもしれないと急ぐ。
今年のカランガスム・チェックは、こんなに鮮やか。
アソートして、配色の楽しさを生かします。
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某日。
やっとTubanのバティックの裁断に取り掛かり、リバーシブル仕立ての裾上げを。
1点ごとにこうして丈を整える作業はなりゆきでやるとまたゆがむ。
表と裏をまっすぐなラインで結ぶようにする必要があります。
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某日。
Eさん無事帰国後、火山の活動がますます活発化。

ついに警戒レベルが最高の4になり、週明けは子供の学校でも、
休んで自宅待機する子や、家族でジャワに避難した子もいて、急にものものしくなる。
火口から12キロ圏内の住民は避難させられて、
あちこちの集会所は1週間ほどの間に14万人もの避難の人たちでいっぱいに。
私たちのUBUDはアグン山の尾根から逸れているので直接の被害はないと思われるが、
万一噴火すれば今の風向き(東からの風)からしてものの数時間で火山灰がやってくる。
まずは自分と周囲の人が慌てずに済むようにマスクとゴーグルの調達を。
ところが薬局ではサージカルマスクが早くも売り切れ。

震災のときのコンビニのようだ。
量販店は歯ブラシやらの日用品を買い占める人で長蛇の列だと聞く。
まずはゴーグルだけでも、と、ホームセンターに行く。手頃な値段のものをスタッフと私たち分。
ゴーグルは、はたして、十分な数が売られていた(マスクは完売だったが)。
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地震はますます頻繁になり、落ち着かない帰り道。
子供のくもんを待つ間、
ちょいと贅沢なモダンアートギャラリーのなかにオープンしたこのカフェで一休み、
……ではありませぬ。
SNSでマスク手配の連絡を各方面に。
詳しい人によると、サージカルマスクでは火山灰は通り抜けてしまうので、
やはりN95がよいという事になり。

御嶽山のときに活躍したという防塵マスクを扱う会社と連絡を取り合うも、

出荷に時間がかかるらしくあきらめる。

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マスクを日本から来る人に持ってきてもらえる人と、
その方へのマスク配達のタイミングがなかなか合わず。
そもそも火山活動が活発化しているせいで
バリへの旅行を取りやめる人も続発しているのだから仕方ありません。
その日の夜、マニスのお客様でマスクの件を相談していたKさんから情報が入り、
某インター系の学校のLINE情報から、

UBUDのオーガニックショップでN95が買えるとの事!
夜8時過ぎ、さっそく行ってみると、すでにブッキングされたほかに何点か残っていたので
これを買い占める!

しかし、さすが。高い!!!

でも、この日のうちに手に入ったのだから、本当に良かったのです。
備えあれば憂いなし。
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ところで、
このような忙しい日に限って、
朝に門をすり抜けて脱走した犬のコピが、
夕方になっても戻ってこないというので、ベジの階段を下りて探しに行く。
途中、行水を済ませ下から上がってきた村の人に聞くと、犬は見なかったという。
結局、暗くなってから森の中から出てきて戻ってきたのだけど、
門の中にやっと入れると、
歩き疲れたのか舌をだらんと出して座り込んで動かなくなった。
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やはり犬も地震に緊張感が高まっているのでしょう。
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某日。
バリ中の人たちが山に祈りをささげる日々。
そのせいもあってか、警戒レベル4になってから先、

しばらくすると体感する地震は減ってきた。
しかし、食料もある程度備蓄しておきたいと思い、
オーガニック・ミートの問屋に買い出しに。

その道すがら、新しくできていたビンテージ・ランプのショールームにたちよってみると、
鋳物風の重たげなランプが4つ在庫されていた。
昔は、薄くて軽いものが作れなかったのかもしれない。
ホーローのような質感で、昔のラボラトリーで使われていたものらしい。
同じものが20個以上あったそうだけど、つい数日前にとあるホテルが買い占めたそうで、
これまた残りを買い占めることに。(笑)
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今年中をめどにバリショップの改装をしようと思っていて、
いい業者を探しているのだけれどもなかなか出会えず、
先に買えるものを買っておこう、と。
(あ、肉ももちろんフリーザーに入るくらいの分は買いましたけれどもw)
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ご存知の方も多いかと思いますが、バリショップは、
最初の店舗のオープンに設営が間に合わず、
たまたまペンキ職人が置いていった足場をこれみよがしに。(笑)
そのまま早17年。

足場のハンガーラックそのままに。

今の店舗も10年目、天井のソケットからはみ出したままの電球も

ひとまずのつもりが、10年そのままで、
いいかげん何とかしようと思うのです。
(これ買っちゃったからには気が変わるなんてことはもうありません。)
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某日。

さすがに疲れて、マッサージなどに久しぶりに行ってみる。

その帰りに、モンキーフォレスト通りに1,2年前からあるFOLKというカフェに行ってみる。

特筆すべきものはないけれど、ナシチャンプルの大きさにたまげました。

大きいポーションは二人用、というので小さいポーションを頼んだというのに、このサイズ。
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なかなかおいしかったし、心配をよそに完食。(笑)
ランチを外で食べるのも、たまにはいいものです。

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某日。
アグン山の一件含めいろいろあったけど、ここで、仕切り直し。週末の外ごはん。

息子がなぜか贔屓にしているhujanは、インドネシアの家庭料理がメインながら、
その他のメニューもなかなか充実している。
いつも混んでいて予約しないと座れないのだが、この日は一応予約はしたものの、
空いていたのでラウンジ席でゆっくり。

アグン山の影響ですね、きっと。
私はこちらのインテリアが好きです。暗くてあまり写りませんでしたけれども。
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野菜で包んで食べるベトナム風春巻き。細長いマルゲリータ。
このほか、ラム肉のソテーを頼んでご満悦。
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某日。
火山は小康状態にて、制作に集中する日々。
ある日ふと思いついて、モロッコ在住の知り合いに連絡を取ってみると、

オールドキリムの話題となる。
私が唯一持っているのを写メで送るとこれはトルコ製らしい。
そういえば、そうだったかもしれない。
DEESHALLで買ったのだから、あれは確かにトルコですね。
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いつの日か、モロッコからいくつかキリムを送ってもらうことに♪♪
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某日。
ノーベル文学賞のこの人のノベルズを読んだことがない、というと
早速友人が3冊も貸してくれた。
おまけに雨続き、週末、
来客なし。
これはおこもり決定だ!と思いきや、そうだ、まだまだやることたくさん。
結局読書は寝る前の時間となり、
その結果、寝不足の日々がはじまる。……
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イシグロ作品、原作は分からないが、対訳の素晴らしさに引き込まれる。
デビュー作の「遠い山並みの…」は、主人公のむすめが、「おかあさま」、と話しかける冒頭からずっと上質な空気が流れ、上の娘が自殺してしまう事や、その昔長崎で出会った奇妙な(怪奇な?)母娘のエピソードも、どんより感がなく静謐というか、不思議にいやな読後感がない。
そして、今「日の名残り」読み始め、これまた丁寧な執事の言葉づかいが美しくて。
作品展前の追い込み時期に本を読む毎日なんて、はじめてのことです。
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おぉ、今回も長かった。(笑)
もう少し短くできないのかしら、といつも思う。
そして、この後間に合えばもうひとつバリの日記を入れてから、
今期の「まめしんぶん」へと流れます。

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2017年10月 9日 (月)

8月のバリ(2017年)

そして、10月も一週間過ぎて3連休。

なのに、

相変わらずですみません。

きょうの投稿は、「8月のバリ」です。(笑)

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某日。

「もと荒木町バー店主にて現在バリのヨガ・ティーチャー」、C先生のお宅にお呼ばれ。

ヨガの先生っていうとほとんどがきっとベジタリアンだし、飲み物は野菜のスムージーが普通かと思いますが、

マイノリティーのC先生。

メインはスペアリブ(=肉)、ビールをはじめ各種のおいしいお飲みもの!

ほかのヨガ生徒の日本人の皆さんの持ちよりで

驚くほど豪華なブランチ。

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バリの田んぼに面する広~いテーブルで全員飲み始めたのですから、

そりゃ、飲むしかないでしょ。(笑)

私は、ジュリアコーヒーというフローレス島の極上コーヒー豆とミルを持ち込んで

食後のコーヒーいれてみました。(酔い覚ましにw)

布はパーニュ(アフリカ風バティック)の風呂敷と、ギャラリー啓さんのはぎれ。

最近こうした「おしかけ出張喫茶」が、我、お気に入り。

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某日。

コーラスグループの練習日です。
UBUDにて急浮上したコーラス部、これがですね、なかなか!
何しろ、歌唱指導の金澤博さんが顧問し、バリ・クラシック界の凄腕、西沢先生が指導。
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小さな町、UBUDですが、
いろいろと濃ゆい日々が過ぎていきます。
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某日。
久しぶりにひとりごはん@よる。
UBUDにはどんどん新しいカフェやかっこいいレストランが増えているけれど、
何度も行く店というと、ほとんどが老舗系。

中でもTUTMAKはメニュー、レシピがほとんど変わらないところが好きです。
中東風プレート、何度食べたことか!

キンキンに冷えた白ワインとともに。
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TUTMAKが面しているUBUDのオアシスこと「サッカー場」で、

にぎやかな屋台村が開催されていました。

冷やかしに行くと、おお、何だか、おしゃれなキャンピングカーでの出展者多数。

広い芝生の上でビール飲んだり、リブをかじったりしてご満悦の大勢の人々。

なるほど、週末のTUTMAKの特等席にひとりでも座れたのは、このせいか!

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某日。

ハピバスデー、を、サプライズしていただきました!

美雲庵こと中川原さんのバリ別荘にて。
主人も息子も私の誕生日なんか知りませんが(笑)、こうしてお祝いしていただけて
本当にありがたいことです!!!
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そして、こちらは同じ中川原邸で、別の日にまたお呼ばれ。

揚げ物のうち一種類は、なんと桑の葉っぱでした。

バリでお蚕さんの飼育も試されている中川原さんご夫妻ですが、

いつもお料理のセンス抜群で、脱帽です。

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・・・・・・・・・・・・・・・・・
そして、8月はこれが最大のイベントでしたね。

中川原さんの糸作りプロジェクトが相次ぐバリの祭事にて遅れに遅れ、
帰国まであと3日!
という、何ともハラハラする状況だったので、もう、思いつきで。(笑)
ウチのスタッフに村の女性たちに声をかけてもらって講習会を開催。
まずは、真綿(まゆを染めたもの)をポンポンと膨らませて糸にする準備です。
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2日にまたがる翌日は、真綿を糸に撚る練習。

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そして、中川さんご夫妻が発たれた後も、

うちのスタジオの一角に設置した機械を使いに、

毎日糸作りの女性たちが通ってきています。

出来上がった糸の品質を確かめながら、たいへん熱心。


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この仕事、なかなか面白いようで。常時定着したらいいなと思ったけれど

今回はいろいろあって終了しました。

バリの女の人たちの手仕事は、ほんとうに、すばらしい。

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某日。
10年以上前につくってもらっていたバングラディシュの刺し子布・ノクシカタを
ふとしたきっかけで

再び注文してみたら、

10年前とほぼ変わることのない丹念な刺し子ワークのサンプルが届きました。

これは今年中には間に合わないので、来年の服作りに。

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某日。

UBUDのクラシックメンバーの皆さんによる「午後のコンサート」。

回を重ねるごとに昇華していく午後コンは、目が離せません。

バリで生でクラシック音楽の演奏が聴けるという貴重さもあって

もう、ファンが増え続ける一方。

早くいかないと入れなくなるから、この日はほかにスケジュールを入れません。

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岩立さんのミュージアムでのカンタ展で、運よく滑り込むことができた
西岡直樹さんのお話会でしたが、
西岡さんの著書を読んだことがなかったので
お取り寄せ。
たまたま読み始めたこの一冊に、打ちのめされました。
インドのことをここまで甘美に綴れるとは。
私にとっては、全く新しい視点だったことから
世の中のものの見方、角度について、もう一度原点に振り返って
考えさせられて。
8月の中でいちばん心に届いたのがこの本だったかも。
西岡さん、ほんとうに素晴らしいです。

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某日。
また、コーラスの部♪

間もなくコンサートが!

練習に力が入ります!「

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某日。
いつものスーパーに行くと、肉売り場におっきな犬!!
写真で見るとわりと自然ですが、周囲は騒然としていました。w

リードもないまま、犬君は店内に入ってきて、飼い主さんを探し、
見つけ出したのが肉売り場の前、って。w

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平穏で充実した8月から、怒涛の9月に突入するのでした~~






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2017年8月23日 (水)

7月のバリ(2017)

お盆休みも過ぎ。

今年の夏は途中に秋が来て、調子が狂うような天候だったそうですが

皆さま、お元気でお過ごしですか?

バリも相変わらずのお天気です。

乾期のはずが曇り、雨の確立が多くて、いつもの年ならば今どきは

ストック生地を大々的にベランダに干して整理をするはずが。

しかし予定は予定通りにやってきて、予定通りに(ほぼ!)こなしています。

7月末は久しぶりに布さがしの旅にちょこっと出かけることが出来ました。

そのレポの前に、7月のあれこれを綴ります。

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某日。(7月)

年賀状カードが届く。

消印を見ると昨年12月もので。

何と半年かけてやってきたのですね。

心温まるメッセージがつまったカードは岩立さんからのもの。

季節が移ろった分、こころに響くものはさらに増えたかも。

じぃ~~~~ん。

岩立さんのお手紙はいつも一言一言に愛があります。

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某日。

車で町まで出かけた。

最近はバリ・ヒンドゥのお祭り、観光バス・ラッシュほか、いろいろな事情から渋滞事情が読めない事多々。

この日はUBUDの手前の幹線道路でノロノロになる。

すると。

今まで気づきもしなかったものが目に入ってくる。

私たちは、時間をもっと無駄に使っていいのではないだろうか。

この美しい石像を掘った人は誰?

直接、こころがコンタクトしてしまうかのよう。

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某日。

半年おきにバリへ来られる中川原哲次・恵子夫妻(染色家)。

今回は草木染をちょっとだけやらせていただく。

染料は中川原さんのヴィラから手を伸ばして採った隣の敷地の、ジャックフルーツの木の葉っぱ。

まずは、細かく切って煮出します。


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ぐつぐつして、こんな赤みがかった茶色に。

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豆乳に浸した(タンパク質をふくませた)リネンガーゼを染液に。

40分ほどたってもあまり色を吸わないので心配になりましたが、

「おでんの大根と同じ、火を止めてからどんどん吸い込むの」、と哲次さん。


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たしかに。染め上がりはほんのりピンクがかった美しいレンガ色でした。

葉っぱの色からは想像もできないやさしい色です。

草木染って、
服地としては変色、退色が品質上の問題になることが多く、なかなかオリジナルがつくれませんが、いつか本当に手つむぎ、手で織って天然染料で染めるものに到達できたら。(夢!)

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某、日曜日。

私たちの暮らす村に、マジックショーがやってきた♡

村の集会所は好奇心いっぱいの子供たち(アンド、大人たち)で溢れかえる。

手品って、人を欺きながらの仕業だけど

なんて人々をワクワクさせるものなんだろう~。

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急にこんなお面かぶって出てきたりして、笑い過ぎて涙が出ちゃうw

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マジシャン夫妻は、日本からスーツケースに道具をいっぱい詰めて来てくださった。

わが村はますます日本びいきになりましたw


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コーヒーの宝石、フローレス島のジュリアコーヒー。

まぼろしの古木ティピカ種・ジュリア(世界一おいしいコーヒー)の存在に気づいて
紹介している平川さん。

UBUDには魔物がうじゃうじゃ、と、よく言いますが、

ほんとうに、密度の濃い地域であります。

大雨の某日、魔物の一人、平川さんはカッパを着て時間通りに来てくださいました。

ジュリアコーヒーのワークショップ@中川原邸。

おいしい淹れ方を披露してくださったのも感激ですが、なんとお手製のケーキも持参してくださいました。

元、テレ朝系人気ニュース番組の特番を長年プロデュースされていた経歴もさることながら、

この先の夢もまた大きくて。

狭いUBUDの濃さ加減はもう、ほんとうに。

何となく暮らしているが、この上なく素敵な皆さんに囲まれるしあわせ。


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やっと更新手続きが終了したバリショップの並びの

これまた私としては大好きなカフェにて、雨の午後。

韓国からの友人と別れた後、ファラフェルサンドとアメリカーノ。
少し前まで、高い高い!と言われてきたマニスの服もこのところ、ディスカウント希望のお客さんがめっきり減りました。

デウィシタ通り。

この簡単ランチで軽く1000円だからかも。
簡単、、、といえど、素材は逸品。

自家製オーガニックソイミミートがごろごろ、オーブンから焼き立てのピタブレッド。

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息子の長すぎる夏休み。一日だけ、たった一日だけでしたが、何とか

外泊、お泊りの予定がw

大雨の日曜日に、山を越えて1時間、お友達の家に息子を送り届けたのち、

バトゥール湖で採れた魚料理の専門店でスタッフのDedutとブランチ。

魚が大きすぎる!と嬉しそうw


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その帰り道に立ち寄るは、バリの竹カゴのメッカ。

お祭り用のソカシ、

今どきはカラフルな四角いのがトレンドらしい。


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マニスのお店用に、買ったのは伝統的なソカシ。

アクリル絵の具で白くペイントしました。

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某日夕方。
「一匹足りない」と気付いて敷地内を見に回ると、

(ちなみに全部合わせると6匹のはず)

犬のクマが庭の仕切りとびらに挟まって身動きとれず状態。

少し前までこの金網を壊して自由に行き来していたのに、

いつの間にクマのプーさん状態のクマ!

最近は運動不足気味のカブを早朝散歩に連れて行くことにしたものの
お天気がすぐれずに三日坊主。

OMG

それにしても、クマ、おなかが引っかかる前に胸が引っかかっているよ!

おやつの食べ過ぎだわ。きっと。反省!

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7月の件、続きマース。



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2017年8月 8日 (火)

バリの6月(2017)

暑中お見舞い申し上げます。

日本はお盆前に台風が大暴れしたようで、心配でしたが

バリも乾期のはずのこの季節、風がよどんでほとんど晴れない(時には降りっぱなし!)この頃です。

皆さま、今年の日本の夏はひときわ暑いそうですが、

お元気でお過ごしですか?

大磯・布うさんでのマニス展に皆さまお越しくださっているそうでありがとうございます。

開催は14日までです。

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きょうの投稿は、もう8月なのに、6月の写真ですw

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この写真は、あっ、そうです。

6月に日本からバリへ戻った翌日。

夜に不在中のレシートのまとめやらをやっていたら

キッチンの開口部から入ってきた。

文鳥さん!

バリでは文鳥さんは森にたくさんいらっしゃる。

トリなのに夜うちの中に入ってきちゃうなんて。

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私のデスクランプに留まると、さえずり出して!
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ランプの光でもトリは見えるんでしょうか。
友人のラカさん作のデウィスリの木彫りの上にぴょんと移動して。

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そして翌朝には、いなくなっていました。

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かえるさんも最近ずっとベランダのアロエの鉢植えに。

日本へ行く前にもずっといたけれど、同じ場所にほぼ毎晩現れる。
この子は鳴きもしないし、お出かけもしない。
夜になるといつもここにて、じっとしている。

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で、この子はw
うちの息子、ちひろです。
私がバリへ戻って間もなく、なが~~~~い夏休みに突入。

まずは寿司でも、と。
バリのすし屋は日本のすし屋と違って一皿ずつカラフルな名前がついているんです。
これはにぎりセットとレインボーロール。

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ところで。バリに戻って、早速また体調が……。
もう、不調のデパートみたいに昨年辺りからいろいろ症状が出るのですが、
今回も何も起きていませんでした。w
やはり更年期。?
リウマチかと思って慌てた手足のこわばり、高っかーい血液検査でマイナス反応でした。
ご近所のまりこさんからすすめられた健康茶を飲んでいるうちに、
治ってしまいました。
パパイヤの葉を炒ってつくります。
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パパイヤの葉は、時々森にやってくるおサルたちも食べている。
実ではなく(実はコウモリが真っ先にかじる!)
おサルたちは葉を食べる。
薬効があると知ってるせいだと、まりこさん。

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種から簡単に発芽するので、庭にいくらでも生えてくるパパイヤは
成長も早く、あっという間に実をつける。酵素が強いらしく害虫もつきにくい。
天狗のうちわみたいな葉を何枚か採って、半日ほど干し、
はさみでざっくり切ってから、

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フライパンで炒ります。
あっという間にいい香り!

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カリカリになったら揉んで細かく。
これが、思いのほかおいしくて、普通のお茶代わりになるのです。
抗がん作用もあるらしい、簡単・自家製のすばらしいお茶。
まったりとした実の味とはだいぶ違って
少し苦みのあるアロマティックな個性にもびっくりです。
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まりこさん、左の方です。
雨続きの日曜日の午後に、近所の日本人の皆さんと、うちで午後茶会。
最近、ご近所さんが増えてきて楽しいのです。
この日はパパイヤ茶ではなくw
台湾茶を、いれてみた。
右のはるみさんは、マニスのサックボトムをはいて来てくださいました。


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お茶入れのスタイルもすべて、なんちゃって、です。
ままごとです。w


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お茶の合間に、これ。
近所のワルンで買ってきたかぼちゃのツル。
茹でて、お酢とだし醤油とごま油数滴。とてもおいしいのです。

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お茶会のあとは夕食がおにぎりだったので、部屋でゲームに夢中のちひろに夜食を作ったんだけど、
こういう日に限って何も食べずに寝やがったw
中学生だけど、普通に日本語を話すけれど、
漢字読めないの。ですw

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バリでの日記、この後も♡
気長に書いていきます。


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2017年7月18日 (火)

京都にて・6月

いつもだらだらとした気まぐれブログにお付き合いいただき

ありがとうございます。

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6月1日京都に戻り、その後7日にバリへ戻るまでのあいだ、

ほとんど仕事場でごちゃごちゃやっていましたけれど

ちょっとだけ(ほんまかいな)、書いておきたいことがあるので

もう7月も後半になっちゃいましたが、続きを入れます。

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【たまごやさんのお母さん】

京都での私の日常。それは

時々、中川卵店のお弁当を仕事の合間に買いに行く事。

このところ、あのお母さんの姿がずっと見えないし、

昨年はしばらく休業もされていたので、周囲の心配事でもありました。

といって、それを取り立てて聞けるほどのご贔屓でもないので(私の方が)

どうされているのかな~、というあれこれを

フェースブックに投稿した翌日かその次の日のこと。

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たまたま、用事にて夕方出かけ、これまたバスの経路の関係で、いつもはこの時間ほとんど通らないのだけど、中川さんの前を通りかかる。

間もなく店じまいをしようかな、という感じのご主人がいらして、

店内に目を向けると、なんと!

お母さんが水場で洗い物をされている!

このお母さん、いったいお幾つなのかは不明なままですが、

いつも必ず立ち仕事、鉛筆で紙に暗算で売上メモ。

お弁当のおいしさも非常に大事なのですが、この方がいらっしゃることも相当大事なのです。

なぜか、もう、それはセットになっている。

「このごろお見かけしなくなって周りの方々も心配してましたよ」

「へぇ、もう歳ですから、店にでえへんでも、と」

わぉ!そうだったのか!

「お元気なところを一緒に撮らせてもらってもいいですか?」

「へぇ、へぇ、髪の毛がこんなでなぁ」

(髪の毛など私の方こそまったくあきまへんけど、)

ってことで、お母さんと一緒にジドリしましたw

よかった、もう、本当に勝手に心配をしていましたので!

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皆さま、そういうわけですので、これからも京都へお越しの際は、
中川さんのお弁当をお見逃しなく!
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【更紗徒然草】
6月4日、ピーカンの日曜日、京都文化会館別館。
天野春代さんという方のバティックコレクション「OHARU」へ。
1992年にはじめてバリ島を訪れて以来、30回以上通い詰め
集まられたというバティックとインドネシア各地の布の展覧会です。
展示は3日間と短い期間でしたが、
バリからケイコ・マンデラさんとその息子さんが来日され、
ケイコさんは自作の絵画を会場内で展示。
息子さんのグンデさんは、ソロでバリ舞踊を披露。
とても贅沢な催しだったのではないかと思います。
ケイコさんはバリの王家のひとつに嫁がれて、数々の書籍、雑誌、テレビ番組で紹介されている、バリ文化の伝道師のような方。
そのまっすぐな姿勢からいつも影響をいっぱいいただいています。
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旧日本銀行の京都支店だったという、重要文化財の中に入ると、
うるわしいバティックがたくさん。


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つれづれなるままに。
ひくらし、ぬのをながめて
よにうつりゆくよしなしごとを
しばしわするれば
あやしうこそ(?)ものぐるほしけれ。
(ちょっと間違っているかな?ごめんなさい!)

フライヤーのメッセージから。
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はらはら、と。良寛の書のように。
空間をいろどる、バティックたち。
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天野さん、素敵なお方でした。


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そして、トペン(面)の舞い、グンデさん。人垣をかき分けて写真撮りました!
バリの踊りを、晴天の初夏の京都で見れるなんて。
バリではしばしば近所で見ることができるトペン。
こうして改めて間近で見ると、本当に素晴らしくて、

一緒に行った布友も本気でしびれていました。(笑)
改めて、バリの文化とバティックが、ところ変われど、魔法のように人を虜にすることが分かりました。(笑)


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博物館の展示も大好きですが、こうした個人コレクションはもっと大好きです。
なんていうか、集められた布たちに、一定の喜びが感じられるような気がして。
こんな展示会が開催される日本という国も、ほんとうに素晴らしいなと思います。

(ほんとですよ!)

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【技を極める……ヴァンクリーフ&アーペル展】
こちら、京都国立近代美術館。

バリのトペンにしびれたまま、移動。(笑)

今度はバリからパリです!

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こちらはマニスの強力な助っ人、諸山朝子さんからいただいた招待券で拝観!

パリのヴァンドーム広場と言えば、ちょっと思い出深い。

イッセイさんがお店と事務所を構えていた場所です。
一角にはボザール(美術学校)もありました。
四角い広場を取り囲むのは、おもにグランサンク(5大宝飾店)と呼ばれる

ジュエリーの老舗(ジュエラー)。

そのひとつ、1900年頃から創業し、ハイジュエリーメゾンと称される、

ヴァンクリーフ&アーペルの初期から現在までの大がかりな展覧会です。

ジュエリーなど、まったくご縁のないわたしですが、

いやいや、
もしかしたら、日本の比較的多くの方にとってジュエリーの工芸的側面は

未知の領域かも知れません。

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この展覧会のタイトル「技を極める」は良いきっかけになっていると思いました。

ジュエリーって、イコール「いかほど」するかみたいに、金(ゴールド)と似た感覚で財産そのものだと思っている節がありました。が、


この展覧会の素晴らしかったことは、総額いかほどかは全く抜きなんです。
石の選定から研磨、加工、彫金、さまざまな、ルーペ越しの手仕事はその技術力に焦点を当てている。

その比較のために、日本国内の「技」として七宝、漆芸も交えての次世代的な構成も見事でした。

VC&A独自の「ミステリーセッティング」という技法、はなかでも神業的で。

展示品を見ているうちに、もう、クラクラしちゃって、。(笑)

まばゆい輝きは、これまた、工芸なんですね、人のわざ!

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この冒険的な展覧会が京都で、というのもツボ。8月6日までやっているようです。

願わくばもう一回行きたかった!


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【ATHIRAH】
ガルーダインドネシアの機内オンデマンドでみた映画。
以下、FBに私が投稿したもののコピペです。

50年前のスラウェシ島が舞台。

夫の迷いから家族の支えに不安を感じ、シルクを養蚕から美しいサロンに織り上げる副業をはじめる夫人。
ストーリーは一家の物語を静かに展開。映像としてもとても美しくて、布と家庭料理をふんだんに取り込んでいる。豊かではない時代ながら、時間と心はしっかりと豊か、という流れで心地よい。

スラウェシのシルクサロンは、20年ほど前に少し見た事があるきり。すっかり忘れていたけれど、
インドネシアでは他では見ない淡い色調の格子柄が印象的。
映画の中でも繰り返し出てくる。

なぜスラウェシでシルクが作られるようになったか、
あの柔らかなデザインはどこから来たのか。

バリに戻ったばかりだけど、また布探しの旅に出たくなってきました!


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調べたら、ユーチューブでもみれます!

インドネシア語が分からなくても、映像がおすすめです!

https://www.youtube.com/watch?v=DnuMzAvDXkI


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またしても長すぎる!

笑!


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2017年7月 7日 (金)

東京にて

今回は作品展の2日前に京都から移動。

設営を前日夕方にやろう、というフラスコさんでの作品展にてはじめての前倒しスケジュール。

そういうわけで設営当日の午前~午後、神楽坂近辺をウロウロすることができました。

これ何だかご存知ですか?

水道橋にあるバイオレゾナンス・クリニック。

昨年辺りから少し話題になっている「波動検査」です。(ちなみに、要予約です。)

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MRIやCTのような大掛かりな検査をしないで、体の中のエネルギーレベルを計測することができるらしく、

病気の前触れや病気そのものを見つけ出して、波動でそのストレス(原因)を緩和していくもの。

身体に負担をかけずに検査ができることが最大のメリット。

半年前に受けてみたのを、今回また受けてみました。

波動の数値から、今の体調に食べた方がいいもの&食べない方がいいものが、

ずら~っとデータで出てきます。

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今回はまずまずの体調ながら、弱くなっている部分も若干あって、

診察とセットになっている波動水は大瓶サイズでもらってきました。
ひとまず、体の中が元気みたいなことを確認できると、その先も頑張れるというもの。

その次の予定先へは、最短で地下鉄で4分だったのに、歩いてみる。
不思議とこれまで行ったことのなかった、靖国神社の境内を横切る徒歩コース。


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境内の脇から入って、参道へ。
おっきいな!これは!

中国人観光客のツアーバスが何台も駐車場に。(規模的にありえる。)

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菊の紋がこんなに大きいのも、ありえる!(規模からして。)(しつこい!w)


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作品展設営前に、靖国神社って。(笑)
この参道を通るのがグーグルマップ的に最短距離だったのです。
導かれてしまった!

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あっという間に作品展が終了し、京都へ戻る前の2日間は、
なぜか表参道界隈の用件多し。

ZUCCAのあとに寄り道するは

ブルーボトル。

東京の皆さんはにとっては「イマサラ」かもしれませんが、いいですね、ここ!


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ZUCCAの2階にあったカウブックス跡が、大層賑やかなことに。

賑やかすぎて、昨年は遠慮してしまったけれど、今回は入れました。

店外は、中国人観光客の皆さんがストローでアイスラテをチューチューと。w

東京の風情も変わったものだ。(ふろむ京都)

私は、お店の人から進めてもらった濃いめのカプチーノ、

思いのほかしっかりとしており、サードウェーブとかの流行だからとてこれは!!

次回は流行が去って、ゆっくりとくつろげるラウンジになっているといいな。

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表参道のミッションのひとつは、

アニエスベーのお隣のギャラリーで

バリ人画家シーラさんの展覧会。

初日には間に合わないから、前日に行くね、って言ってあったんだけども、

あ、そういえば、前日というと設営なので、ちょいとお手伝いなんかもできちゃう。

バリでしか会えなかったみなさんと、青山で。

展覧会は大盛況だったようで、おめでとうございます!

20周年記念の展覧会。

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懐かしい、裏青山。18年前に、ほんとうに初めての
マニス作品展をやらせていただいた場所はもうなくなっていましたけれど。

西麻布のホームからこの辺りは、今となっては懐かしいエリアです。

本当に。その当時、まさかマニスをこんなに長くやっていられるとは思っていなかったし。

ありがたさでいっぱいです。


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最後の夕食は、ハハと銀座の割烹店へ。

久しぶりに親戚の話やなんやかや。楽しいひと時。

今回も充実の東京でした♡


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7月に入ったというのに、まだまだ続く日本でのこと。
このあと京都での日記を入れていきます。

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2017年6月24日 (土)

バリから着地した京都にて、5月

先週末、バリスタジオ1か月分の制作の服を一括発送して

繁忙期終了~~~。

一足お先にゆっくりモードの我々です。

といって、お休みはなく毎日こつこつお仕事、♡。

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5月の京都、早速懐かしい。(笑)

ゆっくり書いていきましょう。

(結果すんごく長いです!すみません~~)

・・・・・・・・・・・・・・・・・

丸ひと月遡り。

帰国した翌日、5月20日はtokomanisお店番担当日でした。

オープンは12時でしたが、その前に来られたらしき方々数名。(笑)

それはたぶん、地下鉄駅からギャラリー啓さんへいく途中にマニスがあるからでしょう。

私といえば、tokoを開ける前に滑り込みましたよ♪

啓さんにて、年に一回の展覧会初日。オープン11時。

いつものごとく、ぎゅっとした店内。

出番を待っていた布たちと、遠方からこれにめがけていらしたたくさんの方々と。

なんてマニヤックでワクワクとした空気なんでしょ!

バリから着地した翌日に、さっそく刺激的!

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今回の啓さんはちょっと、みやび??(意外!?)

いつも素敵な啓さんのブローシャーなんですが、毎度ご近所のご縁にておすそ分けいただいているものですから、展覧会に行く前に、ばしっと予習。

いつもの庶民的な染め織とは趣がちがう今回。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

江戸時代。

打敷きという、身分の高い人々が着られなくなった着物を解いて長方形にして

お寺に奉納する習慣があったそうです。

展示の多くはこの打敷きだったもののようです。

ハギレになってもなお品格があり麻自体の風合いがある。「江戸時代の麻の刺繍裂」。

日本に木綿が入ってくる前に、夏の快適な素材としてさかんにつくられていた大麻、苧麻の上布。

白地の布は京都に渡り、高度な職人技で華やかに染められ、刺繍されて、

(多分最高峰の)夏のおしゃれ着になっていたらしい。

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それって、どれほど人々から憧れられ、もてはやされたことでしょう。

江戸後期って、逸脱した美学(と手法)がムキムキ民間の中で育っていた頃。

その頃につくられたものの多くは今も定番だったりする。

ビートルズだって50年越しで今の子供たちに響いているのだから、江戸の手仕事だって時代を超えて心にも響き渡る。(ちょっと喩が飛躍しますが!)

ええ、ですから、今回もガツンとしてやられた感いっぱいです。

啓さんによって毎回特集される日本の手仕事の断面には、いつも驚かされます。

これって、一種のパンクですねきっと。(笑)

(蛇足ですがタイヤのパンクじゃないですよ!)

なぜならば、ガクモンの領域と技術的な領域、オシャレの領域。

どれもが交差しているように思うから。はじけています!

ブローシャーの啓さんの最後の一言はことさら響きました。

「女性たちの、気の遠くなるような手技と忍耐によって生み出され、雪晒や天日干しによって晒された真っ白い布が京都に出荷された後、高度な職人技で華やかな染めと刺繍をほどこされてこのように素晴らしい染織品になった姿を、当の産地の彼女たちは決して目にしたり、纏うことなと無かったという事を記しておきたいと思います。」

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夏のおしゃれ、今はもっと多様で自由ではありますが、

想像の中で、300年くらい前にピントを合わせてみると

此まこと、技を競い合う息遣いが聞こえてきそうで。

啓さん、毎回本当に素晴らしい!

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toko閉店後。

バリの友達が京都に上陸してライブコンサート。

鴨川沿いの会場にかけつけました。

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まだバリから戻ったばかりなのに、音楽の中でバリにまた着地する。

オーボエ・智香さん&ピアノのゆりさん、パーカッションも加わってずっしり上質な音のシャワー。

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その翌日5月21日、日曜日。

「缶詰的仕事」なり。

バリでやり残した案件がたんまりあ~~~る~~~。

(ちなみに、素材説明書きeye

あんまりにも暑くて、頭痛くなってきた頃に、布友(のsinduさん)が仕事場に来てくれて!

夕涼みとかこつけて、堺町画廊にこれまた滑り込み。

ブルキナファソのかごの展覧会。撤収作業中に見せてもらえて、大満足。

仕事はしたのか、終わったのか???

たぶんした、たぶん。

確か、最高気温35度とかの、めまいがするような日曜日でした。

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5月22日、月曜日。

帰国3日目、いつも御用達のゼスト御池にもまだいってないまま、時は過ぎる。bomb

気を取り直ししっかり仕事のあとに、大阪、なんばへ。

大阪って片手で数えるくらいしかまだ行ったことないのですが(笑)、

「宇宙一おいしいお好み屋に行くんだけど、一緒に行きませんか~?」、ってメールが。

布友、金澤さんとてっちゃんが東京からわざわざ、お好み焼きを食べに大阪に行くというので、

それは行かねば!ネバネバネバ!

布友かつ「おいしいもの同盟」なんですよ、あとお茶会レギュラーメンバー、

その他いろいろ。(参加されたい方はいつでもどうぞ♡)

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おお!
宇宙一、こんなにも昭和なお店。
なんばからバスに乗ってなかなかに遠い道のりな上、一見閑散とした住宅地のような場所。
まだどこか自分は迷走したまま。宇宙にやってまいりました。
ところが。
「ひろ」のお母さん、すんごいお方!
お店の前でにぎやかに記念写真を撮らせてもらった直後、
厨房に入れば別人格。
こういう方、時折いらっしゃるかもしれないけれど、
スイッチが入るとあっと言う間に超越する。
別のところからエネルギーが注入されるみたいに、パパッと。
(うらやましい!)
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そして、一品目から、唸ります。
豚肉とキムチ。
レタスに巻いて食べる。
シンプルな中に焼き具合とかキムチのシャキッとした食感と辛さ具合とか。
そうそう、何と言っても味の染み込み具合
絶妙!

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キタ!キタ!
お好み焼きを美味しいものだとこれまで思ったことがなかっただけに、
ポンと膝を叩きましたね。
つまり、焼き具合。
ソースの染み込み具合。
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その他いろいろ、たくさん食べてしまった後だったから、一口しか入らなかったの残念。
こちらもソースの絡め具合がですね、やはり他とは違う気がする。
大阪の皆さんって普段にもこんなにおいしいものを食べているんですかね?

京都と大阪って、お隣なのに本当、別世界。
宇宙一、との評判は、嘘ではありませんでした。
ちなみに「ひろ」は、西の俳優さんたちのご贔屓らしい。
東京からヒコーキに乗って食べにくる金澤さんたちも楽しすぎる!
(金澤さんたちには今回滞在中ほかにもいろいろお世話になりました♪)
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帰りの京阪は終電間近。
宇宙から1時間半ほどで、地球に戻りました。(笑)
寺町通りは下御霊神社のお祭りあと。初夏の気配。
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翌日は、同じメンバーで「布」の部。半日京都ツアー。
(夕方から追っかけお仕事もちゃんとやれました!)
啓さんで初日に選んだ「お取り置き」を受け取り、もう一度展示をじっくり堪能させていただいてから、
寺町通界隈のマスト、王田珈琲専門店へ。
もう、京都では一等大好きな曲者コーヒー
これ、アイスラテです♡
カウンター越しのパフォーマンス、いつもサイコー!

コーヒー好きの方、京都にお越しの際は是非一緒に行きましょう!
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お次は、

タクシーでしか行きつけない、

東山の中腹でした。

事務所の山本さんから、「タクシーもちょっといやがる坂道」、と聞いてましたが、
ほんと!車一台がやっと通れるくらいの急な坂道。

鹿ケ谷山荘。

グランピエさんの山荘であり、すてきなイベントが数々催されていたものの、毎回機会を逃していて、今回やっと訪れることができました。
寺町通りから10分足らずでこの自然!

バティックのイシスさん、20周年の展覧会の初日です
展示の写真は撮りませんでした。

あまりに素晴らしすぎて、撮るのを忘れました。

イシスさんのお仕事は、別格なんです。

切って服に仕立てることを忘れます。

私ごときが語るのもなんですが、バティックの中に、ひとつの最高峰が見えるようで。
インドネシアにごまんとある素晴らしいバティック、その伝統の中に「ホーコーカイ」と呼ばれるものがあって、それは、短かったけれども日本統治時代に特注されていたもの。

友禅のように柔らかい色調で繊細な曲線や点だけで描かれているホーコーカイは、バティック技術と美学のひとつの頂点になっていますが、

イシスさんはそれをまたひとつ底上げしているように思う。
石田加奈さん。

インドネシアが誇るバティックの頂点を、今の時代にさらに引き上げているのだから、これはほんとうにすごい事。

改めて感動しました。

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そして、撮った写真は布はなくて「おいしいもの同盟」と「お茶」だけですが、

ご覧くださいまし。

鹿ケ谷山荘のカフェスペース。
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カウンター越しの自然が目に沁みます。
日頃、渓谷に面している場所にいる私にも、この景色にはしみじみ。

ランチはこんなお弁当でした。
(ふたを開けたところを撮り忘れました・笑・すみません!)

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これ、氷砂糖なんですって。インドネシアの。
まるでクリスタル。
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食後のお茶に、このクリスタルみたいなのが、ひとかけら入っている。
右の包み物は、スラウェシ島のサゴヤシの伝統菓子でした。はじめて食べました!

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このカウンターで、ジャワティーをいただけるとは。
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そして、山荘の奥座敷に鎮座していたのは、好日居の横山晴美さん!

もはや、お店に出向いてもなかなか入れなかったりするのに。

晴美さんの出張茶会@鹿ケ谷山荘、しかも、この日は金澤さんのお誕生日cake

布とお茶と、短い時間ながらもはや親戚のような金澤さん&てっちゃんと深い思い出ができました。てれまかしー!!

ちなみに

たまたま、これまたなかなか会えないユーゲさんが登場して、

面白いお茶会になりましたヨ。


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。。。。。。。。。。。。。。。。。
わー、長かった!(笑)

だけど、また続くんです(笑)

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2017年4月27日 (木)

テンペのおはなし

もうあと少しで5月なんですが(笑)

なーんと、書きかけの「2月」がありました!!

今年は、1月早々に京都に上陸したせいか、

いろいろな事を今までと変えているせいかどうか(インドに行かずにバリで生地を制作したり)、

「書きかけ」のままの投稿がいっぱい溜まっているではありませんか!

作品展のDMを印刷所に入稿したところでやっと着地する今。

すったもんだのなかですが、新しい服たちは順調に仕上がりつつあります(今回の服たちは内容的にも結構新しい、というか、チャレンジいろいろ)。

ブログ、溜まっているいちばん上から、アップしていきたいと思いますので

どうぞよろしくお願いいたします。WOW!(たどり着けるのかー?)

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2月はモヒート・クラシコを3回飲んだ。

これは、3年分に相当する。

それだけ、人が来たということでもあるし外食が多かったということでもあります。

3月に入ってからは、バイオレゾナンスですすめられた食品によるおうちごはん復活。

豆腐&大根の味噌汁、青菜のえごま油&しょうゆお浸し、ひじき炒め、

レモン汁を使った和え物、玄米。

このほか葛をすすめられているのですが、どうもいまひとついい使い方が分かりません。

4月も客人多く楽しく忙しく過ぎました。(笑)

何を食べていたのかは、もう忘れましたよ、はは。

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バイオレゾナンスによれば、

大豆はダメだけど味噌と豆腐はOK、という指示がどうしてなのか分からない。

そしてテンペはダメだと言われ、しばし食べなくなってしまいました。

が、そのテンペを日本で製造販売している友人が2月にバリに来て

テンペ工場を見学するというので(気になっていたこともあったので)

便乗させてもらいました。

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工場は豆腐が8割以上、テンペは2割くらい。両方同じ場所でつくっている。

しかし、当然つくりかたはだいぶ違う。

入り口に出荷待ちしている出来立てほやほやの豆腐は

5センチ各くらいに切られていて、なーんと、ペンキの空き容器に入っている。

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こちらがテンペ。

小さな穴が開いているビニールに個包装してから発酵を待つ。

日本では昼夜30度くらいに保つらしいけれど、バリでは常温のまま。

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下の写真が使われている大豆。

知りたかったこととは、この大豆のことでした。

USA_SOYBEANS_No.1と袋に書かれている。

アメリカからの輸入ではないかと前から気になっていたのです。
聞くと、「USAという品種のジャワ産」だと言う。(いずれにしても遺伝子組み換え?)

豆腐を自家製でつくっている知り合いによれば、ジャワの地元品種は不揃いで
豆を選別して使えないものが結構混じっているそうで、
均一で加工しやすいこの品種が今やほとんどなのだそう。

しかし、オーガニック食材店の一部では、値段は高いけれども
「オーガニック」の大豆使用というテンペが売られていることが後日分かる。
あっと言う間に売り切れてしまうから、買うのがなかなか難しいのだけど!

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アメリカの大豆の生産高はとうもろこしと並んで世界第一位。

世界全体出来高の40%以上を占めている。

でも、アメリカ人は大豆それほど食べないでしょ?

んじゃ、何で?


家畜の飼料にするということだけど、どうなんですかね。世界一位だもの。
ん~~~。UISA大豆とはこれいかに。
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テンペ工場では、こうして平たい釜で30分くらい茹でる。
表皮は茹でているときに自然と取れるらしい。

テンペ菌で発酵させるためには表皮は取らなければならない。


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くわえタバコで作業する工場の職人のかたわらで、

日本から来たテンペ専門家は頬かむりとマスクで見学。

草場泉さん。(左)

西立川のガイジンハウス時代のご近所さんだった人。

今は八ヶ岳高原に在住。

右は泉さんの今のご近所さんで、バリのご神木バンヤンツリーをテーマに

木版画をつくりつづけている小松嘉門さん。

テンペ職人からいろいろ聞き出しているところです。
おもしろいつながり。


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大豆の出元には疑問だらけですが
バリでみんなで毎日食べている豆腐やテンペは、
オートメーションではなく、ほとんど電気を使わず、薪やおがくずで茹でた大豆で
手作業でつくられている。
物価も上がり生活もだんだん変わりつつあるバリのなかで
まだまだ手作業は健在でした。

豆腐、テンペはまだまだ十分に値段が安くて
毎日のごはんに欠かせない存在ですから。

これは、たいへんありがたいことです。
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さて、上は茹であがった大豆。

ときどきかきまわして粗熱を取る。扇風機もつかわない。

工場は蒸風呂状態!
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手仕事万歳!!




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