2008年12月 5日 (金)

フォーティーズ続行中

水曜日、木曜日。Photo

二日間のマニス作品展、たくさんの皆さまにお越しいただきまして

本当にありがとうございました。

神宮外苑のいちょうの眺めが見下ろせるICHYSギャラリーは、この時期とても混んでいて、2日間だけしかお願いできなかったため、今日から明日までtokomanisで同じ作品を展示中。きょうも雨の中皆さまお運び下さいまして、ありがとうございました!Photo_2

水曜日の夕方からはフォーティーズのパーティーでした。

コライユのお料理の“本番”はパフォーマンスを含めて本当に素晴らしくて。

ケータリング、といえばそれまでだけど、今回は、今の料理界のさらに先を行っているかも、と思いました。お金をたくさん払っておいしいものを食べること、食材にこだわったものを食べることは今や選択肢もたくさんあると思いますが、今回はそのときだけしかつくらない創作のお料理というぜいたくさが振舞われました。Photo_3

お母さんがおうちでつくるご飯も、時々、ずっと忘れないご飯というものがありますよね。10歳のお誕生日に食べたとんかつとサラダをずっと覚えているとか。

「そのときだけの」発想と思いがこんなふうな食べ物になるんだなぁ、と思うと、服づくりはかたちで残るものだから、もっといろんなことができるのかも、と深い思いをいたしました。

小川糸さんの「食堂かたつむり」を読まれた方には分かるかもしれませんが、お料理の持つ人への力って、独特のものがあると思うのです。Photo_4 Photo_6

まだまだ先があるなぁ。料理も服も。Photo_5Photo_9

近藤先生、靖子ちゃん、本当にありがとうございました。  Photo_7

会場ではマトリョーミン(=マトリョーシカのテルミン)の第一人者、相田先生に飛び入りの演奏もいただいて、大好評でした!

ところで、フォーティーズの記念に今回バリからタピスリーをひとつつくってきたんです。

前回秋のコレクションでハート柄のTシャツをつくって「AMAN MANIS」といPhoto_10うシリーズにしたのですが、その延長で“世界の言葉でありがとう”みたいなデザインを考えていたんです。40回も作品展を続けられて、これはもう、ひと言のありがとうしかないと思って。そのモティーフでは結局服にはなりませんでしたが、一枚のタピスリーが出来ました。

8月にバリのショップで急遽臨時の店番をしていたときに、えんぴつと消しゴム を持ち込んで何となく描き溜めた図案をそのまま刺繍&パッチワークにしたものです。ショップにいらっしゃるいろんな国籍のいろんな方の顔をもとに、写真などの参考資料はまったく使わずに印象だけでささっと描いたものをのべ20日間、貯め40ました。

その図案をチベッタンウールのいちばん気に入っていた残りにパッチワーク。

もっと時間があったらもっともっと加わったものがあったかもしれないけど、時間がなかったことからすっきりシンプルな出来上がり!

tokoは明日まで開催中です。

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2008年12月 2日 (火)

フォーティーズ準備中

先週土曜に帰国しました。

雨つづきのバリから空気が澄んだ冬晴れの日本に着きました! 嬉しくなって早速近所へ買い物に……、ではありませんよ。sun

さっそく作品展の準備です。

明日からの2日間はマニス40回目の作品展です。

Photo

今回はまだ「まめしんぶん」を載せていませんでしたが(スミマセン)、

今回の服をちょっとだけご紹介します。

上の写真はチベッタンウールのインディゴ染め「インディゴウール」。さすがに美しい発色。綿やシルクに染めるインディゴとまた違った新鮮さがあります。

ざっくりした堅めの手織ウールに独特の透明感が加わってPhoto_2 おもしろい服ができました。

チベットで採れる毛をインドのヒマーチャル・プラデーシュ州側に持ち込まれて、そこで藍で染められ手織りされたものとのこと。染織研究家の岩立広子さんが現地に入られて服地として注文できるようなパイプをつくられました。

写真のジャケットのほかに襟なしのジャケット(DMの左から2番目の写真)、スカート、パンツが出来ています。

2番目の写真は08秋に少しだけ集荷した茶やグレーのチベッタンウールの残りをポケットにつかったサルエルパンツです。生地は普段づかいなコットンキャンバス。

3番目の写真は小花模様のブロックプリントを表に、中はバPhoto_3リシャンブレーのスプリングコートです。この細かいブロックは、もう出来る職人さんがいないとのことで最後の在庫とのこと。

全体はインディゴ染めなので一見地味な印象ですが、さすがに布ヂカラとでもいいましょうか、個性があって、こんなアウターにしてみたらとてもおもしろい服になりました。M、L各1点のみ。お早めにご覧下さい!

そのほか

リバーシブルウールの服、バティックの服もお楽しみに!

昨日はコライユへ、パーティーのお料理の打ち合わせに。

夕方たずねると中ではもう試作&本番の下ごしらえの真っ最中。

今回は私がテキトーな案でテーマを「豆とか、オーガニックなんてどうかな?」と言ったことから、近藤先生と靖子ちゃんが11品目すべて今回のパーティーのための新メニュー! こんなに気合が入っていたとは! Photo_4

何しろ、帰国した土曜にやっと仮案がメールで届いていたくらいだったので「間にあうのかなぁ?」なんて失礼なこと思っておりましたです。

でも、さっすがのプロ。

きちんとレシピも出来ていて、ざっとこんな感じです。で、テーマは「豆」。どれどれ、早速いただいた試食は「え~、こんなにおいしいの?」と、もう、びっくり。

●ブラックビーンズの一口キッシュ

秘密のレシピで香ばしくふんわり。Photo_5

●ガルバンゾのディップ(フムス)<中東風>

●赤い豆の赤いサラダ<ロシア風>Photo_6

キドニー、ビーツ、サラミ、ベリーミックス、ディル、サワークリーム、フレンチドレッシング、ピンクペッパー

●いろいろ豆と大麦のバジルサラダ<イタリア風>

3種豆、大麦、えびetc.

●クランベリービーンズのアジアンサラダ<アジア風>

クランベリービーンズ、赤たまねぎ、シャンツアイ、かに玉、ピーナッツetc.。豆の味とアジア風のさっぱりした味の取り合わせが新鮮。

●レンズマメのケチャップマニスボールPhoto_8

レンズマメ、ひき肉、シャンツアイ、ペーストetc.。ケチャップマニスが仕上げにかけられたミートボール。練り込まれたシャンツアイが効いてます。

●紅白インゲンとチキンのココナッツカレー煮コライユ風

ひみつの隠し味入りで絶品です。何が入っているかはお楽しみに!

●大豆と木の実の焼き味噌おにぎり

大豆、クルミ、味噌、ごはん。靖子さんのおすすめ。 

●インゲン豆ときのこの焼きピロシキサンバル風味

牛肉、トマトなどが入った“焼き”ピロシキは、パイのようなさくさくしPhoto_9た食感が新鮮。

●スパイス豆ゼリー“マニスバージョン”

金時豆、しろまめ、スパイス、白抜きゼリー、紅茶葉ソース。何でしょう? お楽しみに。

●枝豆のパウンドケーキ

では、皆さまマニス一同明日お待ちしております!

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2008年9月25日 (木)

作品展が始まりました!

朝10時。赤帽さんの車で出発。Photo_2

ギャラリーへ荷物を運び込んでさくさくと会場作りをすすめます。

今年は2月、5月とデパートでの作品展が続きましたが、今回は約1年ぶりに貸会場での作品展です。お天気が続いていて何よりのきょう。3時からハッピーモードで作品展がはじまりました。

いつも来て下さるありがたいお客さま、どこかでマニスを知って来てくださったお客さま。お時間をつくっていただいて本当にありがたいことです。

きょうは、バリでのお友達ワランワヤンのゆりちゃん(右)とそのお姉ちゃんのえりちゃん(左)が。えりちゃんはず~っと前に西立川のガイジンハウスでの同居人でもあり、離れていても家族のような存在。陶芸家でちょっと前まで北海道でお仕事していたけれど最近、東京のご実家の近くに引っ越してきたとのことでかなり久しぶりに会いました。

妹のゆりちゃんは現在出産の準備も兼ねてバリから長期帰省中。前回のtoko Photo_3 manisにも来てくれましたが、今回はすっかり妊婦さんの顔で。お誕生が待ち通しです! 

下はときどきいらしてはビックリおみやげを持って来て下さるNさまの今回のおみやげです。おみやげのことをブログに書くのはお客様にご無礼かと思うのですが特例ということで何ゆえおゆるしを。……

バンダナサイズの風呂敷はご自身のデザインで自作のバティックです。このバンダナサイズは前にも頂いて以来アタマに巻いたりハンカチにしたり今でもずっと使わせていただいております。そして風呂敷包みのうえには「ルルドの泉の水をつかったフランス製キャンディ」というものが乗っかっており、何でもこれを食べると幸せになれるんだとか!

早速1粒パクつきながら、風呂敷を開けさせていただくと、こういうものが入っておりました。Photo_4

おまんじゅうじゃごぜいませんよ。

バティックのハギレを使った針刺しでございます! かたちはマンゴスチン。なんてかわいらしいんでしょ~~lovely

前にいただいたものは、マニスの値札のひもを集めてつくったキーホールダーでかたちはさながらさくらんぼ。あの時も仰天しましたが、今回の作品はさらに感動。

バンダナサイズの風呂敷は周囲のカクニンもしないまま、ポケットバッグに入れちゃいました。箱のマンゴスチンについては、うーむ。どうするか。一個ずつ皆で分けるのが一般だけど、箱に入っている姿がナンとも完成系で崩しがたい。

おまんじゅうのように賞味期限もないことだし、じ~っくり考えたいと思います。箱のままを飽きるまで眺めた後シェアというのがいちばんいいかも。

マニス作品展は明日も続行中。明日以降の皆さまはどうぞ、手ぶらでいらしてくださいますよう。お待ちしておりますhappy01

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2008年9月23日 (火)

まめしんぶん08秋 3

明後日からの作品展でお目見えする新しい服Photo_8

他にはこんなものがあります。

タイシルクの綿入れジャケットとスカート

右のジャケットは裏がかわいいピンク色。S,M,L各1点のみ、生地があるだけの限定品ながら早くも人気。お早めにご覧ください。

スカートは「箱タックスカート」でふんわりとしたフォーマルな雰囲気に仕上がっています。

ブロックプリントの二重ラップスカート

Sk_3

ウメドプーラのブロックプリントとインドシルクを組み合わせたフリーサイズのミディ丈。季節を問わずアクセサリー感覚で着るおすすめスカート。

一緒にたたまれた生地の棚を見ていてこのプリント、せっかく出会っているのに別々の服にするのはもったいないと思って剥ぎ合わせスカートに。

こちらも早速人気上昇中。お早めにご覧ください。

このほかラオスの手織デニムも新入荷。新しいフォームの服もいろいろつくりました(日本部ブログにてご紹介中)。

3日間、皆さまの楽しいご試着を楽しみにしております!

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2008年9月22日 (月)

まめしんぶん08秋 2

今週の木、金、土はマニス作品展。

今回はワタクシも久~しぶりにお立会いいたします。え、もしかしたら今年初かも??? 

26日はtoko manis出張版「サイズオーダー会」も開催します。マニスを日ごろ着ていただいている皆さまにもまだ着たことがない方も。マニスの服の中からお好きなデザイン&生地でご自身着心地のいいサイズにオーダーメイドが可能。詳細は本サイト「お知らせ」をご覧ください。

さてさて。きょうは「トリコロールウール」についてご紹介します。

1巻きのウールを3色に織る

W_2 毎年秋ものにつかうウールの生地は昨日ご紹介した中南米の手織タイプのほか、薄地で柔らかく長く着られるタイプのものを国内の機屋さんに織っていただいています。といってもマニスはアパレルメーカーのような規模では注文できないためごく限られた機屋さんのご好意で1、2巻きだけを特注させていただいているのです。

今年もある生地屋さんと企画を進めていましたが、交渉中に話が頓挫。

それで知り合いのFさんが救いの手を差し伸べてくれました。Fさんは某有名ブランドと産地の機屋さんの間に入ってデザイナーの希望通りの生地がつくれるようにアレンジをしているフリーの生地屋さん。マニスでも時々お世話になっていますが、今回はお盆休みをはさむことになり本当にギリギリのスケジュールかつ本当に面倒な注文内容(以下)。Sk_2

タテ糸に濃いめの生成をセットし、横糸に①同じ生成、②紺、③赤と別々の色を織り、1巻きだけど3色で織るというもので、糸はアンゴラ混の細くてやわらかいもの、という内容です。

でも、仕上りはブレのない色合いで予定よりも早めに仕上げてくださいました。

糸から探していただいて、シーズンで混んでいる機屋さんにブッキングしていただいて。マニスを応援してくださっているFさん、ステキな織物を織ってくださった機屋さん本当にありがとうございました。Photo_4

織物ってこうしていろいろな人の思いが一緒に織りこめられているのです。それがどこか着心地にもなってくるのではないかといつも思います。

トリコロールのアンゴラシャンブレー

タテ糸と横糸を違う色で織ったものをシャンブレーと呼びます。マニスではバリのイカット屋さんでコットンシャンブレーを常々つくってもらっていますが、ウールで注文するのは初めて。仕上りは遠めに見て「やわらかいダンガリー」といった感じです。

薄手で良質のウールの織物は、ニットばかりを着がちな秋冬のトップスにちPhoto_5ょっと加えて春先まで楽しんでいただけたら、と思っています。

アイテムいろいろ

カーディガン風Vネック、タックの折り目にジグザグ刺しゅうワークを入れた「だんだんタックスカート」(裏地がついています)、ネックとカフスにチェーンステッチ風の刺しゅう入りショート丈のブラウス、バリ生地と二重に縫ってしっかりさせた7分丈の幅広パンツなどなど。中でもパンツは着心地抜群、おすすめです!

カシミアのインナープル

最初はストール、2年ほど前からアウターにも着られるしっかりめのカーディガンをつくっていただいてきたUさんのカシミア。今年はストールのようなローゲージで中にピッタリ着るタイプのプルを。Photo_6Uさんのカシミアは近頃ではすっかり有名。たくさんの注文でお忙しい中、マニスのフルオーダーをつくっていただきました。

薄くて軽いことにかけては不動の地位のカシミアですが、イタリア産のような発色の美しさも楽しんでいただけたら。

ネック、裾、袖口は着るときにどうしても伸ばされる為、伸びてくるくると捲くれてきても自然に見えるように両面同じ仕上りの刺しゅうワークを入れました。糸始末を模様の中にもぐらせて。ちょっと難しかったれど、これまで無かったものができたような(?)感じです。

サイズはMとL。ピンク、濃い生成、ブルー、グリーンの4色で刺しゅうの色はいろいろ。1点ものも多いのでお早めに!

インドのシルクチェック Photo_7

カディバーワンセンターのシルクです。洗ったらスカーフみたいにつるつるになったので、ジャケットの裏地とギャザーブラウスの二通りにつかいました。

トリコロールウールのシリーズはほかにもいろいろ。

明日も「まめしん」続きますよー。

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2008年9月21日 (日)

まめしんぶん08秋 1

今月25,26,27日はマニス作品展

DMは秋もの展だというのに半そでTシャツの写真面、裏を返せば「トライバルウール・トリコロールウール」とタイトル。あれれ? ともあれ、内容は以下ご覧ください。

まずきょうはトライバルウールと自然色系のシリーズをちょっとご紹介します。

Photo_3

ペルー&グァテマラの手織ウールで

マニスの秋に毎回登場している中南米のウール生地は多くが手織。中南米のものは織巾が60~70センチととても狭いので、あまりいろんな服がつくれません。今回は生地巾のまま四角いショールをつくったり、シンプルなスカートをつくったり。

それにず~~~っと昔にIKEAがつくったアニマル柄のクッションカバーを参考にして「鳥」のモティーフを刺しゅうしました。これをバリスタッフが自然と「アヤム・モティーフ」と呼ぶ。アヤムってにわとりのことです。IKEAのはニワトリっていうよりカモメみたいだったのだけどなぁ……。

しっかりと暖かい四角布(ショール)は肩や腰に巻きつけたり、ベッドカバーにも。W生成のもの(写真)は織った後に精練、縮絨をしてあるようで厚み柔らかく仕上がっています。

その下の写真、ハリスツイードの杉綾はジャケットにしたらなかなかの仕立て栄え。20年位前にパリの蚤の市のようなところで売られていたウールのミリタリージャケットを思い出しました。地味だけどしっかりしたウールで幅が狭くて。このマニスのJKは裾が幅広で衿を柔らかく仕立ててあるので見た目よりもふわっと着れるのではないでしょうか。

チベッタンウールにも杉綾があります。とてもおしゃれな色目でひとつはパンツに。もうひとつはスカートに。チベッタンの方は、何でもピアノの連弾のように2人がかりで織るらしく、そのため巾も110センチほどあります。ヒマラヤのふもと、ウッタルプラデーシュ州のものです。けろちゃんが試着しましたのでここには入れません、日本部ブログにて。

機械を使った加工をしていない無垢なトライバルウールはざらざらしていたり不均一だったり。でも、中南米やチベットのような山間では実用性の高いウール。氷点下の中米高山地を旅した友人も自分の持っていった服にペルーウールのポンチョ一枚買い足しただけで寒さを凌げたそう。

アップリケのリンゴPhoto_4

DMの左側の人が履いているスカートは裾の方にリンゴのアップリケがずらずら~と並んでいるもの。同じ素材とモティーフでバッグもつくりました。生地は綿麻の黒のデニム地を裏に使っています(取っ手だけが表地です)。リンゴたちは麻やコットンの残り生地で。

セミタイトスカートの方は、中学か高校の家庭科の授業以来かも! なんて思い出しながらつくりました。このシンプルなかたちのスカートはいろんな手仕事を表現できるキャンバスみたいな気がして今後もいろいろつくれそう。

ネルのサルエルPhoto_5

昨年TTTの竹炭染めによるコットンネルで「二重服」をつくりましたが、それと同じ生地で今年はパンツです。

後染でちょっとくたっとした使い込み感があるネルは、案外作れる服を選ぶのです。縫ってから洗うのと違って生地そのものにアンティーク掛かった表情があると縫いあがりの雰囲気も問われます。

このパンツも縫いあがりのまっすぐさ加減が生地の雰囲気と合っていなかったのですが、しばらくしてからはっきりした黒でステッチを加えたら落ち着きました。もっと洗ってもっと雰囲気を出していけそうに思います。

明日はトリコロールウールのシリーズをご紹介します。

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2008年7月19日 (土)

札幌日記-2

Mini080719_112215 昨日は札幌も午後から土砂降りだったそう。建物の中にいるとゼンゼン分からないのだけど、バイバイしたお客様が戻ってきて、外に出られないからもすこしいてもいい?って。

私も少し早めに退出して周りをウロウロ。パルコのセールやら食品街やら。早く帰ってゆっくり休んで下さい、って言われてきたのに歩く歩く。

雨は夕方には上がっていました。
お腹も空いて来た頃に海鮮もの系居酒屋で焼魚でも、と思ったら、週末でどこもわんさか人ぎっしり。Mini080719_112331観光案内で札幌駅近くが便利だと聞いていたのでいってみると、ビックカメラの建物の上にラーメン屋がたくさん入っていました。こちらは時間帯のせいかどうか割と空いていてラッキー。味噌ラーメンではなく冷やし麺「白樺山荘」の。 すっごいボリュームだったけど大食いなので軽く完食。私、携帯共々バッテリー切れにて写真なし相済みません。

今日もむわわと曇り空の札幌。

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2008年7月18日 (金)

札幌日記-1

Mini080718_093740 昨日の朝から札幌に来ています。昨日は20度以下で寒かった! バリから東京に着いた15日は33度だったそうでランニング一枚。昨日はウール。体調を崩さないためにはもう全天候の服を持ち歩くほかありませんな。

15日から21日まで開催中の札幌三越さんでのマニス展にお立ち会いしています。昨日はお天気の割りにお客様が入れ替わり立ち代わり。皆さんゆっくり見ていって下さる。私も日頃は引きこもりなので、または東京にいると何かとやることが多くお客様とゆっくりお話しするゆとりがなかなかないたので、楽しませて頂いています。

札幌時計台の前を通り、大通り公園を歩いていると観光案内所があったので、おじさんから札幌の美味しい食べ物屋さんのパンフレットをもらいました。今日から少し食べ物にも欲を出したい!

東京を発つ前にバリでのその後一週間のことを含め、ロングブログを書いていたら最後の最後でフリーズして消えてしまった~!そこで札幌日記を携帯から送ることにします。

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2008年5月18日 (日)

作品展がもうすぐ 3 

きょうも作品について少々。

≪カラー&バティック≫Photo_2

ずっと前にバンコックのシルクショップで買った草木染というカラフルなシャンタン。黄色、きみどり、あおみどり。色が色だけにずっとしまい込んでいました。

時は過ぎ、この春に買ったジョグジャもの(バティック)の新作というオールドカラーに少し明るい色を刺したタイプを広げて悩んでいるところにコレ(上の写真)。

バティックとは全然違う布どおしだけどワンピースの部分使いに。……お出かけ用に良さそうな服ができました。

カラフルシャンタンはほかのバティックにも合いそうです。

ほかにも関連アイテムが少々。

≪ベーシックバティック≫Dees2_2

ソガという黄土色とインディゴが基本のジャワ伝統柄と呼ばれるタイプは新品だともっと鮮やか。

わざとオールド風を意識したかのようなくすんだ色に仕上げられたタイプを入荷。

ふだん服と合わせておしゃれに着られるといいです。

≪ブラック≫

カンボジアのアルティザン・デ・ザンコールという工房の綾織のプレーンシルクを使ったジャケットがおすすめです。

アンコールワットの町シェムリアップにあって、おもに観光客向けの工芸品をつくっているところですが、布に関しては桑畑を栽培するところから一貫管理するほどこだわっています。内戦前にはゴールデンシルクと呼ばれた黄色くて小さい繭がカンボジアではさかんにつくられていたそうです。内戦後にすっかりなくなってしまったのをシェムリアップを拠点に復興させるムーブメントが。ADAの織物もそのひとつ。

細く紡がれたシルクを綾織するのがカンボジアの織物の特徴。複雑な織り機ながら、細かい絣織りが得意なのです。ADAでも絣をたくさんつくっていますが無地もなかなか。薄いわりにしっかりしていてハリがあるけれどふわっと肌触りが良いのです。

何年も前から少しずつ使ってきたADAのシルクです。

≪トドラー≫

前のブログでご紹介したブロックプリントのものなどが中心です。

Photo_3

≪バッグ≫

kunciのニット地をボディにしてコーデュロイ風の畝のある生地のインドのブロックプリントを取っ手につけました。kunciのかよこさんによれば、カギ編みの二重編みなのですごく時間がかかるのですって。丁寧にしっかり編まれたバッグ。重さも固さもちょうど良くて、私はもうすっかり使い込んでおります。無地(生成り)もおすすめ。

「番外編」は明日か明後日にまた、です。

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2008年5月17日 (土)

作品展がもうすぐ 2

Photo_10昨日から今回の作品展の内容をご紹介しています。

  ≪パサールカラー≫

バリで市場のことをパサールといいます。

一昔前、パサールのようなネイティブ御用達のサロン売り場では色の洪水のごとく明るく元気な色が溢れていました。当時はそれがトレンドだったのです。カラフルなイカットもたくさんありましたっけ。……と思い出して久しぶりにカラフルなバリ手織シャンブレーをつくりました。

ワンピース、ブラウス、パンツなどなど。

写真は何年か前にちらっと登場したリゾート風の巾広パンツ。ちょっとハイウエスト。

Photo_9

右の写真はリネンのシャンブレー。

オレンジ、赤、ブルーグリーンときれいな色が揃いました。

薄手でさらっと履きやすいこちらもおすすめ。

3サイズ(XLのみ6月入荷予定です)。

ほかプラナカン風のプリントも少しだけ入っています。今回は茶系のペイズリーです。

≪水玉たち≫

HARUMANISのシリーズに加わった水玉たち。

バリ内でバティック(染め抜き)の方法を使ってハンドプリントされているものです。Harum1

お店に在庫がなく注文する式なので、当たりとハズレ(注文どおりの色と全然そうじゃない色)がありますが、分かりませんねきっと。

薄手なので2枚重ねてパンツにしたり(右)プレーンなブラウスにも、マルチにオッケーな生地です。

おかげさまですっかりハデなマニスが出来ました。

只今持ち込み生地にも同じプリントができるかどうか試しているところ。黒のみ2タイプ間に合いました。

ゆるゆる~っと気の抜けた感じのプリントに味が(?)。

≪ウエストベンガル≫

Harum_2最近行ったインドで購入した西ベンガル州のサリーを中心に。

モスリンの産地だけあって西ベンガル州は薄地織物にとても長けています。インドのユダヤと言われるくらいだから、ベンガル人は結束も固い上仕事にも固い。とにかく薄い。薄い上にたくさん手しごとが入っているものが多い(ベンガル流価値観?)。それでいて色使いが自由でおおらかなのがいいのです。織りながら刺しゅうのように柄を刺していくダカイというタイプのサリーは、二人掛かりで生地の両側から作業をするのですって。Photo_11はじめ紙のようにバリバリ。何度か洗ううちにそれはそれは柔らく着易くなるのです。バリの気候にもぴったりで、私は断然ベンガル贔屓。

写真はダカイに刺しゅうを入れたもの。色と柄のセンスに脱帽。そういうインドもありました。

ウエストベンガル・シリーズはこの後6月にいろいろ揃います。tokoでご覧いただけます。

西ベンガル州よりも東、アッサムと続いてバングラデシュの向こう側にあるマニプール州でつくられている縫い取りが入ったショールをつかった服も6月入荷。

サリー風の大判とセットになっていて大判の方は模様が少ないんです。1m×2mほどのショールをつかってブラウスを。Photo_12

マニプール人はタイ人そっくり。ミャンマーの少数民族と混じっているのでしょうか、あのロンリープラネットにさえ出ていない秘境(?)です。

布を見る限りどことなく西ベンガルと共通のイメージも。しかしこのショールと大判の布はどうやって着ているのだろう。

東南アジアとインドが混ざっていそうな場所。どんなものを食べているのかも気になります。

明日も少しだけ続きがあります。

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2008年5月16日 (金)

作品展がもうすぐ 1

Photo_4来週火曜日、20日から銀座三越で作品展vol.38を開催いたします。

今回のDMは恥ずかしながらワタクシがバリで撮影させていただきました。それこそ、もう、アイロンの湯気がもわ~っとしているホヤホヤのを。DMのテーマ「木」は、今期の“手しごと系”のもの。

今回は服のタイプをわりとはっきり分けました。

たくさんの顔のマニスをどうぞご覧下さい。

≪エンブロイダリー≫

最近読んだある本に、一番最近の宇宙の考え方が出ていました。読んでいるうちにそのイメージは何となく木に似ているナァと思って。木ねぇ……。Photo_5

インドのカンタにしばしば描かれている木があって、それは画面全体または中央におおらかに描かれています。特徴は枝にたくさんの鳥たちがとまっていること。前からずっと見てきたモティーフだけど、これがもしかしたら宇宙の象徴かしら、と勝手な解釈で急遽スカートに取り入れさせていただきました。

カンタほど緻密ではない単純なステッチで、スカートをキャンバスと見たたてどど~ん、と。ざっくりした麻で3色あります。

もうひとつの「木」は子供の絵本に出てくるもの。

お父さん木とお母さん木の間に生えたちびっこの木。その根元にある日迷子になった人間の男の子が疲れ果てて眠ってしまう。人が自分の葉影で眠る人間を見て木は人々と仲良く暮らしたいと思う。そして根っこをそろりそろり抜き歩き出す。町へ。Photo_7そして長い旅の末に砂漠の真ん中に根を下ろして疲れた旅人や渡り鳥たちを癒すようになった、というお話しです。

歩いている木の姿がおもしろくて、ちょっとアレンジさせていただいちゃいました。

今年はTシャツがたくさん登場しています。

今回も3タイプ。

≪クレイダイ&アースカラー≫

カディコットンのかなり上質なものが入荷しました。

インドでモスリンと呼ばれているタイプで、手つむぎながらごく細い糸で手織された素晴らしい布。モスリンは昔から西ベンガル州の特産品として珍重されてきたそうですが、今でもこんなに薄いものを手しごとでつくっているのですねぇ。

これはあいにく写真がありません。

是非実物をご覧下さい。

Photo_6

上の写真は一般的に出回っているリネンの白地に薄い色使いでアワアワ模様の刺しゅうを加えたブラウス。

生地がしっかりしているわりに涼しく着られる夏の服です。袖が細めで見た目もすっきりしています。

真ん中はやはり西ベンガルの布。

濃い目の生成りに白い格子が入ったタッサーシルクです。

ブッディと呼ばれる小さな縫い取りが全体に加わったマニスではお馴染みのもの。

シルクだけどべたつかない夏向きの生地です。

前はスカートに使っていましたが今回のものは薄手なのでブラウスに。Photo_8

何度か洗うとハリが取れてしんなりしてくると思います。

下は昨年も使った綿麻混紡のフランス綾という織り方の薄い生地。

今年は織りあがったのをTTTの長谷さんにお願いしてクレイダイで染めました。いわゆる泥染め。繊維に浸透せず付着する性質なので濃く染めるほどに生地が固くなります。

やや染まりづらい生地だったので2度染めしていただ、その分ハリが出ました。ボタンループスカートとパンツの2型つくりました。

クレイダイのシリーズはほかにもおすすめがありますよ。

つづきは明日ご覧下さい!

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2008年2月20日 (水)

横たわる花と、上昇する花

Jk1 Pt 作品展がもうすぐです!

私は今月インドネシア移民局での滞在手続き期間にかかり出国ができません。作品展で皆さまにお目にかかれず残念ですが、先日日本に送った新作をちょっとだけご案内させていただくことにします。

「横たわる花」は、DMでお送りした睡蓮の模様。そして「上昇する…」の方は、右の写真のジャケットの裏地になっているものです。デンパサールのインド人生地屋さんから購入したもので、パッと見ですごく素敵という出来のいいものではないむしろ“ウマヘタ系”。でもでも、全ての花が右肩上がりに(!)上昇しているところが何とも良いではありませんか。

ちなみに同じ花柄でハンドプリントの版をつくってみたのです。それを使っていろいろな向きに押してみましたが、やっぱりこれは右肩上がりに押すといいんです。成り行きでこんな風なパンツが出来ました。Pt_3

Photo_6

今回はパンツの色がカラフルです。右はシルク50%、リネン50%のしなやかなもの。タックを利用したショート丈の新型です。

ピンク色の方は、TTTの天然染め。ごわっとワイルドなリネン地をざっくり染め上げた感じが独特。

それぞれ色違いがございます。

Sk2_2 花柄のもの、ほかにもいろいろございます。黒地に白抜きのプリントはピンドットさんの生地です。ハンプに顔料プリントなのでSk_2トートバッグ向けかな~、と思いつつ新型のスカートに。「タブリエスカート」と呼んでいまして前のスタイルはかなりタブリエ風。1枚のパターンを横で畳んだだけできています。

左は岩立さんのブロックプリント。こちらは生地の都合で各1点です。お早めにご覧下さい。

先日長~い魚のことを書きましたが、後日談です。いろいろ説がほかにもあって昔から住んでいる守り主、というのが有力。飼い主がいる、というのはどうやら違うらしい。ベジの地形は谷底にぽっかり空間が開けていることからどことなく「となりのトトロ」。守り主、ときたらますますあの魚はトトロ! と勝手に想像して喜んでおります。

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2007年12月 3日 (月)

ブログ版まめしんぶん07冬vol.3

≪まめ日記≫

12月になりました。あと30日足らずのうちに作品展が終わり、春向けの生地探しを国内でしてバリに戻って、春向け服の制作が始まるのです。まったく、師走なことです。

昨日の日曜日は、久しぶりの休暇でした。大好きなSさんの美容院へ行ってから、午後はCOMOさんへ。オーナーの太田さんにはお目にかかれませんでしたが、今回の展覧会の主役の平岩さんとお話しすることができました。最終日の駆け込みで初めてお目にかかれた平岩さんは、とても控えめでナチュラルな方。おひとりでパターンをつくりながら生地選びをしている服のブランドは他にはない新鮮さでいっぱいでした。

A&Sのソニア・パークさんが設立されたギャラリー『display』でのDOSA展も昨日が最終日。DOSAのデザイナー、クリスティーナさんが直接インスタレーションをされたという「寝床」がテーマの展示は、生成色で統一されながらDOSA流にこだわった素材が寝具のかたちで何枚も重ねられているもので、見ごたえがありました。色彩を外したパオの室内のような感覚。一見意味が分かりにくいかもしれないけれど、ヨーロッパの古着に注目されているソニアさんのギャラリーにぴったりなDOSAの表現に脱帽でした。ワイルドシルクの繭玉の外側を使ったらしいやわらか~い敷物は、一体どうやって織ったのだろう……。DOSAはいつも未知のエスニックを探求しているかのよFssうで刺激的なのです。

≪ひとりごと≫

先日の某雑誌の取材で訪れたフォーシーズンズ・バリ・サヤンでは、キリムがたくさん使われていて印象に残りました。トルコの敷物キリムも、元々は遊牧民の移住生活で育まれたもの。そのアンティークをラウンジや客室にふんだんに取り入れてモダン・インテリアの一部のようにしているスタイルは、はっきり言って「格好良い」。サヤン渓谷の地形をそのまま生かした建築も素晴らしかったけれど、その室内の落ち着きも見事なものでした。シンガポールを拠点とする英国系建築家がフューチャーしたものは「隠れ家=サンクチュアリ」とのことですが、このホテルはシンプルなのに隅々までエスニックというか旅先の憧憬が表現されていて素晴らしかったです。自分の住まいと同じ、バリの渓谷という地形でこんな風に空間を演出できるのだなぁ、と思うと自分ももっともっと身の回りと旅先でのインスピレーPhotoションを探求していきたい気持ちになりましたです。

さて、作品展情報第3弾です。

きょうは手仕事系の服とアクセサリーについて。

コサージュ

いろいろ素材の組み合わせでつくってみた大振りのコサージュは、結局こんな風になりました。ボリュームのある生地を多く取り入れたので花びらをボンドで固めず、ステッチワークでほつれどめ。アルパカの毛糸やミシン糸、いろいろな糸を取り合わせました。重さがあるのでピンを縦向きに刺すと傾きにくいようです。帽子屋さんの赤い蓋で黒いボトムの箱を真似したオリジナルケースに入っています。

  ひざかけ

大きいのや小さいの、いろいろな5点ができました。裏地をつけたらかなPhoto_2りのボリュームがでました。近頃ハート柄を多く取り入れていますが、ハートはやっぱり幸運を呼ぶような気がして、昨年のクリスマス~お正月は同じ理由で「トラ柄」だったので、引き続きたくさんつくっているのです。上の写真は小さい版なのでエプロン風にひもつき。下のは大きいサイズでベッドカバーにも。

フリルワークの服

先日バリでの制作のようすをお伝えしましたが、1枚ずつ半円形のパーツをつくりそれを服の前端や裾にたくさん並べたものです。今回はブラウス3種類、プリミシマのスカート、ニットのジャケットが出来ています。季節を問わず着れそうなブラウスがおすすめ。薄手のキャメル混ウールやカ2ラフルなバリシャンブレーはM、L、XLサイズ揃っています。新型の「ひねり」が効いた(……後ろ身頃がくるっと回転しているのです)ジャケットも着易くできました。 こちらはM、Lサイズです。

ウールの服、二重縫いの服もいろいろ増えました。二重縫いは前回秋に少ししかつくれなかったネルをバリの草木染したものが再登場。生地や色に若干の違いがありますが、サイズも揃っています。

明日からの作品展でぜひお試し下さい!

サイズのお直しなどのご相談があらかじめある方は、パタンナーの加藤にご相談下さい。5日(水)10~6時、8日(土)1~9時に会場におります。

また、会期中にお問い合わせがある方は会場へお願いいたします。

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2007年12月 2日 (日)

ブログ版まめしんぶん07冬vol.2

≪まめ日記≫

帰国後の翌日、 昨日は朝からスーパーへ。新鮮な野菜や肉を買い込んで久しぶりにちゃんとしたごはんをつくりました。トン汁、カブの葉の炒め物、ブロッコリーのにんにく炒め、チキンソテー。お昼と夜、あわせて大人7人分。バリではお弁当のおかず中心のミニミニサイズで料理するので食材はちょっとずつしか減らないけれど、きょうは両手にどっさりの朝の買い物がほとんどなくなって、わぁ、いい気持ち。日本の旬の食材を買ったその日にお腹に収められてシアワセです。バリでお留守番の主人と子供も、久しぶりにオーガニックだの栄養だのガミガミ言われないで「テレビ見ながらポテトチップ」状態Photoとのことで、ご満悦のもよう。こうして、お互いに「リフレッシュ」なのです。私だってひとりだったらコンビニごはんですもん。

≪ひとりごと≫

この頃の野菜の食べ方として気にいっているのが、和えもの。バリ料理にはラワールと呼ばれるココナッツの実をおろしたものと茹で野菜(伝統的にはそこに豚の血が混ざる!)の和えものがありますが、ウチのはそれとは別。バリのほうれん草をさっと茹でたものに、生の大豆を油で揚げ、だし汁&塩、みりんで和えた和風です。バリのほうれん草はアクがなくてビタミン豊富。でも、インパクトに欠ける味なので、カリカリ大豆が合うのです。

バリでのおかずづくりで、主人と子供は食べないのに自分だけ時々食べたくてPhoto_2つくってしまうのがナマスです。ダイコンとにんじんを細切りして、黒酢、バリの天然塩、はちみつ、汁のもとで和えたもの。バリのダイコンは小ぶりとはいえ1日に1本のペースで食べれてしまうのに我ながら驚き。日本では1年に1回しか食べないものなのに、バリにいるとしょっしゅう食べたくなっちゃう。……もうひとつハマっているのがキュウリの梅和えなのです。キュウリの方はバリの方がかなり大振り。大体ですが直径4センチ、長さ30センチくらい。でも、こちらも1日1本はイケちゃいます。帰国の度仕入れるお気に入りの成城石井の梅干や、コライユからのおすそ分け梅干におかかとだし汁、塩少々、レモン汁、はちみつを和えたもの。太めのキュウリは食べるちょっと前にさっくり和えるのがおいしいのですが、前の日につくったのを茹で上げのうどんに和えて海苔をちぎってつるつるっと食べるのもなかなか。炒め野菜は定番ですが、サラダじゃない野菜の食べ方はまだまだ研究の余地がありそうです。

さてさてきょうは来週の作品展に並ぶ服のうち、カラフル系&手仕事系の新作をご紹介します。

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①プラナカン風プリント

この頃、急にカラフルな布に目が行くようになりました。きっかけは、デンパサールのクンバサリ市場の近くで見つけた不思議なプリント地。能天気(?)なスカイブルーのグランドにリアルな花柄と図案化された花柄とがバランスよく描かれたもの。まるでプラナカンみたいなのです。マレーシアの華僑がコロニアルと融合して生み出したとされるリミックスな庶民文化とでもいいましょうか、とある本で紹介されている「プラナカン」。そのキッチュ&ゴージャスな感覚にほぼ等しいのでは、と。今回はその微妙にかわいいプリントを冬の色彩にトッピング。バリシャンブレーとのリバーシブルシャツ、新型のフリーサイズのスカートに使ってみました。

Rb ②カラフルなカシミアで

編みたての四角いカシミアニットを2枚ずつはぎ合わせた「ループストール」です。この作業、かなり難しくて思いのほか試行錯誤。結局、ニットの伸びに合わせてゆるく閉じた後、補強のためにもういちど返し縫いし、2枚のサイズが合わないところをこれまたゆる~くすくいました。カシミアって誤魔化しがきかない素直な素材なのです。袖のように腕を通せる部分は、くるみボタンのストックを。発色のきれいなカラフル系、5配色で各1点ずつです。お早めにご覧下さい。

③ブロックプリントのストライプPhoto_4

「いろいろリサイクル」シリーズのバッグ。今回はカラフルなインドのブロックプリントを組み合わせたものをつくってみました。ひとつひとつ味わい深いブロックは、小さなはぎれになっても衰えません。インドで直接買ったもの、日本で入手したもの、いろいろな時期のブロックを3.5センチ巾に切りそろえてストライプ状に縫い合わせました。ところどころにウールやバリシャンブレーも入れて。6配色各1点。今回は伝統柄ペイズリーのブロックで二重縫いスカートも少しつくっています。

④カラーフォーマル

作品展のDMに「ブラックフォーマルに新しいシリーズが登場します」、と入っていますが、今回は黒の新作は取りやめて代わりにシルSkクを中心にした色のきれいなフォーマルを少々。