2019年8月29日 (木)

6月から7月の。追記

ちょっと時間が経ってしまいましたが、

8月ももう終わりに近づいてきましたね。

夏休みももうそろそろ終わり、少しずつ秋へと近づいているでしょうか?

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こちらは東京滞在中に1日だけミュージアム巡りの日。

息子が選ぶはやはり科博(しかも常設展だけ!)。

私はココ。

塩田千春展at森美術館です。

皆さまももう行かれましたか?

「天気の子」は諦め(バリでもどうせ観られるからと!)

日曜日だったので、友人も誘って皆で見に行きました。

表題「魂がふるえる」、です。

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展示の撮影OKで、インスタで情報が広まりつつあるそうで

チケット売り場へ行くと「40分待ち」との事でしたが、15分くらいで入れました。

上の赤い糸のインスタレーションは、感動的です。

糸をあやとりのように絡ませたもので、壁にはホチキスでひとつひとつが留められている。

ものすごい手仕事。

そして、この空間の持つ独特な気配。

「糸がやがて面から空間となり、作品は糸が視覚で追えなくなった時にはじめて完成する。

その時私はその向こう側が見え、真実に触れる事ができているという気がする」、と作者。

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さまざまな素材が使われていますが、

こちらは古い窓を重ねて丸く囲んだインスタレーション。

奥行が感じられる構成で、これまたシュール。

私もずっと暇人だったころ、ドアのインスタレーションの構想を作ったことがあり、

その時は「ドアというこちら側からでも向こう側からでも同じもの」の深い意味をひとり探索していましたが、

塩田さんの窓の作品を見て久しぶりにその素材の持つコアなもの、

問いかけ、リアリティに迫られてドキドキしました。


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黒い糸の部屋には、燃やされたピアノがあって痛々しかったけれど、

こちらのドレスの表現は美しかった。

下はドレスの上の方から泥と水が滴る展示の写真。

この辺りは尾関立子さんの版画世界にも共通するものを感じませんか?

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53階の窓を使ったインスタレーションもごく理解しやすい、なるほど、なものでした。

向こう側にちっちゃく見える風景と手前のミニチュアのおもちゃを並べたものと。
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こんなにいい展覧会はなかなかない、と、一緒に行った友人はこの前もう一度行ったそうです。

「10月までやってるから、もう一回行ける!」って。

アートが分かるかどうかより、心をオープンにしていけば

お腹いっぱいになるような展示です。

塩田さんは京都精華大学の出身、その後ドイツでの活動が長いそうですが

舞台美術も多数手がけられており、パブリック性の高い芸術表現なので

今後もっと世界を広げられる方だろうなぁ、と。

私の陳腐な感想はとやかく、

まだの方は是非見に行ってください!

きっと、魂がふるえます!

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最終日、リハビリ病院へ駆け足で。

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まだ当分入院中ですが、ご覧の通り元気です。

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成田行きのバスにぎりぎり駆け込んで、バリへ戻りました。

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2019年4月22日 (月)

インド行きました。2019.3 その6

最終日。

ブージから車で8時間、アーメダバードへ移動です。

これまた、遅れてやってきた運転手のおかげでせっかく急いで荷造りしてチェックアウトするも

ホテルの入り口で待つこと30分なり。

まぁ、私としてはアーメダバードに着きさえすれば良い一日なのでのんびり待つこととしよう。

(運転手がUターンで帰ることを考えて極力早い出発時間にしていたのでした。)

そこへ、受け取りそびれていた布をバイクで届けてくれるおっちゃんや

(おっちゃんには頼んでいなかったのだが)、

運転手の手配がどうもうまくいかなくて済まない、と、エージェントのおっちゃんまでやってくる。

出発を見送ってくれる人がいるなんて嬉しいじゃありませんか!

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なんだかんだで11時頃の出発。

通り道にあるアジュラクプリントの産地に立ち寄る。

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素晴らしい、暑さの中。

水仕事はちょっとばかり気持ちよさそうにも見えた。

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アジュラクは皆さまもご存知の通り、ブロックプリントの技法とバティックのような防染の版を用いた複雑な技法です。

洗っているのは、糊を落とす作業ではないかと思われます。

言葉があまり通じないのだけど、普通のブロックプリントだったら洗う行程ってあまりないと思います。

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干場は広大な地面。

日差しが強いからすぐに乾く。

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運んでいる生地は、相当な量。。

荷車に積み込む。

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インド茜の赤が美しい。

染めはすべて天然染めらしい。

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工房の中を見せてくださいました。

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木版を押す早業におどろく。

ゲージもない生地に直接。その割にまっすぐに整っている。

職人技です。

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一つの柄にたくさんの木版が使われる。

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媒染につかう鉄さびの液体。

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うわ、こんな風な廃材の鉄を集めてつくっているんですね。

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これは防染をするための糊。

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乾燥地帯にしがみつくように生えている灌木のひとつはゴムの木の一種だった。

その樹液(ラテックス)を固まらせたものはクリスタルのような透明感がある。

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アジュラクは男性用の布らしいけれど、今ではガーメント用が中心かもしれません。

職場は全部男性、とても質素なところでたくさんの人たちが黙々と作業していました。

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アジュラクの村を後にして、

その後は果てしなく広がるカッチの砂漠と塩田を左右に見ながらひたすら東へ。

8時間という道のりなので、この日が一番ハードだと思っていたら

インドで初めてのまっすぐな高速道路!(笑)

インドで高速道路といったら料金がかかるだけの工事中だらけの道だと思っていましたから~。

また、ホリー祭前日とあってトラックたちも少なくて

時速80キロをキープし順調に走行できる。

結果的に6時間ほどで町から町への移動が出来ました。

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遅い午後に立ち寄ったパーキングエリアで、遅いランチ。

文字だけのメニュー、何を注文したらよいのか。

これまでは決まって「ビリヤニ」で通してきたのだけど、

お腹すきすぎて車中でピーナツやビスケットを齧ってしまった関係で

そうだ、ここは、ドーサにしよう!

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ドーサ一丁、プリーズ!

すると、、

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こんな巨大なものが!!!

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その後の車中は眠気こらえきれずにウトウト。

気が付くとそこは、もう街でした。

(アーメダバードは大きな町なのでここから先がまた長かったけれども)

道端では、ホーリー祭のためのいろいろなモノが売られていて活気がある。

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日が暮れる前に、アーメダバードの快適なホテルに到着。

その後は、ホテルに届いていた別送の荷物を受け取っただけ。

もうそのまま、寝る~~~~。

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翌日、にわかに楽しみにしていた色粉かけ祭りを、寝過ごす自分に驚く。

いや、行かなくて正解だったかも。

今回はまだこの先にシンガポールでの予定があるし。

静まり返った遅い午後に、空港へ発つ前に、通りへ出てみると。

色粉の残骸がありました。

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暴れ具合が、わかる気がする。(笑)

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インドのお話し、これにて終了です。

長々と勝手気ままなブログをお読みくださり、ありがとうございました。

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2019年4月21日 (日)

インド行きました。2019.3 その5

ブージ2日目。

あさイチで向かったのは「ジェットエアウェイズ」のオフィスatブージ。

ここで行っておかないと、殆どもうクレームの機会がなさそうなので

たった2日間の貴重なブージ時間を割く。

オフィスがあるのは空港で、フライト時刻の関係から朝8時から11時までしかやっていない。

これまた遅れてやってくる運転手(約束は10時半)をせかして、

の~んびりしたブージの通りをちょいと飛ばしてもらう。

ブージ空港が軍関係の空港だという事もあるせいか「ジェットエアウェイズ」のオフィスも

防弾ガラス張りで、中の職員はエアコンの入った室内からこちらにマイクを使って話す。

お客のこちらは外気35度越えで椅子もない(これもインドの一つの断面ですね)。

私の前に待っている人、数名。

皆、同じ件です。つまり、「チケット代返して!」

しかしここはもう、逃げ場がないというか、応じないでは済まないと見えて

さっさと返金処理をしてくれました。

はい、これ、返金額ですよ、と提示された数字が達筆すぎて読めなかったワタシ。

それなりに急いでいたので、OK、と言ってしまったのが間違えでした。

クレジットカードを渡してピンを入力したのち受け取った控えには、「1500円」。

担当職員が言うに「あなたがコルカタからムンバイまで乗ってきた分が高かったからですよ」、だって!

エアインディアに4万円払ったんですよって、ちょっと大袈裟に言い返してみる。

職員は慣れているのか全く動じなかったけれど、周りにいた同件のお客らがびっくりしていた。

トータルで17000円だったコルカタ-ムンバイ-ブージ、もともとムンバイ-ブージがとても高い設定だったので最低でも1万円くらいは戻ってくると思っていたし、本当なら振替便代全額を保証してもらいたいところなのに。

結局1500円で済まされるのって腑に落ちなかったから、払い戻し処理自体をまたキャンセル処理に。

後で聞いたところによると、この眉唾航空会社は負債が嵩みニュースにも上がっている。

再建のためにさらなる借り入れをしたばかりだと。

いずれにしても、もう乗らない。それだけです。

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前置きが長くなってしましましたが

本日メインの訪問先は「デシウール」と呼ばれるカッチ独特のウール織工房。

この日の訪問先はとても素敵で、日が暮れる時間まで長居しました。

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デシウール。

カッチで取れるウールです。

実はこれが見たくて、ここまでやってきた。

羊、ラクダ、ヤギを連れ歩き遊牧していたラバリ族の伝統ウールは、靭皮繊維のような硬さがあるのが特徴。

ブージのウール織、実際にはデシウールのほかオーストラリアからの輸入羊毛も使いながら

ラバリ伝統のボーダー柄や「カッチ」と呼ばれるジャムダニのような織柄、ミラーワークを使っているものなど

手仕事が豊富な手織りでした。

織手も染めも男性ばかり。

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よく手入れされた機。丁寧な仕事ぶり。

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掘り下げられた染織用のかまど。

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昼時の通りには人はいない。水牛がウロウロ。

外気は相当な暑さだけど、この時はまだ気温が上がり始めたばかりの季節。

1週間後に来たメッセージで「ついに40度越えになった~」、と。

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「カッチ」と呼ばれるジャムダニのような模様織。

インドネシアだったらビンタン(=星)と呼ばれそうな。

(なんで時々写真が小さくなるのか、、不鮮明でごめんなさい!)

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ショールームを物色していたら、工房のお母さんがラバリの衣装を着て出てきてくれました。

女性はここでは完全に主婦。ちょっと羨ましくもある。(笑)

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ご自宅でお昼ご飯にお呼ばれ。

丁寧に作られた家庭料理が、これまた丁寧にもてなされる。

ステンレスの食器が床にたくさん並べられて、どことなく移動生活の名残なのかなと思ったり。

奥の方が先ほどのお母さん。お料理を配膳しているのがお嫁さん。右の方は娘さん。

よく見ると3人の服装が違いますね。

(お嫁さんはサリーだし、娘さんはパンジャビ!)

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荒涼とした大地の中でこんな豊かなお料理が。

私はここに行く前に「行くよ」、と言ってあったっけ? いや、確か、連絡はしたけどつながらなかった。

だとすると、いつも誰が来てもいいように支度されているのでしょうか???

ここにも移動の民の文化を感じてしまったり。(勝手に想像。)

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午後、別の工房へ移動。

やはり、このかまどがありました!

こちらでは薪や牛糞を使っています。

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天然染めされた糸が軒下にたくさん。

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前日見たカラコットンの織と同じく、経糸を支柱とロープで引っ張りながら織る。

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ここは、自立した、アイデンティティある仕事場。

聞けば、バリのUBUDから定期的に来る人さえいるそうで、

小さな村の一見のどかなウール織のセンスと品質が素晴らしいのは

なるほど、と、頷けるのでした。

それにしても暑さ厳しい砂漠の中に、こんな場所があるなんて。

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庭先で。

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ウールの敷物をかじっている子がいたので

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話しかけてみると、なかなか、話が通じます。(笑)

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お母さんは食事に忙しく。(笑)

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やっと日が傾いてきた。

影がくっきりし過ぎてはいまいか。

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デシウール。ここではざっくりとしかご紹介できませんが、詳しくはウールの季節にまた!

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ブージ滞在でお世話になったエージェントの人が

夜ごはん食べに行こうよ、と誘ってくれたので日が暮れてからお仕事場へ。

親戚の親子が合流。

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2日後に迫ったホーリーで大暴れする予定の彼。

色粉を入れて発砲するガンを買ってもらってワクワク。試しに発砲したら、

結構本格的な音量にてドキドキしている。(笑)

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昼も夜もお呼ばれという。なかなか無い経験をしました。(笑)

しかも、ブージにしてはゴージャスなレストランで!

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食事の後もまだまだ布!(我ながらすごい・笑)

親戚の人たちがコレクションしているラバリの手仕事を見せてもらう。

やはりカッチと言えばミラーワーク。

決め手はこのミラーワークの細やかさにあると思われます。

彼らの祭りの日はどれほど艶やかなことだろう。

着飾ることの楽しみ。その隣にあるのは、こうしたパーツを集めて

祭りで着る服を自分でこしらえる楽しみ。

ここに、カッチの染織の原点があるのかもしれません。

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部族ごとに決まっているモティーフのスカート。

もはや化繊との混合だけれども、デザインが楽しいものばかり。

ここにあるのは過去の遺産ではなくて、現行のものなのです。

酔う。これはもう、底なし沼。

裾のうんと端っこまで、盛りに盛られた手仕事感覚がすごい。

世界全体が「面倒くさい」「省く」「簡略化」「ミニマリズム」などなどへ向かっている現在、

この楽しさ感覚と言ったら!

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ところで、この日は時間を忘れてエンドレスな一日でしたが

さすがに翌朝までにパッキングしてホテルを出るという予定もあり時計を見ると

もう翌日に近い!

バイクでホテルまで送ってもらったのでしたが、

その寒さ加減に驚く。

ウールがこの土地で織られている理由をしっかり噛み締めたのでした。

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きょうも長くてすみません。

もう1回だけ、続きます♪

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2019年4月12日 (金)

インド行きました。2019.3 その3

実は今回、結構スリリングな経験をしてしまった。

きょうはそのお話しです。

話題がスリリングなため結構長くなりますけど、

たぶん、面白いですから読んでみてください。(笑)

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コルカタの空港近くにある会社で用事を済ませて、さて。

これから乗り継ぎ地ムンバイへ

翌日早朝にブージへのフライトです。

バリを発つ10日ほど前に、このブージ行きのフライトがキャンセルになったというメールが来たので

航空会社のコールセンターに電話するも、

自動音声のコマーシャルを15分以上受話器から聞きながらオペレーターの応答を待つこと2回。

だけど、「申し訳ありません、もう少々お待ちください。」が繰り返されるだけ。

国際電話だから、そんな悠長にいつまでも待っていられない。仕方なく

「お問い合わせメール」にメールでフライト変更の依頼を入れると

1分もしないうちに

「お客様からのメールは受け取りました。72時間以内に担当者からの返信がない場合は下記へご連絡ください。」

で、

72時間以上たっても返信などかけらも来ないので

別のメアドへ同じ件をメールして、同じ「72時間以内に」云々の自動返信が来る。

でもって、またも返信は来なく。

もうかれこれ出発間際。

ダメ押しで、その航空会社のメアド全部にコピペを送ってみるワタシ。

それと同時に、たまたまその時期に目的地ブージに滞在していた京都のマブダチ、郁子さんにラインで愚痴ると

動いてくれました。

ブージの旅行会社の人が私の予約を航空会社に直接交渉してくれて、予約変更してもらえた!!!

何て頼もしいことか。持つべきものはトモ💛

(航空会社からの返信は1通だけ来て、「ご依頼の件は直接コールセンターへお問い合わせください」、だと!!!)

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コルカタの某社からの裏窓からの景色が結構好き。

この中途半端なコンクリと、天然池がぽつんと残る裏庭地帯。

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コルカタからムンバイへのフライトは定刻出発。

だが、、、

その前日もそうだったのだけど、夕刻に近づくと急に押し寄せる雷雲がまたも。

コルカタを飛び立って間もなく

乱気流に巻き込まれる。

こんな時、軍隊仕込みのインド人パイロットは結構チャレンジしてしまう。

機内がシンとするくらい(インド人全員が!)上に下にガタガタと揺れて

そんな時頭に浮かぶはインドの地図。

「コルカタからムンバイだから、窓の外は見えなくても下は陸地だなぁ」。

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しばし生きた心地がしなかったけれど、ムンバイに着いたっ!

しかも所要時間3時間10分のところ40分も早く到着。

機長は相当無理をしたに違いない。

ともあれ地上に足を付けることが再びできて、ありがたい。

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揺れたせいもあるかもしれないけど、着陸直後に一斉に席を立つみんな。

まだ動いてるけど?

機内アナウンスでも「そのまま席でお待ちください」って言ってるけど??

 

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ムンバイ着いたんだけど、荷物も無事に受け取って生きた心地に浸っているんだけど、

何か空港が立派すぎる。

国内線なのに、こんなに壮大なんですか???

 

 

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出口を出ても、なんとなーーーく調べてきたロケーションと違う気がして

空港職員らしき人に確認するも、「そう、ここはドメスティック」、だと。

そぉ??

別の職員にもう一回聞いてみるも、「うん、ここドメスティックよ」、って。

そぉぉぉぉ???

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しばらく、ぐるぐる彷徨った。

泊まる予定のトランジットホテルは国内線ターミナルから徒歩4分となっていたため

ホテルに電話をしてみた。

「どこのフライト?あー、ジェットエアウェイズね。それ、国際線ターミナルだから。うちから遠いからタクシーで来て」、だと。

乗ったフライト国内線。だけど、着いたら国際線ターミナルだったわけです。

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タクシー乗り場へ行くと、配車ブースで

「エアコン付き?無し?」、と聞かれ、「無し」を選ぶと

乗り場がとぉぉ~~~~~い。

やっと見つけた予約番号の車は、

トランクがない。

私のラゲッジは、屋根に乗せられた。

運ちゃんはマハトマ・ガンジー似でした。

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やれ、着きました。

予約ホテル。

その名は、「エアポートインターナショナル」。

(しつこいようですが、タクシー乗った場所がインターナショナル、到着したここはドメスティック。)

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まぁ、細かいことは抜きにして明日早朝のブージ行きに乗れさえすれば!

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部屋に入って、ほっと一息。

フェースブックにこのすったもんだした騒動を投稿して

半日ぶりにメールをチェック。

 

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ブージ行きのフライトが、またもキャンセルになったと。

えらいこっちゃ!!!!

念のため予約の再確認をするも、

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「ご予約が見つかりません。」、って。

は????

ムンバイに用事が全くないことは明白だし、さてどうするか。

仕切り直して、部屋を出てレセプションに相談してみるのだけれど

この状況に慣れているのか、存外のんびりとした口調で

「うーん、航空会社に直接行ってみたら?」、だって。

もう22時を回っていたけれども、

ブージの旅行会社(前回の予約変更をしてくれた頼もしい人)にメッセージを送ってみると

すぐに返事が来て

「確かめてみたけどやはりフライトキャンセルになってる」

「そ、そんな~~~」

「ほぼ同じ時刻にエアインディアのフライトもあるけどすごく高いよ」

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「1日1便しかない空港に同じ時刻にもう1便あるって本当??」

「翌朝のエアインディアはこれの1時間遅れで飛ぶ予定になってるよ」

「どうやって変更するの?」

「ジェットエアウェイズにまずクレームに行ってみて。空港内のオフィスはまだ開いてると思うから!」

、、、という訳で、

まずはドメスティックのターミナルにあるオフィスへ行ってみて

全然話にならなくて、

そこからまたタクシーに乗って

(たかだか5分の距離なのだがとても料金が高い)

国際線ターミナルのオフィスに行って、

掛け合ってみるのだけど

面倒くさそうに後回しにされっぱなし(30分くらいそのまま)だったから

いい加減12時を回るころにカウンター職員の写真をスマホでパシャ、と撮ってみた。

あ、ますかった?

いや。それでよかったみたい。

その途端急に私に番が回ってきて、ターミナルの外にあるエアインディアのオフィスへ案内された。

つまり、まずはもうあと5時間後くらいのフライトだから、別会社のチケットを買うべきということでした。

ジェットエアウェイズへのクレームは後日やり直すことにして。

その航空券、4万円。(わーーー。なんじゃこりゃ!)

ちなみにコルカタ発ムンバイ経由ブージの料金は17000円。

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3時間くらい寝て、ホテルを出て。

朝6時、数日ぶりのカプチーノにじわじわとした幸福感。

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搭乗券に記入された搭乗口で待っていると、

携帯に電話がかかってくる。

「搭乗最終案内してますが、どこにいるんですか?」

って。

「A3ですけど?」

「ゲート変更になってます、A6に大至急来てください」

って。

行くと、

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最終バスがエンジン掛けて待機中。

まだ出発時刻の30分以上前だというのに。

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ターミナルバスは、走り出すと、一体どこまで行くのだろうと不安になるくらい遠くまで走った。

ムンバイの空港はとても広い。

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そのうち、塀越しにバラックが見えてきちゃったりして、、

あれ、どこに行くの?ワタシ?

忘れかけそうになった頃に、ちっこい機体が。

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それまでのいろんな騒動が不思議なくらいなめらかな飛行で。

ほぼ予定通りのスケジュールでカッチ湿原が眼下に見えてきた。

 

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サバンナ、砂漠気候のカッチ。

着いた、着いた!!!

そして、お迎えの運転手、来てない。

けど、着いたので良いとする。(笑)


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徹夜並みのスケジュールだけど、

チェックインしたホテルの正面はこんなにのんびりとしているけれど、

早速布を見に行くのでした。

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・・・・・・・・・・・・

続く。

 

 

 

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2019年4月11日 (木)

インド行きました。2019.3 その2

12月にオーダーしたカディコットンのジャムダニ織(ブッディと呼ばれる単純柄)を

生産してもらっている地域は、コルカタから車で4~5時間の西ベンガル北部地方。

バングラデシュの国境にやや近い地域でした。

この地域は刺繍カンタの産地でもあります。

暮らしぶりにも他と違った豊かさが。

 

ここは紡がれて染められた糸が持ち込まれ、織りだけ専門のようなところ。

職人というより、誰もが織っている。

お父さん、お母さん、娘たち、息子たち。

おじいさん、おばあさん、も。

緯糸を巻き取るチャルカは、ガンジーさんの時代と同じ。

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手作りの道具が元気に使われている。

村人はきっとスマホでYouTubeも見てます。が、

世界でたぶん最も薄い手織りコットンを織っている場所です。

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マニスの注文、ここで織られていました。

(つまり、納期遅れなんですけれども、、)

なんと、16歳の女の子。

私が訪ねていくことを事前に聞いていたのでしょう、自分で織ったジャムダニのショールを身に着けていました。

バングラデシュで見たのと同じ、土間に足踏みスペースを掘り込んでいます。

経糸もカディ(手つむぎ)だと言うけれど、あまりに細くて均一なので手織り機だという事が不思議に思えてきたりする。

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薄い薄いブルーはインディゴでうっすら染めた糸。模様織部分には濃いインディゴ染の糸を。

実は、私、織りものは一度もやったことがありません。

難しそう、という印象があるからかもしれないけど、

その前に

経糸の本数の多さに自信を失うからかも。

緯糸の動きに反射神経が付いていけないからかも!

女の子が動かす機の快活でなめらかな音を聞きながら

なぜ苦手なのにこれほど好きなんだろう(織物が)、って不思議な思い。

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これは、その経糸をセットしているお宅なんですが。

まずは、カディの糸の細さに溜息。

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ものすごく細いそうめんにしか見えない。

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こういう動力機無しのドラムを手でゆっくり回しながら巻いていました。

細いから、しょっちゅう切れる。切れたところを手繰り寄せて結び、また回す。

何て丁寧な仕事なのでしょうか!

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ところで、この織物の村は、

とても有機的な暮らしぶり。

これ、かまどです。

薪と牛糞とサトウキビの搾りかすが燃料。

粘土細工のような手作りのキッチン。

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織物のスペースは家の1階にありまして、ドアを入ってすぐのところが多い。

隙間から差し込む日差しだけで十分明るいけど、

暑い時間帯は休むため、夜の仕事用に電灯を吊るしてあるところも多かった。

機は動かすと結構大きな音がするし、

夕暮れから寝静まる前までは何か考え事でもしながら機を動かして過ごすのでしょうか?

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住まいそのものも手作り感覚。

そして、案外清潔なんです。

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コンクリの家も多数あります。

いずこも、何やらおまじないがしてある玄関先。

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周囲はそれほど木がない地域だけれど、

いろいろな素材が集められている。

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  キノコ型の屋根多し。手前のキノコはヤギさんのお家。

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お昼寝時だったけど、訪ねていく家ごとにわらわらと人々が出てきて。

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吉祥の模様でしょうか、たくさん見かけたペインティング。

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大きな糸車で緯糸を巻いているお母さん。

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きれいに舗装されたカントリーロードにはほとんど車がいない。

こんな感じのトラクターが多い。

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西ベンガルで崇拝されている青い女神。

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周囲はひたすらネギ畑でした。

・・・・・・・・・・・・・

続く。

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2019年3月29日 (金)

インド行きました。2019.3 その1

3月7日の新月の日、バリ島の新年ニュピ=静寂の一日を終えて

出発。

バリの空港には、ニュピ前日に大暴れしたオゴオゴという鬼のインスタレーション。

これ、宙に浮いて見えますが、オゴオゴの張りぼては実際に宙に浮いているような微妙なバランスでお神輿に乗っているのです。

空港のは、舌の先端から支柱が伸びていて、おっきな頭を支えているのでした。

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今年最初のインドへ。

昨年末に行ったばかりなので、まだ携帯電話のSIM(未使用期間3か月以内)が生きていました。👀

インドネシアの布にフォーカスしてきた2年間を過ぎ、気持ちを新たにまたインドでの布集め。

今回はいろいろあって数回に分けて通うことに。

で、昨年末に続きその2回目という訳です。

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経由地のシンガポール。バリと時差なし、西へ2時間。

午後7時を過ぎてもまだ明るい。

ここから時差マイナス2時間半のコルカタへ。

・・・・・・・・・・・

コルカタからおはようございます。(写真は3月15日)

今回で4回目にして、初めて町を歩いてみた。

仕事前の朝の散歩!

いや、コルカタって前から歩きっぱなしではあったんだけど、

こうして周辺風景を見る時間って初めてだったかも。

(不器用さが仇となり、、)

とにかく建物が古い!

そして、すんごく古くてもあまり直されないまま、そこに住んでいる。のが、少なくない。

こんなところでも、中で扇風機が回っているのが見える。

窓も扉もそれぞれだから、建てられた時にすでにそれぞれが自分でこしらえたのだろう。

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わー、見てくださいよ、この郵便受け。

最初のはきっと中央列ので、扉が壊れたお宅はベニヤとかで直してる。その上下に小鳥の巣箱みたいな「それぞれ」が加わっている!

おもしろーい💛

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この界隈は朝スニーカーでジョギングしてる人とこうして路上の水汲み場で水を汲んでいる人とが入り混じる。

新しい建物に寄り掛かる場合も。

どっちが先に建ったのか、って。(笑)

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学校なのか寺子屋なのか。古びたビルの中から聞こえる子供たちの声につられて入ってみると、

ホームルームの時間でした。

木の机と椅子。これ、結構大事ですよね。

・・・・・・・・・・・

気のせいか、薬局が多い。

薬を買い求める人々が朝から詰めかけている。

このサリーはジャムダニかしら?

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さて、今回のお仕事場のひとつ。

すごくアルティザンなミシンワークをするムスリム系のテーラー達。

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おやつにいただいた、キャラメルヨーグルト。

素焼きの容器は使い捨て!

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生地づくりでお世話になっている工房の方が、お昼ごはんを家から作ってきてくれました!

マスタードオイルをベースにしたベジタリアン。すごくおいしかった。

皆さんと一緒に、右手で掬って食べた!(バリでも同じですが…)

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3日目にして、カレー味にダウンした私は、近所にあったマンダリンに駆け込むも、

頼んだ焼きそばがあまりに大量にてショーゲキを受ける。

ほとんど減らないボールの残りを箱詰めしてもらう。(この箱の中だって、パンパンなんですよ!)

翌日もう一度トライしたけど、やはり完食ならず。

チャイニーズinインド、なんでそんなに大盛りなのか。

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コルカタで今回泊まったビジネスホテルが、ですね。新しいタイプの建物なんだけど、

えっと、

これ。

ルームキー。

いいのか、これで?(笑)

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看板も文字がガムテで貼ってありました。(笑)

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続きます。(長いです!)

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2019年1月23日 (水)

師走にインド

2019年、1月も後半になりました。

先日はNew Year Marketに多数のお申し込みをいただき
ありがとうございました!!

同じ服に5名以上のご希望があり、先着順にてご購入いただきました。

ご希望に添えなかった皆さまには、大変申し訳ありませんでした。

来年もまたひとひねりして、オモシロ企画をお送りしたいと思います。

さて、

私はその元旦配信ブログを予約配信にセットして
12月23日から元旦まで4年ぶりのインドの旅。

インドネシアの布にフォーカスしてきたここ数年でしたが(昨年はバングラデシュも)
機が熟したというか、インドに戻る時期が来ました。

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今回はコルカタに最初に入り、西ベンガルのカディコットンとカンタをいろいろ見てクリスマス後にアーメダバードへ。

最後は大みそかにデリーからOUT。

家族連れで大混雑のインドの都市をこの時期にわざわざ回ったのは、
ちょうどクリスマスからお正月にバリのお盆ガルンガン&クニンガンの休暇が重なり
スタッフも当面来ないし、息子ももちろん休暇中にてバリにいてもだらだら家事をして過ごすだけなので、急遽思い立ってあれこれ調べ上げて旅程を組みました。

フライトもホテルも高いし混んでいるし。(当たり前よね~)

それでも何とか、会社やお店は営業していて
無理やりお仕事何とか達成。(ホッ)

今回は布産地には行かず(行っても見れないかもしれない確率が高いし~)
都市部の要件を中心に回ったので旅先スナップだけですが
旅は、なかなか面白かったです。

なんたって、びっくりしたのがインド人もクリスマスやるのでした!(笑)


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クリスマスイブのコルカタ、満月。滞在先

from滞在先のパークストリートのホテル。

この写真だけ見ると静かな感じですが、パークストリート、すんごかったです。クリスマスの電光装飾と混雑ぶり。トナカイとサンタのイルミネーションをバックに写メ撮る撮る撮る。自撮りジドリ地鶏。(笑)

あゝ、もう、マサラでクリスマスってこういう事かと実体験。

翌日のクリスマスデーに措いては

何と、車両通行止めにてUBERの車から降ろされてしまい
買い付けした布をサンタのように担いでバリケードの手前から約1キロ
ホコ天の人込みをかき分けかき分け、歩いてしまった!

……インドの神さま、180度場違いなワタクシをお許しください。

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パークストリートはコルカタの銀座4丁目か渋谷ハチ公前なのか。

コルカタこれまでで3回目。

学習が浅い事を反省しながらも、昼間はそんなこと全く忘れる。

中心地を拠点に向かうは、オシャレなギャラリーとショップが多いモイダン公園の南側エリア。

こんな静かな界隈で布を見たりお茶したり、迷子になったり。。

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下は、コルカタ北部の空港エリア住宅街の一角。

アウトドアキッチンだ!

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同じ路地には、青空食堂。(笑)

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私もこの兄さんの隣に座って、チャーハン食べた。

インドの屋台にチャーハンがあるのって、普通なの??

香辛料のないフツーのチャーハンだったので(頼んでおきながら)ちょっとがっかりした。

兄さんもチャーハンをお食べになっていた。

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パークストリートのホテルのカフェテリアは、朝っぱらからラウンジっぽい暗さがNGであったが、

お料理は、マルでしたよ、ハナマル!

こちらは、ウプマという南インドの朝食メニュー。スジというクスクスのようなものが香辛料と合わせ蒸されたもの。

しかも何となく、クリスマスリースじゃないですか~。

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今回のインドごはんで突っ込んでみたのがビリヤニ。

マサラ風炊き込みごはんです。

3回食べたけど、いずこも作り手が理解してない風。

これはええと、コルカタ空港内のカフェテリアのもの。玉ねぎの切り方が、、

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ちなみに、バリに戻ってから自分でクックパッドのレシピを参考に玄米で作ってみたビリヤニの方がおいしかった。(左下)

インドではやはりその地方ごとの御当地料理にしよう、うん。次回から。

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アーメダバードは7年ぶり、2回目。

前回訪れた工房が、すっかりうらぶれて居て残念過ぎる件。

応接室あった生命の木の木工を眺めながら、合計1時間くらい待たされる。

担当者は話し合い中にスマホを見すぎる。インスタやワッツアップ。

こちらの話は半分くらいしか聞かないうち「分かった!分かった!」、と話しを遮る割に

全然わかってない感じ。

久しぶりにインドの「そちら側」を味わう。

1時間も待ったのだから、ちゃんと聞いてほしいのに。


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ガンジーさん、助けて!

(アーメダバードはガンジーさんのメッカ。)

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クリスマス、年末は関係ない気がする。

ものづくりの現場の中でブラックホールに陥ってしまっているような気がした。

オーダーする予定で持ち込んだ材料を、最終的にほぼ全部持ち帰る。

とても残念だったけど、、

仕方ない。

でも、アーメダバードは好きだからまた行きます。ガンジーさん、次回はよろしくっ!

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デリー。

コンノートプレイスというサークル状のニューデリー中心部。

リボリ・シアターのマサラムービーの広告が、相変わらずマサラだなぁ。(笑)

20年ほど前に初めてここに来たときは、周りがあまりにマイノリティ一色で

映画館というものがここにあることに世界基準の一部を感じてちょっとホッとしたりした。

今や、周囲もすっかりきれいになって

それでもまだリボリがマサラでハッピー。(すみません、相当独り言!w)


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大好きなカフェ・タートル@カーンマーケット。

今回はカーンマーケットの近くのホテルに泊まったので、歩いてランチに。

ブッダボールというメニューを頼んでみたら、ミドルイースト(中東風)だった。w

ま、いいか。

マサラをしばし飛び越えて。✈

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初日の出@乗り継ぎのシンガポール・チャンギ空港。

31日の交通規制を警戒して、夕方早めにデリーの空港に入り

そこからカウントダウンの時刻を挟んでフライト。

31日の夜発のフライトだけ、その前後に比べてちょいと割安だったから。

機内でカウントダウンは、無理ですねぇ、やはり。時差2時間半でしたから。

(機内の9割がインド人だったからやるかな、と思ってましたけどw)

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インドネシアはインドからの布の輸入を相変わらず規制しており、

今回は買い物全部、重量オーバーチャージを支払ってチェックイン荷物に乗せてきました。別送で送るとジャカルタの税関で大変ややこしいことになるからです。

80キロ近い荷物、バリの空港でいろいろ取り調べを覚悟していましたが、

お正月の家族大移動で周囲の人もカートに山積みの大荷物。

どさくさ紛れでカスタムチェックはスルー!!!

バリのゲートを出た途端に、私の蓄電池もシュル~、

と、バッテリーオフ。

その後はクニンガン休暇がまだ続行していて、

まるまる4日、寝続けました。

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インドの新しい布を年明けから縫える2019年。

嬉しいスタートです。

皆さま、今年もよろしくお願いいたします!

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2018年7月26日 (木)

フローレス・イカットを巡る旅 5



フローレス4日目。




起きたら、快晴。

部屋にいるのがもったいなくて、朝ご飯を買いに外へ出る。




相変わらず不毛地帯だけれども(笑)

幹線道路沿いを歩いて数分のところで出くわすは「ナシクニン屋」でした。




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ナシクニンとは、黄色いごはんのことで


バリでは学業の神(弁天さま)のお祭り日に合わせて各家庭でふるまわれる特別料理。




イカンアシン(塩漬けの小魚)がポイントで、大豆の炒ったもの、ココナッツのふりかけ、生のナスのスライス、などなどいくつかの決まったものが乗せられる。

そうそう、


どうやら魚王国のフローレスですからね、魚乗っけ黄色いごはんに納得!ww





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乗っているのは揚げ魚、味付けの濃い焼きそば、だけ。でしたけどね。

ここはシンプルでいいんです。やっと分かり始めたバリとの違い。w

常識が、違うのです。

テイクアウトして部屋でコーヒー淹れて海を眺めながらいただいたら、

満足度120%

ホテル朝食の10分の1以下の値段だし!

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そろそろ最終日。


いろいろあって、ホテルの車を半日チャーターすることに。

マウメレ近郊のシッカ人の織物探索です。

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D1:イカットなら、今日はたまたま週一の大市場の日だから、市場にも売りに来てるかもしれないですよ

D2:そうそう、山奥からたくさんの人たちが出てくる市場なんですよーー

親切なドライバーが提案して連れて行ってくれたのは、ワイパレ市場。

ええと、なぜかドライバーが二人いて、お客は私一人という、、組み合わせ。

(旅の同行人は、、やはり来ないw)




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乗り合いバスを待つ女性たち、皆、イカット!お見事!



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巻き方が粋。ただの筒状なのだけど。




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週一の大市場、イカットも確かに豊富にありましたが(素敵なものもありましたが)

どれも化学染料。上の写真の数点だけは、天然染料らしい。

エンデ風の茶系のものも多く扱われていました。

皆さんが着ている姿は本当にかっこいい。

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インドネシア有数のコーヒー産地で知られるフローレス。

山で採れたアラビカまたはロブスタ、混ぜこぜの豆は結構深炒りして売っている。

粉に挽いたものを買ってみましたら、炒り過ぎで香りは消えているけれど、味は良い。

100グラム85円!(きっと本当はもっと安いw)

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山道に迷いながら、到着しました。イカットの村。

これはすごい!

広場にぐるりと吊るされた、イカットコレクション。

そこにいるたくさんの村人のトラディション。

予約をすれば村人の踊りと音楽パフォーマンスを見ることもできる。

私はうまく連絡が取れなかったのでアポなしだったけど

ほかの観光客グループがいたため、一緒にいろいろ見ることができました。


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これは衣装なのか普段着なのか、ちょっと微妙ですが。w 

大勢でまとっている天然染めの伝統イカットは見事。

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上の写真の男性がリーダーのようで、

私がイカットに感嘆していると作業場を案内してくれました。

左の人のサロンが素晴らしい。

(スカートにしたい!!)w

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前日に見たのと同じ、わたの種取りからスタート。

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紡がれた糸を巻き取っている。足の使い方に注目!

この人の着こんで色があせたイカットも、美しい。

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竹の道具がいろいろ。

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染めの基本となるインディゴは、やはり小屋の中に。

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筒形のサロンは、この幅で織るものを2枚はぎ合せる。着ると絣が横縞になります。

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ノーアポだったにもかかわらず、手際よくおもてなしもいただきました。

黒米とヤシ砂糖の餅菓子と、ココナッツの入れ物に入っているのはトゥアック、ヤシ酒。

D2(2人目のドライバー)がこのトゥアックを飲んだら、急に大人しくなってしまいまして。(笑)

竹とヤシをふんだんに使う暮らしの器。

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他にもたくさんの写真がありますが、長くなるのでこの辺で。

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近くにもうひとつ、織物の村が。

こちらは訪問前にアポを入れられたのだけど、

作業見学に結構高い料金がかかるそうなので

逆に見学はキャンセルし

布だけを見せてもらいました。

山間の美しい集落。

車を降りると、晴れ渡る午後なのに風が冷たい。

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学校、まだ夏休み。男子たちのバレーボール、コートがちっちゃい。w

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下の写真。これは、物干しなんです! 売っているのではないの。w

一家の皆さんの私物です。

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D1(1人目のドライバー)の提案で、南端の海辺まで。

東西に細長いフローレス、南北に移動すれば、山を抜ければ、また海。

カトリックが多いフローレスですが、独特の風習がいろいろ。

この十字架は何だろう??

多くの家々の入り口には、マリア様が描かれたカラフルなタイルが使われた親族の墓がありました。

南の島の風習とMIXされたカトリック。

イカットの模様の中にも、何かカトリック的な意味が込められているのかどうか。


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こんな感じなんですよ。乗り合いバス、トラック。

道ですれ違う時は、全員と目が合っちゃいます。w

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海辺の一角でようやく見つけたワルン。もう夕方に近い時間に、ランチにありつく。

もちろん、魚!(しかない・笑)

付け合わせ、ここでも具なしの焼きそば。

スープ、もちろん魚のアラ!w

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マウメレへ戻る途中は、気の利くD1が来た道と違う道を行ってくれまして。

棕櫚の樹が、巨大なたんぽぽの綿毛のようにそびえるフローレス。

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どこまでも続く緑たわわの山なのです。

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ホテルに着くと鮮やかな夕日。前日よりもさらに美しい!

マウメレの海はやはり、南端と比べて穏やかで。吸い込まれます。

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今日見たイカットの縞模様みたいな、空!

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帰る日の朝は、日の出前に目が覚めた。

寝ているのがもったいない、と身体までもが反応しているみたいで。w

飛行機に乗るまでまだだいぶ時間があるので、

前日のルートを散歩。

あの大市場があった市場の場所まで行ってみる。

初日に散歩したエンデの市場もそうだったけれど、朝早くには、まだひと気はほとんどなくて

ぼちぼち開き始めたワルンが1軒、ようやくコーヒーにありつくシアワセ。w




蒸しパンみたいなのには、


おろしたココナッツとヤシ砂糖が入っている。

赤ポチが中華的。いつごろどこから伝わってきたものやら。あのナシクニンも。

浜辺で出会う流木のように、出会う、遠くから来たものの気配。




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コーヒータイムの後、早起き組の市場で開店していた糸商。

イカットづくりの皆さんが使っているのは、これかな。

パッケージはインドネシア語だけど、たぶんインド製?

孔雀マークの100%コットン。


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旅の最後に、この糸見れたのが面白いのでした。

さんざん見せてもらった手つむぎ、天然染めの工程も実は

こうして背後からやってくる安価な大量生産の波にさらされている。

それでも、まだ、これほどの自然とイカットを保っている。

と、言うことが分かって本当に良かったのでした。

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バイバイ、フローレス!

帰りも青空、ありがとう。


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2018年7月23日 (月)

フローレス・イカットを巡る旅 4

フローレス島、3日目。

朝も雨。標高1500m、あまりの寒さにありったけの衣類を着込む。(もちろんダウンも。)

エコロッジには家族連れやグループも何組か泊っていて、その中で一体何人がクリムトゥの湖面を見れたのだろう。

もしかしたらあなただけだったかも、とハンズ。

本当に。まさかの雨。

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シンプルな朝食をゆっくり目にいただき、やっと止んだ頃に出発。

途中の山にはカカオの植林がいっぱい。

相変わらずのヘアピンカーブを上ったり下ったり、2時間ほど走った頃、

海沿いの道に出たので(ちょうどお昼時だったし)

ビーチまで出てみようよ!

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すると、次第に晴れてきた。

おおおお、

ホワイトサンドだ!

透明なブルーの海!

長袖を脱いでビーサンをカバンから引っ張り出して

早速波打ち際まで掛けていくと、ザブンとやられて

マニスの水玉サックボトムがびちゃびちゃ!


(ひとりはしゃぐわたし)

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ハンズが、おーい、先にごはんを注文して、と叫ぶ。

出来てくるまで30分かかるから。って。w

(昨夜も1時間前の注文だったっけ。w)

あ、もしかして今から魚釣りに行くの?

ワルンのメニューには魚しかない。(笑)

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フローレスの海辺にはゴミが少なくて、人も少なくて。

ちょっとの間、今の時代の深刻な問題点を忘却できる。

昔、そんな場所を求めてミンダナオ島のエルニドという浜へ、マニラから3日がかりで行ったことあったっけ。

浜辺で遊んでから食堂に戻ると、ちょうど出来てきた焼き魚定食。

ココナッツもそこら辺から採ってきたのかな。

食後に出てきたパパイヤも。

食べ終わるころには、サックボトムも乾きました。w

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ビーチを後にして、再び山道を行くが、ヘアピンカーブはもうなくて

結構飛ばすことができた。

フローレスはトラックおろか車、バイクも圧倒的に少ない。

時々出会うのは庶民の乗り合いバス(=トラック)。荷台に屋根を付けただけもの。

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マウメレの町の手前で、シッカ人の集落にある織物工房に立ち寄る。

エンデとは違う言葉を話すシッカ人。

そこそこ観光客相手の場所のようで、入っていくと子供たちが歓迎の太鼓をたたいてくれたりする。

工房には、カパス(綿花)がたくさん積まれていました。

こちらの工房は、イカット材料のほぼ全てを集落全体で自給、

自生の森の中で栽培しているそうです。

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くるくる手でハンドルを回しながら、綿花の種取りを。

その横で、綿を膨らませるために棒でたたいている女性。

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足の指で糸巻を挟んで、糸をつむぐ。

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こうして時間と労力が費やされた糸を使う織物は、さすがに高価すぎて手が出ない。

糸づくりは続けられているものの、ほとんどの織物は輸入の綿糸らしい。

しかし、染めはほぼ全部天然染め。

インディゴの葉が軒下で発酵を待つ。

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絣の模様を描くのは、防染の糸括り。バリではすっと前からビニール紐ですが、

フローレスではロンタル(ヤシの葉)を割いたものを使っていました。

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エンデと同じく、シッカも“たて絣”。

たて糸を絣に染め分け、機にセットする。

エンデとの違いは絣の間に無地や浮き織を組み込む事。

こうして経糸に間隔をあけて、別の糸を入れてコンビネーションを描く。

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織るまでの工程に、何て手間がかかることか。

イカットという難しい織物が、こののんびりした島で盛んである事に、何度も驚く。

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同じフローレスでも地域により特徴が違うのが面白いですね。

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こちらの工房内には、シッカ人の伝統的な住居で宿泊できる設備も。

観音開きの扉がバリと同じ。

竹で編んだひし形模様の壁は、沿道の集落でもしばしば見かけました。

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ゲストハウスの隣には、伝統的なキッチンが。

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うーん、いい感じ♪

・・・・・・・・・・・・・・・

マウメレの町には夕方到着。

1泊2日の道のり、ハンズは今から今日のうちにエンデまで帰るという。

復路に乗せて帰れる観光客がいればヨカッタのだけど。

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ありがとう、ハンズ!

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予約していたホテルには、今見てきたばかりのシッカ・イカットがふんだんに使われていた。

エンデに比べてさらにのんびりしたマウメレに、こんなリゾートホテルがあるなんて。


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部屋のバルコニーから、海が見える贅沢。

空いているので、プールサイドに寝転んで、これまで不自由だったwifiに接続。

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次第に染まりゆく、静かでなめらかな海原。

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フローレスの旅、満喫中。

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もう少し続きます。



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2018年7月20日 (金)

フローレス・イカットを巡る旅 3

フローレス、2日目の続きです。

海辺の産地は申し分なく素敵だったけれども、結果的に手ぶらだったので

駆け足でもうひとつの産地へ。

ボーサマサマと同じ地域にある別のソサエティーです。

こちらは堅く天然染め。

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やはりエンデ流イカットは草木染ならではの美しさだと思う。

背景の、自然の色との調和。

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竹を多用した織り道具に、天然染めの色彩はやはり抜群に美しい。

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下の写真の中央上が“天使の(ぼろバイクの)おっちゃん”です。w

私たちが到着した後まもなく、スラバヤの若い公務員(文化交流機関の職員さん)がやってきて、

一緒にイカットをお見立てする。

情報も乏しい山里でも、来る人は来るんですね。☺

イカットハンターの集いに主宰のおばちゃんが嬉しそう!

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イカット・サロンを床に広げてみると、あぁ、もう。素敵。

やはりそれなりに高価で、1枚だけ選ぶ。

同じ産地でも前日のボーサマサマとセンスが異なるのが面白い。

・・・・・・・・・・・・・・

さ、さ、そろそろタイムリミット。

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駆け足でホテルに戻り、15分で荷物をまとめ

チェックアウト!

そしてもうひとつの「どうにかしなきゃいけない」件なんですけども、

その後の交通手段、なんですけれども。(!)

とにかくチェックアウトしてから何とかしよう、と開き直る。

まぁ、最悪はえらく高いがホテルの車を使う算段で。

・・・・・・・・・・・・・

そこへもう一人の天使、来たる。

フロントを出ると

先ほど別れたばかりのぼろバイクのおっちゃんが、ハァハァしながら戻ってきた。

車連れてきたから、これで行きなはれ。

え!早!(フローレスなのに!w)

私たちのその後のスケジュールは、フローレス中央部の山間にある国立公園、クリムトゥに行き、翌日そこから島の北部のマウメレまで行く。

1泊2日の遠距離。(その足がまだ見つかっていなかったのです、、)

結果からして、この成り行き任せがね、

素敵な展開になりました。

おっちゃん、ほんまに天使やわ。

はは、そうやねん。わし。

・・・・・・・・・・・・・・

おっちゃんが連れてきたるは、若手で親切なドライバー。

インドネシアの旅先ではいいドライバーに巡り合えることは極めて重要、と思う。

天使バトンタッチで、続く旅。

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何て長い一日。

幾重もの山を越え、くねくね道を上って下りて。

ヘアピンカーブがこうも続くとは!

エンデからクリムトゥへ向かう午後。

舗装されていたものの、道の険しさは半端なかった。

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午後3時、クリムトゥの麓にあるエコロッジに到着。

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クリムトゥ国立公園はカルデラ湖で知られるインドネシアきっての観光名所。

エンデからシッカ(マウメレ)への行程の途中にある。

日の出の時間に合わせ、朝4時に宿を出発して登るのが一般的とのことで

この界隈にはいくつかのバンガローがある。

案外早く着いたし、こんなに晴れてるし、他にやることもないし。w

(曇ると見えなくなるものらしいし)

それじゃ、今日のうちに行っちゃおうか、と。

ハンズが二度うなずく。

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車で宿から30分以上、またもひたすら上り坂。

さむ~~~い!

もう、窓開けてられない。

国立公園のゲートで、外国籍だけど居住者だというと

入場料金が10分の1になった。(!!)

・・・・・・・・・・・・・・

日も傾きかけ、誰もいない山道を

駐車場で車から下り、その先は一人で歩く。

(ちなみに風邪気味の同行人は来ないw)

あまりの静けさに、ドキドキ。

この地域は言い伝えによるといろいろ怖い話しもあって、

そんな場所に、ひと気のない時間帯に一人で入るって、ね。(・_・;)

成り行きだけども

あぁ、怖い!

整備された遊歩道を

まぶしく美しすぎる午後の光に吸い寄せられながら登っていく。

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そして現わる、しーんと静かなエメラルド色の水たまり。

そこまで行くと、人がいた。

ローカルの若者たちだった。

湖水に向けて小石をしきりに投げ込んでいる。

でもさ、石、消えるんだよね。

そんなことないでしょ、湖水までが遠すぎるから見えなくなるだけだよ。

いや、途中で消える。ほら、よく見てて!

うーん。

そういわれてみればそうかもしれないけど、、

この湖には生命体がおらず、時期によって水の色が黒から赤、ブルーのように変化するらしい。

神秘的な景観ゆえか、死者の行き先とか、いろいろ言い伝えがあるみたいで。

余計に怖くなるやんか!

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さらに登る。

午前中、布まみれだったエンデから

地球の不思議地帯に侵入しているクリムトゥの午後。

硫黄成分のせいか、途中から木はほとんどなくて地面に這う草だけの一帯。

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すでに雲の上。ここまできてしまったのだ、吸い寄せられるように。

あの小石、本当に消えちゃうのかな。

なーんて、反芻しながら到達した。ヤッホー、とラララ。

静かなクリムトゥの頂上には、カップ麺を売る一家がいて、

子供が泣き叫んでいるのだが、遠くまで反響しないのがまた怖い。w

何か大きな部屋の中にいるみたいな。

「一人じゃなくてよかった。」

背後にはもうひとつ、黒い湖が、低く垂れ込みつつある夕暮れ時の湿度に霞んでいた。

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パノラマ撮影もしてみました♪

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こんな超自然に向き合うとき、人によっては悟りが開いたりするのかもしれないが、

私はひとまず安全第一で、スタコラ、駐車場へ戻りました。

日が暮れる前に。

「あぁ、なんて冒険しちゃったのだろう。」

小さく感動。(実際には夕暮れ時の散歩にすぎないw)

駐車場で待っていたハンズは、別のドライバー(そういえば帰り道に何人かの観光客とすれ違って驚いた、今から登るの?って)とスマホ・ゲームにキャーキャー言いながら熱中しているので

屋台でコーヒー頼んで温まることに。

というか、しばらくそこにいて人に囲まれていたかったので。

ついでに屋台のおばちゃんが出してきたイカットを

スタッフへのお土産にまとめ買い。

ここでもイカット買う私って。ww

5時過ぎ、日没を迎え、

いよいよ本格的に冷え込むクリムトゥを後にしたのでした。

夢の中の出来事のようなクリムトゥの時間。

・・・・・・・・・・・・・

エコロッジでの食事は、1時間前に注文する決まりになっていました。

風邪ちょっとこじらせているもよう。本格的に熱出しつつあるちひろ。

ジンジャーティー&ラーメンをすする。

その後朝まで、節々が痛くて眠れなかった。

しかも、何と、夜半から雨が降り出した。

それでも、4時には何台かの車が出発する音がした。

(雨の中でも見えたのだろうか、クレーター湖?)

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エコロッジでの朝食。

UKからはるばる一人で来ていた婦人がいて、

せっかくここまで来たけど雨になっちゃって行かなかったわ。いいのよ、これで。

縁がなかったのだわ、って。

ちひろも見れなかった、けど、

そうね。

なぜかしら。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

続きます!




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