2017年9月30日 (土)

Tubanへ・その3

3日目は、同行人の息子をTuban市内のホテルにおいたまま、

(朝食の後の二度寝にてw)、

12時のチェックアウト前の時間、市内にある工房をお訪ねしました。

そのひとつは、驚きの大規模経営。

こんな風にきちんと手作業をやりながら、工場のような広さの中に多数のスタッフがいて、

織りも染めもある。

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手仕事だけど、これまで見てきた布工房とはおもむきがまったく異なります。

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織りのパートでは大音量のヒップホップがかかっていて、その速度に合わせて
びっくりするくらい早く横糸のシャトルが行き来する。

これはもう機械のような人力。

いいのか、これ?
(よくない気がする!!)
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織りあがったものは、なんとバリからのオーダー。

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もう一軒行きました。

こちらは、昔ながらの古いお家の中での家内生産。
人力機械的工房とは真逆の空間。

デコラティブなショールームスペースにはこのお家の歴史が飾られていて、

飾り物全部にひとつひとつのストーリーがある。


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おかみさんは、素朴でとってもいい人!

草木染のコレクションがステキでした。


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布まみれの旅の途中、ちょっとだけ観光もしてみました。

海沿い街ながらTubanには鍾乳洞が二つもある。

その一つ、市内にある方に行ってみると

思いのほか広くて湿度たっぷり。

暑くもないのにじっとり汗ばむ音のない世界に入り込むと

安心と不安の境目について考えました。

安心も不安も、実は同じもので、見方の、角度の違いなのかな、と。

ドームに包まれる安心と、もしもここから出られなくなったらどうしよう、というほぼありえないけれども頭をよぎる不安と。

息子はあんまり関心なくて、さっさと出て行ってしまったけれどもw


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Tubanからスラバヤへの移動は、これまたすごくワイルドなバスだった!

あまりに揺れて、本気で振り落とされそうになるものだから、ついぞ写真がありません。
AC(エアコン装備)とあったので乗ったのに、窓全開、タバコもくもく、物売り&ミュージシャン絶え間なく。w
2時間半乗って200円足らず、とは恐れ入りますが、

できれば500円でも1000円でもいいので、もう少しおとなしい運転で物売りさんたちが入ってこないようなバスがあるといいです。
スラバヤで予約していたホテルは、そんな旅の埋め合わせだったんでしょうか、5つ星なのだけど東京のビジネスホテルよりも安いマジャパヒト・ホテル。
「あー、もう、冷蔵庫に、コーラ入ってるしw」
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「居間の奥がベッドルームだし!」
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「こんなパースペクティブ久しぶりだしw」
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「何しろ、庭の刈り込み方が半端ないw」

「まる、しかく、さんかく」
おんぼろバスに揺られ、このギャップ。
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翌朝は、ちょいと高いがカフェテラスでの朝食を。
ブッフェに並ぶもの全部食べてみたくなるわけでw、ひとまず一皿目はサラダ。

スラバヤの朝、前日のほこりまみれを忘るる。


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飛行機の時間までは、ホテルから徒歩5分ほどのショッピングモールで過ごしました。

息子、はじめてのラテアートをインスタグラムにアップしてご機嫌w

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まだ終わりません、この旅は。
この後にもう一回のどんでん返しがありまする~~~~

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十分時間を見て出発したはずが、思いのほか大渋滞にて
バリへ帰る飛行機に乗りそびれてしまった。

振替便を探すも、「3日後」しか空きがない!!
息子が「バスで帰ろうよ」、と意外な事を言い出す。
マジャパヒトの滞在で埋め合わせしたものの、その前のバスに絶句していたのは誰?

しかし、もう3日スラバヤにいるわけにもいかず(新学期始まっちゃうし!)、

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バスターミナルに再び!

エアコン完備でまぁまぁのバス、バリ行きをみつけて乗り込むも3時間待ち。

深夜のジャワの陸路横断。
明け方、ジャワの東の果てバニュワンギからフェリーに乗り込む。


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朝日を海の上で見ることははじめてでした。、

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あ、バリ、見えてきた!

3日しか離れていなかったのに、何だろうこの懐かしさw

飛行機なら1時間足らずのところ、待ち時間入れたら15時間の復路!
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インドネシアって広くていろいろ異なるたくさんの場所がひとつの国になっている事は、
たぶん分かってもらえたと思います。w

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2017年3月 1日 (水)

ショートトリップ

ブログがほぼひと月振りになりました。

2月3日にバリに戻って以来、1月分の経理も手が付かないまま、3月に突入してしまいます。(≧∇≦)

友人たちが訪ねて来たり、バリスタジオの改修工事が続いていたり。合間にハプニングやボランティアなど、慌ただしい時には、より慌ただしさを引き寄せるものなんです、きっと。

3月からは駆け足で今年の企画展があちこちで開催されます。服作りのスタッフたちは2月後半から既に大わらわ。

今週からやっとブログ投稿の写真整理をしているところですが、

その前に、2月最後の今日のミニツアーの写真を入れます。バリ在住の友人たちと、久しぶりに美しいバリの自然にまみれました。

早朝4時過ぎ出発。バリ中央部の山岳地帯を抜けて、島の南側シンガラジャへ。

起床3時!

山間から素晴らしい日の出を拝む。


なーんとなく、エジプト風?
トンガリ山は、標高3千メートルを超える霊峰、アグン山。
山の早朝。久しぶり(1カ月振り)の寒さ〜〜



シンガラジャの奥地にて、少し前から体調が悪くなっていた方の、旅立ちを皆でお見送り。
素晴らしいお天気の中で。



おっと、乗り遅れないように!
トラックの荷台は、今でもこんなふうに活用されています。



帰路、再び山間に入る手前で大きな雲がにょきにょきと現れる。

その少し後、
あっと言う間に雨しぶき。



バリ湖水地方。
手前は雨、向こうはまだ晴れ!
なんて神々しい景色なんでしょう。



雨が似合う、湖水地方のアジサイ畑。
バリではお供え物に日々使われるアジサイの花。

再びホームに戻ったのは午後4時でした。

心に深く焼き付いた、2月28日でした。

この後は、
2月のバリを遡り
2回に分けて投稿していきます。

明日から3月、よりパワフルに、出発ゴー‼︎

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2016年7月27日 (水)

夏休み 7

7月ももう間もなく終わりに近づいていますが



いろんな事があって、今月はそれなりに長いのです。


心の中での起伏もいろいろ。


雲の上を飛んでいる飛行機のように


滑るように安定していたかと思うと、突然乱気流。


地球の上で生きているって、そういう事なんだなと思うこの頃です。




さて、長々と続いております「夏休み」投稿、


そろそろ大詰めです。




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帰国中最後2日間の日記です。




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子供はほぼ毎日12時間くらい寝ている。


寝るは育つのかもしれませんが、寝る時間が早朝だから。


下手をしたら夕方まで寝ている始末に


へこたれずお説教というのもなかなかなものです。




この日も午後までへいちゃら寝ているのを無理無理に起こし、進々堂でブランチして


どこか行きたいところはないのか、


何かもうちょっと興味が沸くことはないのかと尋問するに、


「釣りがしたい」、とおっしゃる。


へぇ、今の時間から釣りどすかい?


ところが、ネットで調べるとちゃんとある。


しかもバス一本で行けるところに。


あーた、運もなかなか。おきばりやす!




京都って本当に小さな中に何でもある。


今さら何度でも感嘆する。




弁慶っていうフナ&コイの釣り場主人は、


ヘビーメタルな装いで先がとんがった革靴で釣り掘場にはおよそ180度そぐわない。


映画の中に迷い込んだかのようで、軽くめまい。うん、もう、グルグル。




そして、閉場時間までの1時間。


点々々、、、、………からきし釣れない。




まぁ、釣れたところで持って帰るわけにもいかないし!
(コイだろうとフナだろうと、考えてみたら釣れたら困る。)






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ほかの釣り人も空振りだったので、ビギナーズラックはここにはないのだと


すんなり引き上げる。




この顛末、かなり高得点ではないかしら。w




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バス移動&釣り堀で


すっかりお腹空いた~。




このタイミングで行くべきはトラモント。




私が何度行ってもね、お店の人に覚えてもらえない。


子供と一緒に行くとね、


「あら~!」、って大層歓待される(笑)。




毎度行くたびに大きくなって様変わりしているのに


ちゃんと分かるんだね、トラモント。




カルボナーラをはじめパスタのおいしさでいつも満員のお店です。


久しぶりのトラモントにテンション上がりっぱなし、その割に、


今回は


カルボナーラは普通サイズで


前菜をちょっとずつ。




「あれ、これしか食べないの?」、って心配されましたが、


この後宵山祭りの出店がまだ待ってますから~




いつもパスタ大盛だけでほかのメニューに行きつかなかったゆえに、


前菜の域まで今回到達できたのは


なかなかヨカッタのではないかと思います。w




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そしてトラモントが近所というシアワセを、何度も何度もかみしめる。




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その翌日も、全然起きないから、


一人で朝から出たり入ったり。




コンビニ行って戻って、ゴミ捨てに行って戻って、そして


進々堂にパンを買いに行ったついでに


山鉾巡行も見に行ったりできる。




そうなんです。


宵山だけでいいかな~、って軽く思っていましたけれど、


パンを買いにマンションを出たところから高い鉾が見えた途端、


吸い寄せられました。




おぉ、これがクライマックスでもあります。


4年前にも見ましたが、


今回は今回でまた見ごたえがあります。




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先頭の長刀鉾。


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法被や浴衣がかっこいい!


というか、もう、そこに目が釘付け!

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その下の豪華な織物について、じっくり見るなら後祭の時期。




山鉾のそれぞれに


ペルシャやらインドやら、異国の織物が美術館の展示のように。




雨模様の日だから、ビニールが掛けれれているものが多かったけれど


見学者の方が「そら、たいそうなものだから、お天気で大変なんですわ」、って。




何百年も前から大切に、そして祇園さんの時にはあでやかにお披露目されてきた織物は、室内で大切にしまわれているものとはまるで違って見えました。




お祭りのたびに沢山の人に見てもらっていると、何かが宿るんでしょうか?




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長刀鉾には生稚児さんが乗っています。


昔疫病が流行ったことからこの伝統。


稚児さんは八坂神社の氏子さんから毎年選ばれるそうだけど、


びっくりするくらいお金もかかるらしい。


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ん~、この浴衣もいいですねぇ。




さてと、そろそろ昼時、子供を起こしに戻ります。(笑)




パンを買いに出たついでとしては、すごすぎるひと時でした。


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午後は、叡山鉄道に乗って。


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バリ友で京都にお住いのキャロさんのお宅へ。




子供の為に「とらや」の旬を用意していてくださいました。


これだもの。


日本ってなんていとおしい。




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これがお菓子だなんて、バリ人にはきっと信じられない事でしょう。


半分バリ人の子供は、めっぽう喜んでパクつきました。




素敵な夏のおもてなし。


ライトブルーのお皿と、モミジの葉っぱと。


冷え冷えのお茶のコップと。


季節感に乏しいままの10年余りなので、しみじみ。キャロさんに多謝。




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夕方、雨。


河原町通りで友人と待ち合わせ&合流。

その後、雨やんで寺町アーケードをそぞろ歩いていると、何やら前方からやってくる!!




後からいろいろむさぼり読み知ったのですが、なんと、これが祇園祭のご神体。


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勇ましい時代劇の将軍のような馬に乗った方から




平安装束の方々から




不思議なミックス感覚。




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向こう側からどんどんやってくる、神様たち!


そして、稚児さん現る。




この稚児さんが首からさげている駒型の木彫りが、ご神体とのこと。


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ユルユルとだらだらと過ごしていた京都で


ご神体にまでお目見え出来て。




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翌日も午後まで起きない。w




今日が最後だよー、明日はもう出発だよー、と


何度行っても同じこと。

午後起きて、wifiがつながるカフェでブランチ。




誠光社のお隣。アイタルガボン。




大盛サラダとおいしいパスタ、おいしいパン。

さらに、おいしいコーヒーかジュースを選べる。

このランチが980円とは!!!


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若冲展を細見美術館で見て、


その後は荷造り。


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ふと見上げると、ぽっかり満月。




浮いてるね、これは! 雲の筋が静かな海原のよう。




ポジティブとしか言いようがありまへん。と、唸ります。


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バリに戻るも相変わらず夏休みの子供は早朝まで起きていて午後まで寝ています。


ゲームでスマホでイヤフォンで。かたくなです。


しかし、あと数日のなのよ。わはははは。


その後は朝6時50分に家を出る生活が待っている。


このギャップをクリアできるのかね君?


夏休み。


学校のスケジュールとは別に、私しっかり、休ませてもらいました。


これからシャキッと仕事モード。


すでにがっつり秋物服に仕掛中です。




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ディープな夏をありがとうございやした。




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2016年7月24日 (日)

夏休み 6

バリに戻り順調に仕事復帰しております。
ブログとのタイムラグ相変わらず。
インプットが出来たので、これから先暫しアウトプットに向けて。
といいつつ、来週から日本の夏休みにてお友達が次々とやってきます。

バリの祭りやら、日本の事やらでマニスはどこへ行ったのやらと思われるかもしれませんが
あともう少しお付き合いくださいまし。


清水の翌日は、同志社大学今出川校に行ってみました。
将来のビジョンが殆ど描けていない子供の社会見学、大学には進学しなかった私の社会勉強。
同志社大学は京田辺というところにもうひとつ敷地があるようですが、
こちらの本校は設備も環境も申し分なく
何と日本語が出来なくても英語力の試験とスカイプによる面接で入学出来る外国人枠があるそう。
いまどきの大学は何て窓が開いている事か。
ゲーム専門の子供もサスガに興味深々。

カフェテリアで学生さんたちに混じってラーメン食べてみました。
ちっちゃな幸せと空想と。
願いもしないけれど、大学ってところでとことん興味のある勉強をする事ってどんな気分がするのだろう。
大学行かずに大卒の人たちと仕事場を一緒にして来た過去が蘇る。



学園都市京都の夏。
輝いている。
何だかまた勉強むさぼりたい気分になってきた。(オイオイw)

時間が余って京都駅前へ久しぶりに出てみました。
イオンモールの中にある書店で長居した後、駅構内に出来ていた星乃珈琲店。


この設えに唸りました。

さて、いよいよ。

宵山です。

前日の宵々は出店もまばらで静かでしたが、この日は午後6時から交通規制。
ホコ天に出店ズラズラ、こうでなくっちゃ。


鉾と山に灯りがともる。



お囃子とともに何やら棒を振り回す。
人垣の上からエイやと腕伸ばしスマホで。
山鉾ごとにあつらえているらしき浴衣に目が釘付け。



写真イマイチでごめんなさい。
こういうお揃いの艶やかさ。
チマキを売っていた女子たちの。
決して派手を競わない、けれども、素晴らしいの。
どんな難しい服作ろうと敵わない、圧倒的な装い。



手作り感覚がね、もう。
美し過ぎて。



遅い時間も行列の居酒屋さんで小休止。
一体何時なんだ?
出店で食べ歩きお腹いっぱいなんだけど、カルピス飲みたい子供に付き合いキューリとポテサラとワインな夜。



大通りはまだまだ活気、
雨は降らず肌寒いくらいの宵山の夜長。

4年前はこの夜店で5千円も散財したのに、金魚掬いにも、もう興味なし。の、子供ですが、串焼き食べ歩きカルピス飲んで歩き疲れた事くらいは暫し記憶できますように。

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夏休み 5

京都には6日間滞在でした。

仕事じゃない京都も嬉しいというか
(モチ仕事もアレコレありました)
いや、仕事があれど嬉しいの一言ですな!
時期が時期ですから。
隠しきれぬ前傾姿勢でごめんなさい。

今回はスマホのゲームでイヤフォン装着、周囲をほぼシャットアウトして生きている夏休みざんまいの子供と一緒です。
当然、時折、ぶつかり合います。
しかし石の如く固くそこから出てきません。
結果からして最初から最後までイヤフォン装着で遮断されてました。

でも京都でも、しつこく連れ回しました。w



うわ、嬉しきシンプル。
コレは書店の丸善カフェのオリジナルのハヤシです。
レプリカの金色屏風絵の前のテーブルは、地階ながら祇園さんモード。
京都の丸善が素晴らしいのは前にも書いたように思いますが、カフェもね。空いてて快適で申し訳ないくらい上等なのです。
マンションから、仕事場から、散歩の距離にあるので本を見がてら仕事の後に。

京都に越して来て4年目の夏をじっくり堪能します。



清水寺。行ってみました。
アッツ〜い日差しはあっという間。
にわか雨到来。
清水寺は外国人に人気第1位の観光名所らしい。
中国人が大半で。
お寺と神社の違いを子供が分かったかどうか。



雨宿りの清水。



清水焼のギャラリーに入ってお茶。



ねねの道に並ぶ軒先きで点々と雨を避けながらそぞろ歩く観光コース。








そして、知恩院へ。



やがて晴れて、宵々山の夕暮れでした。

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2016年7月23日 (土)

夏休み 4

伊勢神宮、初めて行きました。
布探しで最寄りでもなく、これまでわざわざ行く機会もありませんでしたが、夏休みだし真鶴から大きく寄り道なのです。
ちなみに、伊勢から京都からは便利な急行があり
移動での長旅は前日だけ。

さて、先日投稿した写真は下宮(げくう)というところ。お伊勢さんが2つあるという事も今回初めて知りました。
下宮と内宮両方合わせて伊勢神宮。って解釈ですね。

それにしても。
メガネが曇るくらいの蒸し暑さです。
蝉は喜びの大合唱。
夏が雨をかき分けて先へ先へと食い込んでくるように雨と暑さがせめぎ合う。




下宮を出てバスに乗る前に、
これね♪



これが入った抹茶氷も頼んだのですが、
一気にシャキーン。
赤福氷という名の、夏の味方でした。w

さて。
内宮(ないくう)へはバスに乗って行くのが一般らしく、バスにゴー。
バス代はICカードだとうやむやだが、何やらエラく高かった。

内宮に着くとまたもさみだれ。



左側通行と決まっています。
お清めの場所も左に。

もうひとつ、お清めの場所がありました。
五十鈴川という川があらわれました。



もやが上流から下流に、川の流れに沿うように流れ込んでいて。
何て印象深いお出迎えなのでしょう。



ここが天照大御神がおまつりされている本殿ですが、ここから先は撮影禁止区域。
麻、かな、大麻かな、その布の向こうにおまつりされている。
その布に触ってみたかった。
神さまは偉大過ぎて私は小さすぎた。



木たちはたゆたゆ。
皆んなが触って黒くツヤツヤ。



下宮とはまるで違った空気感、と思うのは私だけでしょうか。
ナゼ2つ合わせて伊勢神宮?



美しさの簡素さ。じゃなくて、引き算の美。



おかげ横丁をスタスタ歩いて、
そろそろお腹も空いたか
子供がここでウナギを食べるというので
私はその店にあった
てこね寿司というのを食べる事に。

すし久、ね。
忘れませんよ。
優しさに溢れてましたね。
何の情報もなく吸い寄せられた。
懐かしいかぐわしいある種の不変かな。

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2016年7月19日 (火)

夏休み 3

クアラルンプールでバリ行きフライトを待っています。
が、とりあえず遅延。
何度も出発時間が変更になるも、機体がまだ来ていないのであるよエアアジア。
いつもの直行便と同じ時刻に関空を出発したけど到着は明日かもしれない。

さて、時間がモーレツにあるのでw
ブログの更新すすめてまいります。

志摩に話しを戻します。



ホテルに到着後はそのままベッドに潜り込みフリーWi-Fiの子供をそのままに、
入江の夕暮れ時を眺めに出ました。
自然そのままの遊歩道、またもカニがたくさん。
静かな陸と海の境界、たくさんの生き物たちに囲まれ景色を独占。誰もいない、人気がない、海辺です。
しばし瞑想でもしてみたかったけれど、
生き物たちの気配に五感を奪われました。

まだ暫く暗くならなそうだから、
別の遊歩道へも入ってみる。
こちらはホテルの敷地内。


売店で地ビール買って、こちらの場所も独り占め。

無数に息づいている気配というか、安心に包み込まれているというか。
呑気に無防備にたたずんでいましたけれど
夜はイノシシとタヌキの世界になる事を後から知りました。



翌朝は、雨。
地野菜と海からの季節の食材という朝のブッフェ。
うーん、ネットで見つけた割になかなかいいホテルでした。

さて、雨だし早めに行動開始。
賢島から再び近鉄線に乗ります。



伊勢神宮です。
下宮からお参りします。
式年遷宮のお引越し跡。
何て清々しい。



下宮に入って暫くすると、そこだけ晴れている場所がある。風の神さまと土の神さまの手前にある御池。



こちらが確か土で



こちらが風。

雨の湿気でハンパない。木々から滴るしずく。



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2016年7月18日 (月)

夏休み 2

今日までの夏休み帰国。
仕事はほんの少しだけ、という贅沢な約2週間でした。
前月は思いの外忙しく、行きそびれた歯医者へも!
8月から中2になる子供は「冬休みには一人で来る」と言っているし、
まずまず楽しんで貰えたのかな?

その後も色々と行きました。

東京の2日間の後は、京都まで2泊3日でまめたび。



東京に駅から東海道線に乗って真鶴です。
蛸の枕です。
オムライス、このレベルのオムライスは
真鶴までわざわざ食べに行きたい。

ランチの後は店長の息子さん、一心君と一緒にバスでケープへ。


これ、バス停。
土に刺さっているので緩んで傾いておる。

遠藤貝類博物館です。
私は3回目!
少し展示が変わりましたかな?
写真はウニの仲間。
名前が相変わらず凄い。
ムシや植物、魚もそうかも知れないけれど貝類の名前はホーント奇想天外。
文学性が問われるかも。

スカシカシパンってw


どうじゃ! この名! w

そして一心君の案内で磯へ降りました。


オーロラシューズの私は、そこまで行けない。
子供たちはどんどん岩場を歩いて行く。
カニがいっぱい!


近くで靴脱いでチャプチャプしてみました。w

バリの海は人が多く、サーファーが多いから
日曜日なのに静かな岩場という贅沢。
日が暮れるまで遊んでいました。
一心君。ありがとう。
次回はバリで!

翌日は、
熱海から名古屋まで新幹線鈍行で。
各駅に6分ずつ停車するからか、車内販売ナシ!
そしてありえない位空いていました。
ほぼ貸切車両でした。
新幹線なのに。

名古屋からは更に乗り継ぐ。
JR快速みえ鳥羽行き。
終点から近鉄線の普通電車でこれまた終点の賢島へ。
真鶴を昼に出で、着いたら夕方〜〜。
こんなにたくさん電車移動するのも久しぶり。
車窓をボケーっと眺めながら。



賢島から先は滞在先のホテルまで
送迎バスしかないのです。
バス待ってマースw



G7サミットが行われたばかりの志摩です。








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2016年7月15日 (金)

夏休み

今年の夏、2度目の日本をまめたび中。

台風と共に格安チケットでクアラルンプールで一泊し、羽田から上陸しました。
中1から中2の間、ロングな休みを持て余す子供の夏をどうしたものか思案して。
最初はオーストラリアを考えていたけれど、物価と滞在費用、夏休み的かどうかなどなどから(オーストラリアは今冬だし)、やっぱ日本!



最初はやはり上野詣。国立科学博物館。
何度見ても足りないこの常設展の奥深さ。
子供より、オトナの自分がよっぽど。
旅の途上子供はとっくに歩き疲れ、ベンチに座らせて見まくるオトナ。



銀ブラ、ギャップと山野楽器が目的地。



築地市場、すしざんまい。
メジャーだけどやはりコスパ。20分待ち?並んで入って、カウンターでぱっぱと平らげ、ぱっぱと引き上げる!
あと少しで移転してしまうのが寂しく。

東京がホームだった頃にはいつもの場所ながら、
少しずつ変わって行く事を外側から感じる今は
より一層愛おしさと望郷があります。



翌日。
サントリーホール。
東京交響楽団の定期公演。
写真はご法度だったかもしれない。
魔法のシャワー浴びた。



麻布十番の更科で蕎麦。
久米さんのギャラリー、麻布十番ギャラリーへも行ってみました。
雨の一日。



参議院議員選挙前日。三宅洋平さんの最後の街宣、品川駅港南口。
街宣演説にライブミュージック、そして
前代未聞の多数のギャラリー、
結果はともかく
その場に行く事が出来た事に感謝します。
大好きな日本について真剣に考えているたくさんの人に囲まれる幸せ。
そうなんですよ。
考えるきっかけ、時間。
ありがとうを何度言っても足りない。






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2016年6月14日 (火)

常滑 続き

ネットが不安定なのでワードで書いたものを貼り付けます。

(6月15日・相変わらず写真はいりませんが一部加筆)

 

常滑の苗族刺繍博物館。

オープンしてすでに数年以上。

私はかなり出遅れ訪問でしたから。

もしもこれから行かれる方がいらっしゃればのお節介、以下です。

すばらしいレポートと写真がおっ師匠のブログに既にありますから今後行かれる皆さまは是非そちらを参考にされてください。(実際に、この布茶ブログのナビがないとどこからどのように見たらいいのか分からないままです。)

予習するか否かは、超重大ポイントです。または、真っ白なまま見に行って感受性のアンテナでたっぷり吸収するという手もあります。(いずれにしても何度か行かないと全部見切れないのは確かです!)

そして民族調の好き嫌いを超えて、この空間に集められている圧倒的多数多様摩訶不思議な手仕事にどのように打ちのめされるかは、皆さんそれぞれのお楽しみだと思います♪


ルーペで覗き込む、手法が半端なくたくさんある、デザインの中に意味深なものが多数ある、などなど、いっぱしの美術館の絵画を見るのとわけが違います。慣れない人は10枚くらい見て酔います(たぶん)。私は30枚くらいでギブアップでした。瑞代さんのご主人は、日ごろ何度見ても飽きないコレクションがお酒のつまだそう(なんて素敵な飲み方なんだろう)。

平日の午後のみ、予約制、4名まで。…です。

うんと暑い時期とうんと寒い時期を避けてお出かけください。以上。

・・・・・・・・・・・・・・・

 

で、ここから先はちょっと脱線させていただきますよ。

少数民族の手仕事、思い出しついでにバック・トゥ・ザ・フューチャー。

ひゃっ、ひゃっ、ひゃっ。

 

久しぶりにたくさん書いちゃいます。

(以下長くなりますのでお時間のある時に。)

 

・・・・・・・・・・・・・・・

 

デザイナーの仕事からドロップアウトしてぼけ~っと過ごしていた25歳くらいの頃、私は、北タイの山岳民族を訪ねたことがあります。

いつの頃からか中国からタイ側に移り住んできた少数民族が定住しはじめ、集落ごとに異なったデザインのお揃いの服を着ているという写真集を、近所の図書館で見つけたのがきっかけ。驚きのあまり(若さの至りで!)いてもたってもいられずに、チェンマイからチェンライの山々を訪ねたのです。

 

ええと、自分の年齢から逆算するに大体25年以上前のこと。(笑)

 

最初に出会えたのは、大人の女たちは黒っぽい生地に鮮やかな配色のクロスステッチの刺繍の上着を着て、藍染のプリーツスカートをほぼ全員履いていました。苗族のグループでした。

マウンテンバイクでしか入れないような山の中で、驚くほど手の込んだ服を皆で着ていた人々。

競いあうように、人からどう見られるかをいつも気にして服を着ていたバブル後の日本でしたから、それはそれは衝撃的でした。

あの山の人たちの、まるでそんなことはどうでもよくて、どっしり手の込んだものをごく自然に着ているあのオーラは一体何???

当時はまだそれを観光客に売ろうとする人もいなくて、カメラを向けてもポーズをとる人もなく本当に無垢な世界でした。

私は、もうすっかりハマっちゃって。

チェンマイのゲストハウスで長期滞在していた欧米系フリーカメラマンたちと情報交換しながら、運転のうまいスタッフの男の子に頼んで連れて行ってもらいましたっけ。

(なつかしや~、ネットのない時代。)

 

何度か訪ねるうち、山のある集落で葬儀が行われていました。

儀式が始まると、それまでの暑い暑い日差しが急に消えて真上にいつの間にか雨雲が現れていました。今にも降りそうなくらい辺りは暗くなり心配になるのもつかの間、ご遺体が葬られるとまたギラギラとした日差し。あれっと思って空を見ると、雨雲が逃げるような勢いでどこかへ行ってしまったんです。

 

それ以来、神さまって本当にいることも分かったし(笑)、苗族の人たちの手仕事には何かが宿っているような気もして、日本のバブル経済&ファッション業界が心底バカバカしくなって。

はい、そして今があるわけです。(笑)

 

今回常滑の苗族刺繍博物館の佐藤瑞代さんとお話をしていて、思ったのは

信じられないくらい多様で精緻な手仕事の数々には、まず一旦引っ張られ揺さぶられてみるれてみること。コレ大事。

その後想像を膨らませてみる。

苗族をはじめ山岳民族、少数民族の人たちには何か特別なものが宿っている。それが何なのかをロジックで追及したところでグルグルするだけなので、あの人たちは宇宙から来た、とか、宇宙的だから、と考えたほうがずっとしっくりくるという事でした。(笑)

 

瑞代さんが無造作に広げてくださる布たちを触って覗き込むと、よくぞはるばる日本にこんなに集まってくれましたね、って嬉しさがこみあげてきて鳥肌が立ってきた。

うん、そういう、何ていうか、何かが宿っているようなもの。

「そうなのよ~、もう宇宙人としか思えない!」、って瑞代さんも何度も言っていましたし。(笑)

その辺の感覚が共有できたことがことさら嬉しかったりして(笑)。

 

岩立フォークテキスタイルミュージアムの岩立さんとお話をしている時、岩立さんはときどき急にシャキッとなって別人のように滔々と話し出すことがあります(皆さまもご存知の通り!)

その時に、同じものをいつも感じるんです。

布や手仕事を時間や対価ではなく、もっと幅広い時空の中で考えるときにとてもワクワクする瞬間があって、そこに帰着するともうキラキラしたものがとめどなく溢れてくる。

まず家族の為にこしらえるという目の前の目的がある、しかし、目にする刺繍はもっとずーっと超えている。永遠不滅で圧倒的で。

抽象的な話しですみません、とにかく布と手仕事の中には時折ミラクルな窓がぱっくりと開いているかのような、ものがたりのようなお話しです。

(少々加筆します。)

それから、数ある少数民族の中でもやはり苗族の人たちは、手仕事に抜きんでているかも知れません。

Tomoko TokrimaruさんのOne Needle, One Threadという写真解説集は貴州省の苗族の人たちの刺繍と手仕事の工程を細かく図解している本ですが、こちらを見ていると、面白いことがわかります。

大体20年くらい前の人たちが細かい刺繍をしている場所がすでにタイルの床だったり、普段に来ているものが量産のブラウスやTシャツだったりしています。

それでも針と糸での仕事の細かさは当時そう衰えずにさかんに行われていたようです。ポイントは見た目を重視して手を抜くという、今では当たり前のモノづくりにはまだ一歩も近づいていないように見えること。たった20年ほど前に、まだこの素晴らしいモノづくりは残っていたのですね。

何と素晴らしい、苗の女性たち。もう一度会いに行きたい!

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話しをまた昔に戻します。

今から20年ぐらい前に貴州省にも行きました。雲南省が許可なしで入れるようになったばかりの頃のことです。

香港から列車を乗り継いで大理までの旅でした。

そう、まだ何が何だか分からない頃はひたすら旅ばかりしていましたの。(笑)

 

確か、「地球の歩き方」を参考に。列車の駅からバスを乗り継いで、龍の背中のように山間を棚田で埋め尽くしている少数民族の集落を目指しました。千枚の棚田とも呼ばれ3世代以上かかって開拓したという場所でした。

貴州省は、佐藤さんご夫妻が通われた「刺繍」のメッカです。

バスを降りてからもかなり歩いて、心細くなるような山道を行きたどり着いたのは、やはり苗族の村でした。斜面に建てられた見事なロングハウスは、景観を計算した今風のリゾートよりはるかに美しかった。暮らしぶりはつつましく、筆談でやり取りしながら、突然の訪問に嫌な顔ひとつしない人たちから、かまどにくべられたお鍋のスープをいただきました。決して恵まれた豊かな自然ではない奥深い山間の集落です。その中で、どしりと安心できる大きなお家が建てられ、お鍋にはスープが暖められている。その時欲を出して、家族が作りかけのおんぶ布を一枚分けてもらいましたが、今でも宝物です。

あの人たちの安定感、満たされた感じが忘れられない。

刺繍の中に全部込められている。

 

複雑さと創意工夫を競い合って楽しんでいるのは間違いないかと思います。

苗族の人たちの際立っている部分があるとすれば、それがごく日常だという事。

難しいことをやって競い合うばかりだと疲弊してしまうでしょ、それが全然ないって事。

難しい手仕事をどれだけ細かくどれだけユニークに、って自分自身でまず楽しんでいる(たぶん)ことが素晴らしいのです。

 

久しぶりに原点に立ち戻ったかのような今回でした。

ローの手仕事って手芸とはもしかして全然違うもの、暮らしの中から湧いてくるひとつながりの現象です、かね?(手芸は手芸でまた大いなる発展をしていますから。)

これからも布のなかに息づく目に見えないもの、手仕事に込められているものたちをリスペクトし大切に考えていきたいと思います。…といっても、私たちの仕事ってそれを切って縫う事ですから、なかなか勇気が要るんですよいつも。(笑)

やはり写真を入れようとすると止まってしまうようなので一旦アップしてみます。

 

 

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