2019年5月20日 (月)

まめしんぶん 2019春夏 3 カラコットン

5月17日に京都に着きました。

きょうは、もう東京へ送る荷物の梱包作業中。

早いもので、作品展はもう今週です。

週末はお天気もまずまずでちょっとまた気温が上がって来そうな予報ですね。

初夏のための爽やかなコレクションが映えるといいな、と

楽しみでなりません!

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まめしんぶん3回目は、

「Khadimanis」のシリーズをご紹介します。

カーディマニスは、薄ピンクのネームラベルをつけています。

天然素材、天然染めのベーシックな服を中心にしているのですが

シーズンによってあったりなかったり。比較的影が薄いのですが、

今回は薄ピンクラベルが充実です。

 

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カルナタカのカディ

カダールと呼ばれるカディ、手つむぎによる本来のカディ。

地図で探すと、南インドのバンガロールに近い地域です。

カディコットンと言うと今や半分機械のような動力で大量生産もされている中で

ここでは有機染料(天然染め)だけを使い

ガンジー思想のポリシーを尊重した織物をつくっているそうです。

今回はカディコットン探しに没頭しているうちにここの生産者と巡り合い、

インディゴを使ったストライプを取り寄せてみました。

ふわっと綿毛が時折飛び出してくるようなナチュラル感。

これまで扱ってきたどのカディより、コットンらしさが感じられます。

(DMのコラージュ写真にこの布のアップの写真を入れています。)

柔らかいので、弱りそうな力がかかる部分にステッチワークを入れました。

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カッチのインディゴ・カラコットン

砂漠地域グジャラート州・カッチ地方から直接担いできた布を

高温多湿のバリで洗うと、ちょっとしんなり。湿気のせいかどうかは分かりませんが。

カッチでは、カラコットンと呼ばれる綿毛の実が小さい品種を栽培しているそうで、

それが糸車で紡がれている。

繊維が短いタイプのコットンは太く分厚くされがちですが、

こちらはガーゼのように薄い生地。

カッチのセンスはなかなかです。

濃いインディゴ染のカラコットンで、ノースリーブ重ね着タイプのカシュクールと

脇にパネルを入れすっきりしたフォームのブラウスを。

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一見ボソッとした表情ですが、薄いガーゼ調のせいか、いい雰囲気。

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ブラウスは2サイズ。

チューブスリーブTOPと名付けられていて、

スッキリしたシルエット。

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ほんの一部に白糸ステッチを効かせて。

(ボタンループの脇ですが見えるでしょうか?)

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カッチのカラコットン・ストライプ

カラコットンの中でダントツかわいいのがストライプです。

まずはメビウスTOPというデザインで

インディゴ染料を使ったブルー系の爽やかなストライプを使いました。

緯糸の撚りが強く、洗い立ては楊柳のように縮みます。

裾、端にシルクオーガンジーのパイピングワークを取り入れて

しっかり仕立て。

さらりと羽織りやすい夏のアウター。

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同じ工房のやや太めのストライプ。

こちらはロングチュニックを作りました。

紐にはストライプに似せたステッチワークを入れて。

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カラコットンのサリー

デリーのギャラリーで買ったサリー。1枚からブラウス2点、スカート1点を。

写真の柄は完売していますが、こんな風に紐の先端にパーツを付けて。

袖口と裾にシルクオーガンジーを付け足して、

ブラウスそのものが2枚重ねのようにも見えそうな一枚仕立てです。

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サリーのTOP部分からスカートを。

ストライプのグラデーションがおしゃれ。

ポンポンが付いているのは片面だけです。

中地にタッサーシルクのオーガンジーを使った贅沢仕立て。

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別のサリーは、グレーの天然染めとルビー色のコンビネーション。

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下のはサリーではなく

カッチで買った服地用。

このようなジャムダニのような織模様の事も、カッチと呼んでいるようです。

ベンガルのに比べて柄が大きくはっきりしているのが面白いです。

東西パキスタンがあったように、グジャラートと西ベンガルは共通していることが時々あるように思います。

(キルト=カンタはベンガルとパキスタンにあるし、自分の祖先はカッチから来たというベンガル人もいます。。)

生成にトリコロールがおしゃれですね。

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下は、カッチの工房作のデュパタ(ショール)を使った

「カシュクールエテ」、

夏のオーバードレスです。

1枚1着だと不足なので、パーツがコンビになっているものもあります。

端のタッセルをそのまま裾に使っています。

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最後は、カラコットン・ボーダーです。

ビーチタオルのような太いボーダーが薄手の織にいい雰囲気。

風合いは上のストライプと似ていますが、楊柳のように縮まないタイプ。

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ボタンとボタンの間にコメ印ステッチを入れて、ポイントに。

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カッチのコットンは、この生成色の雰囲気がいいですね。

真っ白、オフ白のストライプと比べてこの地色であること、

短繊維のコットンながらカジュアル過ぎない粗野な感じがしない。

薄さ加減も服地にバランスよくて。

色合いを保つためにも洗剤ではなく石鹸系のもの、ソープナッツなどで洗ってくださいね。

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それでは、

今から荷物発送します。

神楽坂でぜひお目にかかりましょう。

 

 

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2019年5月14日 (火)

まめしんぶん 2019春夏 2 ステッチワーク&トリコロール

きょうは、まめしんぶんの続きです。

 

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ステッチワークの服

前の投稿にもいくつか入っていましたが、

薄手の生地をしっかりさせる為もあり、ステッチたっぷりの今回です。

インドにある服の仕立て方には縫い目を使ってステッチでそのまま縁飾りを描くものもよく目にします。

それをちょっと応用して色糸を使ってポイントに。

下は、リネンガーゼを後染めしたもの。

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こげ茶と紺があります。

ふんわりしたポムショートという形の服。

薄手の生地に色糸ステッチが入ると服の雰囲気が楽しくなります。

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下は、毎シーズン作っているロングジプシーという形。

ややしっかり目の薄手リネンです。

白地にブルーのステッチと、ナス紺に白のステッチ。

襟をしっかりさせるために、これまたステッチたくさん入れました♪

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下は、ブルマーパンツという形。

ギャザーとフロントボタンがポイントの履きやすいパンツです。

濃赤に生成ステッチ、紺には赤ステッチで。

ベーシックないつもの形も、ステッチ効果でちょっと新鮮、かな?

今回お題にしているトリコロール調で

その他いろいろ。

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ちなみに、ポイントに使っている赤は

リネンのほかコットンキャンブリックも。

深めの赤がこのところ続いていますが、

来シーズンの秋冬でも天然色にこの赤を差し込んでいく予定です。

(赤の時代が到来しているみたいです・笑)

 

 

イカットとバティックの服

夏なので、

爽やかなイカットを少々使って

2タイプのドレスを作りました。

毎度お決まりのようですが、コンビです、やはり。

左のワーカーズドレスの形では、ブルー系のコンビネーションで2柄。

右のギャザードレスではモノトーンで4柄(写真のほかの3柄はチェック地)。

どちらもフリーサイズ。

イカットはオリッサ州の手織です。

バリ産のエンデックという腰巻イカットと比べると、かなりソフトな風合い。

実は最近イカットに再注目しています。

インドネシアにいると腰巻派はバティック部隊が大勢の中、おしゃれなイカットがしばしば目につきます。

バティックは生地が機械織でち密なのに比べて、イカットは手織りのせいか

ちょっとしたズレがリズミカル。

涼しい夏ドレス、おすすめです。

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お次のバティックは、ほんの1週間前に行ったジャカルタのINAクラフトというイベントで

見つけたものです。

スクリーン(手作業のプリント)ですが、同じ配色でいろいろな柄があるので

やはりコンビネーションです。(笑)

ボタンループパンツは今回履きやすいローウエストに。3サイズあります!

写真は左が前、右が後ろ。

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レイヤースカートもやっぱりコンビで。

1着ごとに全部組み合わせが異なります♪

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バリから京都へ今週移動。

5月18日の土曜日は私がtoko manisのお店番をしています。

お直しなどのご相談がある方、お待ちしております。

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まめしんぶん、続きます!

 

 

 

 

 

 

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2019年5月 8日 (水)

まめしんぶん 2019.春夏 1 ブルーの服

GW直前に投函している作品展のお知らせDM、

受け取られていますか?

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今回は、西ベンガルの写真を少しコラージュしてみました。

早いもので作品展と銘打っての季節の展覧会も、もう69回目。(次回の11月には70回目となります!)

アトリエマニスをスタートしたのが1999年辺りですので、今年辺りはかれこれ20歳。

こんなに長く一つのブランドを続けてこられるなんて、

本当に感謝の一言に尽きます。

着てくださる方があってはじめて存続できる仕事です。

皆さま、いつもありがとうございます!!

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今回の春夏服は、あえてナチュラルなタイプに偏ってみました。

まずは昨年末の本藍の出会いから。

藍染師佐々木睦子さんに染めのお願いをし、そこから発展して

前から訪れてみたかった徳島の本藍染工房・矢野藍秀さんのところで

服を染めていただくことが出来ました。

本藍を中心に、インディゴ染によるさまざまな布集めをしてきました。

また、

段々ヒートアップする世界気候の中でより快適に着られる夏服をイメージすると、

それはやはり西ベンガルのカディコットンでした。

モスリンと呼ばれる極薄コットン、おそらく世界でも最も薄いタイプの手織コットンは

以前から大好きで何度も使っていますが

今回は

昨12月より2回に渡って布探し、注文、産地の訪問、と

コルカタを拠点にかかわって来ました。

もうひとつ、

同じカディでも綿花そのものが異なり風合いも独特なカラコットンも

産地のカッチ地方・ブージから入手してみました。

「布集め」にスタート地点を置き、集まった布で

着やすい服&いつまでも着られる(なるべく!)服を今回も。

少し早めですが、今日から3回に分けて、「まめしんぶん」2019春夏服を投稿していきます!

 

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本藍染の服

矢野藍秀さんは、着分ずつの生地を染めるのがベストとおっしゃったのだけれど

いろいろ考えて、先に縫いあげた服を染める方法でお願いをしました。

こちらはリネンガーゼ。コットンよりも藍を良く吸い込み、深い色合いとなりました。

ほとんど黒に近い深さ。それでも透明感がある。

矢野さんの本藍染めについては前に書いていますが(→こちら

インディゴ染料とは異なり色が落ちない、というところが本当に素晴らしい。

何よりも鮮やかな染め上がりが素晴らしい。

(そのほかさまざまな効果も期待できると言われています。)

矢野さんがこのリネンガーゼをご覧になったときに

「わ、いい布ですね!」と即おっしゃった。

ショール用のみならず服地になる強度があります。

京都の麻専門老舗のリネンガーゼ。

本藍は染める人によって出来上がりが結構異なるのかもしれない、とふと思いました。

こちらのチベタンチュニックのほかに、80番手リネンのシュミゼ、ツイルのパンツも好評です。

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下が佐々木睦子さんによる染です。

あまりにも鮮やかで、写真にうまく写し込めませんでしたが

光が差し込む深海のような自然界のイメージ。

佐々木さんは、藍が持つ潜在能力は人を治癒すると言い

染めるタイミングや内容はインスピレーションで決められているようです。

今回お願いしたのは、作品の中でもひときわ強い印象がある「ねじり絞り」です。

本藍独特の濃淡が1点ごとに異なり、絵画のような出来上がり。

佐々木さんのこれまでの中でも手ごたえがあったそうで、「作品に光を入れることができた」、と。

今回の新型「バックタックパンツ」を仕立てていますが、

布の特性から、一部を作品展時にカスタムオーダーをお受けすることにしました。

デザイン、サイズなどを承り7月下旬までにお仕立てする予定です。

2着限定です。

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インディゴブルーの服

本藍とはまた違ったインディゴの魅力。

今期最初に入ってきたのは、アフリカ。ブルキナファソの手織です。

岩立ミュージアムやBigaさんでも販売されている、アレです。

New itemでも以下のように紹介中です。

ブルキナファソという西アフリカの小さな国はかご編みで最近知られていますが、綿とのつながりが深いモシ族のお話を文化人類学者の川田順三さんが書かれています。
モシ族は綿を織るだけではなく種を食用にもするそうです。
岩立広子さんによれば、細幅(10センチほどの)テープのような織物を横に何枚もはぎ合せた衣は、昔、懐が寂しい時には何枚か切り取ってお金の代わりにした、という事もあったらしい。
手縫いによるはぎ合せは思ったよりしっかり縫われていて風合いも気持ちよく、服になってまた一段と個性が出たと思います。
1枚の大判ショールからパンツが1着、それぞれの厚さや染め濃さが異なります。 

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まずはしっかり洗いこんでから仕立てました。

色が相当落ちた分風合いがソフトになりました。

1枚ずつ染めあがりや風合いも異なるので、面白い出来上がりに。

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下は、先染めリネン。

薄くてナチュラルな皺がおしゃれな手織りです。

西ベンガルで作られていますが糸はヨーロッパから輸入しているようです。

見返しと袖口裏の赤い部分は1ミリ幅のステッチ。

表側は生地と同色の糸なのでプレーンです。今回はお試しに、生地生産地のコルカタで縫ってもらってみました。

ピンタックや細幅ステッチに長けたベンガル人仕立屋集団の仕事です。ちなみに全員男性です!

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下のパンツ(インドパンツ)は同じものはもうなくなってしまったのですが、

上のジャケットの生地で似た感じのリピートを作っています。

紐が赤ではなくインディゴ。白との配色もあります。

ポケット口、裾にやはりステッチワークが入っています。

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ジャムダニ・カディコットンの服

2月にもご紹介をしているジャムダニです。(→こちら

2月制作のプルシュミゼはストール風の極薄でしたが、下のチベタンチュニックは

ロング丈用に少ししっかりした糸を選んで織ってもらったもの。

織産地の様子は先日アップしています。(→あちら

現代社会の中で希少と思われる

有機的で伝統的な生活様式の村で丁寧に織られている

ピースフルな織物であり、

恐らく世界でもっとも薄く軽いタイプのコットンです。

昨年ご紹介したダッカのジャムダニは複雑な織模様でかなり高価なサリーでしたが

今回のジャムダニは単純模様を全体に入れて服地用に長く織ってもらいました。

ダッカやタンガイルのものと比べて、素朴なセンスが感じられます。

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インディゴの濃い染めと薄い染め。

下が薄い方。

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白地のものも爽やかな出来栄えです。

出来るだけ細い縫い代で、ステッチを重ねて丈夫に。

この薄地縫いはバリの我々マニススタッフの熟練者が上手にやってくれました。

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ジャムダニの織模様に合わせて、繊細なステッチワークが

効いていると思います。

こういう布だからこそ、細部がポイント。

デザインはほとんどないくらいのシンプルなチュニックです。

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続く。

 

 

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2019年2月24日 (日)

まめしんぶん 2019・春スタート!

予想をさらに上回り、2月のうちから春の便り。

東北のお店からも早々と「春の服を送ってください」とのご依頼が!

2019年春夏マニスは、インドの自然派素材や藍・インディゴに注目しつつ

トリコロールをテーマにしています。

2・22より
間・コスミさんでのマニス春服展が始まっています。
今週末は自由が丘がゴールデントライアングルになっているようですが、
ちょっと足を伸ばして
落合にも是非お立ち寄りください。2・28まで。

きょうは、
コスミさん初め
今週各地へお送りし始めている春の新作をご案内します!
(一部の服は3月のマニス展以降となります。)
Webサイトの「new item」というページ内にも
今期のおすすめアイテムを掲載していますので
併せてご覧いただけたら嬉しいです。
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西ベンガル産カディコットンジャムダニの
プルシュミゼ
西ベンガル特有の極薄モスリンタイプのカディコットン。
産地の人たちから直接分けてもらったものです。
フリーサイズで夏に着やすい「プルシュミゼ」を、早い時期から少しずつ作ってきました。

模様織のブッディは、インディゴ染め。
ストライプとジャムダニ柄、ベースがインディゴ染めのものもあります。
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ジャムダニ織ボーダー・インディゴ染カディの
ギャザーTOP
贅沢なジャムダニ織がインディゴの中に爽やかに浮き立っています。
織柄のデザインの柔らかさが独特、感触もふんわり。贅沢な夏の一着です。

(3月から販売開始です。)
Photo

リネンガーゼ+ステッチワークのポムショート

白いリネンガーゼにたくさんステッチを。
芯地を貼らずに、縫い重ねによってフチを丈夫に仕立てる。

ステッチの揺らぎが、バリっぽい。(笑)
こちらは赤ステッチのほかに、ブルーステッチもあります。

(3月から販売)


Photo_2
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西ベンガル産手織リネンインディゴダイのプリーツスカート

ステッチワークでちょっと工芸風になるのが面白くて
あれこれたくさんステッチが入っている今回です。
極めつけは、こちらのスカート。

裁断時にはただの四角い布なのですが、タックを縫い、
ウエストと裾にびっしり入ったステッチで存在感あるスカートに。
西ベンガルで手織されているリネン生地はナチュラルで気持ちの良い素材。

この先もっと活用していきたいベーシックに加わりました。
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Sk


トゥバン産手つむぎ茶綿(Tenun)のインドパンツ

ジャワの綿産地トゥバン・テヌン。一度着ていただきたいと思います。
汗ばむ季節にも快適な着心地で、
私はこのパンツを太極拳の時に活用しています。

今回のものは、ワタの色そのものが茶色い「茶綿」の手つむぎ。
ぼんやりした色に深めの赤をプラスしたら、元気が出ました。(笑)
ポケット口や裾にお題のステッチワークが入っています。


Pt


オリッサ州産シルクイカット&
ビハール州産タッサーシルクオーガンジーの
フレアスカート


おしゃれなベージュ色のシルクイカット。
一重だと膨らみが出ないので、タッサーオーガンジーを重ねて
贅沢なスカートに。

ジプシー風の裾飾りをポイントに。

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フェーン(羊歯)柄バリバティックの
バックタックパンツ

羊歯の葉が重なっているようなボタニカルモティーフは
バティック作家・植田有加さんにお願いした新作デザインです。

遠目に見ると、大きな格子柄のようにも見える
面白い仕上がりに。

柄になびいて
新たに起こしてみたパンツのデザインです。

写真だと形がよく分からないのですが、左右のボリュームが異なる
シンプルで夏らしいスタイル。

ダークレッドとブルーの2色。
元気が出てきます!

(3月から販売)
Backtukpt

カッチのカラコットン・オーガニックストライプ
バロックチュニックロング

西インドのカッチ地方で作られている原種綿・カラコットン。

プリミティブな綿の素朴さに満ちた自然派素材です。
sinduさんにお願いして入手しましたが、3月にはわたしもカッチへ行ってみる予定!

先行して仕上がっているカラコットンの服は

春の到来に合わせてふんわりとしたデザインで。

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高密度リネンのちびポケパンツ

生成の上質な国産リネンで仕立てたベーシック。

ウエスト部分にステッチワークを入れてベルトのような硬さを出してみました。

(3月から販売)

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ダブルリネンガーゼのボタンループパンツ

生成のリネンダブルガーゼでボリュームのあるボトムを。

堅さと柔らかさが共存し、風通しが良いリネンガーゼ。

Blpant
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より快適にポジティブに今年の春から夏を。

時代の中に、ちょいと手仕事の服を。

まだまだ続いていきます!






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2019年1月 1日 (火)

明けましておめでとうございます 2019

               \明けましておめでとうございます。/
 
            
New Year Market 2019
                                                         
              今年のスタートは、こちらのプチマーケットから。
                            
過去~前回制作の服からちょいと訳アリのもの、埋もれていた旧作、
サイズが半端なベーシックなどなどをUP to 80OFF ! 

●お申し込みはメールでのみ。11日~9日までの受付です。info@ateliermanis.com

●複数の方がお申し込みの場合は先着順とさせていただきます。

●お申込み確定後110日~11日にマニス京都事務所よりメールでお支払い方法、お送り方法をお知らせします。

●おひとり3着まで。ご試着希望の方は111日にtoko manisへお越しください。

●返品はご容赦願います。 

●転売目的のご購入は固くお断りいたします。

★メールにはお名前、ご住所、お電話番号、ご希望の服の番号をご記入ください。

期間後は通常価格に戻ります。

★以下の価格は販売価格です(消費税はサービス)。
送料が別途かかります。

★お支払いは銀行口座振り込みです。お振込みが確認されてからのお送りとなります。





ラジシャヒ産シルクシャンブレーコンビネーションのギャザードレス

右側スカート縫い目の滑脱があります。たっぷりしたデザインなので着用には支障がないのではないかと思いますが、ドライクリーニングの際はお店にご相談ください。
Mサイズ(フリーサイズ)
赤・ダークレッド
28000円 → 9000円

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2

ラジシャヒ産シルクシャンブレーのループスカート

ウエスト縫い目に一部滑脱があります。芯地を貼って補強してありますので着用には問題がないと思います。2018秋冬の作品です。写真は裾の一部が中に潜っていますがセミフレア型です。
フリーサイズ
黒&グレーのコンビネーション
30000円 → 15000円

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3

中国産シルクシャンタン&中国産シルクオーガンジー+リボンワークのセミタイトスカート二重仕立て


過去にもセール価格で販売をしました。最後の1点ですのでご本人が来ていただける場合に(プレゼントや他への転売はご遠慮ください)。ウエストサイズは64センチ、丈67センチ。
品質には問題がありません。
Mサイズ
前回のセール価格7000円 → 4000円

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4

カランガスム産手織チェックコンビネーションの7パーツスカート

写真がちょっと不鮮明ですが、赤、オレンジ、パープルのチェック柄7種類を組み合わせ、台形と四角のパターンが交互に組み合わされているゆるいフレアの巻きスカートです。
品質には問題がありません!
フリーサイズ
赤系MIX
25000円 → 7500円

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5

カランガスム産手織チェックコンビネーションの長袖二重服

裾で繋がっている2着のブラウス。リバーシブルではないのですが、内側の配色を外側に着ることができるのです。品質には問題がありません。
Mサイズ
赤・ダークレッド
25000円 → 7500円
C
6

いろいろウールアップリケ&パッチワークのひざ掛け(大)

10年前の作。昔はミシン縫いが出来ない手仕事スタッフが数名いて、こんなこともやっておりました。圧縮ウールニットの残布を使ったリサイクルです。♡部分をランニングステッチで留めつけています。品質には問題がありません。
赤・チャコールグレー・ベージュ
20495円 → 10000円

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7


いろいろリネンクロスパッチワーク&バリ手織シャンブレーの箱タックスカート

こちらも残布リサイクルのパッチワークです。前後に大きくタックが入ったセミフレア。ウエスト仕上がりサイズ66センチ、ゴムテープで若干ゆとりがあります。
Mサイズ
茶系シャンブレー・生成MIX
40000円 → 16000円

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8

上海手織綿セミアンティークのダブルベンツジャケット

少数民族の手織りが元になっているというしっかりした木綿細幅の反物。細かい工夫が詰まった貴重な布たちを組み合わせたジャケットです。こちらだけ配色が半端となってきたため期間限定価格に!品質には問題がありません。
Mサイズ
38000円 → 19000円

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9

国産カラーワッシャーコットン&コットンリネンシーチングの二重服

こちらは中側がベスト(袖なし)になっている二重服。リバーシブルではなく、裾で2枚の服がつながっているような形です。紺色面を表面に着ることもできます。季節を問わず着られる便利服! 最後の一着となりましたので特別参加です。品質には問題がありません。
Lサイズ
ブルーグレー・ネイビー
28000円 → 9000円

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10

コットンリネンポプリンの2ポケジャケット

昨年の福袋で1点だけ残ったジャケットです。オフィスにお勤めの方なら気軽に着ていただけるデザイン。洗濯機で洗えます。品質には問題がありません。
Lサイズ
ベージュ
前回のセール価格8000円 → 4000円

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11

プリミティブリネンハードクロスダークのトリパンツ

トリニティ(三位一体)のトリという言葉をお借りして呼んでいる、マニス仕様のトレパン型です。化繊のトレパンが世の中心なので、しっかししたリネンで作ったもの。サイズが大きい方におすすめです。紳士服の芯地に使うしっかりしたリネンは着こむと馴染んできます。品質には問題がありません。
Lサイズ
30000円 → 15000円

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ヘンプリネンクロス&バリシャンブレーのジョッパーズパンツ

股上が深いカジュアル系のデザイン。寒い期間にしっかり履けるよう二重仕立てになっています。品質には問題がありません。
Lサイズ
31000円 → 8000円

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チェンマイ産ピュアヘンプ手織のラウンドネックTOP

手織ヘンプでこの風合いのものはなかなかないので、とても高い布ですが使ってみました。とてもシンプルなTOP。2016年の作、最後の1点。品質には問題がありません。
Lサイズ
生成
27000円 → 9000円

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インド産ファインカディコットンのタイチュニック

薄いけれど洗濯に強い、すぐれもの。こちらは蘇州で縫われたサンプルですが、バリショップで保管中に穴があいてしまったため補修しました。下の写真(ちょっと見えにくいかもしれませんが、、)のように穴の部分に芯地を貼ってかがっています。全体に6か所ほどこのような補修があり、透けると分かります。
Mサイズ(フリーサイズ)
17000円 → 8500円

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15、16

インド産コットンジャカードサテンのツイストパンツ

カーテン生地として売られていた唐草模様のジャカードをパンツに。コットン100%なのでサテンでも着心地はナチュラル。2014年の作でM、Lサイズともになぜか未だ1点ずつあります。ツイストパンツがお好きな方、ちょっとしたフォーマルにも着られるタイプでおすすめです。品質には問題がありません。
Mサイズ=15
Lサイズ=16
クリーム色
29000円 → 11000円

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17

クロマニヨンのカンボジア産手織クロマー&リネンクロスのツイストTOP

バリショップで保管していて袖に汚れがついてしまった在庫。2010年の作。アームホール
が細いデザインなので小さいサイズの方におすすめします。袖の汚れは色移りによるものなので洗いを繰り返すと薄くなってくると思います。
Mサイズ(フリーサイズ)
赤・ダークレッド
26000円 → 4000円

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18、19

バリショップオリジナル「ソカシ」スカーフ

綿50%、シルク50%で大判で使いやすいスカーフ。バリのソウルアイテム「ソカシ」(お寺へお参りに行くときに供物を入れるかご)がモティーフです。写真手前のサーモンピンクxネイビーのものと、手前から二番目のきみどりx水色の2点が下の写真のように汚れがあり、こちらに参加!
135センチ正方
サーモンピンクxネイビー=18
きみどりx水色=19
各5000円

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以上19点すべてこの期間だけの特別価格!
お見逃しなく。

皆さまのお申込みをお待ちしております。
・・・・・・・・・・・・・・
皆さま、今年もどうぞよろしくお願いいたします!



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2018年12月20日 (木)

まめしんぶん 2018年末版

皆さまクリスマスで年の瀬で師走の折、こっそり投稿します。

日本からの季節の便りに、もう何年もご無沙汰しているこの時期のあれこれを

遠い目で、おぼろげな記憶をなぞっています。

大掃除、という言葉が出てきた時、それだ!、と膝を打ちましたね。

お餅より、ご馳走より、私にとってのこの時期といえば

大掃除とお年玉でした!(なぜに?笑)

さて、今年最後の投稿は

作品展後に11月末までに仕立てた服たちについて。

アサンブラージュさんでのマニス展は12月25日まで、

いわき市の和樂さんでは引き続き12月30日までの参加です。

その他のお取り扱い店の中にも以下ご覧いただけるところがあります。

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この秋冬は赤をキーにノクシカタの服を作りました。
今年最後のコレクションはクリスマスっぽくこちらの

ブロックプリントのシリーズで。

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バグルー産天然染ブロックプリントの
カタックラージ

インディゴ染のブロックプリントに赤いブロックプリントをパイピングと包みボタンに使ったもの。柄が赤いドットなので、写真だと赤いボタンが背景に溶け込んでしまいましたが、実物はなかなかスパイスが効いた仕上がりです。
フォークロアで工芸的な服になったかな、と。

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バグルー産天然染ブロックプリント&コットンキャンブリックの
ワーカーズドレス

こちらの赤い生地を今回はたくさん使いました。深みがあって天然素材、天然色によく合います。
今回はワンピースの部分使いに。

スカート部分のブロックプリントは少し前のもので、昔ながらの色柄がいい感じなのですが、そのままだと案外地味なのでコンビネーションしてみました。

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こちらの紺のスカート部分は細かい花柄。こんな細かな版を押せる職人は、もうあまりいないのだと聞きました。


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トゥバン産手つむぎ手織コットン(tenun)&
バリ手織シャンブレーのHoldシャツ

生成のトゥバンコットンとバリシャンブレーのリバーシブル仕立て。表面の袖口と裾に古いサリーの手刺繍トリミングを縫い付けました。

昔の高級サリーは縁取りのブレード部分を手刺繍していたようです。サリーの生地は着古してボロボロなのでブレードだけを外してアンティークパーツとして売られているのです。

ウールにもリネンにも合うシャツジャケット。ボタンにも近似色の色糸でモティーフを。

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インドネシア産コットンプリミシマのチュニスブラウス

ジャワ・バティックの下地に使うとても気持ちの良いコットン。
共地ボタンでシンプルな仕上がりです。


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カッチ天然色手織ウール&バリシャンブレーの
空手パンツフロントオープン

裁断の方向でたて縞と横縞の組み合わせを。

カッチの薄くてかたいウール生地はとても個性的です。砂漠を感じます。

誰にでも似合う無難さはなく、はっきりとしています。

履くと案外心地がいいので、その違和感(?)も面白いのです。

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良いお年をお迎えください!

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2018年10月30日 (火)

まめしんぶん 2018AW 3

3回目のまめしんぶんは、カラフルパート。

ノクシカタと共に今回特集している「ラジシャヒシルクとシルクカンタ」のシリーズです。

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ラジシャヒシルクとシルクカンタを中心に

シルクカンタの小さなピースが手に入ったので、

一部に使ってシルクシャンブレーを組みあわせたブラウスに。

小さな布だからこそひらめく、コンビネーション大好き♪

時間の取れる時期に自分で裁断するので、あまりたくさんは作れませんが

成り行きで思わぬイメージが生まれることがあって面白いのです。

ダッカ近郊で作られているカラーシルクに色糸ステッチのカンタは、

NGOショップで買いました。

ラジシャヒのシルクシャンブレーは、春夏にも使いましたが、カラーパレットのように色数が豊富で楽しい布。

養蚕から布までを一貫して行うベンガルの一大産地。

写真のブルー&グリーンは後見身頃もカンタです。

ライトグリーンのパイピングが一見地味なカンタを引き立てています。

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下の写真も同じシルクカンタとシルクシャンブレーの「ギャザードレス」です。

前の上下、後ろの上下が異なる配色なので、後ろ側はまた違う色なのです。

ピンク、ブルー、マスタード、エメラルドがあります。

写真はピンク。

セミフォーマルにベンガルシルクのドレス、いかがでしょう?

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下の写真の色、間違えて加工してしまって

セピアな感じになっていますが(笑)、

もっとベージュです。

いろいろ事情があって服地になれなかったシルクカンタを取り出して、

裏地を付け贅沢なショールを縫いました。

縁にタッセルも付けてみましたら、おや、素敵。w

訳アリ布のため、お値段もややお得(かな?)。

今回のおすすめのひとつ!

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ジプシーのスカートのようににぎやかな下のスカートは、

上のパープル部分の花模様が全部刺繍のシルクなのです。

下のピンクの市松模様はタッサーシルクにブロックプリント。

中にピンク色のリネンを入れてしっかりさせて、裾から覗かせたデザイン。

7種類の布で仕上げています。

ベンガルのカラーセンス、色の鮮やかさが生きています。

私としては、ピンクの市松格子の縁取りにコバルトブルーというセンスにやられます。(笑)

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カラフルなリバーシブル

ウールガーゼを洗って縮絨させ、2つの色を組み合わせ。

ノクシカタと合わせて着たり、ベーシックのウールにも映えるカラフル服。

このシンプルな「ホールドシャツ」は袖がやや細めですが、

アームホールは多少広いので動きやすいと思います。

この上にアウターが着やすいようにと(セーター代わりのブラウスとして)作りました。

写真のほか、表:ダークグリーンx中:赤と、表:ブルーx中:ライトブルーがあります。

2枚重ねのウールガーゼ、軽くて温かで、かわいい!(かな?w)

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バグループリントの服

ジャイプール近郊、バグルーで作られている天然染めの伝統的なブロックプリント。

今回のウール、赤のベーシックシリーズに合わせてこの「野アザミ」柄を。

こちらのパートは11月制作の分なので、

作品展ではこちらの「カッチオリジナル」というブラウスのみとなりますが、

久しぶりのブロックプリント、ちょっと新鮮です。

この朱赤のセンスに、ラジャスターン乾燥地帯のにおいを思い出したりします。

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まめしんぶん、以上です。

それでは、皆さま

作品展でお目にかかりましょう。



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2018年10月29日 (月)

まめしんぶん 2018AW 2

生成ノクシカタの服

DMの左側に印刷した今回メインの素材、生成地に生成糸のノクシカタです。

薄いコットンを2枚重ねた刺子です。

仕上げに水洗いしてしわしわにしているので分かりにくいかもしれませんが、

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裾、袖口、前端は見返し。縫い目はパイピングテープで薄く仕立て上げた「ホールドシャツ」です。

パワフルな布の無垢な表情を気軽に着ていただきたいと思い、

このシンプルなシャツをつくりました。

刺子の素材感、もっとアップだとこんな感じです。

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バングラデシュのコットン刺繍布「ノクシカタ」は

刺繍模様を色糸で刺し、背景を生地と同じ色糸で刺子してしっかりさせるもの。

刺子部分はクチと呼ばれ、目立たないようにとても小さな針目です。

クチだけで服地って、生産者の方にとってはあまり楽しくない仕事だったと思いますが

昨年から注文し、1月には産地を視察させてもらいました。

普段は小物用の小さなものを多く作っているようですが、

ノクシカタの伝統では着古した白地のサリーを重ねてベッドカバーのようなものをつくっていたようなので

服地のような大きなサイズでも作り上げられるのかもしれません。

無地のものを織る、刺す、という永久のような仕事を淡々と積み重ねるのは

もはや今の時代、とても希少。思わず掌を合わせたくなります。

ステッチ入り布ならいくらでもドビー織機で織れますし、

服の多くは使い捨て価格の時代です。

これほどの仕事をしてくださったジェッソール近郊の生産者の皆さん、

生産管理をしてくださった日本バングラデシュ文化交流会の皆さんに

心から感謝いたします。

生成ノクシカタの糸には少し光沢があり、

それに合わせシルクオーガンジーを使った3アイテム作りました。

下は、「フォイユドレス」と呼んでいるツーピース。

ノースリーブのノクシカタのドレスと、シルクオーガンジーを二重に使ったTOPを重ねています。

下の写真、布幅いっぱいで作ったのですが裾が少し短いので

後から裾丈をプラスしました。

その切り替え部分にもシルクオーガンジーを重ねています。

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こんな感じです。

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生成ノクシカタの3つめのアイテムは、

ループスカート。

ノクシカタをスカート丈分に裁断して、それを生地耳同士はぎ合せてから裁断。

こうすることで、裁ち落とし部分がうんと少なくなります。

表と中地が90度くらいツイストするのがちょうど良いようです。


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生成のノクシカタは一年通して着やすいやさしい服。

ぜひ着てみてください!



黒のノクシカタ

もうひとつのノクシカタは、黒地に赤糸でお願いしてみました。

下の服はDM右側写真に使ったものです。

「プルミエジャケット」というデザインで、

ワンピースのようなコートのような着方ができるロング丈にしました。

黒のノクシカタは生成より少し張りのある生地で、幅が狭く

裁断の仕方もまた変わります。

プルミエジャケットはノクシカタ1枚からぎりぎり1着分を取っています。

クチの裏面を表にして、赤い糸の光沢が全体に玉虫のような素材感に。

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アップだとこんな感じです。

美しいです!

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下は、表面を使い、着丈幅に生地耳をはぎ合せてつくった「シュミゼ・ストリング」です。

これもまた、素晴らしい布力(ぬのぢから)にうっとりです。

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写真が暗いですが、こんな感じの表情です。

点のような針目がまるでドビー織のように見えます!

この服は点数が少ないため、最後の1点は作品展後にお渡しとなるかもしれません。

皆さまにぜひご覧いただきたい手仕事ですので、ご了承ください。

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黒のノクシカタでは、このほかスカートも作っています。

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こちらはかれこれ12年ほど前のノクシカタ服地の残りです。

使われている布、糸が今とは違って素朴さがあります。

でも、針目の細かさは今も同じくらいでしょうか?

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下は今回の生産者と同じ地域で作られているポーチ。

柄と糸色を選ばせてもらって、参考までに少しだけ作ってもらいました。

この刺繍模様の背景に「クチ」があります。

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ノクシカタの素晴らしさ、とても書ききれませんので

皆さま、どうぞ作品展で直接酔いしれてください!w

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まめしんぶん、あと1回ありますよー。

引き続きご覧いただけますように。

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2018年10月28日 (日)

まめしんぶん 2018AW 1

いつものように出発時間直前まで検品と直しをやっていました。
今回こそは午後3時で仕事フィニッシュだから、と
前以て宣言していたのですが、やはりバリ気質だと

ギリギリに追い込み仕事になりますね。(笑)
でも、シャワーを浴びるくらいの時間はありました。

穏やかな日本の秋に着地して、

極上気分の週末です。♪
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では早速、まめ日記。

今回はDMのイメージがいつもと違うので、

皆さまからいろいろお声をいただいております。w
内容は、どうぞこのまめ日記と作品展でご確認ください。

1回目の今日は、
ベーシック服からご案内します。

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圧縮ウールの日常着

紳士服用アルパカ混のウールへリンボンを圧縮加工してもらったこの冬の素材。
アルパカの剛毛が入っていてやや硬さがあるので、エッジを切りっぱなしで縫いました。
こちらは、マニスの「ビッグパーカ」をアレンジしたブランケットコート。
先の企画展でいったん完売し、バリから届いたばかりの第2弾です。
freeサイズですが、小柄な方のためにSサイズもありますよ。

大きな服を大人っぽく着たい方におすすめです。
黒とグレーの2色があります。
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同じ圧縮ウールで、「空手パンツ」を切りっぱなしウール向けにマイナーチェンジ。

股部分にマチが入っていて動きやすい形。

ウエストゴム入り、前ファスナー開きにして履きやすくなりました。
左ひざ部分だけ別布をパッチワーク。
紐なしでも履けます!

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寒い日に履きたいオーバースカート風サロンを作りました。

四角いタブリエのような簡単な形ですが、

ループに紐を通してしっかり結ぶと着崩れず安定します。

ウールの巻きスカートは、冷え取りに重宝しますよ。

こちらはグレーのみ。
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ヒートテックが軽くて安いので、私も腰巻きとナイトウエアを使っていますが、
最近の話しではヒートテックに頼りすぎると皮膚の血流機能が低下して免疫力も落ちるそうで、代謝が落ち、ついでに脳の機能も、、、と。

ウールを上手に着て冬を過ごしていただけますように!



ベーシックシリーズからその他おすすめ3点
その1
赤い服を着てみませんか?
今回のベーシックは赤をキーにしています。

ワッシャーコットンキャンブリックの赤は、深みがありながら明るく、合わせやすい色。

ウールの季節、ダークな天然色の中でこの色が映えます。
赤って、あまり着たことがない方も多いかもしれませんが、

着るとエネルギーがアップすると言われ、実際に体温も上昇することがあるそうです。

リネンの赤はもう少し浅いピンクに近いタイプです。
この季節に、赤をちょっと試してみませんか?

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その2


ウールリネンのデニムです。

ナイロンなど少し化繊が入っていますが、重すぎずソフトなデニムは重宝すると思います。

春夏に作った「ベンガルパンツ」(下の写真)と、

ゆったりした「ブルマーパンツ」、2タイプのボトム。

黒いニットや白いシャツをシンプルに着て、アクセサリーをひとつだけ選んで身に着けるような

自然な着方をイメージしながら作りました。

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その3

薄手でソフトなトップグレーとダークブラウンのヴィエラ。

肌触りがなめらかで、ウールのちくちくが苦手な方でも着ていただきやすい生地です。

夏向けワンピの形=「カシュクールエテ」を重ね着用に。

ウールヴィエラの
リバーシブル縫いのチーパオ風「PAOシャツ」もおすすめです。

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まめしんぶん、明日も続きます!

こちらはおまけ。
トゥバンコットンの黒と生成を組み合わせたループスカートです。

出来立てにて2点しかまだありませんが、
手つむぎのトゥバンコットンはナチュラルタイプ以外でも

いろいろなシーンで着てみたいと思います。♪

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では、また明日も引き続きご覧くださいますように!

いつもこのブログページに来ていただき、ありがとうございます!

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2018年6月30日 (土)

臨時・まめしんぶん 2018夏

6月のうちに梅雨が明けるなんて、前代未聞。

ともあれ、夏がやってきた模様です!

(また2度目の梅雨が来たりするのかもしれませんが!)

本ブログ内とサイトTOPページでお知らせしておりましたが、

7月6日から15日まで

東京・落合(東中野)の間kosumiさんにて
マニス夏服展を開催していただきます。
帰国中、バリに戻る直前に急遽決まったのでDMがギリギリ。
メールアドレスをご登録いただいている方には、久しぶりにメルマガをお送りしました。
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作品展&コラボ展で売り切れていた服のリピート、

新たに作り足した夏服を加えて

今年の夏服を再特集。

もうバリに着地している私はお立会いできませんが、kosumiの矢野さんにすべてを託します!

矢野さん、どうぞよろしくお願いいたします!!!


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バリに戻ってからの2週間でつくった夏服の続き(本当にちょっとだけなのですが)
ご紹介しますね。
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エンブロイダリーレースコットンのワーカーズドレス

久しぶりに国内のエンブロイダリー。

「これ、かわいいよね?」 「うん、かわいいよねー」、と、スタッフたち。

生地端を裾とネックに使ってシンプルな外出用ドレスをつくってみました。

薄手コットンの風合いも気持ちよく、お手入れもしやすく、

日本製って、やはり優れています。

写真の2配色。

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国産のこんな感じの布、機械だけど、それなりに仕事のセンスが日本的だし

何よりも素直な感じが良いと思います♪

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ハンドウォッシュ天日干しリネンのカタックラージ


今回のDMに入れていただいている「カタックラージ」は、

バングラのサリーの下地=薄いコットンの白生地を2枚重ねしたもの。

作品展初日に早々完売のため、少しだけ追加を作りましたが

同じカタックラージを、今回はとっても気持ちのいいリネン100%の布でも作りました。

岡山の染色工場で行われている麻素材のナチュラル仕上げ。

暑いと思いきや気温が下がったり、冷房の送風をカバーするのにも、重宝しそうです。

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洗いたてに袖を通すのが気持ちいい、季節の服。

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ハンドウォッシュ天日干しリネンのカシュクールエテ
同上のリネンの濃紺で。

コラボ展でバングラのプリントサリー(薄手布)のために起こしたノースリーブのカシュクールを。
共地でトライしたループ紐が裏方としては自慢なのです。

こうした滑りにくい布で細く結べる紐を作るのは、感覚が問われますから。

シンプルな服の中に込める裏方仕事が大好きなんです。w


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ライトリネンのギャザーTOP

封筒の綴じ方、ふたつのボタンに紐を交差させて留める式。

夏向けの「ギャザーTOP」に、ちょいとリベンジを加えて

涼しげなリネンで。

しっかり仕立てなので洗濯機でガシガシ洗えますよ。但しネットで。

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白もあります♪

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トゥバン草木染めバティックのボタンループスカート

サイズが小さめの設定なのでお客さまからリクエストがあり、

今回はやや大きめのサイズで限定3点。

爽やかなインディゴのブルーと深いマホニーの茶が美しい、手描きバティック。

トゥバン・バティックのカインパンジャンは意外と知られていないけれど、

のびのびとしていて丁寧さがあり

こんな素敵な仕事のバティックが今も着々と作られていることに
手仕事布のしっかりとした未来を感じてブラボー。

……いや、もう、本当に。


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定番のインドパンツ、ツイストパンツも真夏に気持ちの良いリネンでリバイバルします!

間kosumiさんで、夏マニスにぜひぜひ出会ってください。
間・kosumi
http://kosumi.net/index.html
〒164-0003 東京都中野区東中野4-16-11-2F
tel/fax 03-3360-0206
開催期間:7/6(金)~15(日) 10(火)休み
営業時間:12:00-18:00

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