2017年10月31日 (火)

まめしんぶん2017秋冬3

ベーシックウールのシリーズ

【シェットランドウールリネン&コットンジャージー】

毎年使っているシェットランドウール。

今回は、裏面にコットンを接結したジャージータイプがおすすめです。

写真右のカットソー(DMにも写真を入れています)は、

普通のミシンで、伸びすぎないように調節しながら

伸縮性のある糸を使って縫っています。

ゆるやかなAラインでポケットのないシンプルな「クメールシャツ」は。

今回はLサイズもあります。

Img_1696

こちらのフード付き「テントパーカ」も接結ジャージーです。

ポケットなど一部に同色の布帛を使い、丁寧にシングルコートの仕立てをしています。

1350x1800
【シェットランドウールリネンツイル&バリシャンブレー】
硬さがあるシェットランドウールの定番生地に、上のジャージーのもけもけした耳を

パイピングにつかっています。

同じ色の別仕様(ニットと布帛)をアレンジしてありそうで結構ないかもしれない

カーディガン風ジャケット。

ポケットもリブジャージー。

ロング丈のコート風(マオコート)もつくっています。

1800x1652


【シェットランドウールツイル&ナチュラルウォッシュリネン】
シェットランドウール100%の贅沢な表地、
裏に肌触りの良い良質なリネン生地をつかって二重縫いしています。

前中心のたんざく部分に、生地の耳を使って、アクセントに。
たっぷりとした分量ながら軽く暖かくはおれます。
Img_2071_1800x1800

【ウールコットンリネンソフトデニム】

今回の新型、「ラオ・パンツ」は、

タイパンツのようなカッティングで股上が深いのがポイント。

履き方は、ひも結びがある前のギャザー分を全部後ろに寄せて、

前をスッキリ、うしろをタップリ、

が、おすすめですが、前後逆に履くこともできます。

(あいにく作品展にこの素材のものが間に合いません。

別素材にてご覧ください。)

Img_1563_1800x1800

【リネンウールワッシャークロス】

薄くフラットなワッシャータイプ。昨年も使いましたが、

分量のある秋冬服に重宝するので今年も。

このページの一番上の2つの服が並んでいる写真の左側も同じ生地です。

(↑:BIGパンツというとても分量のあるフリーサイズのパンツに

サスペンダー風のストラップを付けました。)

下の写真は、バリシャンブレーや薄手の生地で主に夏物でつくる

「レイヤースカート」というかたちです。

たっぷりタックと裾幅を取って、大人っぽいシルエット。

TOPにきゅっと小さなめなものを着て、丈長を強調して着るのがおすすめです。
(私はポリエステルの山用キルティングジャケットにこの形を着るのが好きです。)

こちらの生地だとさすがに重さもややありますので
サスペンダー風のストラップをつけました。
Wlsk_1427x1800
同じ生地で、こちらも秋冬ではほとんど作っていない「ロングジプシー」。

薄手のリネンで作るものもきれいに仕上がりますが、

ウール混リネンだと、ちょっとしたアウター風の雰囲気も。

今回のおすすめのひとつです。
(現在リピート制作中ですが、作品展では点数が限られますので

お早めにご覧ください。)

Img_2098_1628x1800

・・・・・・・・・・・・・・・・
皆さまにお目にかかれることを楽しみに、
11月3日からの3連休、神楽坂でお待ちしております!

| | コメント (0)

2017年10月29日 (日)

まめしんぶん・2017秋冬2

きょうは京都大雨です。

昨日まで3日間マニス展開催だった熊本は、もう晴れているとの事。

こうしてみると、台風の合間に無事来ることができて本当に良かったです、私。

毎週台風、って寺町通りの皆さんがおっしゃるのでこの次の週末こそ

晴天に恵まれますように!

バリではアグン山の噴火警戒で

14万人もの人たちが1か月に及ぶ避難生活が続いていますが、

今日ご紹介するのは、その火山があるカランガスム県の布です。

バリの布産地カランガスムは長らく、

エンデック呼ばれる横絣(イカット)が多くつくられていましたが、

このところの好景気のせいか

高級なソンケットを婚礼で購入する人も増えているようで

カラフルでセンスの良い布に出会えるようになってきました。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・

カランガスム・チェック

昨年から使っているいろいろな配色と柄が楽しい、カランガスムのチェック・サロン。

20年ほど前にロンボク島にこれとよく似た配色の格子がたくさんありましたが、

昔のものは上海木綿のようなもっと地厚な手紡ぎ風でした。

格子柄は白黒の大きなギンガムチェックが

バリでは儀式の時に「守護」的に使われますが、

このカランガスム・チェックと私が勝手に呼んでいるタイプのものは、

それとは違って

色の明るい線(縞)が細く入っているのが特徴です。

ローカルの皆さんはやはり祭事の腰巻によく使っています。


【プリミティブリネンハードクロスダーク&カランガスム産手織チェック】

今回は、まずこちらの「トラベルコート」のライニングに。

黒い硬いリネン生地に、ピッチの違う黒のチェックをいろいろ取り混ぜて。



Img_1170_1350x1800

【カランガスム産手織チェックコンビネーション】

「二重服」というかたちの袖を両面長袖にして、

袖口にいろいろな配色が見えるようにしました。

2枚の長袖が裾で縫い合わされているようなかたちで、

リバーシブルではありませんがひっくり返して逆面を着ることができます。


7
配色がいろいろあって、楽しめます。

こちらはパープル系。
Img_1976_1800x1800オレンジ系は細かいイカット柄とギンガムチェックのコンビです。

タイのマットミーシルクのような古風なタイプのイカット柄が新鮮です。

Img_2083_1800x1800

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ソンケットのスカート、再び

昨年同じスカートをつくりました。

今回は産地の織元を訪ね、ソンケットの複雑な技法に驚きながら

仕立てました。


【バリ・シドメン産シルクコットンソンケット&国産キュプラ】

今回のソンケットは、シルクコットン糸とのことで布のお値段がさらに高いので、

裏地を手元にあったキュプラにして昨年と同じ販売価格としました。

カランガスム県のシドメンという集落は、エンデックも盛んですが

ソンケットのメッカでもあります。

「イカットスカート」と呼んでいるこのスカートは、サイドの開きが編上げ式の紐使い。

紐の先にカラフルなクルミボタンを縫い付けています。

Img_2088_1800x1800
こげ茶色に赤、ピンクの紋織り柄がおしゃれ。

Img_2090_1800x1800
アンティーク調の落ち着いた赤茶色。

このほか、ティーグリーンのような色のものがあります。


・・・・・・・・・・・・・・・・・

パーニュのシリーズ

マリなど西アフリカのサロン布、パーニュ(アフリカンバティック)。

日傘、バッグ地などで多用されていますので皆さまもご存じのはず。

真夏にピッタリな鮮やかな配色を、あえて冬物に取り込みました。

私は個人的に大好きで風呂敷やスカートなどいくつか持っているのですが、

布として今回やっと購入できたので、初マニス。

【シェットランドウールリネンツイル&オランダ産パーニュ(バティック)】

アフリカンバティックの産地がなぜオランダなのかは、

今回の素材説明に少し書きましたが、

実際は分からないままなのです。

どなたかご存知の方、ぜひ教えてください。

こちらの「マオジャケット」は、着てしまうと中が全く見えません。

脱いだ時、キラリとパーニュが光ります。(笑)


Img_2068_1800x1599
スカート、パンツもつくりました。

こんな風に上下で着たら、ウールの季節に楽しいと思うんです。

いかがでしょうか?

この「レイヤースカートショート」は、2配色ありますが、

こちらはパーツの一部に反転の配色(丸い輪がブルー)をつかっているのが

遠目からおもしろいデザインになりました。


Img_2074_1800x1626



・・・・・・・・・・・・・・・・・・

まめしんぶん、この後、もう1本投稿しますが、

その前にソンケット産地のシドメン村の「まめたび」が入ります。

| | コメント (0)

2017年10月28日 (土)

まめしんぶん・2017秋冬1

台風と台風の間の、ここちよい晴れ間の昨日、日本に戻ってきました。

皆さま、

いよいよ、作品展が近づいてまいりました。

予定とちょっと順番を入れ替えて、先にまめしんぶんスタートです。
Syashinmen
ご案内状がまだの方、ご入用の方は至急お知らせください。
info@ateliermanis.com
・・・・・・・・・・・・・・・・・

Tenunのシリーズ

【トゥバン産手紡ぎコットン(Tenun)】
先のブログでいろいろ写真を入れております、
ジャワ島部、Tubanでつくられている手紡ぎコットン、手織りの無地布「Tenun」。

同じ地域で栽培しているカパス(=コットン)。手作業で種を取り、

糸車にかけて撚りを入れて

ゆっくりゆっくり。

織り腰機のせいもあるかもしれませんが、

かなりしっかり米粉の汁を使っているので

無地染めしているこちらは、かなり色のムラがあります。
仕立て前に2回、普通の洗剤で洗っていますが、

お家でのお洗濯はなるべく
中性洗剤であまり頻繁でなく、をおすすめします。

Img_1702_1350x1800
前の開きをスナップづかいにして、リボンタイをつけた「シュミゼ」。

腰機の生地幅(通常の生地の半分くらいなのです)を無駄なくつかうために、

生地同士を先にはぎ合わせています。

袖が細めなのでこの上にたっぷりめのコートが着れます。

Img_2063_1800x1800
写真の色がちょっとぼけてしまいましたが、濃紺のような色です。

「ブーツパンツ」と呼んでいる裾幅があるややローウエストなパンツ。

丈夫にしっかりと履けるよう、バリシャンブレーと二重縫いしています。

柔らかでしっかりとした仕上がり。

足元にあたたかいものを重ねて履きたいときにぴったりのボトムだと思います。

Img_2082_1800x1800
上と同じくバリシャンブレーとの二重縫いで、

久しぶりに「サルエル・パンツ」も縫いました。

ウールとの相性がよさそうな秋色の茶色がおすすめです。

(茶・紺の2配色です。)

・・・・・・・・・・・・・・・・・

同じバリシャンブレーとの組み合わせで、フードつきの

スリムなジャケット。

「ロングパーカ」と呼んでいる、ニット向けにつくっていたデザインを

リベンジしました。

たまたま揃った3色。ブルー、グリーン、ダークピンクがあります。
Img_2065_1800x1800

・・・・・・・・・・・・・・・・・

ナチュラルダイ・バティック


【トゥバン産草木染手描きバティック】

カイン・トラディショナル。

王室などのオフィシャル御用達の、伝統的なジャワバティック柄ですが、

本場のジョグジャ、ソロにもこのタイプがあるのかどうか。
薄手キャンバスのような少々地厚なコットンに手描きされ、天然染めされている。

こんな丁寧なバティックが今も作られているトゥバン、素晴らしいです。

こちらのサスペンダー風ストラップ付きの「BIGパンツ」は、

1点ずつ柄が異なります。

ウールに合わせて着る、冬のバティック。

伝統色の深い色が寒い季節の光に映えてきます。
6
下のスカートは、

前が四角、後ろが台形という非常にシンプルなパターン「三角スカート」。

写真は真横から撮っています。

両端が無地の1.3mほどの小さなピースを先に長くはぎ合わせ、

成り行きで裁断していますので

柄の出方が1点ずつだいぶ異なります。

裏面に黒のリネン生地を使いすべりの良いリバーシブル仕立て。
(リバーシブルなので一応裏表着ることができます。)

前後逆で着ることももちろんできます。

、という、単純デザインに、波のような鱗のような深いインディゴ染めの柄が映えます。

Img_1970_1800x1800

ストライプの手描きバティックは、
縦向き、横向きで変化を付けて「ツイストパンツ」に。

このパンツが右パーツと左パーツによってできていることが、

より分かりやすい仕上がりになりました(笑)。

こちらも二重縫いしてしっかりした仕上がりです。
Img_2060_1800x1800

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

トピックスです。

Tenunの生成りをうっかり蛍光剤入りの洗剤で洗ったら、

部分的に漂白されてしまったので、

YUKAさんにバティックをお願いすることに。

ジョグジャ風の迷路のようなムスリム柄をマクロに大きく拡大して、こんな大胆な柄に。

大きな柄ですが、生地の性質と柄の特性上、手描きバティックとなりました。

そんなわけで、とても贅沢なオリジナル。
そして成り行き上、こちらは1点のみです。(!)


Img_2058_1800x1800
・・・・・・・・・・・・・・・・

次の台風の影響で、京都は静かに雨が続いています。

「まめしんぶん」、近日中に続きを入れます。



| | コメント (0)

2017年8月 5日 (土)

おすすめの夏服

大磯・布うさんにて

この夏最後のマニス展が始まっております。

5月末の作品展の後に作り足した今年の夏服もいろいろあって、

(バリスタジオでは7月下旬から秋物に仕掛っていますが)

こちらです♪

暑い暑い夏に、涼しげなスノーグレーの薄手リネンのスポットアイテム。
Img_1164_1400x1800

定番布のヒッコリーのリネンストライプ、このパンツが人気です。

Img_1171_1800x1566
リネンガーゼのたっぷりした白いブラウスは、

風通しがよく乾きやすいおしゃれな一着です。

Img_1162_1800x1629
暑い季節、マニスの服を活用して元気に乗り切ってください!

| | コメント (0)

2017年8月 4日 (金)

お知らせ・夏の服「布う」展

8月になりました。

日本の今年の暑さは昨年以上のようで、

想像ができないくらいです。

皆さまお元気でお過ごしですか?

南半球のバリ(今が一番涼しい!)から、引き続き

夏服をいろいろご用意して送っています。
8月3日から14日まで、大磯の「布う」さんでマニス展開催です。
5月末の作品展にご用意した服の一部と、さらに作り続けた今期の夏服が揃っています。
おすすめは、こちら。
インド産ブロックプリントのワーカーズ・ドレスです。
片袖だけ別柄になっているシンプルワンピ、なかなか、おもしろい仕上がりです。
組み合わせが楽しくて、いろいろつくってみました。

Img_0995_1800x1800

ほかにも、涼しげで快適な夏服をいろいろ作り足し。

是非「布う」さんに見にいらしてください。

| | コメント (0)

2017年5月25日 (木)

まめしんぶん2017春夏3

3回目のきょうは、カラーズ以外のベーシックを。

、と、思ったら、バティック番外編みたいなことに。(笑)

ベーシック、ほかにもたくさんあるのですが、なぜかあまりピックアップしていませんでした。

その他は、どうぞ作品展にて直接ご覧いただけますよう~~

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

初夏に気持ちの良い薄手リネン、いつでも着れる通年タイプ。

お仕事先にも活用していただけますように。

【ガーゼライクリネンのトラペーズショート】

バリ・ショップでも人気のドレス。肩線がなくやわらかなシルエットのフリーサイズ。

今回はガーゼとボイルの中間のような涼しい薄手リネンで。

黒と紺があります。

6_1417x1800

【リネンキャンブリックのボタンループスカート】

時々思い出して作っているこちらのスカートは、

後ろにギャザーとフレアーが程よく入っていて、シルエットがきれい。

生地はしっかりしたコットンのようなマットな織上がり、格子状ドビーが入っています。

黒、紺、チャコールの3色があります。

Img_1324_1727x1800
【リネンキャンブリッククロスのツイストパンツ】
こちらは同じ生地のツイストパンツ。
残りわずか!
Img_1268_1549x1800
【ジャイプール産キャンバスブロックプリントのトリパンツ】
NIKEのトレパンのようなマチ入りパンツ。
こういうデザインはあえてエスニック素材で作ってみたくなります。
2年越しで使っているキャンバス地のブロックプリント
リネンにもウールにも合うブルーです。


Img_1265_1292x1800

【コットンプリミシマのパフスリーブTOP】
今回は大活躍のプリミシマです。
毎回白地のままでベーシックなTOPを少しずつつくっています。
今回はサイド開きのパフスリーブ。
割ぽう着のようなネックのギャザーながら
ボトムに合わせやすい比較的小さなシルエット。
Img_1270_1800x1520
【ソフトリネンクロスのカッチオリジナル】
上布のような真っ白いリネンは
カディコットンとともに夏には最良の素材だと思います。
こちらはソフトなので着心地も爽やか。洗い立ての気持ちよさを。
Img_1316_1800x1423
【マディヤプラデーシュ産タッサーストライプのタイチュニック】
2年前にも使ったインド、デカン高原の近くでつくられている手織り。
手の込んだ織糸の一部をインディゴ染めしたドビーストライプは、
一見おとなしい印象ですが個性豊か。
ステッチ糸をコンビネーションにしてポイントにしてみました。
これとカラーズのボトムなどいかがでしょうか??

Img_1322_1567x1800
【カディコットンストライプ&バリシャンブレーのBIGパーカ】
春先につくったパーカです。
昨年から使っているカディのストライプ。
厚みと柔らかさのバランスから今回も裏つきのしっかりした仕立ての服に。
Img_1227_1800x1548
【ミドルワッシャーリネンのBIGパーカ】
こちらはフルシーズンのパーカ。
この秋からもっといろいろ活用していく予定ですが、
これまでご縁が薄かった40番手の高密度織りがマニスにもやってきました。

40番手はリネンの良し悪しのちょうど真ん中にいるように思いますが、

打ち込みが強い高密度織になるとふだん繰り返し着る服には最強?

まずは生成からスタート。

Kd2_1800x1591
【バリハンドバティック・ブリッジチェックのワーカーズドレス】
Harumanis定番、バリのバティック「ブリッジチェック」で、今回はワンピ。
模様がズレていびつなところが、何とも言えない味(笑)。
手作り感がおもしろい!
黒のみ。
Img_1457_1601x1800
【バリハンドバティックドットのシングルドレス】
今年も水玉あります。
今回は、ちょっとスリムに大人っぽいノースリーブで丈長のワンピ。
シンプルですが、ダーツがしっかり入った立体的な大人の服。黒のみ。
Img_1255_1214x1800
【トゥバン手紡ぎコットンバティックの空手パンツ】
ジャワ島トゥバンの手紡ぎコットン。
スカートと同じ柄ですが、布が違うとおもむきも変わってきます。
こちらの布は両端がネガポジ反対になっていて、
パンツに仕立てるときにその一部が左右のどちらかに入るように配置しました。


Img_1408_1567x1800

【コットンキャンバスバティックのイカットスカート】
おおらかな柄が新鮮なBatikPejengの新作です。

インディゴに爽やかな白抜きと、ソガで茶を入れた2配色。

広幅のキャンバス地に敷物用に染められたものですが、1ピースから何とか3点のスカートに。

そのため3枚のうち1枚ははぎ合わせが多いつくりです。

デザイン的にも贅沢に2着だけにしたいところでしたが、それだとお値段もかなり高くなってしまうので、バギバギ(=分け分け)しました。

Img_1468_1800x1493

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
さて、それではこれにて予告は終わりです。
明日からの3日間、フラスコさんにて
皆さまとお目にかかれるのを楽しみにお待ちしております!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


| | コメント (0)

2017年5月24日 (水)

まめしんぶん2017春夏2

2回目の今日もCOLORS&BATIKの続きです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ソフトカラー・リネン

春先から夏まで、爽やかな色の服を。

ビビッドな配色は抵抗があるけれど、優しい色使いなら、

天然色系や生成にも合わせやすく入り込みやすいかもしれませんね。

【ソフトリネンクロス・ピンギルのロングカシュクール】

有加さんのピンギルを使って、薄手リネンにバティックを。

縦横に規則的に入ったピンギルは、カシュクールに仕立てるとどこか欧州風。

端じっこの個性、なかなかグローバル。

ライトグレー、ミントの2色があります。

Img_1476_1386x1800

【ソフトリネンクロス・ピンギルのカシュクールクート】

ちょっと暗めの写真ですが、実物はもう少し爽やかなミント。

ブラウス丈のカシュクールは、柄がパッチワークのように配置されて(裁断は成り行きなんですが)、ロング丈とはまたおもむきが違います。

通称CC、カシュクールクート。従来より少し丈長に仕立ててみました。

Img_1477_1588x1800
【ガーゼライクリネンのロングカシュクール】
2つ上と同じ形で、こちらは国産の無地。
色は1つ上のミントとほとんど同じです。
ガーゼとボイルの中間のような透け感のあるソフトなリネンは、
夏のあいだ中涼しく着れそうですね。
ウエストのひもがポイントになっていて、3本取りでそれぞれ違うブルー&グリーンで配色。
ミントとダークブルーの2色があります。
Img_1234_1331x1800

ルンギの服

インドやバングラデシュの男性用腰巻布ルンギ。

チェック以外のものも多数あるようですが、チェック分野では鮮やかなブルーがポイントになっている気がします。

今回はグランピエさんで買ったものとsinduさんにお願いして集めて来てもらったものを使いました。

裁断前に3回ほど洗濯機にかけていますが、まだ色が出るので、お洗濯はかならず別洗いでお願いします。

【ルンギのツイストパンツ】
右パターンと左パターンで構成されるツイストパンツ。
それぞれを別柄にしてコンビネーション。
ルンギの楽しさは、チェック柄の豊富さにもあるので、
こうしてちょっと欲張ってみました!
一粒で二度おいしい♪(ちょっと違いますな。)
Img_1471_1466x1800
【ルンギのワーカーズドレス】
こちらは、まるで間違えたかのように(笑)、あるいは
生地がうっかり足りなかったかのように、見えますが、一応デザインです。
片袖とネックパイピングだけ別柄。
5つのルンギを5つのドレスに裁断してから、パーツを入れ替えました。
ルンギの楽しさを、パンツとはまた違ったおもむきで。
Img_1456_1683x1800

カラーリネンのボトム
すっきり、はっきりしたカラーリネン。
赤、グリーン、ブルー、紺の4色で。
どの色もおすすめです♪
【カラーリネンミドルツイルのベルトポケットパンツ】

サイドジッパーのシンプルな幅広パンツ。

ベルト(取り外し可能)にアウトポケットがあるワーカーズ風。

ウエストが緩い場合、ベルトのボタン位置で若干タックを寄せることができます。
3_1612x1800
【カラーリネンミドルツイルのセーラーパンツ】

後ろで結ぶタイプのパンツを久しぶりに。

TOPを長めの丈で着られるかたでも、

夏のボトムのなかにひとつ、ハイウエストがあると変化が楽しめると思います。

ボタン留めでウエストサイズは固定されるのでタイ結びながら比較的安定感が。


Img_1299_1565x1800


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
もう少し、続きます!

| | コメント (0)

2017年5月23日 (火)

まめしんぶん2017春夏1

京都に戻ってから数日、

作品展準備は着々とすすんでいます。

きょうは先ほど全部の荷物を発送完了!

いよいよ今週末です。

なかなかブログの更新が遅れがちですが、、、

本日より3回に分けて「まめしんぶん」をアップしていきますので

皆さまよろしくお願いいたします!

・・・・・・・・・・・・・・・・・

今回の春夏のマニスは、COLORS&BATIKがテーマ。

植田有加さんのバティック作品を中心に無地染めをつくったり、カラフルな布を集めたり。

伝統的なものと同じ方法で染められたモダン・スタイルのバティックは、ありそうでなかった領域を感じます。

流行ではなく、新しい技法でもなく、模様もごく普通にあるものながら新鮮な風が吹く。

服のデザインもプレーンなものだけれはなく、ちょっとひとひねり。

ぜひ作品展でいろいろ試着してみてください♪♪

・・・・・・・・・・・・・・・・・

ストライプバティックとカラープリミシマ

【ストライプバティックのパレオスカート】

プリミシマを3mずつに切り、細いストライプで描かれた大きなサークル模様がふたつ。

その周囲が太いストライプ。

大胆な構図の単色バティック。

成り行きで裁断して、イレギュラーな配置にしたスカートです。

大きな不揃いのストライプも表情があり面白い仕上がり。

左右の折り畳み分を結ぶリボンは前後どちらでも。

後ろ中心に大きなタックを入れてポイントに。

ブルー、グリーン、ダークグリーンの3色があります。

Img_1383_1523x1800

【ストライプバティックの2wayボトム】

大きなサークル模様が左右イレギュラー、片足パンツ、片足スカートの2wayボトム。

変化のあるシルエットと柄が楽しいボトムです。

両足スカートでも。配色は上と同じです。

Img_1405_1800x1599

【プリミシマ・ハンドダイのプルシュミゼ】

バティックの基布として広く使われているプリミシマは、白生地のままずっと使ってきました。

今回、無地染めもできそうだという事で、

バティック作品と一緒につくってみてもらいました。

ブルー、オレンジ、グリーン、ダークグリーンの4色がありますが、グリーンとダークグリーンはなかなか思うように染め上らず都合2色ずつあります。

プリミシマは緻密なのでムラなく染めるのが難しいのだそうです。が、出来上がりはなかなか新鮮です!

こちらはプルシュミゼ。両サイドにポケット、後ろは小さなボタン開き。

ブルーはかなり鮮やかな色に染まっています。

こちらのほかに、サックボトムがおすすめですよ!

Img_1382_1800x1768

【プリミシマ・ハンドダイのBIGパンツ】

こちらはグリーンのうちの1色。写真より実物の方がもう少し鮮やかです。

小さな人なら二人くらい入りそうな(笑)、大きなパンツをつくりました。

こちらも4つの配色があります。

ウエストゴムでごく簡単な形ですが、この風通しの良い形は夏に重宝すると思います!

Img_1461_1663x1800

【リネンダブルガーゼ・ハンドダイのカシュクールクート】

深いオレンジ色と、深いマリンブルーの2配色。

リネンダブルガーゼは染料の入りがよく、しっかり染まってきました。

ヨークから下にたっぷりギャザーが入ったカシュクールは1サイズですが、以前のパターンより少し大きめにつくっています。

サイドポケットがついています。

Img_1410_1800x1751

【バティック・ピンギルのイカットスカート】

写真の色がやや暗めですが、上のカシュクールのようなはっきりしたオレンジ色と

その2つ上のプルシュミゼと同じブルーの組み合わせ。

はっきりしたコントラストが特徴の植田有加さんのオリジナル・バティック、ピンギルのシリーズ。

ピンギルとはインドネシア語で「端」の意味です。

サロンやサリーなどの裾に使われるような細長い縁取り用のチャップ(版)をあえてメインの柄に使ったもの。

こちらはテーブルクロスか額縁のように「囲む」構図のピンギル。

前スカートと後ろスカートで縦横を変えてつくってみたシンプルなスカートです。

5_1800x1555


【バティック・ピンギルのBIGパンツ】

ピンギルのダイヤモンド。こちらは同じチャップを斜めに使ったものです。

はっきりした赤と黒のコンビネーションは、オリッサの絣やアフリカのバティックを髣髴させられますが、やはり別物。

独特の主張があります。

端っこの存在の活躍ぶり、ぜひご覧ください。

Img_1459_1578x1800
【バリハンドバティック・フラワーモティーフのBIGパンツ】

同じかたちのパンツを、昨年のHarumanisバティックで。

ブッダ・フラワーと名付けているもので、

ヒンドゥや仏教のモティーフにしばしば取り入れられている四枚花弁の花柄です。

今回はこちらの配色のみ。朱色の発色がきれいなベージュ地です。

Img_1464_1800x1557

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

続きます!

| | コメント (0)

2016年11月 9日 (水)

まめしんぶん 2016秋冬 3

まめしんぶん、3日目のきょうは

手仕事系&カラフル系の服たちをご紹介します。

「わたくしのクローゼット」、曖昧なテーマの今回ですが(笑)

思いつくまま引っ張り出した布、たまたま出会った素材など。

取り留めはありませんがなかなか良いものが揃いました。

・・・・・・・・・・・・・・・・

ブルーコットンのシリーズ

京都の生地屋さん“ノムラテーラー”で選んだブルー、グリーン系のプレーンコットンをいろいろ組み合わせたシリーズです。

ウールやリネンと合う少しスモーキーなバリエーション。

秋ですが、ブルー。今から春先まで着てください。

【国産ライトコーデュロイ&コットンリネンシーチングのマオジャケット】

シャツ向けのやわらかいコーデュロイとリネン混のカラーシーチングを組み合わせた定番ジャケット。4つの配色でつくりました。

コットンは重ねて使うと結構あたたかいのです。

パイピングにはやや厚手のワッシャーコットンを使いしっかりさせています。M,Lサイズ。

Img_1089_s

【国産ライトコーデュロイ&コットンリネンシーチングのループスカート】

ジャケットと同じ組み合わせの生地で、

ウエストはセパレート、裾で輪になった二重スカート。

表と中をねじって履くとバルーン風のシルエットに。フリーサイズ。

Img_1179

【コットンリネンシーチング&国産カラーワッシャーコットンの二重服】

こちらも裾が輪になっているデザイン。

薄手のリネン混シーチングを表面に、中の袖なしベスト部分と重ねて着るデザインです。

ひっくり返してベスト面を表にして着ることもできます。ポケットなし、M,Lサイズ。

Img_1093_s
手仕事布のシリーズ
【バリ・シドメン産ソンケットのイカットスカート】
バリ島東部の手織り産地シドメンで織られているソンケット。
こちらのバリ在住の方のブログに織りの工程が紹介されていますが、
腰機なので1着のサロンにするために中央で接いでいます。やはりインドのジャカードなどに比べ(織り糸が柔らかいせいもあると思いますが)なかなか大変そう。
今回は天然染風のアラムと呼ばれるタイプを集めて6枚のソンケットから8点のスカートができました。
配色のセンスがポイントです。あくまでもハレの日の衣装ですから、地味な配色の中にもあでやかさがあります。
裏面が弱いのでシルクの裏地を付け、カラフルなクルミボタンと紐使いをアクセントに。
Img_1116
Img_1184
【西ベンガル産ラリーキルトのフレアラップスカート】
ジャケット、パンツ、と作ってきたので今回はスカートに。
ヘムに別の柄のラリーキルトをあしらい、パイピングの配色を利かせてみました。
キルトの素朴さ、元布のサリーのプリント、さまざまな要素が詰まった1点ごとに異なるデザインをご覧ください。
ポケットをつけていますが裏面の世界も奇想天外なのでぜひお試しを。(笑)
 
Img_1156
Img_1153

【スマトラ・パレンバン産シルクジュンプタンのギャザーTOP】
写真の色はちょっと寂しげですが、ピンクがきれいなおしゃれな柄です。
ショール用の意匠織シルクに、絞り染。
パレンバンはもともとインドからの布の影響を強く受けていることから、
インドネシアの中でも最も布の種類が豊富な街だと思います。
中でもジュンプタン(絞り染)はカラフルなはっきりしたタイプが多くみられ、グジャラートの絞り染めターバンを連想してしまいます。(ターバンとは絞りの技法が違いますがカラフルな色の感覚が…)
スクエアシルエットのたっぷりしたブラウスをつくりました。1サイズのみ。
Img_1152


【バラナシ産ブロケードクロスのワーカーズドレス】
バラナシのサテン風の光沢があるブロケード織は、インドでは高級品のたぐいです。
素材自体フォーマル風であり久しく使っておりませんでしたが、
今回のものは1点だけ買い込んでいたもの。
新型のドレスを仕立てました。
裏地をつけたかったのですが布の軽やかさを尊重して一枚仕立て。
ライニングに滑りのよいものを着用してください。

Img_1174
 

【カッチ産手織ウールショールのドレス】
砂漠地方のかっちはに中と夜との寒暖の差から伝統的にウールのショールをまとうそうです。
今回のショールは天然色ではなくカラフルでとても完成度が高いもの。
デザイン的にも切って縫う域を超えているので、四角いまま服として着られるようにしました。
着方は、裾側にボタンがある方が後ろ。首にかけて布を左右のわきの下に回して、ウエストを紐縛りにします。
ボタンを留めず、そのままショールとしても。布好きの皆様はぜひご覧ください。
Img_1161

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
以上、作品展vol.64で展示する服をざっくりご紹介しました。
それでは、皆さまJikonka TOKYOでお待ちしております~~

| | コメント (0)

2016年11月 8日 (火)

まめしんぶん 2016秋冬 2

引き続き、



今期の作品展直前に新作のご紹介です。



きょうは生成のシリーズを。



重たくなりがちな秋冬にこそ、あたたかく着てみたい生成やソフトカラー。



秋冬だけではなく比較的通年着られる素材感が便利です。



・・・・・・・・・・・・・・・・・



生成のシリーズ





【チェンマイ産ピュアヘンプ手織のラウンドネックロング】 



食品や治療などでもヘンプが活用され始めていますが、織物としてのヘンプは有害物質から「身を守る」効果が以前から認められています。



今回は京都三条通りにあるオーガニック系のお店で扱われている、とても風合いの良いヘンプクロスを購入しました。



ヘンプの服というと、縫い代が大きめで直線風のデザインが多いように思うのですが、マニスでは縫い代の細いごくシンプルなTOPをつくってみました。



シンプルすぎるようにも思うのですが、最後までやはり何も付け足しませんでした。



ショート丈のものつくっています。



敏感肌の方にも心地のいい風合いでおすすめです。M,Lサイズがあります。



Img_1130





【シェットランドウールリネンのロングカシュクール】




シャリ感がありMIX調の生成ウール。



ベージュやこげ茶よりダントツこの生成が素敵だったので、



昨年まで継続して使ってきたものですが、今回で終了です。



新型のトリ・パンツもつくっています。洗濯表示はドライクリーニングですが、



ざっくり水洗いの風合いが似合っています(水洗いするとやや縮みます)。



1サイズのみです。





Img_1168






【アッサム産ピュアエリシルクのギャザーTOP】






紅茶の産地アッサムが源流というエリシルクは、光沢のないやわらかな素材。いまだに機械織は難しいそうで、手紡ぎ、手織りなのだそうです。


これまでの研究から、ナノチューブ構造(繊維の中に穴が多数開いている)であることがわかっているらしく、軽くて吸湿性があり、さらにUVカット率が非常に高いこともわかっているそうです。



今回のブラウスは分量がたっぷりした上着風。



素肌に気持ちよく、あたたかいシルクの着心地をぜひお試しください。1サイズのみ。





Img_1137






【シェトランドウールリネンハードツイルのちびぽけパンツ】




強撚のウールリネンで毎日履くタイプのパンツをつくりました。




「ちびぽけ」はかれこれ7年~10年前にバリ手織りシャンブレーでずいぶんつくっていましたが、今回久しぶりのリバイバルです。




全体に太目ながら、すっきりしていて合わせやすい人気者。




履きこみが深く、冬にあたたかいデザイン。左右ちぐはぐなポケットがポイントです。




M,Lサイズ。


Img_1054






【インドネシア産コットンプリミシマのワーカーズドレス】






バティック基布に使われる緻密でなめらかな綿100%、プリミシマは



年中通してクロゼットにかけておきたい服です。



今回はスクエアシルエットのシンプルな新型ドレスをつくりました。1サイズです。





Img_1129




【インド産オーガニックコットン手織カディストライプ



&バリ手織シャンブレーの空手パンツ】



昔のヨーロッパリネンのような雰囲気のカディ。



洗いざらしの風合いがとってもいいのですが、



ウールの季節にあたたかく履きたいので、二重縫い。Mサイズのみ。



同仕様のマウンテンパンツもつくっています。





Img_1034




【インド産シルクオーガンジー&インド産カディコットンスラブのワーカーズドレス】




毎年使っているシルクオーガンジー。




今回はやわらかくやや厚さのあるカディコットンと重ねてお出かけ向けのドレスに。




仕立て後水に通してオーガンジーをやわらかくしてあります。




一見単純な服ながらかなり個性があります。




チャレンジしてくださる方をお待ちしています! おおきめの1サイズ。




Img_1172






| | コメント (0)