2016年6月16日 (木)

鞍馬寺のこと

ネットご機嫌ななめ、
スマホから駄目押し(ダメ元?)投稿してみます。

今回の帰国は、初めて子供を留守番させての事もありちょっとはしょりまして
6月7日にもうバリへ戻りました。
toko manisの2日間は、雨、もう梅雨入り?
昨年と比べいろいろ変化がありますね。
今回もたくさんの皆さまにお目にかかれて
楽しいひと時を送る事ができました。
いつもこうして仕事をしていける事にこころから感謝をしております。
皆さま、本当にありがとうございます。

さて、日本滞在中に入れそびれた京都、鞍馬寺の清々しい写真を(写真技術は相変わらずベタ、下手ですが)忘れないうちにアップさせて下さい。

このところのお寺、神社巡り。
服作りとちょっと反れているかもしれませんが、
自分の中ではナカナカ深くコミットしています。

帰国して2日目だった5月22日は、疲れも溜まる頃だからとスケジュールを入れない日だったんですが、何だかヤル気満々で(笑)、何と、お昼頃から思い立ち登ってしまいました! 鞍馬の山。
途中まで様子見に、ってつもりが、フルコースで登って下って。

いやいや、素晴らしかった!



昼から行く人も結構いました。
朝からだと叡山電車も混むし、丁度いい時間帯でした。



鞍馬山は、山腹の鞍馬寺へ登って行く途中に小さな滝や神社がいろいろありました。



たまたま、年一回のウエサク祭と言う祭りの翌日でした。
5月の満月の日に天界からたくさんのエネルギーが降り注ぐらしい。
まあ、それにしても光が素晴らしかったのです。
こちらは由岐神社と言うところの凄い急勾配に真っ直ぐ伸びる杉の木。



横からが更に美しい。




たくさんの神さまたち。



光が緑が、全て美しい。
だけどかなりのハードコース。ゆっくりしか進めない。



本殿金堂にやっと到着。
中ではお経があげられていて祈る人たちがたくさん。
心を洗い流す時間。

そこから更に上へ、
奥の院参道、木の根道。



一番奥の魔王殿と言うところ、空気がまた違う。

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ウエサク祭の翌日だったから?
こんなに素敵な山登りは久しぶりでした。
新緑のみずみずしさを全身で吸収して帰りました。



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2016年5月22日 (日)

夏の気配の寺町通り

またも「まめしんぶん」の途中ですが
京都から初夏のお便りを入れさせていただきます。



ギャラリー啓さんのお店の前。
折しも啓さんは展覧会初日。

いつもはひっそり静かな通りが、車両止めに。
テンションメラメラと上がって来ます。

下御霊神社のお祭りです。



通りには、沢山の出店。
子どもたちのパラダイス。



金魚掬いは不滅の人気。
しかし、ホンモノの金魚よりもプラスチックで釣竿式はさらなる人気。(笑)



日が暮れてきて、いよいよお祭りムード満々です。
バリのお祭りばかり見ている私には、
昔懐かしくかつバリとの共通点がいろいろおもしろい!



車両止めの車道に準備されているお神輿は、
この地域の子どもたちが担ぐらしい。
それは大変素晴らしい。



こちらは多分翌日にオトナたちが担ぐ。
菊花紋の入ったお神輿。
手工芸満載のお宝です。



始まりました!



体操着の小学生たち!



お祭りって、神さまとのコンタクト。
バリも日本も同じですね。

いやー、帰国していきなりお祭りで
元気いっぱい貰っちゃいました。

これから先またしっかり頑張ります♪

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2016年4月24日 (日)

春の締めくくりに

またもや月日が流れました。

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かれこれ3週間、もう季節も移ろいましたよね。
京都の最後はしあわせな桜ざんまいでした。
4月のアタマ、
高瀬川の夜桜、人も少なくてもったいない週末、いや、贅沢な週末。
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こちらの桜は、夜桜の翌日。化石の展示です。
結晶の断面がこんな桜型の雲母らしい。
真鶴のおっ師匠から何年も前に教えていただいていた益富地学会館に、ついに行くことが出来ました。

土日しかオープンされていないため、これまでなかなか機会がなかったんです。

しかも、ミラクル。真鶴からお越しの科学部のご一家とご一緒に。

展示はアンモナイトからテレビ石などいろいろ。

春だからか

花模様ばかりに目が行く自分。(笑)

下は、有名な砂漠のバラです。
バラの飾りがそばにあっても、なぜかチョコレートに見える。(見えるでしょう?)
Img_7864
御一家とはラッキーなことに、やおら半日ツアーでした。

残念なことに記念写真がありません(!)。

お好み焼きランチした後、行きました。
長竹さん。

私はこちらに明るい時間に行くのは初めてだったし、魅力的なおばんざいをスルーしてスイーツとお茶だけというのも初めてでした。…ってフェースブックにつぶやいたら、おっ師匠に、「びっくりぽん」、と言われました。

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「抹茶あんみつ」は、同行の人にすすめて、そこから一口おすそ分けをいただいたことが何度もあるので、(はい、いつも大体この流れです!)
今回は「抹茶パフェ」にしてみました。
おぉ、そして、あんこが終了とのことで代わりに抹茶のおいしいものが増量です(マスターにそう頼んだのです・笑)。

それにしても、トップのイチゴの春らしさよ!

大人のスイーツ、だんぜん別腹ですね、これ。

普通の時間にちゃんとお腹空いたし(笑)。

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そして最後の最後は一人京都でゆっくりと過ごす一日。

これまで通ったことのなかった道をいろいろ歩いてみます。

蛸薬師通りって、蛸薬師があるんだな。びっくりぽん。
新京極と寺町の間の蛸薬師裏手は、切られた古木のそばでお花満開。

あったかくてサイコーの一日に、バリからの頼まれものをゆっくりとショッピング。

新たに入荷した生地を荷物に満載して、レッツゴーバック。
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また来月来ます。

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2015年8月 4日 (火)

京都の巻巻。 3

ネットの不調で下書きを保存したままになっていた~~~。

もう8月になってしまって今更気がつきました。

(@_@)(@_@)(@_@)

以下、まきまきの続きです。

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今回は4週間の帰国にて、日本の話題でのブログがずら~~~~。

もうちょっと飽きちゃった方もいらっしゃるかもですね。

今日で一応しめくくりますヨ。

お目にかかれた皆さまも、お目にかかれなかった皆さまも。

台風一過、梅雨明け、真夏。ですね♪

どうぞ良い夏をお過ごしくださいますように。

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でわでわ。

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日本最後の2日目の事。

バリ在住のカナダ人(カナダ系アメリカ人?)ジョセフさんと京都で合流の日。

YDSギャラリーでの器展へ。

Img_5851今回も花入れがお見事。

左手の花器の下の細長い板は、昔型染めに使われていたものだそう。

祇園さんも間もなくの蒸し暑ーい日。

正座が上手なジョセフさんを前に、早速砕け散る(笑)。子供の頃は1~2時間持ちこたえたはずが、今では5分で降参~!

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ランチした後、お茶人のジョセフさんにマストなこちらは、

好日居さん!

私にとっても、ほぼ1年ぶりの。

カウンターの席に落ち着いた頃、やってきたのがこちらのお方。

中国でプーアール茶をご自分でつくっている、という。

何やら茶器もお持込みで、早速お茶会がはじまりました。

Img_5855茶卓がステキ! 

ジョセフさんも大喜び。

Img_5857

どんどん出てくる、お茶道具。

Img_5861晴美さんが、そのプーアールを入れてくれました。

「風の谷」という名前が付けられた茶葉は、樹齢600年とか。

風の強い場所で育つので茶葉は酸素をいっぱい吸い上げて育っている。

爽やかな初夏の風が、すうぅうっと、カラダを通り過ぎて行きました。

深みと青みがしみじみとおいしいお茶でした。

あぁ、ここに来るたび、ミラクルが起きます。

ありがとうございます。

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いただきもの。

夏ミカンをくりぬいた寒天。

京都で何度か目にしました。

Img_5865
京都事務所のアルバイトのじゃれおさんが、急きょ訳あって辞められることに。

とっても残念ですが、先々のご発展をお祈りしています。

で、この夏ミカンをバリに戻る前日に彼女からいただいたのですが、ワタシが食べる隙はなくスーツケースに入れてバリへ持ってきた。

でもって、息子が大層喜んで平らげました。(笑)

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風の谷の話を中途半端に聞いたまま

風の季節のバリに着地。

子どものお手製の凧は、今年はますますグレードアップしています。

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さて。

7月下旬にはまたもやマメタビしてきましたので

少しずつ書いていきます。

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2015年7月19日 (日)

京都の巻巻。 2

マキマキの続きです。

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写真撮っていいのかな?

いけなかったのかも。

「みたて」さん。Img_5808

聞いてみるタイミングを逃して、なぜかこっそり撮るのであった。

ごめんなさいです。しかもブログにアップしちゃうし。

1年前にYDSギャラリーで尾形アツシさんとの二人展で印象が深かった花入れのお方。

北山にあるお店を訪ねてみたのでした。

野の花が初夏にみずみずしい季節。目の保養になったことは間違いありませんです。
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「みたて」さんのお隣さんが7月7日にオープン。

奥のカフェが素敵なんですが、手前の雑貨コーナーでなぜか大人買いをしてしまうワタクシ。

Img_5810

昔は機屋さんだったそう。壁の質感と天窓の明かり、時を忘れそうな空間です。

撮影中のようだったので、お茶はパスして出てきましたが。

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はい。きょうの同行者は溝口恵子さん。

バティックのスカート履いてる♪

午前11時に現地集合で、夕方まで一日ご一緒。嬉しいな。

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そのまた近所の雑貨屋さんです。

Img_5815

木工品がいろいろ。オリーブの木の配置が気持ちいい。

木曜日は休業日が多い界隈でした。

この辺りでおススメというお蕎麦屋さん、ごはん屋さん、み~んな休み。

お昼は後回しにして、

ここからしばし南下。静かな界隈をてくてく。

北大路通り沿いの「風土」さんへ行くことに。

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「風土」さんはガラス展、初日。

撮影オッケーでしたか、浦子先輩?

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窓辺の光を浴びて、涼やかに並ぶガラスたち。

夏が待ち遠しく。というか、夏はもうそこまで来ている気配の真夏日にて。

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風土さんのお隣さんのごはん屋さんはやっていた♡

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フレンチ風のお総菜、前菜の盛り合わせ、山盛り~。

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MIZOさんお目当ての氷屋さん「木と根」も木曜休みだし。寺でも見に行くか、って。(笑)

で、路線調べて。今から銀閣寺行くよ!

北大路から銀閣寺まではバス一本で行ける。

銀閣寺はニックネームのようなもので、正式には東山慈照寺。

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修学旅行以来の(笑)。

Img_5825砂の庭。白砂の砂盛り向月台(コウゲツダイ)と、波紋を表現した銀沙灘(ギンシャダン)。

室町幕府の足利義政がつくった山荘の奥ゆかしさ。

修学旅行中の学生たちに解説員が説くに

「いわばそれまでの帰化文化からはじめて日本風文化を生んだ」物件のようです。

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オトナになってからもう一回訪れると、何て違って見えるものでしょうか(笑)。

苔むした山裾には緑がたわわ。
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美しや~~~~。

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ここから「かき氷」が食べれそうなお店があるといいな、と当てずっぽうな期待をしながら

哲学の道を歩くも、風情のあるお店に行き当たらず、せっかくの京都探索も何だかなー。

結局MIZOさんのお知恵にすがることに。

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ふたたびバスにて祇園へ。

Img_5840

観光客ごった返す、祇園。こちらは中国系の皆さん多し。

そんなことはもろともせず、隊長はどんどん路地裏へ、進む、ススム!

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鍵善さんというお菓子屋さんのスマートなカフェ&ギャラリーへ。

祇園の中に入った事も始めてかもしれないし、

その奥まった細い路地をサクサク行くMIZOさんの頼もしさよ。

朝から並ばないと入れないらしいかき氷屋さんにも一応行ってみる。

Img_5839

しかし、行列はなくして、「本日の整理券は終了しました」という立札が~。

私なんか、もう待ちきれずに、観光客の皆さんと一緒にテウクアウェイの抹茶フロートにありついちゃう。(笑)

かき氷、遠し。

祇園だとにぎやかすぎるかも、ということで、あれこれ探索したのち、先斗町(ぽんとちょう)へ。

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鴨川沿いは納涼床がびっしり。先斗町の川沿いの夏はこんな風に仮設の縁台が。

夜におぼろげに見たことはあるけれど、ふぅむ。

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で、かき氷はすでに堪能しました。抹茶あんみつとのコラボ作@長竹さん。

おっ師匠の行きつけ。弟子もたびたびお世話になります。

食べるのに忙しく、写真アリマセーン。(笑)

お次は賀茂茄子の田楽デス!

Img_5844MIZOさん、お疲れ様!

また予定なしで突発的にジョイントしませう。

ほんま、暑ううい一日で。京都の夏間もなく来たれり。

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もう少し続く~。

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2015年7月18日 (土)

京都の巻巻 1

今回はイベントも多かったし、いつもより長い帰国です。

最後の1週間は京都ざんまい。

お囃子のBGMが河原町通りのアーケードに流れ、

あぁ、今年ももうすぐ祇園さん! 

私はしかし、祇園さん=台風上陸の前にバリへ戻ってまいりました。

そしてもう梅雨明けたって、本当ですかっ??

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目下、バリスタジオは皆さまからいただいたご注文の服などの検品中。

ナントもう夏が来てしまったとは、これは、1日も早くしないと!!!

しか~~し。

来週明けまでバリのお盆休暇とムスリムの皆さんのラマダン明けで大型連休中なんです。

郵便局が開いたら、すぐに送れるように準備中です。

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でわでわ。

今回もまた京都の巻。巻。

高知から戻った翌日です。

梅雨の晴れ間。

茶店でつるりと涼しげな寒天を。

Img_5787足の腫れがやや引いたエイコさん、早々と東京へお戻りになることになり、京都駅にお見送りに。

寒天の茶店は京都駅の新幹線改札内。

ちょうど同じ日に鹿児島からはるばる新幹線に乗って遊びに来る友達がいるから

(その友達も少し前に足を怪我していたので、京都駅付近までお迎えに行くことになっていたのです。)

2回の用事が1回で済むなぁ(シメシメ)、って思っていたら

エイコさんが乗った新幹線から、鹿児島の友達が降りてくるという寸法に!

そうなんですよ、たまたま同じ「のぞみ20号」だったのです。

車両が離れていたからご対面は出来なかったのだけれど~。

リレーみたい~。(笑)

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友達は、京都1泊。錦市場を食べ歩きしてから三条でランチして、夜は先斗町。

久しぶりにお腹が空く前にイロイロ食べる日々。

まだまだ涼しく快適なのでイケますよ。

Img_5788

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翌日、お寺のお参りを済ませた友達とまたランチして

午後の新幹線でまたバイバイ。

お昼は毎度毎度のここでした、ルブション。

Img_5794最近はデザートがもう絶対にはずせなくなっているので(笑)、覚悟して行かねば。

基本ベジでおやつなしの生活だけど、ルブションでは肉塊&スイーツだもの。

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食べ過ぎ感大アリなんだけど、

翌日は翌日でまた。今度はインド。

押小路通高倉通辺りのいい場所にあるインド料理「タルカ」は、予約必須のお店なんですって。

Img_5799案内をして下さったのは、インドのこのお方。(笑)

レモンライスとシーフードカレーが、もうたまらん!

またもやオーバーイート!!

Img_5802店内のしつらえもシンプルで(装飾的な一般的なインド料理屋とは角度が違う!)、

おいしいからとついぞ普段は飲まないYさんが「ビールでも一口のみたくなる!」、と。

値段も安いので食べきれないくらい頼んで、やはり食べきらず、Yさんにお持ち帰りしてもらう。(笑)

あぁ、事務所近くにこれほどレベルの高いインドがあったなんて。

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翌日。

高知から届きました!

かんかんのままスーツケースに。

Img_5804

バリでゆっくりいただきます♪

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別の日ですが。

ワインの会・寺町糸編組合。

Img_5848

ワインはもう飲みました。

で、まだ食べるのか、と聞かれそうですが。(笑)

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続きます♪

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2015年5月 1日 (金)

ひと月前を遡りランチの編。

日本の皆さま、4月中には大変お世話になりました。

ネットとネットソフトの調子が合わせて不調、

フロムバリからその後のブログアップがすっかり遅れております。

そしてもうGWですね?!

バリに戻って2週間弱の私も、かれこれ次の季節の服づくりに没頭中。

……、ですが、しばし遡って日本でのいろいろを出来るところまでアップしていきたいと思います。

その前に一言だけ。ネパールの皆さんにハグハグ。希望を持っていただけますよう。世界の隅っこからお祈りしたいと思います。

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もう1月前のことになります。

(何てこった!)

こちらの写真は4月はじめに帰国して最初のごはん。

京都マニス階下のシナモさんでのおひとりさまランチ。

前日バリ出発前のごはんが物足りなかったことから、到着後はがっつり行こう!

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はい。普段はあまり食べない肉だからこそ、ガッツ入ります(笑)。

Img_5077

シナモさんのランチはピザかパスタのほか、こちらのハンバーグが選べます。

私はなぜかいつもエナジー補給のハンバーグ、

というか、このハンバーグがなかなかおいしいからリピーター。

モリモリの前菜とおっきなバゲットトーストとこちらのメインとコーヒーで1200円。

GW京都の皆さま、機会がありましたらぜひお試しください。

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こちらは、二条城近くのごはん屋さんでのランチ。

湯豆腐セットについて来た右下のおばんざい、赤いこんにゃくに注目です。

本能寺のオリジナルレシピだというこの赤いこんにゃくは、鉄分を配合することで赤くなっているんだそうで。

派手好きの秀吉さんのためにお寺がこしらえたという由来、とお店の談。

本能寺がもともとあったのが二条城近く。その跡がどこら辺だったのか今ははっきりしないらしい。

気になって調べてみると、石碑だけが残っている模様。堀川通御池界隈。

で、現在の本能寺は鳩居堂さんの向かいのあのお寺ですね。

何かと奥深い京都マニス界隈です。

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2014年12月24日 (水)

めりーくりすます!

寒いながらハッピーな季節がやってきましたね?

私たち(私とうちの子供)は、今から荷造りして今夜関空を発ちます。

13日にバリを発って、チェンマイに4日、18日から京都に来ていました。

(18日は雪のお出迎えでした!)

ではでは、またご報告をいたします。

皆さま、清きこの夜をお迎えください。

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2014年11月 9日 (日)

京都の休暇

バリへ帰る予定の前日、Kさんが私を京都の里山へ連れ出してくれるという。

だったら。

帰国日が一日遅れたこともあるし、全部が時間的に

ちょうどで慌ただしいので(はい、個人的目線です)

バリへ戻る日も一日延ばしちゃえ~!

ガルーダインドネシア航空に連絡を取るとすんなりオッケーが出て

その他いろいろ手配を取って。

里山の一日はゆーっくり出来ることに。

ヒャッホー!!!

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久しぶりにお休み日和です。お天気もばっちり。Img_3996_9

ただし、午前中は事務所で3時間みっしりお仕事です。(我ながら良く働くものです!)

寺町二条に正午に車でお迎えに来てくださったKさん。

行く先は静原。嵐山の近くです。

鴨川に沿って北上。街路樹がほんわか色づき始めていました。

30分もすると里山の風景に。

京都は実に多様なり。

静原という集落は、ほかには何にもなくて

昔から割礼の儀式などに独特の風習があるとか。Img_4002_3

昔、平家の落人が忍び込んだ里山を訪れたのを思い出しました。日本は単一のようでいて少しずつ異なるたくさんの文化がギュッと詰まったお弁当箱のような国。

……連れて行っていただいた先は

その界隈にたぶん唯一のレストラン。

平日だったし、たぶんすべて予約制ながら、3つのテーブル全部が埋まってました。

車じゃないと辿り着けなさそうな山間の一軒家。

その手前は広大な「すぐき」の畑でした。

この景色の背後は山です。その山から、神様がすうっと降りてくるような気配が、秋の風とともに感じられました。

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ミレットさんというお店です。Img_4004

入口を入ると、オウムガイとハスとキャンドルの展示。

99粒の砂を毎日黒い画用紙に貼った日記帳というのもありました。

光が、もう、違いますね。

たまたまのお天気だったからかもしれませんけれど、

別世界に入り込んだ感がいっぱい。

こちらのお宅のお父様のコレクションのようです。

お父様は写真家で、バリにも別宅をお持ちのお茶人でもあるそうな。

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さぁ、ごはんです。Img_4006_3

一家の娘さんの樹里さんとその旦那様がお料理をされています。

畑もあって、そこで採れたものを中心に菜食のコースのランチ。

それがですね、形に囚われない、自由で本当においしいものばかりだったんです。

こんなごはんは、ある意味はじめてでした。

テーブルクロスはバティック!

前菜は自家製豆腐、丹波黒豆&おこわおにぎり、キッシュ、自家製のすっごくなめらかなこんにゃく、すぐきの茹でたもの。(確かそんな感じでした。)

お豆腐にはヒマラヤ産岩塩をふりかけるだけで魔法がかかる。とろりと甘い、デザートのようなお豆腐。Img_4007

こんにゃくはつるりとしてクセがなく。こんなこんにゃく初めてです。

わわわ、これはなんだか食べることに夢中になってしょっぱなから無口になっちゃいます。

お次は、

自家製パンとビーツのポタージュ。

これまた!

スープは濃いピンクの印象とは違って、まろやかで。何と、このピンクはカブとのコラボ。Img_4008

パンはもっちもち。

もう実はここまでで腹八分目。

お次の野菜のグリル残念ながら写真がありませんが

根野菜をオーブンで焼いて塩が少々ふりかけられているだけというもの。

野菜の味がこれでもか!と、引き出されていて、これまた無言で味わってしまう。

そしてまだまだ出てく~る!!

メインは自家製の麦を使ったベジミートローフ。Img_4009

このボリューム感、ソウルフル!

私も平素は比較的野菜が中心ですけれど、ここまでたんまり食べるのは、お初にゴザイマス。

デザートをいただく頃には

至福の瞑想気分。(笑)

この日、お隣のテーブルの方がお誕生日とのことで、こちらのケーキで皆でお祝いでした。

京都大学で機械工学ご専門の先生とのことですが、みつばちと地球の生命についてもご研究中らしくて大いに興味をそそられました。

余談ですが京都大学、実は昔一度だけ足を踏み入れたことがあって、

 

某機内誌の取材でしたが、日本一(世界一だったかも?)新種の発見をしているという昆虫学者の先生をお訪ねしたのでした。

京都にはまだまだ日が浅いのですが、少しずつ面白い出会いがあって

この里山のランチタイムだって皆さま個性いっぱいで。(笑)

食後のおしゃべりタイムには一家のお母様が登場。

すっごくきれいで気さくなお母様にこれまた癒されて。

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日が傾きかけた頃、Img_4011

静原からひと山越えた大原方面へ。

これぞ日本の原風景といった素晴らしい景色でしたが

何と写真がありません!(泣)

写真はこちら。

原風景のお土産スポットで店頭に売られていた恨めしいばかりの(翌々日出発なので買えずじまい!)地野菜たち。

ずいきがこんなに大きなものだとは知らなんだ。Img_4012

かぼちゃさんはバリのと比べたら何てかわいいサイズなの?!

おっと、

すぐきもありました♡

見ているだけでシアワセな大原の野菜たち。

この後、有名なしば漬け屋さんに立ち寄っていただき、

漬物好きな私はついに財布のひもが緩んでしまったのですが、漬物ならバリへ持って行けるし。

満足、満足♪

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この日のナビゲーターKさんは、バリ・リピーター。

しかしこの1週間後にまたバリでお目にかかれるなんて、もう、絆を感じます。(^O^)

Kさん、ともあれ、楽しい小旅行をありがとうございました。

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2014年10月29日 (水)

京都オフィスの昼ごはん~作品展のご報告

皆さま、あっという間に日が過ぎて

日本は秋本番ですね。

私はあまりの慌ただしさに10月23日の予定を一日伸ばして24日にバリへ戻りました。

バリはすっごく暑いです! 秋の落ち着きからいきImg_3894_2なり真夏に飛び込みました!

今回もたくさんの皆さまにお世話になりました。

台風18号の影響で一日遅れの帰国だったので、結果的に行きも帰りも延期という

今回でした。

帰国の翌日は、これ、バッチリ見えました!

今日からしばし遡って、帰国中の様子をまとめて行こうと思います。

最初の今日のご報告がいきなり長~~~くて、恐縮です<(_ _)>

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Img_3891_2京都オフィスのお昼ごはん

関空からいつものようにMKスカイゲートシャトルで寺町通りのマニス事務所へ直行すると、

待機してくれていた新スタッフの岡田喜美子さん。

一日遅れの帰国ゆえ、バタバタと荷解きをして間もなくお昼。

SMSで「玄米のおにぎりつくっていきまーす!」、と知らせがあったものの、

わ~~お!

まさかのおもてなし。Img_3993

こんな素敵なお昼を用意してくれました。

自家製梅干しにシンプルで滋味深いお総菜各種。

野菜は共同栽培している畑から収穫したものやお取り寄せの産直が中心なんだそうです。

少し前には、玄米断食なる食事療法を1週間トライしたそうで、

育ちざかりの子供たち3人のお母さんながら、手抜きなし。こだわった食生活を実践。

私は自分のごはんと子供のご飯を一人分ずつ別に作ることすら時にしばしば挫折して、Img_3989

子供の方に合わせてついつい肉食になってしまう方だから、

こうしたごはんを小さな子供たちにも食べさせているって事に敬服してしまいます。

下は東京~ほか遠征から戻って、バリへ戻る少し前。

手前のわたしの二段重ねのタッパー弁当はお見せできないけれど(>_<)

岡田さんからのおすそ分けは畑からの野菜サラダととうがんのスープ。

やれば出来ると言えばそれまでだけどImg_3975_2

、安いお総菜やらカンタンレシピのおかずがたくさん売られている日本ですから、

ちょっと油断すると「ま、いいか~」、になってしまいそうなのに、

私も今回は移動が多かったから(移動中はほぼ外食だったので)、

京都では前向きにミニキッチンで自炊。Img_3976_2

万願寺は季節のせいかちょっと大振りで固かったけれど、

千枚漬けに使う大きなおかぶは

(かぼちゃのように大きい!)

あっという間に炊けて、甘くて柔らかくてブラボー。

お出汁はインスタントながらベトナムのカンホアの塩を少々。

未体験の京野菜はまだまだたくさんですが、少しずつ制覇していきますよ~。

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YDSギャラリーさんで佃眞吾さんの木工を

着いた2日後はもう東京へ。Img_3896_2

新幹線に乗る前にこちらへ(荷物ごと)お立ち寄り。

YDSギャラリー。

http://takahashi.typepad.jp/yds/2014/10/%E4%BA%8C%E4%BA%BA%E5%B1%95-%E9%AB%98%E4%BB%B2%E5%81%A5%E4%B8%80%E9%99%B6-%E4%BD%83%E7%9C%9E%E5%90%BE%E6%9C%A8%E5%B7%A5-%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%91%EF%BC%94.html

もう、何度来てもしつらえがすばらしく、見逃せません。

今回はお盆(作品展で早速使いました!)を買いました。

今回は企画展のほかにImg_3898

高橋周也さんが仕事場の上の階につくられた「常設」のコーナーも見せていただきました。

企画展の和の空間とはちょっと違った気さくな雰囲気の「常設」のお部屋。

でも、集められているのはいいものばかり。

京都へ行かれる方はマストですよ、

YDSギャラリー。

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Img_3905
台風直前の作品展!

遅ればせながら、以下

作品展のご報告です。

10月11~13日、

台風19号の影響もありましたが

無事に終了しました。

心配なお天気の中、Img_3907_2

今回もたくさんの皆さまにお越しいただき、

ほんとうにありがとうございました。

初日に来てくださった皆さまには

お会計が混雑して

ご迷惑をおかけしました。





2日目は、Img_3910

ジコンカの西川さんが、

お花のお教室で生けられたハスを

飾ってくれました。

京都の岡田さんも急きょ出かけられることになり、

日帰りで来てくれました。

(帰りの新幹線は大混雑だったそうです!)


お天気が怪しい中、Img_3914_2

川越から、

インド仲間のAさんがご家族で。

左から二番目は、

今回お会計のお手伝いをいただいた

諸山朝子さんです。

ちょっとランプが逆光過ぎてしまった写真ですが、

皆さんいい顔してます♪


3日目はさすがの台風の影響で早めの撤去。Img_3918_2

お手伝いにきてくれた版画作家の尾関立子さんが、
撤去の時1本だけ抜けなくて困っていたハンガーラックのポールを、

時間ぎりぎりに抜いてくれました! 

快挙!!!

雨の中、皆で早めの退散でしたが皆無事に帰宅出来ました。

お越しくださった皆さま、

お手伝いくださった皆さま

ほんとうにありがとうございました!!!

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岩立さんの講演会へ

今回の東京は、滞在期間が短かったのですが

作品展の設営の後に岩立広子さんのミュージアムへ伺いました。

岩立さんにもちらりとお目にかかれましたが、どうやらお加減が優れなかったようす。

翌日(作品展初日)の夕方、

日本民芸館での岩立さんの講演会に滑り込みました。

フシギな事が重なりまして。

作品展の時間帯からして無理だと思って申し込みをしていなかったのです。で、その時間に友達と約束をしてしまっていたのですが、急にキャンセルになったのです。

で、一か八かで行ってみましたら、空席がいくつかありました。

私は時間的に大分遅れて入りましたので、全体の様子は分かりません。

岩立さんが今回出展されているコレクション約80点が展示されている展示室でのお話し会でした。

主だったお話しは、民芸館が発行している雑誌「民藝」に掲載されています。

ここに少しだけ抜粋しておきます。

「それは、バングラデシュが独立した年で、カルカッタには多くの難民が国境を越えて押し寄せてきて、町なかはごった返していました。こんなところに美しい布とかクラフトなんかがあるのだろうかっていう疑問が頭から離れない時に、この布に出会ったのです。あまりにも素晴らしい今までに見たこともない布がいきなり目の前に出されたのです。」

 

「カンタは、使い古しの布を数枚重ねて縫い、糸も使い古しの緯糸(サリーやドーティの)を抜いて使ったと聞きました。その当時、女の人はお金を全然持たされず、野菜やサリーに至るまで男の人が買いに行っていたそうです。女の人の大半は外へ出ることもなく、……使い古しの布や糸だけが、自分の自由になるものだったのです。それを使って贈り物にする刺し子の布、男性には旅に出るときのブランケット、娘には、婚礼用の豊かな模様のカンタを作り、生まれてくる子供のためには、おくるみの代わりになる布を、心を込めて刺したと聞きます。」

 

「よく、これを作るのにどれくらい時間がかかるのでしょうか、と聞かれますが、一生かかったものもあるかもしれませんし、時間で計ることはできませんが、手を動かして、その時間に我を忘れているときは、恐らく最高の時間だったのではないでしょうか。その時代、女の人の地位も低く、家事も多く、決して楽しいことがたくさんあったとは思えませんが、布を手に取り縫う時間は、その人にとって夢のような時間だったと思います。

 

手元から自分の夢の世界が生まれていく、それが完成した時の幸せ感は、創造の喜びに満ちていたことでしょう。」

 

「先日、望月さん(日本でカンタの普及に尽くされている大変稀有な方)が、3・11の震災の時、なんで針と糸を持って駆け付けなかったのだろうと話しておられました。手を動かして、布を縫うことで人の心を静め、針を動かすことによって、落ち着けることができるのにと、しみじみかたっていらっしゃいました。

 

……村の人々も単調な時、つらい日常の暮らしのなかで、手を動かして何かを作り出すということがどれほどの励みになったかしれません。」

以上、「民藝」741号からでした。

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では、また続きマース。

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