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2024年4月17日 (水)

アーモンドご飯を食べながら

少しは風が涼しい日もありながら

まだまだ暑い

4月のバリからこんにちは!

1月にお片付けをした船橋市の実家マンションは3月に無事に賃貸契約が決まり

不慣れなお役目の一つが終了しました。

今年はほかにもはじめての事が多く、複数のことを一度に進める過程で

記憶から大事なことがこぼれ落ちないようにするのが最近のトレンドです。

早く済ませたい件があるときには、夢の中にまで出てくることがありましたが

ようやく頭のなかにも春風!で、順調にものごとは前に進んで見えます!

今回は久しぶりに書き下ろしブログです。




つくりおき

4月の目標は「抜歯」です。

体調管理として外食&テイクアウトほぼ無し、

作り置きまかないゴハンにシフト。です。

日本食材も主なものは大抵手に入るので、ここに落ち着きます。おばんざい。

アーモンドご飯はアクセサリーの山本あゆみさんのインスタからのレシピで

出汁、醤油、ごま油、アーモンドほかを入れた炊き込みご飯。なかなかです。

その他ニンジンのしりしり風ひじき炒め、白菜と青菜とえのきの和え物、

豚肉ピーマン炒め、ナスの中華マリネ。

きょうはこれ食べながらいってみます。食後はシナモンミルクコーヒーを飲むのだ!!

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ガベン

先日日曜日は、Ubudの王室の盛大なガベン(ご葬儀)がありました。

所用を兼ねて町の中心へ行ってみました。

交通封鎖、電線は切られ、王室からお寺へ至る通りには人がびっしり。

3番目の写真、電線が無いのはガベンの日の風物詩です。

ご存知の方も多いかと思いますがお神輿の背が高すぎて電線が邪魔になるためです。切ってしまうのでご近所は停電になります。

バリ島の死生観は日本とはかなり異なっており、死は人生最大のイベントととらえられています。

ご遺体は儀式の準備が出来るまで土の中などに安置し、儀式の日に再度掘り起こされるのですが

王室の場合は土には触れさせないのかもしれません(僧侶階級の方がそうなんです)。

天までまっすぐ上がれるよう、メルーと呼ばれる重塔の真ん中に橋がかけられ、ここから御霊が成仏する、のだと解釈しております。

牛のはりぼてはバデといいますが、胴体にご遺体をお入れしてお神輿のように焼き場まで担ぎます。

この日に限って記録的な暑さ。見物やお神輿の熱気で倒れた人もいたのでは。

私はお神輿が始まる前にチラ見して退散です。

こんな風に大勢の親戚、村人、観光客にお見送りされる方はどれほど人生に充実感と感謝を感じている事でしょうか。

葬儀とは生き抜いた事への称賛と次の次元への旅立ち地点なんだな、と思うと、死への恐怖も薄らいでいきそうです。

焼き場で灰になったら最後は海に流されます。

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ルビーの手術

3月3日に3歳のバースデーをお祝いした数日後

わんこのルビーが急に食べなくなりました。

ゴールデンレトリバーの食欲はほかのワンコに比べ底なしと言われており

「食べない」とはこれ一大事。

翌朝すぐにクリニックに連れて行くと、そのまま手術でした。

レントゲンで腸の入り口に石ころが詰まっていることが分かったのです。

3日間の入院を経て帰ってきたルビー。

ネコ族の二人も他の犬族の二人も、心配そうにルビーを取り囲んで舐めたりクンクンしたりしていました。

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「お腹の傷の処置が出来なければ再入院」と言われたので頑張ってみました。

眠っている間にそぉ~っと絆創膏を交換し、

薬はおやつに包んで飲ませたり。(これは簡単でした!w)

1週間ほどで回復してきてごはんもたくさん食べれるようになってきました。

絆創膏をひっかかないように腹巻を付けていたのですが、散歩も少しできるようになった頃

近所のおじさんが「縫製屋さんなんだらもっとおしゃれなのを作ってあげたら?」っていうので

息子の穴あきお古を縫い直し着させてみたらスタッフさんからもかわいい!って褒められてご機嫌なルビー。w

えへ!

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コーンことエリザベスカラーはあちこちにぶつかり過ぎて

最後は割れました!(笑)



レセプションとコンサート

毎年アルマミュージアムで開催される版画作家の小松嘉門さんの展示が

3月から始まっています。

アルマは、UBUDの開発が激化しているプンゴセカン地区でほぼ唯一独自路線、

広大な敷地をそのままゆったりと残すレジェンド的存在です。30年以上変わらない空間で

今回はバリ伝統絵画の重鎮と嘉門さんのコラボ二人展。面白い展示になっています。

初日のお披露目レセプションに伺い、友人達と記念撮影。

嘉門さんは菩提樹の木だけをテーマに木版画を制作している作家で

アルマのオーナー氏から贔屓にされている稀有の外国人です。

横から拝見するだけの私にも、その技法には神のようなセンスが感じられます。

作家活動と併せて知られている嘉門さんの趣味は、

お寺の奉納で夜中から明け方まで芸能のお披露目が延々に続くチャロナラン見学。

作品の中にも何か独特の空気感が宿っており、

バリの神髄を抱え持っているかのようでもあります。

いつかひとつ作品をいただきたいと思いながら、インテリア的な作品ではないので

来年移転する先に設置する場所を設けたいと思っています。

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翌月の4月は、レギャンにあるパドマリゾートでジョージ・ハリオノという若いピアニストのコンサートがありました。

チケット完売、イギリス人とインドネシア人とのハーフで昨年のチャイコフスキーコンクールで第2位だったという。

フライヤーには清楚なイケメンの写真。ファンサービスのPR。などなど

外側情報が多かったので全く期待せずに聞きに行きましたが、衝撃の表現力。

しろうとの私でもハリオノさんは天から降りてきた美の表現者であることがわかりました。

今年と来年にはサントリーホールでの演奏予定もあるそうです。

バリ島は

ビーチクラブが流行っているせいか世界的人気DJの来訪が多いそうです。お金もどんどん動いていそう。

という時流の中で、

国内出身者をフィーチャーしているパドマコンサートの存在は貴重です。私はこっちが断然好き!

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写真はハリオノさんが登壇する前の会場です。小さなホールが興奮の渦に包まれました。

バリ島がどんどんスタンダード化する中で、

アルマの嘉門さんとパドマのハリオノさんは

パワフルに輝いて見えるのでした。




紙からの服

マニスのスタッフは1分でも時間を惜しんで仕事を進める、という伝統があります。

私がそのように仕向けているから、です。

少しでもたくさん縫って欲しいし少しでも早く帰宅してほしいから、です。

先日、久しぶりに外からの依頼で、これまでのマニスとは異なるタイプの服を制作しました。

素材はバナナの繊維でつくられた紙です。

布ではなく紙で制作というちょっと実験的な仕立てを担当してくれたワヤンに

お披露目のオープニングに参加してもらいました。

多くのクリエーターに注目され、

ただ生産性を求める仕事とは違う、技術的な評価が伝わったのではないかと期待しています。

彼女たちのようなベースをしっかり習得している技術者が

インドネシアではこれからきっと評価されると思っています。

1分でも、のストーリーは、要するに集中力プラス美意識なのです。

バナナペーパーの服情報はこちらです。

@greenman_bananapaper_studio • Instagram写真と動画

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その他お知らせ

前回お知らせしました「布ツアーvol.2」

は先日お申し込みを締め切りました。♡

今回も成り行きで相当ディープな布旅になりそうです!

楽しみすぎる6月。です。

🔹

写真は今出回っているマンゴスチン。1キロ130円。

物価変動でトマトは1キロ400円、コリアンダーは100グラムで500円。

高いものだけを意識せず安いものばかりを選ばないで生活するのがコツでしょうか?

えっ? まぁ、気候変動も物価も、昔に比べたらエキサイティングですので。

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🔹

今期の作品展は来月24日(金)~26日(日)の開催です。

少しずつ準備を進めていますが、間もなくご案内DMも出来上がる予定です。

今回から新しいデザイナーさんが手がけてくださっている事から

DMは、ちょっと新しい風が吹きます。

写真は検品中の残業中の仕事場です。今や恒例イベント!w

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🔹

では、また近いうちにお目にかかりましょう。

いつもまめ日記をご覧いただき

ありがとうございます!

 

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