11年ぶりのビーチ
コロナ期から急速に変化している1年です。
1年前の5月にはまだ開いたばかりのインドへ入って
ちょうどウエサク祭の連休に当たり、国内旅行者の人たちの大渋滞に揉まれました。
そこからさらに1年。
急速に「以前」に戻り
バリ島ではコロナなんて忘れてしまうくらいのこの頃です。
今月はついに日本入国のヘルスチェックが廃止され、
インドネシアも怒涛の観光再開です。
その前に
かなり久しぶりに布と犬と生活用品から離れて
1日過ごした3月某日でした。
住んでいるところから一番近いビーチまでは車で1時間弱、
急に呼び出されたとしても2時間以内に着く距離ながら
11年ぶりです。
なんて勿体ない!
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その日は息子がバリに帰省していてあと後半何日かの週末であり
私も何とか時間を捻出できそうだったので
海にでも行こう。そうしよう。
実は、
今回の春休み帰省はとあるものを運んでもらう為にお願いしたのでしたが
バリ島の税関で予想を反して別室調査になってしまい
「まるで犯罪者扱い」とショック気味だったので
悪いことしたなぁ、おこずかいでカバーしてもいいんだけど
ビーチ行きたい!って言うので、待ってました!
私も行きたかった!(笑)
4月、5月にはもう大渋滞のバリ島ですが
3月はまだそれほど混雑していない時期だったので
前日に探してホテルもスムーズに取れました。
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チェックインの開始時刻ぴったりに到着し
チェックアウトギリギリまで滞在。
そうそう、思い出しました。
1泊のつもりがもう1泊したいね~、という延泊も昔はよくやってました。
昔はホテル代も安かったし、もっと空いていましたから。
(ちなみに今回は改装されたサヌールビーチのハイアットリージェンシー。二人で1泊朝ご飯付きで2万円弱でした。)
到着して早速試してみる浜辺の体温。じゃなくて水温。
晴天の午後なのでちょうど体温くらいです。
まだ暑すぎるから、通り沿いでポテチと飲み物を買い込み
少ししてからまた浜辺へ。
視界にはローカルの子供たちやその他滞在客や雑多な色々があるけれど
シーカヤックで沖へ出かけて行った息子を視線で追うと
その先には海原しかない。
肉眼ではもう見えないくらい遠くまで漕いで行ってしまい、
見えなくなると心配になるというのも、
そうだよね、知ってはいるけれど久しぶりの事。
海なんてバリ島ではいつでも見れるからと
ほったらかしにしていたけども
あぁ、知ってるよ海だし。という既成概念よりも
あれ、こんな風だったんだなぁ、と変化球を受け取れたのが良かったです。
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脱日常になった際ちょうど日本から持って来てもらったこの本がまたタイムリーでした。
本は最近ツンドクばかりでしたが
これは分厚いけど読み始めたらぐいぐい入り込める一冊で
まさに、もう一泊ここで過ごしながら読んでいたくなりました。
続きが気になり、以来家にいる時間でも読書タイムが復活しています。
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年初より生地の輸入が突然出来なくなって
麺が入荷できないラーメン屋さんみたいになってしまいました。
5月に入り、ジャワ島の皆さんはイスラム教の断食のシーズンを終えて
注文していた生地も揃いはじめ、目下毎日残業の佳境期に入っていますが
今回ほど流れに任せ創意を加えないコレクションも初めてな気がします。
むむむ、ビーチに行ってガス抜きしておいたのは
本当に良かったと思います。
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ちなみに、息子に運んでもらったものも
「生地」でした!
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