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2023年3月25日 (土)

【番外編】チロ君日記

ルンルンことルビーはコロナの間に息子が飼い始め

そのまま置き土産的にシフトされたゴールデンレトリバー。

この3月で2歳になりました。

獰猛でワガママな一面を持ちながら

小さい生き物に愛情を注ぐ人(犬)でもあります。

今日はネコではじまりネコで終わるの巻。

いつもの散歩道(ときどきキャットストリート)で

ネコ第一号のニャオを拾ったのはルビーでした。

まだ目が開かない首も座らない生まれたてだったせいか

あれこれ病気をし

昨年、10~11月に帰国中に残念ながら死んでしまいました。

しばし寂しかったルビーが

年明けにまたキャットストリートで

出会った今いる子猫がチロ君です。



ときどき、捨て猫で賑やかになる田舎の私道。

草むらから小さな鳴き声がすると、てこでも動かなくなるルビーを

引っ張って連れ帰るのは一苦労。

最初はリードをぐいぐい何とか帰ってきたのだけど、

3日後、お隣のワンコ隊長のジャンマが「猫がまだいるよ、可哀そうに!」とすれ違い際に。

その日はもう雨季真っ只中で(雨により2日間散歩は休止していた)

おぉ、まだ生きているんだ。

2匹いたけど1匹だけ。もう一匹はバイクに牽かれたか路面でつぶれていた。




ずっと大声で鳴きっぱなしで

Wiskusというネコゴハンを少し舐めるだけでミルクは飲まない1週間。

触るとシャープな爪でシャーっとされるし噛まれるし

おかーさんはもう傷だらけ。(笑)

ネコじゃなくてトラなんじゃないかと思ったくらい。

2週間ぐらいすると落ち着いてきてミルクもたくさん飲むように。

いや、飲みすぎでしょ、というくらい。

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拾った時はもう四本足で歩いていたし目も開いていたし、

生後1~2か月ではないかと友人に言われる。

Wiskusに続きお魚を食べるようになり、そのうちミルクを飲み始めたのだけど

あまりにも一生懸命なので時々写真撮っていたのを載せてみます。

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段々立って飲むようになり、おっちゃんっぽさが出てきた。

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早飲み競争ならまかして!

組み足に注目。

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寄り掛かれば一人で飲める。

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ちょっとちょっと、おかーさん、

わたしにもちょーだい。

左は11月の終わりに来たバリ犬のキキちゃん。

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最近は暑いので溶けています。

3月中旬から先、急にミルクは卒業されました。

しかし食欲は相変わらず旺盛で一日4食プラスおやつです。

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ではまた。🐈

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2023年3月23日 (木)

マサマサ バリ島に出来たスマトラの館

マサマサの検索からこちらのブログに入られている方には

ちょっと物足りない投稿になると思います。

悪しからずご了承ください。

いつもご覧いただいている皆さま、ご無沙汰しております。

ピテカントロプスをご存知の方も多いかと思います。

バリ島の空港や観光ストリートの店舗が多いバティック雑貨のブランドで

一時期日本でも流行したあのビンハウスは最近見かけなくなりましたが、

ビンにちょっと似た感じのものを感じるブランドです。

(あくまでも主観です。)

パレンバン出身という

そのオーナーがバリ島にレストランをオープン。

それがマサマサです。

スマトラ島から移築された大きな木造建築の中に

ピテカントロプスと姉妹ブランドでアンティーク中心のプサカの贅沢なギャラリーショップが入っており

中庭がレストランになっています。

メニューも充実していて早速在住者の間で話題になっています。

海を見晴らすロケーションが素敵なのだけど

このヴィンテージの木造建築が痛まないのかと

つい余計な心配もしてしまうほどとっても素敵な建物です。

 

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オープニングイベントとして

オーナーのプライベート布コレクションが

昨年(2022年)末から1月に展示されました。

展示の様子はこちらのインスタのMUARAというタイトルのストーリーズの中に少し紹介されています。

(パフォーマンスフィルムが中心です。)

https://www.instagram.com/masamasabali/

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正直驚きました。

非常にコンディションが良いものばかりで

何よりセンス抜群。

布収集家って価値のあるもの、高額なものを珍重する傾向が高くなりがちですが

そうなればなるほど一般人には分かりにくくなる。

昔デリーで岩立広子さんが行かれていた収集家のところで

「値段を先に聞かないで。あなたがピンとくる美しいと思うものを選びなさい。

値段はその後決める」って言われたのを思い出しました。

MUARAのコレクションは華やかで粋なものばかり。

知識が無くても感動できるホンモノのコレクションです。

ジャカルタにはテキスタイルミュージアムというのがあるそうですが

在住者からは展示内容が乏しいと言われています。

本当にいいものを見たいからと博物館へ行ってもダメだなんて。

その代わり、こうして個人の収集家が自分のプロパティで無料でいいものを一般人に公開している。



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古渡でしょうか、チンツです。



このドリアン柄すごく素敵。

ピテカントロプスはこうしたオリジナルを集めてプリントにして

アパレルや雑貨にしているのだと思われます。

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こちらはカッチのミラーワークみたいな刺繍アップリケ。

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無許可ですので一部だけご紹介させていただきました。

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この展示空間が継続するのかどうか不明ですが、

クタのビーチウォークにあったビンハウス主宰のミュージアムカインも無くなってしまったので

期待したいところです。

ちなみに今バリ島ではスミニャックのジョンハーディーで2か月タームくらいで

布やクラフトの作家を紹介する展示をしているようです。



では皆さま、また近いうちに!

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