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2022年5月26日 (木)

作品展vol.74 始まります!

日付が変わってもう本日、神楽坂フラスコさんでは

74回目の設営が始まります。

何と、年齢も年月も回数を重ね、74回目の作品展となります。

作る方はどんなに丁寧に携わっても1週間~1か月ですが、着てくださる皆さまと服は

それこそ10年越しの長いお付き合いとなる場合が多く

本当に有難い事です。

そして、京都事務所をサポートしてくださっている岡田さん、清水さん、今年からお手伝いに加わってくださっている溝口さんと

東京作品展を運営してくださる育子さん、麻子さん、ようこさんのお陰でもあります。

また今回は東京西麻布をアジトにしていたマニス前半期にお世話になっていた加藤希久代さんが

お直しご相談役と会場運営に参加してくださることに。

弱小ブランドながら本当につながってつながって、今年も元気に作品展が開催出来ます。

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今回も私はスマホの窓からの参加となりますが、

皆さまにお目にかかれることを楽しみにしています!

時代の移り変わりの中で、今回はあえて装飾を少なめに

ミニマルに日常を楽しむ服を作りました。

ご覧いただければ幸いです!!

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プチマルシェでは、

コーヒーもその他プロダクトも

各方面の方々のご協力のもと

あの手この手で無事に日本に届いています。

写真は、今回のコーヒーのUbud内ニュクニンのOld Freindさんの店内。

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自家菜園のコーヒーを焙煎していらっしゃる。

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この他、先日ご紹介したミラクルサルヴ、

頭痛やストレスに即効性がある私の必需品ロールオン、

イランイランの香りが芳しい天然成分のハンドクリーム、

大人気のMASAKOさんのホワイトジンジャー精油配合の石鹸を

お送りしています!

ちなみにイランイランについては過去ブログにも書いています。

インドネシアの宝物のひとつ。

http://ateliermanis.air-nifty.com/blog/2021/12/post-8579e2.html

商品は限られますが、バリ島からの厳選のあれこれを

会場で是非お楽しみください。

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さて、アレはどうなった? のコーナーです。

はい、それインド。

無事行って帰ってきました。

猛暑でした。

Delhiは夜半でも36度、日中は46~49度という記録的な暑さ。

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5月11日に何とかバリから出発し、途中コロナ関連の帰国用必要書類がなかなか揃わずに

連絡を取りながらのヒマーチャル州。

現地豪雨のためネットがダウン。

のち、記録的な猛暑。

ちょうどウエサク祭の連休で国内観光客が避暑に詰めかける時期と重なり

ほこりが舞うゴツゴツの岩がむき出しのサバイバルな山越え幹線道路は「渋滞」、でしたが

見たかったところをしっかり見て来れたので大満足です。

そしてインドにおいては初めてお腹壊し、スケジュールを変更して

後半はゆっくり目に動いて元気にバリへ戻りました。

ご存知の通り世界的にコロナ明けの時期だったので混乱続きでしたが、

インドもまだ復帰して1~2か月だったようで、

貴重な時期の旅となりました。

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ヒマーチャル州のご報告、やはりスマホからは入れそびれましたので

後日改めて。

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先ほど、最後に作った服たちを

ショッピングサイトにアップロードしました。

https://ateliermanis.base.shop/

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暑い季節はあまり重ね着ができないけど

いろいろな布を組み合わせた1着があると

楽しさが加わると思いますよ!

昔のジャムダニサリーのはぎれを使った

薄手リネンの長袖も涼し気に出来上がっています。

 

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それでは、皆さま

作品展でお目にかかりましょう!

わくわく。

 

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2022年5月 4日 (水)

作品展とまめたびのお知らせ 2022.5

5月になりました。

連休明けになりますが作品展のご案内状を発送する予定です。

今回は、

スッキリした初夏の色、白黒のベーシック服と

パッチワークやコンビネーションによる1点もの系。

服たちを来週バリから発送します。

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Vol74

 

下の写真はDMの左寄りにあるジャケットの裁断図です。

最近はスタッフの皆もスマホを使っているので写メでラクラクですが

このくらいぎっちりはめ込みが出来るのも

あらかじめパターンからタテヨコ用尺を割り出して

パッチワークの枚数を決められるから。

なかなか根気がいる仕事ではありますが、

AIさんにはたぶんできない領域の仕事をもっとしていきたいと思っています。

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ジャケットに合わせたボトムもなかなかいい感じに上がっています!

 

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何か月かすっ飛んでしまいましたが

今日はつれづれ日記を少し。

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村の路地にも

バリ島には海外からの観光客が少しずつ増えてきて、

道も混むようになってきました。

あのゴーストタウンだったUBUDにスーツケース転がしてる人がいたりして

懐かしくて懐かしくて。

先日、

ルビーが来て以来とんとご無沙汰していたウォーキングにしばらくぶりに出たら

(散歩ではなく!)

路地の奥の方にもウエスタンの人たちが歩いていたりして。

まずはオーストラリア人が激増しているらしいです。

※写真はペジェン村の路地裏におまつりされている遺跡からの出土品。

私たちの場所は1000年以上前に比較的大きな宗教的中心地があったと思われ

掘るといろいろ出てきます。

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麺屋にも

朝からのミーティングの帰り道、銀行ATMに寄ったら

隣の麺屋が流行っているっぽい。

コロナ時に何度かテイクアウトしたけれど、しばし忘れていた。

福寿という店で

元々White Boxという一時期ブレイクしていた

ローカルマンダリンの人たちのパティスリー店舗跡。

少し早いけど食べていこうかな、と入ると満席に近い。

席数が少ないからでもあるけど。

お客はローカルばかりと思いきや皆エーゴで話している。

ということは、たぶんフロム・シンガポール。

UBUDという断面だけを見ても世界は確実に動いている。かも。

マイランチはクイティウとジャスミンティーで4万ルピアでした。

野菜が入ってなかったから自己評価度60点くらい。

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ヤシの木の


向こうの方に小さく一本だけ抜きんでているヤシの木、見えるでしょうか?

中央の電気の左上あたりにモサモサっと突き出ているヤツです。

ウチの敷地内のヤシなのですが、

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地主さんがある日急にやってきて(地主さんは5年に1回くらいしかやって来ない人!)

何かと思ったら、切りたい、と。

ウチの隣近所にまた1件土地を借りて家を建てる方がいて、

電線の位置が変わるため、このままだと公共問題になるからとのこと。

その次の日曜日にヤシの木を切る人たちがやってきた。

てっぺんからまず少しずつハンマーで切り込みを入れながら何回かに分けて切り落とし

サクサクと作業は進んでいたが、

炎天下の酷暑で職人がバテてしまいまだ早い夕方に帰ってしまった。

でもその翌日はチェーンソーでバッサリ。OMG

さよならノッポ。

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ジンクスだけど、敷地の木が倒れるときって具合が悪くなるんです。

今回は私ではなくスタッフのDedutが、伐採の前夜にバレーボールしてて

全治一週間の捻挫。

……ジンクスです。(笑)

 

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ここから先は

作品展&

の話題です。

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まめたび、久しぶりの

アーユルベーダのお料理を教えたりケータリングしているナオコさんが

ニュクニンにアーユルベーダのクリニックがあってそこでランチできるよ、

というので

ご一緒してきました。

わぁ、久しぶりのミールス! 泣ける!

家庭料理風で、全く辛くなく直球どストライクで好きなタイプです。

ダルのスープとナスのサブジ、はやとうりのマスタードシード和え、

コリアンダーチャツネ、イエローライス、サンバル。

手前のはプロバイオティック・ココナッツウォーター(発酵させたもの)。

※ちなみに私たちはナオコさんのローケーキに最近ハマっています。

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ところで。

じつは私は、今回も作品展には失礼をしてしまします。

(おいおい、これほど観光客が入ってきているというのに!!)

皆さまには2年以上も失礼をしており、たいへん申し訳ありません。

この素敵ランチの数日後、引きつけの法則のように

インドへ行ける条件がほぼ揃う按配となりました。

まだもう少しクリアーすべしところはありますが、

服たち送り出しの後、作品展前までの2週間弱の予定です。

それで只今連日

現地とのやり取りとグーグルマップでの所要時間の計算、

ルートづくり、国内線の時刻調べ、ホテル選びなどなどで

一日の半分以上頭の中はもうインドになっています。

なぜ作品展を差し置いて今インドなのかと言いますと

この冬は、ヒマーチャルプラデーシュ州の手織りウールをたっぷり使いたいから。

ヒマラヤのふもとの山岳地域なので時期的にも今がチャンスなのです。

そんなわけで、今回も東京の運営部の

育子さん、麻子さんに今回もお世話になります。多謝。

そして今回はきくよさんも来てくれるんですよ! 嬉しいですね!

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アデさんのミラクルバーム

先日、FBにしかと書いたので転載します。

少し長文ですが、ちょっといいお話し。

良かったら全文読んでみてください。






この方、アデさん。
以前から気になっていた方。

全部食べれる材料から
スキンケア商品を手作りされていると言う
噂のバリのご婦人です。(ジャワ系の方です。)

そのBotanica Essential主宰のアデさんが
WSされるとの事で参加して来ました(at mana eathly paradise)。

昔インドネシアを横断する長旅をした時に、
田舎の村々でおばさん達が黄色い顔パックをしていたのをたくさん見かけた。
今から25年以上前のこと。
米粉にほんの少量のターメリックを入れて水でペーストするだけ。
それが紫外線が強い土地の女性の皮膚を整えていた。
今ではバリ人のイブイブも忘れ去っているような生活の智慧が
アデさんの基本になっている。

スキンケアに役立つレシピは実はそんなに興味がなかったのに、
週末の予定を返上してWSに駆け込んでつくづく良かったのは、
アデさんがシャーマンのような自然とのつながりを最後に語った事だった。

「植物たちは互いに一つの社会を形成するように語り合い支え合っている。
昔の生活では糞尿を撒いて木々や畑の栄養にしていたのは単なる効率だけではなく、
糞尿から植物達は人々の足りない栄養素が分かり、それを補おうと育つからだった。」

私たちは今、毎日心配事が多すぎて誰もが孤立している。
本当はちょっと思い出すだけで温かいものに常に包まれている事に気づく。

森の生態系の場合、木々の根っこを包んでいる菌糸が情報の媒介役になっている事がわかっている。

「樹木同士は、根と菌類を通して互いに情報や栄養のやり取りをするわけだが、
とくに重要なのは、病気になったり虫や動物に食われたりして弱った個体を、
周囲の木が助けていることだ。森全体が相互扶助のコミュニティになっている。
どんなに堂々とした巨木でも、森の“仲間”たちのサポートがなければ生きていけない。」
ネットから拾わせていただいた言葉ですが、ピタリとしたハーモニーを感じたので引用します。

相互依存。
依存した方がいいよね。お互いに。
皆んなもっと素になってラクな姿勢で依存しようよ、その方が多分うまくいく。

アデさん、
きっとこの先の世界に羽ばたく人です。
テリマカシー。

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ついでにこの日のmana kitchenでいただいたランチも載せちゃおう。

前にも載せましたね。

野菜のくずを捨てずに使うというゼロ・ウェストなミネストローネが素晴らしい。

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で、下の写真がそのアデさんが手作りしている話題のバームです。

今回の作品展会場内「プチマルシェfromBali」にて販売します。

使い心地がほかのスキンケアと全然違って

森に包まれるような使用感でうるわしい、というのは

私個人の印象に過ぎないのかもしれないけれど

それよりもこのバームの効用がUBUD界隈で話題になっています。

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シトロネラやレモングラスの香りが濃厚で嗅ぐだけでもリフレッシュ効果があると思いますが

虫刺され、皮膚の炎症全般に効き目大と評判です。

ボカシオイル愛用者には併用してみていただきたいタイプ。

服を複数点(一定金額以上となります)お買い上げの方にはミニサイズのをプレゼントできそうです。


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コーヒーはバリからの

作品展会場内で販売しつつ混雑時以外には試飲いただけるかもしれない

いつもの「今回のコーヒー」シリーズ。

の、今回は、(しつこい!笑)

Old Friend Coffeeです。

私、こちらのコーヒー屋さんにぞっこんです。

昨今コーヒーブームがはなはだしいインドネシアローカル事情とは全く別口の

独自路線の落ち着きが各国からのコーヒー好きリピーターに人気。

サードウェーブとラテアートの流行り系がほとんどの中

地元産の豆をセンスの良い焙煎で頂ける時代がついに、です。

詳細は私がインドから戻ってから余裕があればまた。

写真は先月自分用で買った時のものです。

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ちょっとピンが甘いかな。

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次回のまめ日記は再びバリから作品展前のお知らせを

入れられたらと思いますが、

アプリの調子が良ければインドから写真だけの投稿をしてみます。

まずはホントに行けるのか、、

(※そしてブログアプリいつもはうまくいかない…。)

今回も長文になりまして申し訳ありません。

マニス店主たかはしのダラダラトークにお付き合いいただき、

ありがとうございました。

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