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2021年10月25日 (月)

作品展vol.73の準備が進んでいます。

今週末の10月29,30,31日に

神楽坂フラスコさんで作品展vol.73開催いたします。

昨年から今年の作品展は毎回開催自体が直前まで不透明なご案内でしたが、

今回は社会も開いてきて良い時期の開催になりそうです。

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先ほど、バリ島から送った最後の荷物が京都に届き、

京都の岡田さん、清水さん、奥村さんが総出でアイロン作業を終えたそうです。

揃ったばかりの皆んな(服の皆んな)が明日コンテナで東京に送り出されます。

毎回本当にジャストなのでハラハラしますが、

毎回おかげさまで事故もなく続けさせていただいております。

なぜ毎回ジャストなのかは謎ですが。

 

・・・・・・・・・・・・

 

作品展に先駆け、今日はご案内の投稿です。

新作情報はショッピングサイトをご覧ください。

https://ateliermanis.base.shop/

 

天候不順から異常気象と呼ばれ、今では気候変動。

二酸化炭素問題からの温暖化。

その陰で進んでいる地球の寒冷化。

私自身は布好きである前に、実はこの地球の変化をバリ島で考えてきた。

コロナでインドへ行けなくなった、そのことで支障が出たかと言えば

不思議とあまり不自由を感じる事がありませんでした。

その代わりに、あまり遠くへ行かなくても出来る事=作りたい服(着ていただきたい服)は、

すぐさまイメージがやってきました。

というよりも、最初から目指していることはほぼ同じ。

厳しい暑さの中で最も快適に着ていただける天然素材。

最も厳しい寒さの中で元気に外へ出かけるための温かな天然素材。

そして大量生産・大量廃棄ではなく、人々が体を動かし栽培し紡ぎ染めたもの。

これをバリ島のマニススタッフが1点ずつじっくり縫い上げる。

今回の秋冬は、

一日の寒暖差が30度にもなる日があるというカッチ地方特産のウールを早い時期から注文していました。

がっしりと人を温かく包み込むイメージで真っ先に浮かんだカッチ。

そのお話は8月の投稿で書いていますので、まだ読んだことが無い方はこちらも見てみてください。

http://ateliermanis.air-nifty.com/blog/2021/08/post-668a98.html

ヒマラヤ山麓、カシミールのウールとは趣きが異なり、また

今のスタンダード(軽くて暖か)とは真逆の硬くて重いウールです。しかも、手つむぎのせいかスカスカです。

このクセある素材で何を作るか、なんと布が届いてから2か月も悩んでしまいました。

昨年まではデシウール(ローカルウール)50%、紡績のメリノウール50%のデシ品質で時々使っていたカッチウールでした。

今回は価格も大分上がりますがデシ100%にしてみたのです。

まずは重ね着向けのスカートを縫い上げてみると、あら、すごくいい感じ。

やはり思い切ってコートやジャケット行きましょう、と作り始めたのは9月に入ってからでした。

そこからエンジン掛かって、この美しいウールの魅力にのめり込む。

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デルタ株全盛期だったため、一度洗ったせいもあり膨らみがより出てきた感じです。

更に迷ったのは裏地だったのですが、2色のシャンブレーにしてみました。

手仕事のウールで、暖かな冬をお過ごしいただけますように。

※写真のジャケットは最初の1点で他のとちょっと形が違います。

服の詳細はショッピングサイトに掲載しています。

https://ateliermanis.base.shop/

 

今回のもうひとつのテーマ、「冬のバティック」についても

簡単に触れておきます。

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ウールに合わせるバティックを、バティック作家の植田有加さんにお願いして

作ってみました。

選んだ生地は密度感があるコットンキャンバスとコーデュロイです。

コーデュロイは大きな千鳥格子の模様の版、

キャンバスは夏にも使った細長い縁取り用の版で額縁風に囲んで押す「フレーム」に。

フレームは、服になるときの柄の位置が肝となるため裁断のパズルが待っています。

テーブルの上だと出来ない系、スタッフ帰宅後、ワンコを寝かせてからの床作業です。

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ウールの服はじめ季節を問わず着ていただける

シンプルでエッジの利いた仕上がりになっています。

※バティック新作のラインナップは上記のショッピングサイトのリンクに近日中にアップします。

 

作品展が始まる前にひとつお知らせです。

DMに掲載した紺色ベースに生成のトリミングの「ブランケットコート」なのですが、

国内在庫が現在1点のみとなっております。

黒ベースで黒トリミングの方は複数あります。

紺x生成は来週末にまた入荷しますのでご希望の方には比較的早めにお送りできる予定です。

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さて、今回はDM印刷にご案内が間に合わなかったのですが

今年のマニス年賀状にはぎれから貼り絵を作ってくださった小森芳江さんの作品を

フラスコさんで一緒にご紹介します。

まずこれ、小森さんが送ってくださったバースデーカードなんです。

お誕生日の後、日本からバリへ直接届きました!!

貼り絵の真ん中は私のFBアイコンです。

色彩感覚でしょうか、貼ってある(=体積がある)素材感も良くて

私は仕事場でオゼキさんのポストカードの隣に貼っています。

コモリ作品はポストカードくらいの小さなサイズ。

販売価格は2000円からとのことで、大変おすすめです。

以下FBで私の個人アカウントで掲載したご案内を貼ります。

小森さんは、元々は石ころにペイントするところからスタートされたようですが、
今の小作品群はあのロベール・クートラスを連想するような世界観も感じられ、
丁寧な手仕事的なおもむきはアトリエマニス的でもあります。
今回は初めての公開となるそうです。
初日15時まではコモリさんが会場にいらっしゃいますので、是非お立ち寄りください。
小森芳江さんはFBで日々おもむき深い作品をアップされているのでご興味がある方は是非投稿も見てみてくださいませ!

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ね、素敵でしょう。

お早めにご覧くださいませませ。

 

コーヒー・カウンティさんのコーヒーをご存知でしょうか。

私はしらなかったのですが、前回マニス会場でバリスタをしてくださった

エディターの古園麻子さんが、「コーヒーカウンティさん、大変有名です!」と。

今回、ライターの浮田泰幸さんのご紹介でお取り寄せする凄い豆はこちらです。

(Coffee Countyさんのサイトからの引用です。)

THE ETHIOPIAN ROAST

エチオピアで古くから行われているコーヒーセレモニーにおける焙煎方法からインスピレーションを得たコーヒーです。
コーヒーセレモニーでの焙煎は炭火で火力を調整できず、短時間のうちに強火で焼くのが特徴です。その結果、コーヒー豆ひと粒ひと粒の外側と内側にムラが生じます。表面に強い火力が加わることで風味の力強さや野性味、スパイシーな風味が生まれ、中心部は深く焙煎されず、エチオピア豆が持つ果実味が閉じ込められています。出来上がったコーヒー液からは、この相反するような幅広い味わいが感じられるわけです。
これを当店のプロバット焙煎機で再現したのが THE ETHIOPIAN ROAST です。
強い火力で焼き切ることでエチオピアのコーヒー豆の持つポテンシャル、複雑さを引き出しました。火の力により生まれた力強い風味の中に閉じ込められた果実感は、ビターチョコに包まれた苺のよう。彩る甘いスパイスや大地の香り、これらが織りなす味わいのグラデーション。しかしなおもすっきりと消えていく味わいの心地よさを目指し、実現しました。原始のコーヒーの味わいをお楽しみください。

もう一つはグァテマラを送ってくださる予定。

http://shop.coffeecounty.cc/?pid=163077967

会場内で同価格で販売します。

コーヒー好きの皆さま、どうぞお楽しみに!

 

本日のおまけです。

今日もまたお寺へ行く日々。

先日のこと。

ここで「あれ、今何時だろ?」と腕時計を見ると

来た時間のまま。

「止まってる!!」

友人とランチの待ち合わせ前に駆け込んだお寺の中で

しばし忘れてすっかり時間が経ってしまった。

慌てて帰宅するも、いつもより10分も早かった。

しばらく後、全く同じ事がもう一回起こりました。

(ランチの前、駆け込む、時間を忘れる、時計が止まっている、焦って帰るといつもより早い時間)

お寺を「さっさと済ませたい用事」のように思ったから。神様がいたずらしたに違いない。

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バリ島はもうじき雨期。

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海の光がクリーンです。自然の輝きが一段と増しています。

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それでは、皆さま

作品展会場で(リモートで)お目にかかりましょう!

 

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