乾期の間に 2021バリ日記8-9月 1
日本はもう秋ですね。
皆さまいかがお過ごしですか?
私がバリ島から一歩も出ないまま時はどんどん移ろいます。
一時心配だったバリ島の感染者拡大、日本も陽性者増大はあまり大惨事に至らずに
良かったですね。
最近ネットでは内閣総理大臣のニュースがちょっと多すぎますが、
オリパラ後の台風など日本のニュースにも依然ハラハラしていますが、
こちらものけぞることが多々なんですよ。
バリ島はインドネシアの中で最後までレベル4でしたが、
1週間ほど前から公立の学校が久しぶりに通学開始となりました。
その前に子供たちにシノバックの一斉接種。
新規感染者が二けたを推移出来れば観光客受け入れとのことで、年内に一度開くのではないかと思います。
ハワイは観光オープンしたら感染が広まって大変だったそうなので、今後は開けたり閉めたりするのでしょうか。
バリ島ではワクチン接種証明をアプリ化して、
それが提示できない人はニューヨークみたいにパブリックの場所に入れなくなることも決まりました。
私はもうじきスーパーにも入れなくなるみたいです。
まぁ、今は観光再開に熱くなっているので仕方ありません。
宅配だけでも結構間に合うのでスーパーには最悪入れなくなっても何とかなるでしょう。
いやもう、何とかするしかありません。(笑)
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さて、写真をやっと整理できたので、
またロングな投稿をぼちぼちしていきます。
通勤の合間や待ち時間などにご覧いただければ嬉しいです。
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レースの版画をもうひとつ
8月中旬、県境をまたぐのもワクパスが無ければできなくなりそうだったので
(その後1か月くらいして検問は無くなりました)
EMSで届いたばかりの版画作品をサンセット通りの画材店へ持っていき額装をオーダー。
尾関立子さんの作品です。
7月初めに、自分の誕生日に買おうと決めてお願いしたものの
感染が広まって荷物の遅延も出てきていたので少し時期をずらして送っていただきました。
尾関さんには10年弱前には何と恐縮なことに、
アトリエマニス作品展をお手伝いもいただいていました(白状します)。
今はもうブレイク中の作家さんです。
IDEEショップ、無印良品銀座など、さらにパブリックな場所での展示が目白押しです。
作風も少し変わってきていますが、久しぶりにこのレース柄の作品が出たので
すかさずお願いしました。
バリ島へは、左下の筒に入って送られてきました。
寝室の壁に。
目覚めるとこれが真正面に。
前に使っていた東向きの寝室にもレースの作品があります。
それを外すのが嫌だったので、今こちらの西向きの寝室にもオゼキ版画が欲しかったのです。
窓の外はムンムンとした熱帯雨林、サルもキーキーしていますが
足元にはいつもワンコが絡まってしますが
このモノトーンの額縁を窓のように見立て
いつも静かな領域をのぞき込むのです。
……癒しです。
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バリ島最南端へ
久しぶりのウルワツです。
バリ島は小さな菱形の上に大きなひし形が乗っかっているような形をしていますが、
小さなひし形の一番下は断崖絶壁になっています。
この場所から10年前の東北震災後に200人の僧侶が日本へ向けて祈祷しました。
その時以来のウルワツの海です。
この先端の岩場の上にある小さなお寺に入ると
180度以上の海に囲まれます。
物凄い光の量で、圧倒されました。
スンバヤン(お祈り)の間目を閉じていてもまばゆさにクラクラしていました。
太陽の光の道がこちらへつながっているかのよう。
実はサルが多い。(笑)
サンダルを脱いだらお尻の下に挟むように、
メガネは外すように、と言われました。
この日はたまたまウルワツの近くで人を待つ時間があったので
その合間に行ったような感じでしたが
こっちが目的だったかも?
光景が脳裏に焼きついてまだまだ強い光を放っています。
あの時、光について何かをハッと気が付いたのだけど
何だったのか忘れてしまいましたが
エジプトの何かと関係があるような記憶があります。
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毎度、eatのお時間です。
最近撮っている食べ物写真は当然のことながら自作が多い。
最初のは、久しぶり持ち寄りランチです。
私は上の方のミニ春巻きとその下のサバのフリッター。
Nさん親戚のワルンからのお取り寄せは
バリの和え野菜「ウラップ」や湯で野菜盛り合わせ&ピーナッツソースの「ガドガド」、
イタリア語も話せるKさんは自家製ニョッキ、パンプキンのポタージュ、キュウリのサラダ。
エアコンもない我が家のリビングなので乾期の晴天がいちばん集まりやすい。
集まっちゃダメって言われると集まりたくなっちゃうのでした。(笑)
お次は、朝食自慢です。
持久戦には比較的イケる方なのですが、このグリーンスムージーはもう2年近くほぼ毎日飲んでいます。
自慢じゃありませんが体力大分ついてきて頑張りが効くようになってきました。
そしてこれも自慢じゃないのですが、
このスムージーすっごく面倒くさいんです。(笑)
材料は、
①個包装冷凍しておくバナナ、②シルサック(サワーソップ)
③④⑤煮だしてシロップとして保存しているショウガ、テムラワという黄色いショウガ、レモングラス
⑥生のパセリ、⑦モリンガの葉、⑧ホーリーバジル
⑨パパイヤ、⑩マルキッサ(パッションフルーツ)
と10種類のものをVaitamixで攪拌。
下準備もなかなか手間だし、毎朝材料をコンテナに放り込むのにも結構時間がかかる。
……、以上、自慢だらけでした。
その下は、画質がいまいちですが
家寺のオダラン(儀式)の供物のお下がりからの一品。
網焼きチキン(鳥の丸焼き)からの。
骨を外して裂きイカみたいに割いたのはオイルと塩でマリネードして
サラダやサンドイッチ、和え物、玉子焼きなど使い道豊富ですが
こちらは皮。
むき出しでずっと供えられているので、衛生的に皮は火を通します。
すでに網焼きで脂分はかなり落ちているのでクリスピー。
ささげと赤ピーマンと一緒に甘辛炒め。
これがですね、凄くおいしいの。
骨はワンコたちに上げるから本当に捨てる部分皆無の網焼き鳥です。
下は、最近近所でホットなゴハン屋さん。
村の小学校の前のワルンです。
出来た当初は我々もハマって通るたびに(朝歩きのコースにあるので)買っていましたが
最近は7時半でもう売り切れ!なんてことも。
口コミ恐るべし。
バリ人の皆さんがあっという間に噂を広め、数週間のうちに朝っぱらから列なんです。
この写真はたまたま売り切れていなかった日、おばちゃんが家の中から出てくる前に撮りました。
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きょうのおまけ
皆さま、アイリス・アプフェルさんをご存知ですか?
経歴によるとデザイナーもされていたようですが、NYファッションアイコンのおばあさま。
この方1921年8月29日生まれで、先日なんと100歳に。
このインスタはその100歳記念写真です。
ネットに出ていた過去の写真を見ましたが、凄く美人という印象は無くて
むしろ85歳を過ぎてからの「盛るファッション」がすごい。
こんなに盛ってもスッキリして見える人って、なかなかいない気がします。
それってもしかして素が相当ニュートラルってことでしょうか。
そして100歳の写真の美しい事!
私は引き算しないと何も似合わない方なので、アプフェルさんの盛る美しさには溜息です。
いるだけで周りが華やぐってすごい才能ですね。
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まめ日記もすっきりと今日はこの辺で。(笑)
また近日中にお目にかかりましょう!