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2021年2月24日 (水)

マニスの旅・2020年2月のインド その1

丸1年経ってしましました。

私の中では、なかなかこれを投稿するタイミングが訪れず

ナントそのうちすっかり忘れていました! 

いや、行ったことは覚えているのですがブログを書いていなかったことは、、

今改めて写真の整理をしていると

ピンボケも含めしみじみとしてしまいます。

2020年の2月。

行こうかどうしようか揺れながら、その時行かなければ当面行けなくなるような気もして

実際ほんとうにそうなってしまって

夢の中を生きているような心地さえします。

今たまたま、大竹昭子さんの写真と日記についての著作を読んでいるのですが、

写真には意図して切り取ったわけではないものが入る、面白さがあるという。

たまたま入っている情報(笑)のおもしろさにゲラゲラ笑ってしまい

なかなか作業がはかどりません!

これほどのタイムラグでブログを書くなんて

我ながら面白すぎるし、

何て言っても懐かしの場面の中の重要部分とは相変わらずアッツアップなどで

あーだこーだとやりあっているので

センチメンタルには及ばないという、マニスの旅です。

どれだけ根無し草の私でも、今は定住生活で自由自在。

すごいね、これもスマホのおかげです。

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はい、そんなわけで

いきなり番外編まめ日記・連投で行きます!

覚えている範囲で頑張ります!

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じゃーん!

2020年2月17日のシンガポール、チャンギ空港。

ここから先のコルカタ便はシルクエアという系列会社のフライトです。

まだコロナの状態が分からなかったので、用心して使い捨て食器の店の麵をすすり

乗り継ぎゲートへ。

麵をいただいている最中にびっくりな電話がかかってきて(投資信託の勧誘wwwなぜにここでwww)

通話しながら食べ終えたトレーを清掃係のおじさんに渡したのを覚えています。

そのおじさんが「承知しやした!!」みたいな表情だったのが印象的だった。

殆どの人がマスクをしておらず、ドキドキだったことも心に残っています。

バリ島からインド各都市はシンガポール乗り継ぎが便利ですが

マレーシア航空を使っている友人もいます。

クアラからエアアジアという手なのかも。

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夜11時半くらいにコルカタの宿に着く。

時差3時間半だから体内時計深夜2時くらい。

そこからの荷ほどきはけっこう目が回りますが、翌朝には予約した時間に朝食。

自宅からの生活から切り替わるこの最初の朝ご飯で

いつもスイッチ入るんです。

脱・主婦、脱・日常。そうそう、これが旅。昔はずっとこっち側だったけど、って。

(初日はコンチネンタルを選んでオムレツ、ベイクドビーンズ、マッシュルームソテー、ソーセージ!)

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同日のランチは家庭料理のまかないごはん。

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いろいろな注文先を回って、夕方は両替屋へ。

コルカタの中心部パークアヴェニューという通りの近くなのですが

物乞いの人も、何かの客引きの人も、屋台もあれば英文の古本を露店で売っていたりもする。

デパートやレストランもこの辺りに多く毎回スリル満点です。

携帯のSIMやチャージも安価にすぐにできるのです。

20年以上前に訪れた初めてのコルカタはこの地域だったけど、

映画の中にいきなり飛び込んでしまったかのような喧噪の渦だった。

パークアヴェニューも近い将来シンガポールのオーチャード通りみたいになってしまうのかなぁ、と。

まだキレイになっていない手付かずの街角、

まだまだ残っていて欲しいです。若い世代のためにも。

追記:パークアヴェニュー、後から考えてみたら東京だと上野~御徒町の雰囲気に似ているかもしれません。

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約束より大分遅れて夜ご飯を宿で。

給仕の若者は新人なのか、闊達なタイプでいろんな質問を浴びせられたけど

おしゃべりを続行するにはいささか体力が限界でした。

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ゴハンの写真だけが充実していた初日のコルカタ。

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2020年2月19日(水)

バリではこの日がガルンガン、自分が出発した2日前より4日間の休暇中。

ボスの私はこの日、コルカタでのお仕事でフル活動。

午前中に訪問した先では、注文しているピンタックの服の縫製チェック。

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アトリエマニスの服はほぼ全部バリスタジオで縫っていますが

インドの皆さんの仕事も含めていきたいと

製品づくりをお試し中です。

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この時の服が、その後インドの2~3か月に及ぶロックダウンで日本に届いたのが初夏でした。

途中でハリケーンによる西ベンガル地域の水害もあり、一時は諦めていたので

無事届いただけでも御の字です。

眉間にしわが寄る! ミリ単位のピンタックです!w

日本での自粛期間とも重なってしまいせっかくの彼らの仕事があまり見ていただけませんでしたので

今年は価格訂正をして春先から各地のお店にお送りしています。

西ベンガルの手織カディによるピンタックワークのシリーズ、

皆さまに着ていただけたら嬉しいです。

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この工房を出て、次の訪問先へのタクシーを待っていた場所は

昔ながらの仕立て屋さんの前でありました。

コルカタは地震などの影響が比較的少なく

古いものが連綿と残り新しい文化が次々覆いかぶさる

多重層な街なので、

フツウの人々が生活しているフツウさが、もう、迷宮のようです。

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インド3日目。

その翌日の2月20日、

お昼のフライトでゆったりスケジュールの移動日。

インド国内線移動の教訓からはたくさんの事を学びましたが

今回は違う側面からの。

タラップは車いすバリアフリーに主軸が置かれたスロープ式になっていました。

(写真はアーメダバード空港です。)

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続きます。近日中に。

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