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2020年10月29日 (木)

作品展準備が完了しました。

今回は異例の「主催者だけリモート参加」作品展。

大変後れを取りましたが、

新作の服はほぼショッピングサイトに掲載完了しましたので

ご覧ください。

https://ateliermanis.base.shop/

 

その他ベーシック服は掲載が間に合いませんでしたので

昨年のブログほかを参考にしていただければ幸いです。

http://ateliermanis.air-nifty.com/blog/cat23655848/index.html

( ↑ こちらのブログは昨年のものなので、掲載されているものですでに完売になっているものが多数あります。)

 

 

きょうは午後2時(こちらの1時)から会場のフラスコさんで設営でした。

スマホのビデオコールでいろいろお伝えしたり、一緒に考えていただいたり

こんなことが出来てしまうという時代背景にもビックリですが

このように皆さんに協力していただけるという

何しろ自分がそちら側にいなくてこちら側(バリ島)にいるという

ただそれだけがしっくりこなくて、

本当にすごいですね、ニューノーマル。

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パーテーションの立て方を皆さんにやっていただいた時は、

また画面に障っちゃいましたよ。(笑)

そして、あちら側でスマホを持って歩いている人の画面をずっと見ていたら軽く酔いましたとさ。

 

 

吾妻淳子さん。

テレビや舞台のヘアメイクで長年現場で磨かれた貴重なスキルが

今回のこのきわめてハードルの高い異例の作品展の実現につながりました。

現場と言うのは厳しさと柔軟さの両方が求められるし、伝達されることを理解して記憶してこなしていく力はもちろんの事

それはもう大変な世界だと思います。

(私も昔垣間見たことがあるので想像がつくような気がします。)

マニス作品展はその昔けろちゃん、きくよさんという卓越した協力者がいたので

たかはし不在で開催と言う経験も過去にありました。

いまでもその遺産というか、一定のやり方で存続していますが

京都に行ってからの8年間は1年に2回のペースで

私が帰国して荷物と一緒に引っ越しのようにフラスコさんになだれ込む。

……その繰り返しの中で生まれた様々なご縁が今回につながった気がします。

フラスコの日野さん、本日お手伝いに来てくださった関係者の皆さま

本当にありがとうございました。

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こんな笑顔まで送ってくれて、めちゃくちゃ嬉しいです!

 

 

さて、本番は明日からです。

先ほど、ジュンコさんが会場から送ってくれた写真を掲載します。

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カンタの服は今年梅春のときのものと

今回の新作が揃って華やかに。

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ウールの季節に、本格的なヌサテンガラ、フローレス島のイカットを組み込んだシリーズ。

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トゥバンコットンのバティックは天然色系になじんでいます。

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間kosumiさんで展示していただいたリネンツイルのシリーズも少々来ています。

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定番リネンでつくったステッチワークのシリーズ。

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こちらは昨年から継続しているカッチのデシウール&カラコットンです。

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早くも明日からの3日間、いろいろ楽しい事が起きそうな予感がします。

皆さま、1年ぶりの作品展です。

是非、お越しください。

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2020年10月27日 (火)

作品展vol.71もうすぐです。

バリはそろそろ雨季の気配がしてきました。

ときおりこんな空。

虹の向こう側は雨季、こちら側は乾季の風?かな?

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本日よりいよいよリモート参加のわたくしです。

京都に集まった服約150点を

実際にフラスコさんに入る予定のラック位置を京都事務所内でシミュレーションしてもらって

服を並べ順をビデオ越しにやらせてもらいました。

 

「その赤いスカートを2個左の服の間に入れてくださーい」

「一番左側の3点は隣のラックの真ん中に入れてみてくださーい」

などなどと、スマホに向ってしゃべりながらも

タッチパネルでカーソルでハンガー持って動かせてしまいそうな

錯覚が起きる。ついつい画面を触っちゃいます。(笑)

 

京都からは明日、いつもの引っ越し並みの荷物が東京へ向けて発送されます。

 

 

作品展は今週金曜日スタート。

早くも「イキマース!」のご連絡をいただきありがとうございます。

お天気情報もいただきました。概ね良い感じ♡

私がいなければ雨も降らぬことでしょう。

今日は会場についてのご案内をいたします。

 

🚩バリショップから

一部のお客様よりリクエストをいただき、バリの直営店で販売している

パッチワークカンタのストールと、グジャラートの絞り染め(ターバンの染めと同じ)を

会場に送っています。

バリショップは観光客の方々のウォークインが多いので

服のほかに布小物をセレクトしていろいろ置いていますが、

今回のカンタはロックダウン前の2月に買ってきたもの。

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このほか、ラダックのおしゃれなパシュミナショール、

ベンガル手織りウールガーゼのショールも送っています。

 

🚩ご試着について

着てみたい服がありましたら、どうぞごゆっくりお試しください。

いつもフラスコさんでは奥の畳スペースにパーテーションを置くだけですが、

今回は試着コーナーは入れ替わり制で初日は3つ、

2日目以降は2つだけになります。

ご試着の際はマスクはなるべく外さないようにお願いできればさいわいです。

もし試着スペースが混雑してくる場合には、お荷物やお着替えを会場の箱にまとめて

一旦試着スペースを空けていただくなどご協力お願いできればと思います。

お迷いの場合は一旦お取り置きさせていただきますが、他のお客様がご覧になりたい場合もあるので

なるべく「いつまで」のお預かりかも記入してください。

 

🚩ご質問について

服のサイズや在庫、その他ご質問はラインアカウントをお持ちでしたら

直接バリのたかはしへご連絡ください。

繋がりにくい場合は、会場を運営&サポートしてくださる

我妻淳子さん、矢萩育子さん、古園麻子さんほかにお訪ねください。

会場内にこのようなQRコードの案内ボードを置きます。

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それぞれの服の素材や特徴については、新作につきましてはショップサイトをご覧ください。

https://ateliermanis.base.shop/

サイトでは価格は消費税込み・送料込みの表示になっています。

(作品展会場での販売は本体価格です。)

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新作以外の服も間に合えばインデックスします!(頑張りたい!)

 

🚩お会計について

今回はスクエアレジ(インターネット決済)の利用ができない為、お会計はできるだけ現金でお願いできると助かります。

クレジットカードでのお支払いは貞さん(別店舗)でのレジを使わせていただく関係で手数料が発生します。

また明細レシートが発行されない為、お控えや領収書が必要な方は別途ご用意しますので

会計時にお知らせください。

 

🚩お直しについて

お持ちの服の修理、サイズ調整などご希望の方は

お手数ですが会場に服をお持ちいただいた状態でバリのたかはしにビデオコールでご連絡ください。

お受けできる場合、会場にあるお直し票にご自身でご記入いただき、

服と一緒に会場にお預けください。

お支払いはお直しが仕上がってからお振込みいただきます。

仕上がりは12月中旬の予定です。

お急ぎの方、難易度の高いお直しの場合は国内の専門家をご紹介いたします。

 

🚩会場内プチイベント

 

◎なめかわかずえさんのリーディング 10月31日(土)

生年月日、タロット、名前から読み解くかずえさんのリーディング(=占い)は、

ちょっとした迷いから大きな悩みまで

なぜ今このような状況にあるのか(何のために?)が分かることで

すっきりと背筋を伸ばして臨めるようになるポジティブ思考のアドバイスが基本。

短時間のセッションで、潜在意識からリフレッシュされます。

15分:2400円 

ご予約不要です。お気軽にお試しください。

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◎オゾン化オイルのお試し販売 10月30日(金)

抗炎症作用、保湿作用、鎮静作用、抗菌作用などさまざまな効能があり

副作用がほとんどない事でヨーロッパでは皮膚疾患をはじめ

医療・治療薬として60年前から使われているもの。

歯肉炎、口内炎、やけど、傷、皮膚疾患、神経痛、アトピーなどに幅広く使われているほか、

浸透性が高いので乾燥期のスキンケアにもおすすめ。

このオイル、私のバリの友人で現在ビザの関係で日本に帰国中のアレン裕布子さんが今回個人的に輸入されたそうなので

お試しで作品展に持って来ていただく事に。

オゾン化オイル:1100円~

オゾン化オイルスティック:750円(リップほかに使う持ち運び用・ミツロウ入り)

ほか、お手頃価格です。

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・・・・・・・・・・・・・・・・

 

いつもは「まめしんぶん」で服の紹介がずらずらっと出る時期ですが、

ショップサイトの方に少しずつ入れていますので

待ち時間や通勤時間など

気が向く時間にそちらからご覧ください。

それでは皆さま、1年ぶりの作品展をどうぞお楽しみに!

 

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2020年10月23日 (金)

バリスタジオ制作風景・2020秋

そして、スタジオは空っぽになりました。

 

大きな荷物だと税関などで時間がかかることがあるので、

出来た順にどんどこ発送。

最後の荷物がトラック追跡でなかなかバリを出ないのでハラハラしましたが

今日やっとシンガポールまで飛んだそう。

週明けに京都に届いてくれますように!

今日はまだガランとしたスタジオですが、明日からスタッフたちは少し休暇を取り

次の展示に向けてふたたび巻き巻きスケジュールの予定です。

私はというと、服を送り出した後はちょっと寂しい気もしましたが

リモートで会場とつながるって、どんな風になるのかな???と

早速楽しみでなりません!

 

何年か越しで毎年使ってきたシェットランドウールの残りがあって、

観光業の方で仕事が遠のいた人も多いかと外部に声をかけ

久しぶりのパッチワーク。

ふわふわした生地なので圧が少なく済むのだけれど、それでも

これを丸二日間切り続けた人は疲労をにじませてたので、一旦打ち切りに。

丁度ジャケット4着分の大きさになりました。

そうか、逆算すると1着分約130枚のハサミ作業が半日ってことですね。

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パッチワークはいつも出来上がるまでの過程が面白いけれど、

アイデアがあってもやってくれる人がいなければなかなか作れない。

布を選んで、切ってもらって、配置・組み合わせをして、縫い合わせてもらって、裁断して、仕立ててもらう。

このような直線的な単純作業は簡単そうでいて、結構根気がいるのです。

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裏地と重ねて縫ってシンプルなジャケットに。

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この辺のジャケットは成り行きで全部同じ形なのですが、素材や縫い方によって

結構雰囲気が異なるのがおもしろい。

ベージュのはDM写真の一部に掲載した、カディコットン0番手とリネン2Plyのヘリンボーン。

温かみがある素材がラックに並ぶと、北風が恋しくなります。

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検品用ラックは発送の2日前からどんどん服が並び始めます。

中でも今回は

フローレス・イカットのスカートが良い出来栄え。

我ながらなんですが、フローレスはじめヌサテンガラのイカットで作られている服を見ることはあまりなくて

バティックに比べると本当に本当にマイノリティ。しかし

フローレス島ではこの厚手の(こちらはタテヨコ2ply)たて絣が2年前は普通に着られていて

とても感動しました。

簡素な家に、マリアとキリストのカラフルな絵。家の奥さんが来ているのはこのガシッとしたイカット。

持ち帰ってみると、さらに渋さが際立ち、なかなか切る勇気が出ませんでしたが

これはやはりスカート、2年間考えて来たけれど、やはりスカート!!

洗うと色が変わるかもしれないので、裏地付き。

出来てみると、悩むまでもなかった、これは最初から

スカートなんです。w

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下のは後だけにタックを入れてみた巻きスカート。サイズフリーで着方も自在。

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スレンダン(細長いタイプ)ははぎ合せて使おうかな、と思いながら

なぜかこのように服の真ん中に吊るすことに!

長細い柄が縦に一本ある感じが良かったのです。

生け花感覚。

ベースのドレスは過去にブラックフォーマルで使ったサマーウールの残りとカシミアでコラボ。

床を入れて撮るとどうしてもワンコが入ります。(2個上のは締め出して撮りました。)

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Before an After

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そんなこんなのついこの前が既に懐かしいです。。

来週の今日は、もう設営→初日なのです。

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KENZOさんに思いをはせたシリーズもあります。

 

引き続き、近日中に作品展当日のご案内をいたします!

 

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2020年10月18日 (日)

バリ日記2020.9-10月

もうかれこれ7か月、バリ島から一歩も出ず

強いては敷地からもたま~にしか出ないという

ノマド系の私にとって真逆のような時代になりました。

不思議とそれなりに楽しめているのですが

多少マンネリ感も出てきたので、

少し外へも行ってみた先月、9月からの日記です。

 

 

 

トマトの話

 

8月29日のブログにジャックと豆の木キュウリを載せましたが、その隣でのびのび育つはローカル原種トマト。

ガイアシンフォニーに出てくる水耕栽培のトマトの木を見たとき、

トマトって木にもなるのかと驚きましたが、

ウチの猫の額でも木になりました。

すでに脚立がないと実が収穫できなくなり、

食べごろを逃すと実が破裂して落下してしまうので

畑パトロールと言う新種の仕事が加わりました。

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実は小さく種は大きく皮は固く酸味強く甘みなく。

ほぼ美味しいとは程遠い原種トマト。サラダは1回きりであとは全部煮込み用かソースですが、

主張があって七草のような世界を感じます。

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大きさ形もバラバラで、何て自由なことか。

 

 

プチバリトリップの巻

 

9月12日、バリのお盆に当たるガルンガンの1週前に

ゲリラなお弁当作りも頑張ってくれてやっと元気が出てきたスタジオスタッフみんなを連れて、

バリ島北東部のルンプヤン寺院にお参りツアーを計画。

(その10日後のクニンガン=お盆明けの頃にはすでに状況が変わってモウレツ仕事モードになりましたが。)

 

UBUDコーラスのお仲間もお誘いして車2台、9名。

天空の寺ルンプヤンはバリ中数あるお寺の中でもひときわ知られた存在です。

最近はここで撮る写真がインスタで大流行した関係で、観光客大ラッシュ。だったんです。

最大4時間待ちだったという、その話題尽きないお寺へ!

写真の階段はそんなにキツくなかったけど、写真をこうして再び見るとキツそー。

天空の神の庭。

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前の写真との差、分るでしょうか?

境内に入ったら曇りました。

そして、大木の葉が揺れる大きな風が吹き抜ける。

一説では光とエネルギーの寺とも言われ、浄化の力があるらしい。

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ここでみんなでお祈りをして、また階段を降りる頃にはまた晴れてきた。

お寺の正面には、霊山アグンがこれまた再び雲の切れ目から見えてきた。

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インスタで大流行した割れ門のこの写真はですね、これ。

スマホの下に鏡をおいて撮るんです。

入場料には撮影料が含まれていて、カメラマンが定位置で皆さんのスマホを代わる代わる受け取り手際よく撮ってくれる式。

4時間待ちの名所で全く待たずにこのお決まりの写真が撮れました。

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また曇っちゃいましたが、晴れていたら割れ門の正面奥にアグン山の姿が入る構図です。

ルンプヤンはそもそもバリの中でも総本山ブサキ寺院につぐ重要なお寺の一つ。

天空の寺は鞍馬山みたいに全部で5,6個あるらしく全部を回ろうと早い時間から歩いているバリ人の皆さんが結構いました。

2番目のお寺まではオジェックで行けるとのことで、皆で一人一台ずつのバイクに乗って行ってみることに。

更に標高が上がり、寒い寒い。

インスタ映えの場所は空いていましたが、こちらは祈祷の方々で混んでおりました。

(本来の姿に戻った=今世界的にきっとこの現象が起きているのでしょう。)

ソーシャルディスタンスでひとグループごとにスンバヤン(お清め・お祈り)。

写真では見えないですが、木立の中にたーくさんのおサルが供物のおこぼれを待っている!

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下山してお昼を食べ、その近くにあるティルタ・ガンガへ。

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1947年にこの地域(カランガスム)の王族の離れ(水の離宮)として作られたという、比較的新しい遺跡。

ここの湧き水プールがお気に入りで一時はしょっちゅう来ていましたが、すっかりきれいに修繕されて入場料も高~くなっていました。

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この美しいバリで指折りの観光名所もガラ空きです。

混んでいたら全然違う印象でしょうけれど、ゆったりとした優雅な空間なのです。

けど、私は混んでいる時期には一度も来たことがないから分からない。

観光業不振の厳しい現実の裏で、ひっそりこの時間を楽しませてもらえて感謝です。

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敷地内のプライベートエリア。気になるので門の横からのぞき込んでみたけれど、解放的な普通のバリの建物でした。

赤い扉、というのが何となくみやびですね。

 

 

コーヒー野立

 

今このブログを日曜の午後、カフェに来て書いていますが、

たまたまですが、そのカフェの方と次回の野点は棚田で有名なテガラランでやりましょう、という話しにほぼ決まり。

コーヒー野点です。

観光客が来なくなって寂しくなった場所に出かけて行って、

景観を楽しみながらコーヒーを淹れる会。

ただの名所めぐりじゃつまらないのでプチバリツアー(上の小話)ではぶっつけ本番で野点をやろうと

道具一式積み込んで来てました。

山エリアから海辺まで一気に降りてみると、ちょうどぴったりのあずまやがありまして。

そこからの景色が下の写真です。

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コーヒーをわざわざこんなところで淹れる意味が良く分からないスタッフたち(笑)

には、先にささっと飲ませて浜で遊んできてもらい、

私たちシニア日本人部だけでお替りコーヒー。

結果からして野点というより花見のゴザに近いものになったけど(笑)

やりたかったことができた満足感が何よりも大きなおみやげに。

カフェなら無数にあるし、大人数で行けば喜ばれるだろうけれど

美味しいコーヒーは行き当たりばったりじゃ飲めないので。

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カンタクロスを敷いて、骨董の茶器とミルとお盆と。

お菓子はカキアンのHARAJUKUチーズケーキ。

 

 

日曜日のいろいろ

 

日曜日には積極的にメリハリを付けよう、いつもと違う事をしよう。

午前中には花瓶の草花の入れ替えなど。

季節感と言うものがないので年中同じ色どりだけど、

そしてすぐ枯れるものはすぐながら、半数以上は花瓶の中で根を生やすけど、

家の中にゆったりした緑があるのが好きなので。

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下は、この前庭で拾った小鳥の巣のなかに小さな容器を入れてみたミニサイズ。

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この日の午後は、ランチパッケージを予約してロイヤル・ピタマハへ。

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途中で雨が降りましたが、私のほかにはジャワ人の家族が一組だけ。

広大な敷地を一人で散策するトリップ感覚。

これも新コロ時代となって観光地が寂しくなったことからやってきた機会のひとつ。

私でも一人で気軽に行ける価格のランチ・パッケージ。

今までほとんど縁がなかったところに

足が向くようなった今です。

素晴らしい景観ゆえ、お客さんがいないこの時期管理し続けるのはきっと大変なことでしょう。

せめて鑑賞する側に微力ながら参加させていただきます。

こちらは別の週の日曜日に行った某ホテル。

この日、食品関係のマーケットが開催される予定だったので行ったのですが

直前に中止となったそうで。(コロナ感染の状況から見合わせたものと推測。)

連れてきてもらったはいいけど、アッシー(息子)にさっさと帰られてしまったのでwifiがつながる奥のラウンジへ。

外観からして奇抜なこの物件がどうなっているのかも是非見てみたかった。

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レンガの量、圧巻です。

インドネシアを代表する建築家、アンドラ・マーティンの作だそう。

UBUDにもこの手のクオリティの建築が登場したのですね。

そしてすごいよ、壁がまっすぐ!!(笑)

もともと建っていた母屋(絵画のギャラリー)の上をトンネル通路で渡るという、

洗濯ものを2階に干さない、などのバリの伝統からして相当アンチな作りです。

これにはかなり念入りな儀式をしたとのこと。

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まだ整理しきれない写真がいろいろございますが、

キリがないという事でこの辺りでお暇いたします。

次回は新作服の制作風景と作品展についてのご案内などを。

本日も長文お読みいただきまして、

ありがとうございました!

 

 

 

 

 

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2020年10月17日 (土)

作品展のお知らせです。

今週皆さまのお手元にはそろそろお知らせが届いているかと思います。

作品展です。

5月に続き今回も中止としておりましたが、おかげさまで急遽

開催出来ることになりました!!

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7月下旬、8月にはすでに帰国が難しい事が分かっていたので、早めにフラスコさんにキャンセルのお願いをしていました。

帰国できない理由は、いろいろですが

一番は再入国の微妙さ。

インドネシアが国内移動をオープンにしてジャカルタからの観光客が若干入ってきた後

バリの感染率がどんどん増えて人口450万人ほどの島で陽性の方が1万人に手が届きそうなくらいまで増え、

ついに私たちのギャニャール県もレッドゾーンになってしまったのです。

そうなると、出国はできても再入国がどうかという。

日本と違ってもしパンデミックに陥ったらパニックの不安があるバリなので、

留守中の管理責任から

ここは動かないでおくべきと判断。



フラスコさんはとても人気がある空間なので、マニスがキャンセルしても誰か希望者が出てくるだろうと思っていましたが

なぜか空いたままになっていたそうです。

ということが、9月の下旬に分かりました。

空いたままだとせっかくの良い時期が勿体ないなぁ。実はその少し前に

冗談半分でメイクWSでお世話になっている我妻淳子さんが「作品展私がやろうか~?」、とおっしゃっていたので、

物の試しにもう一回聞いてみたら、「いいよ!やってみよ~!」、と。

えっ、ホント?? 

マニス作品展は京都から引っ越し並みの荷物を送り設営するなど、結構大がかりなので

他の方にお願いするなんて事はツユにも思わなかったんです。

フラスコの日野さんも、「協力しますよ!」、と前向きなご意見。

有難い、ほんとうに有難いお言葉にぽんと背中を押されたのでした。

ええと、そのようなわけで帰国はしないで主催者の私だけがリモート参加型の作品展というものになります。

(これ、すごくないですか??)

 

 

今これを書いている10月16日(木)は開催2週間前。

通常ならもう1週間後の木曜の晩にバリを発つので、手持ち荷物ならそのぎりぎりまで仕事ができるのですが

貨物発送だと最短で1週間かかる。ので、明日には大半の服を発送します

開催が決まったのが9月下旬のクニンガン休暇の直前だったので、

その後はヤッタネ! レッツお休み返上の3週間!

スタッフの皆んなもエンジン掛かって、久しぶりにかつての巻き巻きスケジュールに突入しました。

マニスってバリの中では年中お祭り騒ぎみたいな稼働の仕方ですので、ね。

地元ではお祭りもイベントもお預けの半年でしたから、ね!

はじけちゃいましたね!(笑)

一人ではどうにもならないことが何人かの力で何倍ものパワーになって

アリンコが大きな山を動かすようなちからを発揮するのがバリのおもしろさです。



ちなみに

前のブログで書いた「インドの妹」に頼んでいた次の生地、手織カディデニムがここに届いたのは何と2日前のことです。

昨日裁断が始まったばかりですが、

でも、大丈夫。はじけちゃってますので。

全てがとても順調です。

……順調だなんて、我ながらアレ??です(笑)。



このようなわけで、すべてがギリギリスケジュールながら、

サクサクと案内状も出来上がり(グラフィックの荒木未来さんが超特急で仕上げてくださいました!)

京都の清水さん印刷上がりを自宅に持ち込み内職で宛名ラベルを張ってくださり。

淳子さんのほかに会場を運営してくださる方もその後集まり、

3日間の開催がいつものように楽しくなりそうです。

ちょっと、これは奇跡のようではありませんか!

 




私は、陰ながら(本当にカゲですが!)会場からスマホで皆さまとつながらせていただきながら

服の説明などさせていただく予定です。

 

 

この後、10月20日頃から制作風景と服をご紹介していくつもりですので

またご覧いただけたら嬉しいです。

その前に、書きかけていた10月のバリ日記も投稿できると思います。

 

BE HAPPY

 

いつもありがとうございます。

 

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