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2020年10月18日 (日)

バリ日記2020.9-10月

もうかれこれ7か月、バリ島から一歩も出ず

強いては敷地からもたま~にしか出ないという

ノマド系の私にとって真逆のような時代になりました。

不思議とそれなりに楽しめているのですが

多少マンネリ感も出てきたので、

少し外へも行ってみた先月、9月からの日記です。

 

 

 

トマトの話

 

8月29日のブログにジャックと豆の木キュウリを載せましたが、その隣でのびのび育つはローカル原種トマト。

ガイアシンフォニーに出てくる水耕栽培のトマトの木を見たとき、

トマトって木にもなるのかと驚きましたが、

ウチの猫の額でも木になりました。

すでに脚立がないと実が収穫できなくなり、

食べごろを逃すと実が破裂して落下してしまうので

畑パトロールと言う新種の仕事が加わりました。

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実は小さく種は大きく皮は固く酸味強く甘みなく。

ほぼ美味しいとは程遠い原種トマト。サラダは1回きりであとは全部煮込み用かソースですが、

主張があって七草のような世界を感じます。

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大きさ形もバラバラで、何て自由なことか。

 

 

プチバリトリップの巻

 

9月12日、バリのお盆に当たるガルンガンの1週前に

ゲリラなお弁当作りも頑張ってくれてやっと元気が出てきたスタジオスタッフみんなを連れて、

バリ島北東部のルンプヤン寺院にお参りツアーを計画。

(その10日後のクニンガン=お盆明けの頃にはすでに状況が変わってモウレツ仕事モードになりましたが。)

 

UBUDコーラスのお仲間もお誘いして車2台、9名。

天空の寺ルンプヤンはバリ中数あるお寺の中でもひときわ知られた存在です。

最近はここで撮る写真がインスタで大流行した関係で、観光客大ラッシュ。だったんです。

最大4時間待ちだったという、その話題尽きないお寺へ!

写真の階段はそんなにキツくなかったけど、写真をこうして再び見るとキツそー。

天空の神の庭。

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前の写真との差、分るでしょうか?

境内に入ったら曇りました。

そして、大木の葉が揺れる大きな風が吹き抜ける。

一説では光とエネルギーの寺とも言われ、浄化の力があるらしい。

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ここでみんなでお祈りをして、また階段を降りる頃にはまた晴れてきた。

お寺の正面には、霊山アグンがこれまた再び雲の切れ目から見えてきた。

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インスタで大流行した割れ門のこの写真はですね、これ。

スマホの下に鏡をおいて撮るんです。

入場料には撮影料が含まれていて、カメラマンが定位置で皆さんのスマホを代わる代わる受け取り手際よく撮ってくれる式。

4時間待ちの名所で全く待たずにこのお決まりの写真が撮れました。

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また曇っちゃいましたが、晴れていたら割れ門の正面奥にアグン山の姿が入る構図です。

ルンプヤンはそもそもバリの中でも総本山ブサキ寺院につぐ重要なお寺の一つ。

天空の寺は鞍馬山みたいに全部で5,6個あるらしく全部を回ろうと早い時間から歩いているバリ人の皆さんが結構いました。

2番目のお寺まではオジェックで行けるとのことで、皆で一人一台ずつのバイクに乗って行ってみることに。

更に標高が上がり、寒い寒い。

インスタ映えの場所は空いていましたが、こちらは祈祷の方々で混んでおりました。

(本来の姿に戻った=今世界的にきっとこの現象が起きているのでしょう。)

ソーシャルディスタンスでひとグループごとにスンバヤン(お清め・お祈り)。

写真では見えないですが、木立の中にたーくさんのおサルが供物のおこぼれを待っている!

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下山してお昼を食べ、その近くにあるティルタ・ガンガへ。

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1947年にこの地域(カランガスム)の王族の離れ(水の離宮)として作られたという、比較的新しい遺跡。

ここの湧き水プールがお気に入りで一時はしょっちゅう来ていましたが、すっかりきれいに修繕されて入場料も高~くなっていました。

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この美しいバリで指折りの観光名所もガラ空きです。

混んでいたら全然違う印象でしょうけれど、ゆったりとした優雅な空間なのです。

けど、私は混んでいる時期には一度も来たことがないから分からない。

観光業不振の厳しい現実の裏で、ひっそりこの時間を楽しませてもらえて感謝です。

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敷地内のプライベートエリア。気になるので門の横からのぞき込んでみたけれど、解放的な普通のバリの建物でした。

赤い扉、というのが何となくみやびですね。

 

 

コーヒー野立

 

今このブログを日曜の午後、カフェに来て書いていますが、

たまたまですが、そのカフェの方と次回の野点は棚田で有名なテガラランでやりましょう、という話しにほぼ決まり。

コーヒー野点です。

観光客が来なくなって寂しくなった場所に出かけて行って、

景観を楽しみながらコーヒーを淹れる会。

ただの名所めぐりじゃつまらないのでプチバリツアー(上の小話)ではぶっつけ本番で野点をやろうと

道具一式積み込んで来てました。

山エリアから海辺まで一気に降りてみると、ちょうどぴったりのあずまやがありまして。

そこからの景色が下の写真です。

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コーヒーをわざわざこんなところで淹れる意味が良く分からないスタッフたち(笑)

には、先にささっと飲ませて浜で遊んできてもらい、

私たちシニア日本人部だけでお替りコーヒー。

結果からして野点というより花見のゴザに近いものになったけど(笑)

やりたかったことができた満足感が何よりも大きなおみやげに。

カフェなら無数にあるし、大人数で行けば喜ばれるだろうけれど

美味しいコーヒーは行き当たりばったりじゃ飲めないので。

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カンタクロスを敷いて、骨董の茶器とミルとお盆と。

お菓子はカキアンのHARAJUKUチーズケーキ。

 

 

日曜日のいろいろ

 

日曜日には積極的にメリハリを付けよう、いつもと違う事をしよう。

午前中には花瓶の草花の入れ替えなど。

季節感と言うものがないので年中同じ色どりだけど、

そしてすぐ枯れるものはすぐながら、半数以上は花瓶の中で根を生やすけど、

家の中にゆったりした緑があるのが好きなので。

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下は、この前庭で拾った小鳥の巣のなかに小さな容器を入れてみたミニサイズ。

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この日の午後は、ランチパッケージを予約してロイヤル・ピタマハへ。

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途中で雨が降りましたが、私のほかにはジャワ人の家族が一組だけ。

広大な敷地を一人で散策するトリップ感覚。

これも新コロ時代となって観光地が寂しくなったことからやってきた機会のひとつ。

私でも一人で気軽に行ける価格のランチ・パッケージ。

今までほとんど縁がなかったところに

足が向くようなった今です。

素晴らしい景観ゆえ、お客さんがいないこの時期管理し続けるのはきっと大変なことでしょう。

せめて鑑賞する側に微力ながら参加させていただきます。

こちらは別の週の日曜日に行った某ホテル。

この日、食品関係のマーケットが開催される予定だったので行ったのですが

直前に中止となったそうで。(コロナ感染の状況から見合わせたものと推測。)

連れてきてもらったはいいけど、アッシー(息子)にさっさと帰られてしまったのでwifiがつながる奥のラウンジへ。

外観からして奇抜なこの物件がどうなっているのかも是非見てみたかった。

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レンガの量、圧巻です。

インドネシアを代表する建築家、アンドラ・マーティンの作だそう。

UBUDにもこの手のクオリティの建築が登場したのですね。

そしてすごいよ、壁がまっすぐ!!(笑)

もともと建っていた母屋(絵画のギャラリー)の上をトンネル通路で渡るという、

洗濯ものを2階に干さない、などのバリの伝統からして相当アンチな作りです。

これにはかなり念入りな儀式をしたとのこと。

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まだ整理しきれない写真がいろいろございますが、

キリがないという事でこの辺りでお暇いたします。

次回は新作服の制作風景と作品展についてのご案内などを。

本日も長文お読みいただきまして、

ありがとうございました!

 

 

 

 

 

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2020年10月17日 (土)

作品展のお知らせです。

今週皆さまのお手元にはそろそろお知らせが届いているかと思います。

作品展です。

5月に続き今回も中止としておりましたが、おかげさまで急遽

開催出来ることになりました!!

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7月下旬、8月にはすでに帰国が難しい事が分かっていたので、早めにフラスコさんにキャンセルのお願いをしていました。

帰国できない理由は、いろいろですが

一番は再入国の微妙さ。

インドネシアが国内移動をオープンにしてジャカルタからの観光客が若干入ってきた後

バリの感染率がどんどん増えて人口450万人ほどの島で陽性の方が1万人に手が届きそうなくらいまで増え、

ついに私たちのギャニャール県もレッドゾーンになってしまったのです。

そうなると、出国はできても再入国がどうかという。

日本と違ってもしパンデミックに陥ったらパニックの不安があるバリなので、

留守中の管理責任から

ここは動かないでおくべきと判断。



フラスコさんはとても人気がある空間なので、マニスがキャンセルしても誰か希望者が出てくるだろうと思っていましたが

なぜか空いたままになっていたそうです。

ということが、9月の下旬に分かりました。

空いたままだとせっかくの良い時期が勿体ないなぁ。実はその少し前に

冗談半分でメイクWSでお世話になっている我妻淳子さんが「作品展私がやろうか~?」、とおっしゃっていたので、

物の試しにもう一回聞いてみたら、「いいよ!やってみよ~!」、と。

えっ、ホント?? 

マニス作品展は京都から引っ越し並みの荷物を送り設営するなど、結構大がかりなので

他の方にお願いするなんて事はツユにも思わなかったんです。

フラスコの日野さんも、「協力しますよ!」、と前向きなご意見。

有難い、ほんとうに有難いお言葉にぽんと背中を押されたのでした。

ええと、そのようなわけで帰国はしないで主催者の私だけがリモート参加型の作品展というものになります。

(これ、すごくないですか??)

 

 

今これを書いている10月16日(木)は開催2週間前。

通常ならもう1週間後の木曜の晩にバリを発つので、手持ち荷物ならそのぎりぎりまで仕事ができるのですが

貨物発送だと最短で1週間かかる。ので、明日には大半の服を発送します

開催が決まったのが9月下旬のクニンガン休暇の直前だったので、

その後はヤッタネ! レッツお休み返上の3週間!

スタッフの皆んなもエンジン掛かって、久しぶりにかつての巻き巻きスケジュールに突入しました。

マニスってバリの中では年中お祭り騒ぎみたいな稼働の仕方ですので、ね。

地元ではお祭りもイベントもお預けの半年でしたから、ね!

はじけちゃいましたね!(笑)

一人ではどうにもならないことが何人かの力で何倍ものパワーになって

アリンコが大きな山を動かすようなちからを発揮するのがバリのおもしろさです。



ちなみに

前のブログで書いた「インドの妹」に頼んでいた次の生地、手織カディデニムがここに届いたのは何と2日前のことです。

昨日裁断が始まったばかりですが、

でも、大丈夫。はじけちゃってますので。

全てがとても順調です。

……順調だなんて、我ながらアレ??です(笑)。



このようなわけで、すべてがギリギリスケジュールながら、

サクサクと案内状も出来上がり(グラフィックの荒木未来さんが超特急で仕上げてくださいました!)

京都の清水さん印刷上がりを自宅に持ち込み内職で宛名ラベルを張ってくださり。

淳子さんのほかに会場を運営してくださる方もその後集まり、

3日間の開催がいつものように楽しくなりそうです。

ちょっと、これは奇跡のようではありませんか!

 




私は、陰ながら(本当にカゲですが!)会場からスマホで皆さまとつながらせていただきながら

服の説明などさせていただく予定です。

 

 

この後、10月20日頃から制作風景と服をご紹介していくつもりですので

またご覧いただけたら嬉しいです。

その前に、書きかけていた10月のバリ日記も投稿できると思います。

 

BE HAPPY

 

いつもありがとうございます。

 

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