まめしんぶん2020春
最近は読書がちっとも進まない。
ネットばかりに齧りついているせいですが、
肝心な情報は混沌としていて、余計モヤモヤ。
きょうは、ある方のブログを見て
コロナ禍の客観的で現実的な見識を得ました。
なので、……一切心配をしない事にしてみました。
不安すぎる事が一番不安だから。
(パラレルワールドに突入?)
開催がしばしあやぶまれた間kosumiさんでの「アトリエマニス2020春服展」は、
予定通り開催される見通しです!
ということで、直前になってしまいましたが「まめしんぶん」をお送りします!
パワフルに、と言う言葉はすでに使いすぎていますが(笑)
モリモリですからね。今回も。
作りながらの試着も我ながら盛り上がりました!
・・・・・・・・・・・・・・
この春は色彩を控えめに、素材を豊かに。
さまざまな布が一つの服の中に溶け込む「ハーモニー」がテーマ。
・・・・・・・・・・・・・・
春の生成を重ねて
まずはDMの服から。
バラナシ産コットンシルクブロケードに薄手のタッサーシルクを加えたロング丈と
バングラデシュの細やかなキルト=ノクシカタを使った贅沢なパンツ。
オフホワイトの中に様々な表情があります。
生成・無垢なブロケードは洗ってしわ感を出すと雰囲気がアップしました。
同じくバラナシ・ブロケードでこちらはシルクシフォンにラメ糸で模様織が入ったカシュクール。
こちらは素材コンビネーションではないのですが、
白い服に映える柔らかさ、爽やかさが素敵な生地です。
分かりにくいかもしれませんが、下のもバングラデシュの刺子布ノクシカタ。
こちらのTOPは後ろ身頃にバリ手織生成シャンブレー。
とてもシンプル、プレーンな服ですが、手仕事たっぷりの贅沢さが詰まっています。(と思います!)
MIXスカートという新型です。
8種類の布を使って、花びらみたいな軽やかさを。
裏地も手織り布。春のかおり。
・・・・・・・・・・・・・・・・
黒&紺リネンでしたたかに
黒地とネイビーのリネンを1着のシュミゼの中にコンビネーション。
とても濃いネイビーなので明るいところじゃないと色の差が分からないのですが、
硬めで薄手のヘビロテ向け。下の白いパンツと共に、ぜひ着てみてください。
ソフトリネンを2枚重ねてリバーシブルコートを。
中面は明るめのネイビー。
仕立てが少々難しいため最初に作った分だけ、追加を打ち切りしています。
オールドコートと呼んでいる形で、バッグのような大きなポケットがポイントです。
リネンレース生地をオーバースカートにしたクラシックなドレス。
シルクのリボンがポイント。
着映えします。おすすめです。
紺系リネンの半端生地7種で構成したフリーサイズのセミタイトスカート。
こちらは裏無し。白いシャツとよく合います。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
白を生かして&more
染色向けにとストックしていたコットンリネンツイル。
そのまま使ってみましたらなかなか良い感じ。
薄手で密度のあるタイプ。春に着る黒・紺に是非合わせてみてください。
定番のインドネシア産コットンプリミシマ。
写真では見えませんが、後ろ身頃だけコットンオーガンジーに。
洗い立てのしわ感が自然でいい雰囲気です。
密度のあるワークタイプの高級リネンで、オールドコートを。
見返しは白いリネンヒッコリーストライプ。
前シーズンも使っていたエンブロイダリークロス。
今回はシャツ仕立てのジャケットに。ポケットが3か所についています。
やわらかなグレーのカシュクール風。
西ベンガルの学校の先生が着る無地のサリーを使っています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
インドから届きました
昨年から復活したインドプロダクツ。今回は西ベンガルカディコットンをたっぷり使って
合わせやすく着やすいTOPとドレスをつくりました。
最初の写真は白いランニングステッチがポイントのフロントオープン。フリーサイズ。おすすめです!
紺と黒の2色です。
下の写真のロングドレスは後ろ面なのですが、
背中のピンタックが工芸的。インドならではの仕事です。
前はボタンづかいです。ダークブルーとブルー系ギンガムチェック。
大人っぽいシルエットのフレアーカシュクール、フリーサイズ。
パンツは薄手リネン。バックタックパンツという形です。
・・・・・・・・・・・・・・・・
それでは、皆さま
コスミさんでの3日間をどうぞお楽しみに!
私はお立会いできませんが、店長の矢野さんが頑張ってくださいます!
| 固定リンク
コメント