« まめしんぶん・2019秋冬 2 | トップページ | 作品展vol.70 プチイベントのご案内 »

2019年10月27日 (日)

まめしんぶん・2019秋冬 3

予約配信にて

再びまめしんぶん連投、最終回です。

70回もの作品展を重ねることで

精進できているのかどうか怪しいところですが、

20年振り返ってやはり今回がいちばん良いもの(布)が集まっていると思います!

布からいただくメッセージを勝手な解釈で料理する方法だけは

ずっと変わっていませんけれど。(なぜだか理由もわかりませんホントに。)

布が好きなだけかも!

では、では。

続きにまいります。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

ナチュラルカラーのパート

山岳地帯ヒマーチャル州の風合いの良い温かな手織ウールは、長年大好きで集めているのですが、最近は生地としてなかなか手に入らないのでショールとして売られているものを収集。

両端のフリンジはせっかくの手仕事なので成り行きでそのまま使っています。

ブラウン系の天然色に合わせてピックアップした東ジャワ・トゥバンの天然染バティックとカッチのへリンボンを加えています。

 

ヒマーチャル産ヤクウール&シープウールショールを使った「ショールコート」

9月のインドで探し回ったヒマーチャルのヤクウール。

ヤクはカシミアよりも希少とされる標高の高いところで放牧されている牛のような方々で、本物は相当軽くて暖かいそうですが現場へ行ったことがないのでいまだ不明です。

ヤクの毛が50%というショールは確かに温かさが少し違うような(気がします)。

囲み製図のようにパターン無しで囲み製図のようにパターン無しで裁断。

パイピング、見返しにブロックプリントやカラムカリ(手描きプリント)を使っています。

Img_2808 Img_2810

ヒマーチャル産アンゴラxシープウールショールのインドローブ

ラビット、というからにはアンゴラですねきっと。ウサギ&ヒマーチャルにいるヒツジによる大判ショールはとても柔らかく、ち密に織られています。なかなかに贅沢な手織です。

薄手カディのためのパターンをアレンジしてロング丈のローブを。裾に幅広の見返しを付けてアウター風に。

フレアが利いたインド風シルエットです。

Img_2826

ヒマーチャル産シープウールショールのワークローブ

「シープウール」というのは輸入のメリノウールとは別物でヒマーチャルにいる羊さんから採った毛であるという事だそう。

やや強撚で硬さがある大判ショールは縁に黒いラインが入っています。

TOPの裏にストライプ柄のタッサーシルクコットンを使い、ボトム部分はショール風の素材感そのままに仕立てたローブです。

Img_2859_20191020230501

ラジャスターン産カディウールショールの「ショールコート」

下の写真のTOP:ジャイプールのカディ専門店にあった昔のお父さんたちが使っていたような雰囲気の襟巻風ショールを使っています。

カッチ産カラコットンへリンボンの空手パンツ

下の写真のボトム:カッチの柔らかい風合いのひし形ヘリンボン。こげ茶とベージュの交織でリネンやウールにぴったりの自然派コットンです。

Img_e9395

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

ベーシックのパート

国産の上質なリネンとウールで。

 

国産ライトリネン高密度のジプシーシャツ

額縁のような均等幅の見返し、玉縁型のボタンホール。アルティザンな定番のTOPです。

今回のものはパイピングに別色を使ったコンビネーション。

Img_2656-2 Img_2655-2

同じ生地で、いつものツイストパンツ。

ハリがあってバランスのよい仕立て上がりです。

  Img_2669-2

 

国産ミドルリネンへリンボンのダブルホールジャケット

2年越しで使っているリネンヘリンボン。

フロントのボタンホールが二重になっています。掛け方は右側を折り返す、折り返さない、の二通りです。

後ろ身頃の大きなタックが全体にAラインのシルエットを醸し出しているデザイン。

Img_2666 Img_2668

 

圧縮アルパカウールツイードetcのベンガルパンツ

昨年使った黒とグレーのウール生地の残りをはぎ合せ、ポケット部分にはヒマーチャルのツイード生地を合わせています。

無地部分とはぎ合せ入が入っているボーダー部分をMIXしています。

Img_2853

 

国産圧縮ウールメルトンのオールドコート

光沢のないメルトンのようなニット素材の圧縮タイプ。ニットなので厚さのわりに柔らかさがあります。

見返し、裏襟はトゥバン産手つむぎコットン。(ほかカッチ産カラコットンストライプなどなど。)

シンプルなパターンのおじさん風コート。大き目のシルエットで襟はシャツ風の仕立てです。

Img_2835

・・・・・・・・・・・・・・・・・

カッチウールの黒、トゥバンコットンの黒

大阪弁風のおっちゃんが何度もメッセージを送ってくるので、ある日ひらめいてもう一色お願いしたデシウール。

絶句の黒に染めてと頼んで、確かにしっかりと主張する黒が送られてきました。

英語が苦手なおっちゃんと私の間で、絶妙なやり取りの末、よくぞ。

いい感じの黒です。

インドネシアのトゥバン産からも黒を。

 

カッチ産デシウール手織プレーンブラック&カッチ産カラコットンオーガニッククロスの

テントパーカ

両面カッチ産、中もう一枚バリシャンブレーを噛ませた3枚仕立てです。

ボタンホールは玉縁仕立て。100%天然素材で手織という贅沢なアウターです。

 

Img_2837_20191020230501 Img_2841

同じ黒でマウンテンパンツ。スタンダードな七分丈パンツを冬向けにくるぶし丈に。

バリ手織シャンブレーとの二重縫いで温かな仕上がりです。

Img_2864_20191020230501

トゥバン産手つむぎコットン(Tenun)パッチワーク&バリシャンブレー

ダブルホールジャケット

毎回使っている東ジャワ、トゥバンの手つむぎコットン布です。

今回ははぎれから作ったパッチワークと、黒い無地で。

北タイのコットンのようにやや甘撚りで太い糸ですが比較的ハリがある織りです。

後身頃はタックが大きいデザインなので無地布で1枚仕立て、前身頃、袖、襟をパッチワーク布で2重仕立て。

ボトムは、いつもより少し丈長にした定番の八分丈の「ブーツパンツ」です。

Img_2567

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

お読みくださいましてありがとうございました。

フラスコさんにてお目にかかりましょう!

 

|

« まめしんぶん・2019秋冬 2 | トップページ | 作品展vol.70 プチイベントのご案内 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« まめしんぶん・2019秋冬 2 | トップページ | 作品展vol.70 プチイベントのご案内 »