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2019年4月22日 (月)

インド行きました。2019.3 その6

最終日。

ブージから車で8時間、アーメダバードへ移動です。

これまた、遅れてやってきた運転手のおかげでせっかく急いで荷造りしてチェックアウトするも

ホテルの入り口で待つこと30分なり。

まぁ、私としてはアーメダバードに着きさえすれば良い一日なのでのんびり待つこととしよう。

(運転手がUターンで帰ることを考えて極力早い出発時間にしていたのでした。)

そこへ、受け取りそびれていた布をバイクで届けてくれるおっちゃんや

(おっちゃんには頼んでいなかったのだが)、

運転手の手配がどうもうまくいかなくて済まない、と、エージェントのおっちゃんまでやってくる。

出発を見送ってくれる人がいるなんて嬉しいじゃありませんか!

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なんだかんだで11時頃の出発。

通り道にあるアジュラクプリントの産地に立ち寄る。

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素晴らしい、暑さの中。

水仕事はちょっとばかり気持ちよさそうにも見えた。

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アジュラクは皆さまもご存知の通り、ブロックプリントの技法とバティックのような防染の版を用いた複雑な技法です。

洗っているのは、糊を落とす作業ではないかと思われます。

言葉があまり通じないのだけど、普通のブロックプリントだったら洗う行程ってあまりないと思います。

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干場は広大な地面。

日差しが強いからすぐに乾く。

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運んでいる生地は、相当な量。。

荷車に積み込む。

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インド茜の赤が美しい。

染めはすべて天然染めらしい。

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工房の中を見せてくださいました。

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木版を押す早業におどろく。

ゲージもない生地に直接。その割にまっすぐに整っている。

職人技です。

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一つの柄にたくさんの木版が使われる。

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媒染につかう鉄さびの液体。

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うわ、こんな風な廃材の鉄を集めてつくっているんですね。

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これは防染をするための糊。

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乾燥地帯にしがみつくように生えている灌木のひとつはゴムの木の一種だった。

その樹液(ラテックス)を固まらせたものはクリスタルのような透明感がある。

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アジュラクは男性用の布らしいけれど、今ではガーメント用が中心かもしれません。

職場は全部男性、とても質素なところでたくさんの人たちが黙々と作業していました。

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アジュラクの村を後にして、

その後は果てしなく広がるカッチの砂漠と塩田を左右に見ながらひたすら東へ。

8時間という道のりなので、この日が一番ハードだと思っていたら

インドで初めてのまっすぐな高速道路!(笑)

インドで高速道路といったら料金がかかるだけの工事中だらけの道だと思っていましたから~。

また、ホリー祭前日とあってトラックたちも少なくて

時速80キロをキープし順調に走行できる。

結果的に6時間ほどで町から町への移動が出来ました。

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遅い午後に立ち寄ったパーキングエリアで、遅いランチ。

文字だけのメニュー、何を注文したらよいのか。

これまでは決まって「ビリヤニ」で通してきたのだけど、

お腹すきすぎて車中でピーナツやビスケットを齧ってしまった関係で

そうだ、ここは、ドーサにしよう!

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ドーサ一丁、プリーズ!

すると、、

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こんな巨大なものが!!!

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その後の車中は眠気こらえきれずにウトウト。

気が付くとそこは、もう街でした。

(アーメダバードは大きな町なのでここから先がまた長かったけれども)

道端では、ホーリー祭のためのいろいろなモノが売られていて活気がある。

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日が暮れる前に、アーメダバードの快適なホテルに到着。

その後は、ホテルに届いていた別送の荷物を受け取っただけ。

もうそのまま、寝る~~~~。

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翌日、にわかに楽しみにしていた色粉かけ祭りを、寝過ごす自分に驚く。

いや、行かなくて正解だったかも。

今回はまだこの先にシンガポールでの予定があるし。

静まり返った遅い午後に、空港へ発つ前に、通りへ出てみると。

色粉の残骸がありました。

Img_7347

暴れ具合が、わかる気がする。(笑)

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インドのお話し、これにて終了です。

長々と勝手気ままなブログをお読みくださり、ありがとうございました。

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