インド行きました。2019.3 その3
実は今回、結構スリリングな経験をしてしまった。
きょうはそのお話しです。
話題がスリリングなため結構長くなりますけど、
たぶん、面白いですから読んでみてください。(笑)
・・・・・・・・・・・
コルカタの空港近くにある会社で用事を済ませて、さて。
これから乗り継ぎ地ムンバイへ
翌日早朝にブージへのフライトです。
バリを発つ10日ほど前に、このブージ行きのフライトがキャンセルになったというメールが来たので
航空会社のコールセンターに電話するも、
自動音声のコマーシャルを15分以上受話器から聞きながらオペレーターの応答を待つこと2回。
だけど、「申し訳ありません、もう少々お待ちください。」が繰り返されるだけ。
国際電話だから、そんな悠長にいつまでも待っていられない。仕方なく
「お問い合わせメール」にメールでフライト変更の依頼を入れると
1分もしないうちに
「お客様からのメールは受け取りました。72時間以内に担当者からの返信がない場合は下記へご連絡ください。」
で、
72時間以上たっても返信などかけらも来ないので
別のメアドへ同じ件をメールして、同じ「72時間以内に」云々の自動返信が来る。
でもって、またも返信は来なく。
もうかれこれ出発間際。
ダメ押しで、その航空会社のメアド全部にコピペを送ってみるワタシ。
それと同時に、たまたまその時期に目的地ブージに滞在していた京都のマブダチ、郁子さんにラインで愚痴ると
動いてくれました。
ブージの旅行会社の人が私の予約を航空会社に直接交渉してくれて、予約変更してもらえた!!!
何て頼もしいことか。持つべきものはトモ💛
(航空会社からの返信は1通だけ来て、「ご依頼の件は直接コールセンターへお問い合わせください」、だと!!!)
コルカタの某社からの裏窓からの景色が結構好き。
この中途半端なコンクリと、天然池がぽつんと残る裏庭地帯。
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コルカタからムンバイへのフライトは定刻出発。
だが、、、
その前日もそうだったのだけど、夕刻に近づくと急に押し寄せる雷雲がまたも。
コルカタを飛び立って間もなく
乱気流に巻き込まれる。
こんな時、軍隊仕込みのインド人パイロットは結構チャレンジしてしまう。
機内がシンとするくらい(インド人全員が!)上に下にガタガタと揺れて
そんな時頭に浮かぶはインドの地図。
「コルカタからムンバイだから、窓の外は見えなくても下は陸地だなぁ」。
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しばし生きた心地がしなかったけれど、ムンバイに着いたっ!
しかも所要時間3時間10分のところ40分も早く到着。
機長は相当無理をしたに違いない。
ともあれ地上に足を付けることが再びできて、ありがたい。
揺れたせいもあるかもしれないけど、着陸直後に一斉に席を立つみんな。
まだ動いてるけど?
機内アナウンスでも「そのまま席でお待ちください」って言ってるけど??
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ムンバイ着いたんだけど、荷物も無事に受け取って生きた心地に浸っているんだけど、
何か空港が立派すぎる。
国内線なのに、こんなに壮大なんですか???
出口を出ても、なんとなーーーく調べてきたロケーションと違う気がして
空港職員らしき人に確認するも、「そう、ここはドメスティック」、だと。
そぉ??
別の職員にもう一回聞いてみるも、「うん、ここドメスティックよ」、って。
そぉぉぉぉ???
しばらく、ぐるぐる彷徨った。
泊まる予定のトランジットホテルは国内線ターミナルから徒歩4分となっていたため
ホテルに電話をしてみた。
「どこのフライト?あー、ジェットエアウェイズね。それ、国際線ターミナルだから。うちから遠いからタクシーで来て」、だと。
乗ったフライト国内線。だけど、着いたら国際線ターミナルだったわけです。
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タクシー乗り場へ行くと、配車ブースで
「エアコン付き?無し?」、と聞かれ、「無し」を選ぶと
乗り場がとぉぉ~~~~~い。
やっと見つけた予約番号の車は、
トランクがない。
私のラゲッジは、屋根に乗せられた。
運ちゃんはマハトマ・ガンジー似でした。
やれ、着きました。
予約ホテル。
その名は、「エアポートインターナショナル」。
(しつこいようですが、タクシー乗った場所がインターナショナル、到着したここはドメスティック。)
まぁ、細かいことは抜きにして明日早朝のブージ行きに乗れさえすれば!
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部屋に入って、ほっと一息。
フェースブックにこのすったもんだした騒動を投稿して
半日ぶりにメールをチェック。
す
る
と
、
ブージ行きのフライトが、またもキャンセルになったと。
えらいこっちゃ!!!!
念のため予約の再確認をするも、
「ご予約が見つかりません。」、って。
は????
ムンバイに用事が全くないことは明白だし、さてどうするか。
仕切り直して、部屋を出てレセプションに相談してみるのだけれど
この状況に慣れているのか、存外のんびりとした口調で
「うーん、航空会社に直接行ってみたら?」、だって。
もう22時を回っていたけれども、
ブージの旅行会社(前回の予約変更をしてくれた頼もしい人)にメッセージを送ってみると
すぐに返事が来て
「確かめてみたけどやはりフライトキャンセルになってる」
「そ、そんな~~~」
「ほぼ同じ時刻にエアインディアのフライトもあるけどすごく高いよ」
「1日1便しかない空港に同じ時刻にもう1便あるって本当??」
「翌朝のエアインディアはこれの1時間遅れで飛ぶ予定になってるよ」
「どうやって変更するの?」
「ジェットエアウェイズにまずクレームに行ってみて。空港内のオフィスはまだ開いてると思うから!」
、、、という訳で、
まずはドメスティックのターミナルにあるオフィスへ行ってみて
全然話にならなくて、
そこからまたタクシーに乗って
(たかだか5分の距離なのだがとても料金が高い)
国際線ターミナルのオフィスに行って、
掛け合ってみるのだけど
面倒くさそうに後回しにされっぱなし(30分くらいそのまま)だったから
いい加減12時を回るころにカウンター職員の写真をスマホでパシャ、と撮ってみた。
あ、ますかった?
いや。それでよかったみたい。
その途端急に私に番が回ってきて、ターミナルの外にあるエアインディアのオフィスへ案内された。
つまり、まずはもうあと5時間後くらいのフライトだから、別会社のチケットを買うべきということでした。
ジェットエアウェイズへのクレームは後日やり直すことにして。
その航空券、4万円。(わーーー。なんじゃこりゃ!)
ちなみにコルカタ発ムンバイ経由ブージの料金は17000円。
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3時間くらい寝て、ホテルを出て。
朝6時、数日ぶりのカプチーノにじわじわとした幸福感。
搭乗券に記入された搭乗口で待っていると、
携帯に電話がかかってくる。
「搭乗最終案内してますが、どこにいるんですか?」
って。
「A3ですけど?」
「ゲート変更になってます、A6に大至急来てください」
って。
行くと、
最終バスがエンジン掛けて待機中。
まだ出発時刻の30分以上前だというのに。
ターミナルバスは、走り出すと、一体どこまで行くのだろうと不安になるくらい遠くまで走った。
ムンバイの空港はとても広い。
そのうち、塀越しにバラックが見えてきちゃったりして、、
あれ、どこに行くの?ワタシ?
忘れかけそうになった頃に、ちっこい機体が。
それまでのいろんな騒動が不思議なくらいなめらかな飛行で。
ほぼ予定通りのスケジュールでカッチ湿原が眼下に見えてきた。
サバンナ、砂漠気候のカッチ。
着いた、着いた!!!
そして、お迎えの運転手、来てない。
けど、着いたので良いとする。(笑)
徹夜並みのスケジュールだけど、
チェックインしたホテルの正面はこんなにのんびりとしているけれど、
・・・・・・・・・・・・
続く。
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