まめしんぶん 2018AW 3
3回目のまめしんぶんは、カラフルパート。
ノクシカタと共に今回特集している「ラジシャヒシルクとシルクカンタ」のシリーズです。
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ラジシャヒシルクとシルクカンタを中心に
シルクカンタの小さなピースが手に入ったので、
一部に使ってシルクシャンブレーを組みあわせたブラウスに。
小さな布だからこそひらめく、コンビネーション大好き♪
時間の取れる時期に自分で裁断するので、あまりたくさんは作れませんが
成り行きで思わぬイメージが生まれることがあって面白いのです。
ダッカ近郊で作られているカラーシルクに色糸ステッチのカンタは、
NGOショップで買いました。
ラジシャヒのシルクシャンブレーは、春夏にも使いましたが、カラーパレットのように色数が豊富で楽しい布。
養蚕から布までを一貫して行うベンガルの一大産地。
写真のブルー&グリーンは後見身頃もカンタです。
ライトグリーンのパイピングが一見地味なカンタを引き立てています。
下の写真も同じシルクカンタとシルクシャンブレーの「ギャザードレス」です。
前の上下、後ろの上下が異なる配色なので、後ろ側はまた違う色なのです。
ピンク、ブルー、マスタード、エメラルドがあります。
写真はピンク。
セミフォーマルにベンガルシルクのドレス、いかがでしょう?
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下の写真の色、間違えて加工してしまって
セピアな感じになっていますが(笑)、
もっとベージュです。
いろいろ事情があって服地になれなかったシルクカンタを取り出して、
裏地を付け贅沢なショールを縫いました。
縁にタッセルも付けてみましたら、おや、素敵。w
訳アリ布のため、お値段もややお得(かな?)。
今回のおすすめのひとつ!
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ジプシーのスカートのようににぎやかな下のスカートは、
上のパープル部分の花模様が全部刺繍のシルクなのです。
下のピンクの市松模様はタッサーシルクにブロックプリント。
中にピンク色のリネンを入れてしっかりさせて、裾から覗かせたデザイン。
7種類の布で仕上げています。
ベンガルのカラーセンス、色の鮮やかさが生きています。
私としては、ピンクの市松格子の縁取りにコバルトブルーというセンスにやられます。(笑)
カラフルなリバーシブル
ウールガーゼを洗って縮絨させ、2つの色を組み合わせ。
ノクシカタと合わせて着たり、ベーシックのウールにも映えるカラフル服。
このシンプルな「ホールドシャツ」は袖がやや細めですが、
アームホールは多少広いので動きやすいと思います。
この上にアウターが着やすいようにと(セーター代わりのブラウスとして)作りました。
写真のほか、表:ダークグリーンx中:赤と、表:ブルーx中:ライトブルーがあります。
2枚重ねのウールガーゼ、軽くて温かで、かわいい!(かな?w)
バグループリントの服
ジャイプール近郊、バグルーで作られている天然染めの伝統的なブロックプリント。
今回のウール、赤のベーシックシリーズに合わせてこの「野アザミ」柄を。
こちらのパートは11月制作の分なので、
作品展ではこちらの「カッチオリジナル」というブラウスのみとなりますが、
久しぶりのブロックプリント、ちょっと新鮮です。
この朱赤のセンスに、ラジャスターン乾燥地帯のにおいを思い出したりします。
まめしんぶん、以上です。
それでは、皆さま
作品展でお目にかかりましょう。
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