ヨガ難民になったせいで&作品展情報
まめしんぶん連投の後ですが
バリのつれづれ日記を差し込みます。
ここで書かなければ、次回はまたバリに戻ってからになってしまいそうなので。(笑)
くわばらくわばら。
・・・・・・・・・・・・・・
田植えのような
乾季のはずの時期に雨曇りが多かった7,8月。
10月は逆転し、ほとんど降らず&季節柄気温急上昇。
天井に上がって笠被って、スタッフが「田植え~田植え~」、と言いながら。
私も一緒に麦わら被って、田植え~、田植え~。
洗濯や干し物(=生地在庫)をここぞとばかりにやりました。
今年は雨が圧倒的に多く、ついに初めて、カビが落ちないものが発生。
残念ながらの布は、残念な部分を切り落として
パッチワークショールに。
下の写真は広げたサリーの真ん中の薄いグレーの部分がカビ模様
右の生地をはぎ合せて2枚のショールができました。
合わせて20枚出来たショールはバリショップで販売中です!
こちらはカビてないけれど、半端な大きさだったのでついでに♪
ベンガルサリー、オリッサのブロケード織、ミラーワーク入りオーガンジーなどなど。
1年半ほど習っていたヨガの先生が、6月から事情が変わって教えられなくなり
私はヨガ難民になってしまいました。
仕方ないので、ひとまず犬の散歩から始まった近所歩き。
が長じて、
最近は探検コース。(朝から!)
こんな場所を見つけちゃいました。
渓谷の中腹にあって、
マニススタジオの麓にあるベジよりも見晴らしのいい場所にあります。
入り口にこんなものが!
鳥居と見まがう、
ねじ曲がった倒木を二本足で支えているようなもの。
ここをくぐって入るんですよ~。
鞍馬山のような、不思議空間にドキドキ。
こういう場所に限って辺りに人がいなかったりするんですよね。
しかもですよ、
帰りの道の真ん中に10万ルピア札が落ちていた!!!
最近小銭ばかりよく拾う私ですが(目が悪いわりにw)
10万ルピアといえば今のレートで750円相当。
バリでは大金です。
私が拾ってしまったからには、然るべきところへ寄付させていただきますよ。(笑)
辺りにはやはり人がいませんでした。
・・・・・・・・・・・・・・
ヨガ難民になったせいで 2
別の日の場合は、こんなでした。
朝の散歩途中
道端に「JUAL KELAPA」(ココナッツ販売)の看板が。
入ってみると、これって、
槍!!!
後にうず高く積んであるのは、槍で突き刺して割った表皮と思われる。
ヤングココナッツはココナッツジュースですが、このカチカチの中身はというと、
さぁ、槍に一撃っ!(←これが見たかったので。)
が、肝心の写真がない。
真っ白い中身の渋皮を取ってもらいます。
電動モーターの道具で、おろしてもらう。
持ち帰ってすぐに絞ってみました!
搾りかすも何かに使えそうだけども、繊維が固いので犬ご飯に回しました。
こんなきれいなココナッツミルク、置いておくのはもったいない。
これは蒸しパンだ! と、そのまま勢いで作り始めたのですが、
米粉が合わなかったのか(レシピはクックパッドから引用したのですが)
まったく膨らまず、
出来上がったのは、ウイロウでした。(笑!)
涼しい顔してスタッフに差し入れると、褒められました。
(確かにバリの餅菓子と似ているかも、、、)
繰り返しますが、作ろうとしていたのは、蒸しパンです。
・・・・・・・・・・・・・
別の日に仕切り直し。
(作品展服の検品がもうすぐ始まるよー。)
今度は蒸しパン用の容器も買ってきて、スペルト小麦で。
おっ、なんかいい感じに膨らんできました!
ところが。
ベーキングソーダの量が多すぎたのか、モリンガ入れたせいか、🉂ガ~~~~い!
とても食べれない苦さで、
犬に上げてみたけれど、犬もそっぽ向いて食べてくれなかった。(;ω;)
惜しいっ!
・・・・・・・・・・・・・・・
(まだやってるよー、とどこかから声が聞こえてきそう。)
(もうじき帰国だよー。)
3度目の今回は、ココナッツミルクに卵を加えて、バイタミックスで攪拌してみた。
ベーキングソーダも少々。
残ったマンゴーも一緒に攪拌。
おおおお、いいぞ、いいぞ、
これぞ蒸しパン。
というわけで、やっとできました。
そうなんです。
油分のあるココナッツミルクはホイップできると気が付いた。
ヨガ難民になったせいで。
大した発見をしました。(笑)
この話しを美容院ですると、バリ人の発見は私をはるかに超えたものでした。
バリ人はなんと、「スプライトを使う」んですって!!!
・・・・・・・・・・・・・・
ヨガ難民になったせいで 3
別の日の朝の散歩は
隣村の葬儀場の裏に遺跡があると聞き、近所のEさんを誘って行ってみました。
小道を降りていくと、たまたま暦の中で何かの日らしく
お祈りに来ている一家が。
岩壁に、古いレリーフがある。
どのくらい古いものなのか聞くと、クボイワ(ペジェンに昔いたという巨人)伝説の言い伝えがあるそうで、
ということは、1000年ほど前。
巨人だから、岩肌を爪でひっかいてレリーフを作ったとか何とか。
緑の隙間に見え隠れする岩肌には、四角いレリーフがたくさん。
下は横穴式の洞窟のようなレリーフ。
もしかしたら仏像などが置かれていたのかもしれません。
この地域に昔王朝が栄えていたころは仏教だったらしいので。
両岸の遺跡のせいか、空気は濃密でやおら鳥肌が立つ。
少し上流へ行くと、水脈でできた洞窟のような部分もあって、自分のいる位置が
地底のオアシスみたいに感じられる。
私たちが知りえないバリの領域。
何とも不思議な場所に迷い込んでしまったわ、と、今度は違う道から地上に上がったら、
ペジェンの古寺、プリセンジャガットに出ました。
プリセンジャガットは、海につながっていると言われる貴船神社のような言い伝えがある。
さっきの遺跡の水が、只者ならぬ水のように思えてきたりして、
妄想真っ最中!(笑)
これも、
「ヨガ難民になったせい」です。
・・・・・・・・・・・・・・・・
作品展情報
いよいよ、今週金曜日からの3日間。
今回は服も盛りだくさんですが、プチイベントもおすすめがたくさん。
どうぞお楽しみに♡
●ASKA MASUDAのウッドネックレス
ASKAさんは、先週からリニューアルした日本橋三越1階に常設コーナーができたばかりの気鋭バッグ作家。
バリ島の工房での手仕事をぎゅうっと凝縮したラグジュアリーバッグ作りは独特の世界で、毎年Dee's Hallさんで展覧会をされています。
ASKAさんがバッグの持ち手に使っている鎖状の木彫りパーツは、一体どのように彫るのか??? ありそうでない形なのです。
軽いから肩こり症の方でも大丈夫。
バッグ売り場では販売していないこの白檀の特製ネックレス、
ぜひこの機会にご覧ください!
●プチメイクレッスン
ヘアメイクアーティスト吾妻淳子さんにお越しいただき、
ナチュラルな魅力を引き出すワンポイントアイメイクのレッスンを。
11月3日(土) 12:00~
11月4日(日) 13:00~
おひとり15分、2000円です。
ご予約不要、当日受付け順となります。
DMに開催日を13日、14日と印刷してしまいましたが上記の間違いです。
大変申し訳ありませんが、どうぞお間違えのないようにお越しください。
●初日夕方5時より販売する羽田・穴守稲荷のフレンチデリ「プティ・コション」さんから
当日のメニューが来ました!
会場でお召し上がりになる場合は閉場後の7時以降になります。
お持ち帰りになる方は袋などをお持ちいただけると助かります。
おいしいBIOワインとともに、ぜひお楽しみください!
また開催期間3日間を通して販売する焼き菓子もおすすめです。
●BIOワインバー
真鶴のワインラバーズファクトリーさんから、今回は売り切れる前にキープしていただいたおすすめの赤を中心に、秋のセレクトが届きます。
内容はお楽しみに!
・・・・・・・・・・・・・・・・
それでは、皆さま
今週末
神楽坂でお目にかかりましょう♪
| 固定リンク
コメント