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2018年6月22日 (金)

東京のフリータイム! 2

「東京」の続きです。

実は、もう、フリータイムの4日間終わっちゃいまして

この日はパサールクマンマンコラボ展の設営の日!

しかし設営→夕方からとのことで、、棚から○○時間頂戴しました。

成り行きで(笑)自由が丘に2回行ったせいもあり、

取りこぼしていた重要案件=日本民芸館には

あさイチで!

素晴らしいお天気、夏のような空!

Img_3951
そうです、噂の柚木沙弥生郎展。

Img_3952
館内ではまたも布茶関係者の方々に遭遇しましたよ♪

この展覧会のほかにも都内では柚木展がありますが、

民芸館のは本当に本当に素晴らしい展示で、

駆け足ながら見られて本当に本当に良かったと思います。

柚木作品について私ごときが語るのもなんですが、

ちょいとだけ。

こんなに楽しくパワフルな染色を見たのは、初めてで。コーフンしました。

さすが話題の展覧会だけに

スリッパの数が心配なくらいの来場者で沸き立っていたけれども、

それをはるかに超える何か圧倒的なもの。

とくにアフリカのお面と対峙させ展示された部屋では、

なぜかほかに一人も入ってこなくて私は独占状態で作品と向き合いました。

お面と布が、おしゃべりでもしていそうな、

夢のような空間でした。

リズム?

そうです! 柚木作品に豊かに描かれているのは、音、リズム。

これを「染色作品」とくくって拝観するのはもったいないじゃないですか?

この場ではアート、民芸、という言葉すら不要かな、って思いました。
もう、直接ハートで感じてしまえば良いんじゃないか、って。

だけど布ですよ、やはり布。

絵でも器でもなくて、布だからこそこの音とリズムが聞こえてくる。

これは私の中のチューナーが「布」という局にダイヤルを合わせているからでしょうか??(笑)

以上。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

民芸館の後、

この日のミッションは西荻でした。

長い一日なのでした。

お昼は交差点で立ったままサンドイッチ食べました。(笑)

皆さま、あくまでも本件は私の一存でご報告するものですので

ご理解くださいますよう。

フラウさんです。

長らく、マニス服のお取り扱いをいただいておりました。


Img_3956
昨年11月の作品展の少し前、フラウの花子さんがお亡くなりになりました。

バリスタジオに「フラウ10周年記念旅行」とご家族で来てくださったり、
京都移転後にも店長で息子さんの太一郎さんと来てくださったり、

マニスの服をお取り扱いいただく中で

これまでどれだけお心をいただいていたことか。

そのフラウさんの店主、花子さんの諜報はあまりにも悲しくてさびしい出来事でした。

私は太一郎さんからその旨を直接ご連絡いただきましたが、
その後お店がずっと閉まったままと噂に聞きとても心配していました。

太一郎さんにはその後何度かお電話をしましたが、ずっと通じないままです。

行ってみると、確かに閉まったまま。ガラス越しに店内を覗くと、ディスプレーや陳列もそのままでした。

周辺の店舗のいくつかにお聞きしましたが、どなたもご存じなくて

駅前の交番と杉並区の支所に相談してみると、

店舗の所有者を法務局で調べてみたら、と言われまして。

そんなことまでしていいのかどうかは憚られましたが、

太一郎さんとご家族がどうしていらっしゃるかも気になるので迷わず

杉並区法務局へ。

(駅からはすごく遠くて、帰りのバスが40分待ちで、夏日の午後、干からびそうになっちゃいましたがw)

そこから分かった家主さんのご住所を頼りに、後日、この日同行してくれた西荻の友人が動いてくれて、

管理不動産会社が分かり、そこから連絡を取ってくれたそうです。

つまり、

不動産会社さんからはひとまずご家族に連絡が取れたということで、


Img_3958
ヨカッタ!!!!!!!!

まだ全然状況は分かりませんが、

ご家族の皆さんが落ち着かれたら、

フラウさんがいつかまた再開されることを心から願っています。
西荻の帰り道に、以前マニスが京都へ引っ越す直前に太一郎さんとごはんした「オルガン」というお店の前を通りました。

いつかまた、ここで、八幡ファミリーと会いたいです。

花子さんがきっと見守っていてくださいます♪

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この後、コラボ展の設営へ。

私がこんなに長い一日を送るのも、珍しいことです。

夏のような6月最初の一日でした。

・・・・・・・・・・・・・・

続きはまた近日中に♡

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コメント

はじめましてm(__)m
花子さんの大ファンだった者です。

フラウのお隣の本屋さんに行った帰りに
たまたま寄ったフラウでしたが
その後どっぷりハマりました。
扱っている商品にも、花子さんにも。

その時すでに長い闘病の最中だったようですが、全く知らず。
ある日突然お店が閉まっていて臨時休業でしたが、再開の予定と書いてある頃行っても閉まっていて。その後も何度もお店を覗きに行きました。未練たらたらで
ガラス越しに観察(*゚▽゚*)


私の場合フラウさんが縁で知り合った作家さんが見かねて訃報を教えてくださいました。


花子さんのフラウがきっかけで、自分の中に何かが花開いたのを感じて
今も時々フラウと花子さんを思い出し
じーんと浸っています。

フラウで初めて買ったのは、アトリエマニスさんのスカートでした。ズボンにもなるやつ。今もお気に入りです。
フラウが閉まってしまって、実際買うところを失って困りました。花子さんのセレクト、最高でした。息子さんがあと継いでくださらないかしらと、少し希望を繋いでいましたが、ちょっともう無理ですよね。

ごめんなさい、花子さんのことを語りたくて
勝手にコメント失礼いたしました。

このコメント、届くのかしら。
届かなくても、天国の花子さんが読んでくださったらうれしいな。

ほんとうに失礼いたしましたm(__)m

投稿: 加藤しのぶ | 2023年4月22日 (土) 17時17分

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