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2018年5月22日 (火)

まめしんぶん 2018春夏 1

窓を開けて気持ちいい季節ですね!

帰国して4日、ほぼ自宅と仕事場の往復しかできていませんが

日本のいい季節を感じながら過ごしています。(これ結構大事。)

19日(土)はtoko manisのお店番をしていました。

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そしたらこの方、いらっしゃいました♪

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画質が荒いのですが、分かりますか?

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週が明けて昨日は3人体制で出荷準備。

実は昨日入れた投稿が「保存」のときに消えてしまったので

一日遅れでもう一度書いております。

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今日これから、梱包されたものを送り出します。

段ボールほか18個。毎回引っ越し並みの大移動。

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今週はいよいよ半年に一度の作品展です。

その翌週にパサールクマンマンさんとのコラボ展です。

ふたつの展示に向けてバリから準備をしてきました。

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きょうと明日の「まめしんぶん」では、神楽坂での作品展で展示するものをご紹介します。

今回はバングラデシュで集めたジャムダニ織を中心に、

薄手コットンをたくさん扱っています。

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バングラデシュ産コットンジャムダニ織サリー&リネンガーゼの

シュミゼストリングダブル

恐らくはムスリムの人たちの正装用で高級品の伝統から続けられているジャムダニ織。

イスラミックな幾何学模様を織り糸一本ごとに手作業で柄糸を入れていく、とても根気の要りそうな織物です。

今回出会ったサリーは今まで見てきたジャムダニよりさらに薄く目が甘いため、初めての試みで、縫ってから洗いました。

結果的に洗ってからは縫えないような繊細な生地でした!

しかしまだまだ固さが残っています。最終的にはガーゼのようなふわふわ状態になると思います。

このサーモンピンクは模様糸が比較的薄い別色で、まるでアンティークレースのようなおもむきの布です。

裏に使ったリネンガーゼは布に合わせてバリで染めてもらいました。

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水面に浮き上がるような柄の美しさをぜひご覧ください。

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ベンガルコットンジャムダニショールの

ギャザーアップクート

タンガイルのサリー専門店にあったコットンのジャムダニは、この一昔前のショールのみ。ということで買い占めてきました。w

1枚仕立てだと強度的に弱いので二重に。中面の柄が透けて見えるのが面白い仕上がりです。ショールのフリンジをそのまま裾に。

織り糸はふしのあるローコットン。撚りが強い手つむぎ風の糸でシャリっとした涼しげな着心地です。

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バングラデシュ産コットンルンギコンビネーションの
BIGパンツ

イスラム系の男性が着ている腰巻布ルンギ。
一目でそれと分かるようなブルーが使われているチェック布ですが、今回のバングラデシュのものは絣糸が使われていたりして一層おしゃれ感があります。
大きなピッチの格子も独特ですね。
前後左右の4パーツのうち後左だけ別柄を差し込みして変化を付けました。
10枚のルンギから10点のパンツ。早い者勝ちです!
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ベンガルコットンサリー下地のカタックラージ
サリー問屋に売れ残っていたプリント用とおぼしき白いままのサリー。さすがにベンガル、薄手です。w
1枚だと型崩れしそうなので二重に使いました。
小さなボタンとループがたくさん並んだ「カタックシャツ」のパターンを羽織りやすいようにリベンジ。
ゆったりめのフリーサイズです。
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バングラデシュ産カーディコットン天然染サリー、インディゴ染サリーの
タイチュニック
1枚のサリーから3着。
こちらもとっても薄いコットンにて、全部の縫い目を芯地テープで補強して縫っています。
柄の出方や織の手の込み具合によりお値段もそれぞれ。
上の写真のタイプは縁取りの模様織を生かしています。
薄茶やカステラ色から、淡いグレー、シャンブレー調のこげ茶があり、どの配色もピンクの模様織糸が華やかさを添えています。
下の写真のタイプはインディゴ染のシャンブレーやストライプ、チェックの3柄があります。
薄薄コットンのブラウスは乾きやすくて快適な夏の味方。
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バングラデシュ・ラジシャヒ産手織りコットンの
カシュクールクート
シルク産地で知られるラジシャヒで「インドのコットン」と呼ばれている手つむぎ風のコットン素材。
生成のものはおもに男性の正装用クルタなどを仕立てるのに使われているようです。
今回は後染めされたものを使ってみました。
ふしのある手つむぎ風の糸は甘撚りで、多少けば立った感じの洗い上がりですが
さすがにベンガル。やはり薄薄。w
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では、まめしんぶん。続きます!

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