まめしんぶん 2018春夏 2
きょうのまめしんぶんは、
ベーシック素材の服を中心にご紹介します。
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国産ライトリネン高密度の
ダブルホールジャケット
薄手で硬さがある夏向けの高密度リネンです。
カーキ、ブルー、ナス紺、グレー、黒の5色があります。
後見頃に大きな斜めタック、フロントにはボタンホールが2列入っていて全体にAライン。
マニス風お仕事用ジャケットはスタンダードなスタイル。
襟腰が高く中に着るものを選ばないのも特徴の一つです。
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カラーリネンガーゼライククロスの
チベタンチュニック
昨年から使っているガーゼ風の透け感がある薄手リネン。
今年はスノーグレー、写真のグリーン、ブルー、ごけ茶、黒の5色です。
「タイチュニック」のパターンをカシュクール型にアレンジしたこちらの「チベタンチュニック」は、写真のロング丈のほかにブラウス風ショート丈もつくっています。
フリーサイズのゆったりしたローブ風TOPです。
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トゥバン産天然染手描きバティックの
ボタンループスカート
Tenunの産地、東ジャワのトゥバンでは天然染めによる手描きバティックも盛んです。
トゥバンスタイルと呼べる色柄もありますが、伝統的なソガとインディゴのようなものからモダンタイプまでさまざま。
今回は2つの工房から選んできた薄いインディゴブルーのカインパンジャンを
ベンガルコットンのシリーズに合わせて作っています。
このスカートは後スカートが3パーツに分かれているので、
真ん中のパーツだけ別柄をはめ込んでポイントにしています。
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カラーリネンガーゼライククロスの
シュミゼストリング
上段の同名の生地の茶と黒だけでつくっている定番シュミゼ。
これまでウール混、トゥバンコットンなど厚みのある生地でつくってきましたが、
トランスペアレントなリネンで初夏の服としても。
クバヤというインドネシア風のブラウスの形もつくっています。
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バリハンドバティック・ギンガムチェックの
巾着スカート
ドット柄でおなじみの「バリハンドバティック」。今回は、ギンガムチェックのような柄の版をつくってみました。
ベースが白のままなのでちょっとキッチンクロス風?
バリではポレンと呼ばれ「守護」的な意味を持つ柄でもあります。
赤茶、写真のティーグリーン(ちょっと暗く映っていますが)、紺の3色があります。
巾着スカートは後スカートがセミタイト、前がリボン結び。前後逆に履くのももちろんOKです。
同じ生地でつくっているインドパンツもおすすめです。
国産ソフトリネンクロスの
ギャザードレス
昨年も使った染下リネン。
今回はバティック工房にお願いして無地のまま4色に染めてもらいました。
手作業なので若干の染めむらがあります。
リネンは色の浸透がよくきれいな発色がつくれますね。
こちらのギャザードレスは2色のリネンを組み合わせて。
写真の深緑xブルーのほかにグリーンx深緑の配色があります。
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国産カラーリネンミドルツイルの
ボタンループパンツ
昨年も使ったツイルのカラーリネンの残りでつくってみたら、
なかなか履き良い夏向けボトムになりました。
赤、ブルー、グリーン。カラフルな配色がおすすめです。
トライアングルドレス
プル型のシンプルなドレスです。
ブラウス向けの細い織り糸による生成リネン。
ドレープ性もありロング丈のワンピがきれいに仕立てあがりました。
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【おまけ】
西ベンガル産ダッカサリー、西ベンガル産コットンカンタサリーの
カシュクールクート
今回はベンガル特集にて、
以前西ベンガルサリーを使った頃に購入していた残りも
引っ張り出してきました。
ジャムダニ織のものと手刺繍のカンタサリーの2種類があります。
ショルダーヨークと袖を二重仕立てにして、ギャザー部分を1枚仕立て。
ショルダーヨークと袖を二重仕立てにして、ギャザー部分を1枚仕立て。
サリーの縁取り部分をそのまま使っています。(写真では裾の濃グリーンのボーダー部分です。)
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ちょいと駆け足でしたが、ざっと内容のご紹介でした。
今回は薄手の布が多くて、バリスタジオはちょっと大変だったのですが
この後東京でのイベント最中にちょうどバリはお盆休みになるのです。
足掛け半年がかりで仕込んできた春夏の服たち。どうぞ皆様のお気に入りとなりますように!
それでは皆さま5月25日(金)から3日間の作品展、
神楽坂のフラスコさんでお待ちしております!
今回は2週にわたりマニス展がありますから
この季節、
皆さま、ぜひ2回お目にかかりましょう♪
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