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2017年11月26日 (日)

しばし東京

11月15日にバリへ戻りました。

今週は12月のマニス展のための服をバリから送り出します。

こちらに戻って以来、青空はあまりなくほとんどが曇りか雨。

私の不在中からずっとそんな感じだったようで、

最近に至っては午後の雷雨がお決まり!

そしてなんと、アグン山も噴火してしまいました。(!!!)

きょう26日の朝はかなり噴煙が上がり、UBUDの拙宅でも床がざらつくくらいの降灰が。

このまま終息してくださるといいのですが、

聖なる山はわたしたち人間の行き過ぎた欲望に、もう耐えに耐えてきて

「これ以上はムリ!」、と言っているような気もします。ですので

バリ中のお坊さまが「そこをなんとか、被害が最小限で済みますように」、と

祈祷してくださっているそうです。

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きょうは、作品展の翌日のお話しにさかのぼります。

作品展の3日間を通して、今回神楽坂とのご縁が一層深まりました。

で、翌日もまた午前中から神楽坂。

フラスコのオーナー、日野さんのお店・貞さんのすぐ近くにある

古い木造住宅の一角。

ここで、フラワーエッセンスの調合をしてもらいました。

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この三角のお家の隣です。

この長屋さんの中は、いろいろな人たちが

いろいろなお仕事で利用されているみたいです。

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柿の木に小鳥たちが集まる様子が窓から見える奥の角部屋。
差し込む光が美しい!
フィンドホーンフラワーエッセンスは、スコットランドの北部、
フィンドホーンから採取される野生のお花の個性、パワーを水に転写したものを使い
より豊かにラクに、思い通りに生きるために役立てる、というもの。(私の解釈ですが)
あるサイトに出ていた解説によると、こんな感じです。
1930年代、英国の医師であったバッチ博士は、性格や感情の状態によってかかりやすい病気がある、心の不安や傷を癒すことが病気の予防や治療に役立つ、ということから、体に無害な花のエッセンスを作り、系統化したのです。

フラワーエッセンスにはメーカーや種類がたくさんあり、
パッと見、どれをどう使ったらいいのか難しすぎるように思えますが
フィンドホーンの解説を見ると、初心者でも比較的分かりやすいと思います。
自分でネットで購入することもできますが、
とくに、こうして自分の状態をじっくり観察し、どうなりたいかを
こころに聞きながらのセッションで調合してもらうエッセンスは、
思いがけない変化にもつながって面白いと思います。
写真は、エッセンス選びの技術を持つ青木真奈さん。
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おいしいお茶を頂きながら、真奈さんのナビでしばし自分の心と向き合います。
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フラワーカードで今の自分に合うお花を探していきます。

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ペンデュラムにも聞きながら、真奈さんが調合の割合を決めて、

作ってくださいました。

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なんと鉱物のルビーも入りました。
私の「なりたいもの」とは、いまさらですが、邪気に振り回されない自分です。

ちょっとした人の言葉、ちょっと見ただけのネガティブな映像などからしばしば逃げられないのを最近ふたたび自覚して、

このパターンは直すことができるんじゃないかと思い始めていました。
フラワーエッセンス、言われたようにきちんと飲んでいませんが、
それでも気が付いたことがあります。
最近とても怖い本を、そうとは知らずに偶然に読みました。

前は、怖い本なんか絶対に読まなかったんです、だって眠れなくなってしまうから!
ところが、その本を一晩で読了(すごく面白かったので)するも、
なかなかにすがすがしい印象が残りました。

思うに、怖いところがほとんどだけれども、その中にほとばしる光の方を追いかける作者と同化すると、不思議と大丈夫だったんです。

面白すぎて、やはり眠れなくなってしまったんですけれども。(笑)
あ、そういえば、フラワーエッセンス飲んでいるし、と、その時にふと思いました。
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真奈さんのセッション、次回のマニス作品展の際に
ご希望の方に受けていただけるように設定しようと思っています。
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その日の午後は、国立新美術館。安藤忠雄展へ。


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月曜日なのに入り口は行列でした。

建築家・安藤氏のおもしろさは、関西へ移り住んで間もなくはまって、

著書も読みました。

何ていっても無学でここまでの仕事をする安藤氏の型破り的な偉業。
もう、日本を代表するヒーローの一人、って思います。

それに、この方もやはり、旅をして学んだのです。そこが好き!

ヨーロッパの歴史建造物を見て回る体験。
その多くがカテドラルのようなキリスト教にかかわる空間だったと思われますが、

安藤氏の建築の中で一際すばらしいのはやはり「教会」建築だと私は思います。

展示の中に、なんと、あの代表作「光の教会」のレプリカが!


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その他の展示は写真と模型、図面がほとんどで、
建築をやっている人じゃないとちょっと分かりづらいかと思いましたけれども、

安藤氏の空間を知るにはいい機会だと思います。(私が言うのもなんですが、、)
建物を地表に建てるという概念を外した地底シリーズや、
「土地を読む」というメッセージ性の高いブース、
木を植えるプロジェクトもやはり、安藤氏の生み出した「無かったもの」かもしれません。
そういえば、昔ちょっとだけ職場だったところも安藤建築でしたっけ。
中央の吹き抜けから、どのフロアも見渡せてしまうという、逃げ場のなさに驚きました。(笑)

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美術館と直結する乃木坂駅から何となく千代田線に乗り、そうだ、表参道ヒルズ。

あれはどうなっているのだろう、と一駅トランジット。

ね、ね。

そうですね。

安藤氏の作品は、商業施設には向かないかも。

コルツィオーネもそうだった。

祈りの場、癒しの場の神ですから。

この建物にはブティックではなくて、展示ギャラリーのようなものの方が合うのではないかと。

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写真が少なく、語りが多い今日でした。(笑)



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