まめしんぶん・2017秋冬1
台風と台風の間の、ここちよい晴れ間の昨日、日本に戻ってきました。
皆さま、
いよいよ、作品展が近づいてまいりました。
予定とちょっと順番を入れ替えて、先にまめしんぶんスタートです。
皆さま、
いよいよ、作品展が近づいてまいりました。
予定とちょっと順番を入れ替えて、先にまめしんぶんスタートです。
info@ateliermanis.com
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Tenunのシリーズ
Tenunのシリーズ
【トゥバン産手紡ぎコットン(Tenun)】
先のブログでいろいろ写真を入れております、
ジャワ島部、Tubanでつくられている手紡ぎコットン、手織りの無地布「Tenun」。
同じ地域で栽培しているカパス(=コットン)。手作業で種を取り、
糸車にかけて撚りを入れて
ゆっくりゆっくり。
織り腰機のせいもあるかもしれませんが、
かなりしっかり米粉の汁を使っているので
無地染めしているこちらは、かなり色のムラがあります。
同じ地域で栽培しているカパス(=コットン)。手作業で種を取り、
糸車にかけて撚りを入れて
ゆっくりゆっくり。
織り腰機のせいもあるかもしれませんが、
かなりしっかり米粉の汁を使っているので
無地染めしているこちらは、かなり色のムラがあります。
仕立て前に2回、普通の洗剤で洗っていますが、
お家でのお洗濯はなるべく
お家でのお洗濯はなるべく
中性洗剤であまり頻繁でなく、をおすすめします。
前の開きをスナップづかいにして、リボンタイをつけた「シュミゼ」。
腰機の生地幅(通常の生地の半分くらいなのです)を無駄なくつかうために、
生地同士を先にはぎ合わせています。
袖が細めなのでこの上にたっぷりめのコートが着れます。

写真の色がちょっとぼけてしまいましたが、濃紺のような色です。
「ブーツパンツ」と呼んでいる裾幅があるややローウエストなパンツ。
丈夫にしっかりと履けるよう、バリシャンブレーと二重縫いしています。
柔らかでしっかりとした仕上がり。
足元にあたたかいものを重ねて履きたいときにぴったりのボトムだと思います。
上と同じくバリシャンブレーとの二重縫いで、
久しぶりに「サルエル・パンツ」も縫いました。
ウールとの相性がよさそうな秋色の茶色がおすすめです。
(茶・紺の2配色です。)
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同じバリシャンブレーとの組み合わせで、フードつきの
スリムなジャケット。
「ロングパーカ」と呼んでいる、ニット向けにつくっていたデザインを
リベンジしました。
たまたま揃った3色。ブルー、グリーン、ダークピンクがあります。
久しぶりに「サルエル・パンツ」も縫いました。
ウールとの相性がよさそうな秋色の茶色がおすすめです。
(茶・紺の2配色です。)
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同じバリシャンブレーとの組み合わせで、フードつきの
スリムなジャケット。
「ロングパーカ」と呼んでいる、ニット向けにつくっていたデザインを
リベンジしました。
たまたま揃った3色。ブルー、グリーン、ダークピンクがあります。

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ナチュラルダイ・バティック
【トゥバン産草木染手描きバティック】
カイン・トラディショナル。
王室などのオフィシャル御用達の、伝統的なジャワバティック柄ですが、
本場のジョグジャ、ソロにもこのタイプがあるのかどうか。
薄手キャンバスのような少々地厚なコットンに手描きされ、天然染めされている。
こんな丁寧なバティックが今も作られているトゥバン、素晴らしいです。
こちらのサスペンダー風ストラップ付きの「BIGパンツ」は、
1点ずつ柄が異なります。
ウールに合わせて着る、冬のバティック。
伝統色の深い色が寒い季節の光に映えてきます。
こんな丁寧なバティックが今も作られているトゥバン、素晴らしいです。
こちらのサスペンダー風ストラップ付きの「BIGパンツ」は、
1点ずつ柄が異なります。
ウールに合わせて着る、冬のバティック。
伝統色の深い色が寒い季節の光に映えてきます。

下のスカートは、
前が四角、後ろが台形という非常にシンプルなパターン「三角スカート」。
写真は真横から撮っています。
両端が無地の1.3mほどの小さなピースを先に長くはぎ合わせ、
成り行きで裁断していますので
柄の出方が1点ずつだいぶ異なります。
裏面に黒のリネン生地を使いすべりの良いリバーシブル仕立て。
縦向き、横向きで変化を付けて「ツイストパンツ」に。
このパンツが右パーツと左パーツによってできていることが、
より分かりやすい仕上がりになりました(笑)。
こちらも二重縫いしてしっかりした仕上がりです。
このパンツが右パーツと左パーツによってできていることが、
より分かりやすい仕上がりになりました(笑)。
こちらも二重縫いしてしっかりした仕上がりです。

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トピックスです。
Tenunの生成りをうっかり蛍光剤入りの洗剤で洗ったら、
部分的に漂白されてしまったので、
YUKAさんにバティックをお願いすることに。
ジョグジャ風の迷路のようなムスリム柄をマクロに大きく拡大して、こんな大胆な柄に。
大きな柄ですが、生地の性質と柄の特性上、手描きバティックとなりました。
そんなわけで、とても贅沢なオリジナル。
そして成り行き上、こちらは1点のみです。(!)
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