7月のバリ(2017)
お盆休みも過ぎ。
今年の夏は途中に秋が来て、調子が狂うような天候だったそうですが
皆さま、お元気でお過ごしですか?
バリも相変わらずのお天気です。
乾期のはずが曇り、雨の確立が多くて、いつもの年ならば今どきは
ストック生地を大々的にベランダに干して整理をするはずが。
しかし予定は予定通りにやってきて、予定通りに(ほぼ!)こなしています。
7月末は久しぶりに布さがしの旅にちょこっと出かけることが出来ました。
そのレポの前に、7月のあれこれを綴ります。
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某日。(7月)
年賀状カードが届く。
消印を見ると昨年12月もので。
何と半年かけてやってきたのですね。
心温まるメッセージがつまったカードは岩立さんからのもの。
季節が移ろった分、こころに響くものはさらに増えたかも。
じぃ~~~~ん。
岩立さんのお手紙はいつも一言一言に愛があります。
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某日。
車で町まで出かけた。
最近はバリ・ヒンドゥのお祭り、観光バス・ラッシュほか、いろいろな事情から渋滞事情が読めない事多々。
この日はUBUDの手前の幹線道路でノロノロになる。
すると。
今まで気づきもしなかったものが目に入ってくる。
私たちは、時間をもっと無駄に使っていいのではないだろうか。
この美しい石像を掘った人は誰?
直接、こころがコンタクトしてしまうかのよう。

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某日。
半年おきにバリへ来られる中川原哲次・恵子夫妻(染色家)。
今回は草木染をちょっとだけやらせていただく。
染料は中川原さんのヴィラから手を伸ばして採った隣の敷地の、ジャックフルーツの木の葉っぱ。
まずは、細かく切って煮出します。

ぐつぐつして、こんな赤みがかった茶色に。

豆乳に浸した(タンパク質をふくませた)リネンガーゼを染液に。
40分ほどたってもあまり色を吸わないので心配になりましたが、
「おでんの大根と同じ、火を止めてからどんどん吸い込むの」、と哲次さん。
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某、日曜日。
私たちの暮らす村に、マジックショーがやってきた♡
村の集会所は好奇心いっぱいの子供たち(アンド、大人たち)で溢れかえる。
手品って、人を欺きながらの仕業だけど
なんて人々をワクワクさせるものなんだろう~。

マジシャン夫妻は、日本からスーツケースに道具をいっぱい詰めて来てくださった。
わが村はますます日本びいきになりましたw
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コーヒーの宝石、フローレス島のジュリアコーヒー。
まぼろしの古木ティピカ種・ジュリア(世界一おいしいコーヒー)の存在に気づいて
UBUDには魔物がうじゃうじゃ、と、よく言いますが、
ほんとうに、密度の濃い地域であります。
大雨の某日、魔物の一人、平川さんはカッパを着て時間通りに来てくださいました。
ジュリアコーヒーのワークショップ@中川原邸。
おいしい淹れ方を披露してくださったのも感激ですが、なんとお手製のケーキも持参してくださいました。
元、テレ朝系人気ニュース番組の特番を長年プロデュースされていた経歴もさることながら、
この先の夢もまた大きくて。
狭いUBUDの濃さ加減はもう、ほんとうに。
何となく暮らしているが、この上なく素敵な皆さんに囲まれるしあわせ。

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やっと更新手続きが終了したバリショップの並びの
これまた私としては大好きなカフェにて、雨の午後。
韓国からの友人と別れた後、ファラフェルサンドとアメリカーノ。
デウィシタ通り。
この簡単ランチで軽く1000円だからかも。
自家製オーガニックソイミミートがごろごろ、オーブンから焼き立てのピタブレッド。

息子の長すぎる夏休み。一日だけ、たった一日だけでしたが、何とか
外泊、お泊りの予定がw
大雨の日曜日に、山を越えて1時間、お友達の家に息子を送り届けたのち、
バトゥール湖で採れた魚料理の専門店でスタッフのDedutとブランチ。
魚が大きすぎる!と嬉しそうw

その帰り道に立ち寄るは、バリの竹カゴのメッカ。
お祭り用のソカシ、
今どきはカラフルな四角いのがトレンドらしい。

マニスのお店用に、買ったのは伝統的なソカシ。
アクリル絵の具で白くペイントしました。

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某日夕方。
(ちなみに全部合わせると6匹のはず)
犬のクマが庭の仕切りとびらに挟まって身動きとれず状態。
少し前までこの金網を壊して自由に行き来していたのに、
いつの間にクマのプーさん状態のクマ!
最近は運動不足気味のカブを早朝散歩に連れて行くことにしたものの
OMG