京都にて・6月
いつもだらだらとした気まぐれブログにお付き合いいただき
ありがとうございます。
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6月1日京都に戻り、その後7日にバリへ戻るまでのあいだ、
ほとんど仕事場でごちゃごちゃやっていましたけれど
ちょっとだけ(ほんまかいな)、書いておきたいことがあるので
もう7月も後半になっちゃいましたが、続きを入れます。
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【たまごやさんのお母さん】
京都での私の日常。それは
時々、中川卵店のお弁当を仕事の合間に買いに行く事。
このところ、あのお母さんの姿がずっと見えないし、
昨年はしばらく休業もされていたので、周囲の心配事でもありました。
といって、それを取り立てて聞けるほどのご贔屓でもないので(私の方が)
どうされているのかな~、というあれこれを
フェースブックに投稿した翌日かその次の日のこと。
たまたま、用事にて夕方出かけ、これまたバスの経路の関係で、いつもはこの時間ほとんど通らないのだけど、中川さんの前を通りかかる。
間もなく店じまいをしようかな、という感じのご主人がいらして、
店内に目を向けると、なんと!
お母さんが水場で洗い物をされている!
このお母さん、いったいお幾つなのかは不明なままですが、
いつも必ず立ち仕事、鉛筆で紙に暗算で売上メモ。
お弁当のおいしさも非常に大事なのですが、この方がいらっしゃることも相当大事なのです。
なぜか、もう、それはセットになっている。
「このごろお見かけしなくなって周りの方々も心配してましたよ」
「へぇ、もう歳ですから、店にでえへんでも、と」
わぉ!そうだったのか!
「お元気なところを一緒に撮らせてもらってもいいですか?」
「へぇ、へぇ、髪の毛がこんなでなぁ」
(髪の毛など私の方こそまったくあきまへんけど、)
ってことで、お母さんと一緒にジドリしましたw
よかった、もう、本当に勝手に心配をしていましたので!
【更紗徒然草】
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一緒に行った布友も本気でしびれていました。(笑)
(ほんとですよ!)
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【技を極める……ヴァンクリーフ&アーペル展】
バリのトペンにしびれたまま、移動。(笑)
こちらはマニスの強力な助っ人、諸山朝子さんからいただいた招待券で拝観!
パリのヴァンドーム広場と言えば、ちょっと思い出深い。
イッセイさんがお店と事務所を構えていた場所です。
ジュエリーの老舗(ジュエラー)。
ヴァンクリーフ&アーペルの初期から現在までの大がかりな展覧会です。
ジュエリーなど、まったくご縁のないわたしですが、
いやいや、もしかしたら、日本の比較的多くの方にとってジュエリーの工芸的側面は
ジュエリーって、イコール「いかほど」するかみたいに、金(ゴールド)と似た感覚で財産そのものだと思っている節がありました。が、
この展覧会の素晴らしかったことは、総額いかほどかは全く抜きなんです。
その比較のために、日本国内の「技」として七宝、漆芸も交えての次世代的な構成も見事でした。
VC&A独自の「ミステリーセッティング」という技法、はなかでも神業的で。
展示品を見ているうちに、もう、クラクラしちゃって、。(笑)
まばゆい輝きは、これまた、工芸なんですね、人のわざ!
願わくばもう一回行きたかった!
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50年前のスラウェシ島が舞台。
夫の迷いから家族の支えに不安を感じ、シルクを養蚕から美しいサロンに織り上げる副業をはじめる夫人。
ストーリーは一家の物語を静かに展開。映像としてもとても美しくて、布と家庭料理をふんだんに取り込んでいる。豊かではない時代ながら、時間と心はしっかりと豊か、という流れで心地よい。
スラウェシのシルクサロンは、20年ほど前に少し見た事があるきり。すっかり忘れていたけれど、
インドネシアでは他では見ない淡い色調の格子柄が印象的。
映画の中でも繰り返し出てくる。
なぜスラウェシでシルクが作られるようになったか、
あの柔らかなデザインはどこから来たのか。
バリに戻ったばかりだけど、また布探しの旅に出たくなってきました!
調べたら、ユーチューブでもみれます!
インドネシア語が分からなくても、映像がおすすめです!
https://www.youtube.com/watch?v=DnuMzAvDXkI
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またしても長すぎる!
笑!
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