テンペのおはなし
もうあと少しで5月なんですが(笑)
なーんと、書きかけの「2月」がありました!!
今年は、1月早々に京都に上陸したせいか、
いろいろな事を今までと変えているせいかどうか(インドに行かずにバリで生地を制作したり)、
「書きかけ」のままの投稿がいっぱい溜まっているではありませんか!
作品展のDMを印刷所に入稿したところでやっと着地する今。
すったもんだのなかですが、新しい服たちは順調に仕上がりつつあります(今回の服たちは内容的にも結構新しい、というか、チャレンジいろいろ)。
ブログ、溜まっているいちばん上から、アップしていきたいと思いますので
どうぞよろしくお願いいたします。WOW!(たどり着けるのかー?)
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2月はモヒート・クラシコを3回飲んだ。
これは、3年分に相当する。
それだけ、人が来たということでもあるし外食が多かったということでもあります。
3月に入ってからは、バイオレゾナンスですすめられた食品によるおうちごはん復活。
豆腐&大根の味噌汁、青菜のえごま油&しょうゆお浸し、ひじき炒め、
レモン汁を使った和え物、玄米。
このほか葛をすすめられているのですが、どうもいまひとついい使い方が分かりません。
4月も客人多く楽しく忙しく過ぎました。(笑)
何を食べていたのかは、もう忘れましたよ、はは。
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バイオレゾナンスによれば、
大豆はダメだけど味噌と豆腐はOK、という指示がどうしてなのか分からない。
そしてテンペはダメだと言われ、しばし食べなくなってしまいました。
が、そのテンペを日本で製造販売している友人が2月にバリに来て
テンペ工場を見学するというので(気になっていたこともあったので)
便乗させてもらいました。
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工場は豆腐が8割以上、テンペは2割くらい。両方同じ場所でつくっている。
しかし、当然つくりかたはだいぶ違う。
入り口に出荷待ちしている出来立てほやほやの豆腐は
5センチ各くらいに切られていて、なーんと、ペンキの空き容器に入っている。
こちらがテンペ。
小さな穴が開いているビニールに個包装してから発酵を待つ。
日本では昼夜30度くらいに保つらしいけれど、バリでは常温のまま。
知りたかったこととは、この大豆のことでした。
USA_SOYBEANS_No.1と袋に書かれている。
アメリカからの輸入ではないかと前から気になっていたのです。
豆腐を自家製でつくっている知り合いによれば、ジャワの地元品種は不揃いで
しかし、オーガニック食材店の一部では、値段は高いけれども

アメリカの大豆の生産高はとうもろこしと並んで世界第一位。
世界全体出来高の40%以上を占めている。
でも、アメリカ人は大豆それほど食べないでしょ?
んじゃ、何で?
家畜の飼料にするということだけど、どうなんですかね。世界一位だもの。
テンペ工場では、こうして平たい釜で30分くらい茹でる。
テンペ菌で発酵させるためには表皮は取らなければならない。

くわえタバコで作業する工場の職人のかたわらで、
日本から来たテンペ専門家は頬かむりとマスクで見学。
草場泉さん。(左)
西立川のガイジンハウス時代のご近所さんだった人。
今は八ヶ岳高原に在住。
右は泉さんの今のご近所さんで、バリのご神木バンヤンツリーをテーマに
木版画をつくりつづけている小松嘉門さん。
テンペ職人からいろいろ聞き出しているところです。
豆腐、テンペはまだまだ十分に値段が安くて
これは、たいへんありがたいことです。
さて、上は茹であがった大豆。
ときどきかきまわして粗熱を取る。扇風機もつかわない。
工場は蒸風呂状態!