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2017年3月28日 (火)

ニュピ

3月3日にブログを更新したまま、今日はもう28日。

2月も隙間が少なかったけれど、3月も同じようなパターンが続いています。

マニスはすでに春の企画展がスタート。
服づくりにもなかなか緊張感が増して来ていますが、

今日はバリ暦新年のニュピ。

観光客含め全ての外出、労働、音を出す行為、電気や火器を使う行為が禁止される1日です。

スタジオは昨日から明日まで3連休です。

昨年のニュピは皆既日食で実に不思議な光に包まれました。
今年は、もうすっかり乾季になったようなお天気が続いたりしていたのに26日からの雨が昨日の昼まで止みませんでした。



早朝ヨガに行く時間。
辺りはすでに空気が違う。

午後。
刹那に家が揺れるほどの突風が吹いて
その後は青空に。
ニュピは晴れると決まっている。
風は、神様たちのしわざですよ、きっと。

それぞれの敷地、集落の入り口で、夕方までに
邪気払いの儀式。

そして日が暮れると広場や集会所に大きなオゴオゴが次々に担ぎ込まれガンガンに騒ぐ。










鬼や神話に出てくる魔物を模した張りぼては、村の子供たちや青年部がひと月前から作ってきたもの。
ニュピ前日の日没後は、このオゴオゴが通りを練り歩き邪気を吸い上げ、深夜のうちに燃やされるしきたりです。

皆、興奮で眠れない一夜だから、
翌日静かにするのはちょうど中和されていい(笑)。

大騒ぎの翌日の今日は、
ホテルで過ごしています。



鳥たちの声、風の音だけの一日です。




午後は同じホテルに滞在中の友と、ワイン。
誰でしょう?
マニス関係者♪




夕方は静かなプールサイドで一人、空気を楽しみました。



さて、夜になりましたので
満点降り注ぐ星を仰ぎにまたプールサイドに行って来ま〜〜す!

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2017年3月 3日 (金)

2月のバリ 1

3月になりました!

もうじき春ですよ、皆さま。

春の準備は、もうそろそろできています。

地面の、地表の、いろいろな世界とともに

マニスの服たちも♪

ブログは遅れて2月のバリですが(スミマセン!)。

今年は、何を思ってか真冬の京都にチャレンジ帰国をしましたが、

それも何とか乗り越えて(着込めるだけブクブクに着込んでました!)

2月3日に京都からバリへ移動。

まだまだ、雨期の雨模様の前半と

もうすっかり乾期のような後半と。

メリハリがあったせいか、出来事もいろいろ。

バリに戻った翌々日に、早速、日本からの8名のツアーとジョイントしました。

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2月5日。

お世話になっている整体師Nさんが引率するツアーの皆さんが

バビグリン(バリの豚肉料理)食べたいとのことで

バビグリンのメッカ(ギャニャール市)の老舗にご案内したら、

前代未聞の“お休み”!! 

暦では普通の日なので、よほどのビンゴ。

仕方なく、市場に早めに出店していた夜市屋台でローカルフードをあれこれ。

いやもう、早速の冷や汗。ミニバス引率ですから~。

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怒涛の2時間ツアーとお別れをしたのち、

もうひとり同行してくれた友人と、のんびり、ギャニャール。

コンビニでセルフのコーヒーを買って飲み、ローカルスーパーで買い物し。

ウブドからバイクで20分くらいと近いけれど観光客は少なくて、立派な王宮と大きな市場があり、夜はこれまた大規模な夜市がある。

こちらは王室の入り口。

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立派な門の上で、大胆にアッカンベーをしているのは、バロン(獅子)ですかね。

門の重々しさ&装飾と扉の小ささ。この対比がバリ。

左右にある通用門も、扉が小さいですね。普通は正面が小さくても横のは、バイクや車が入れるくらいに開いている。

なぜにこんなかというと、余計なものが入ってこないようにという説や、宇宙の不変なパターンの具現だという説などを聞いたことがあります。

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王宮の向かい側にある大きな広場では、地域の生誕記念日が終わったばかりとか。
このスタジアム風の大がかりなしつらえは全部竹や藁などで出来ており、今から全部撤去してごみとして燃やすらしい。
チンと小さい扉と、空を仰ぐような行事のための大きなしつらえ。
メリハリがある王宮近辺のバリ文化。
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ギャニャールの帰り道に、
もう何度来たことか。

大好きな場所に寄り道です。
ゴアガジャの仏教遺跡にある木の根道。
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その翌日から、2日ほどはゴロゴロしながら読書。
仕事はもうちょい先。
まずは日本とバリとの気温差にゆっくり体調を整える。
ダライラマの本をやっと読了。
あとは雑誌をむさぼり読み。
読書タイム、次回は何か月後かな~~?
(毎週こんな時間が作れるようにできたらいいな♪)


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この本、とてもよかったです。

「ダライラマ 子供と語る」、というタイトル。
http://www.shunjusha.co.jp/detail/isbn/978-4-393-13408-5/

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猛烈な雷で昼間のような明るさになる夜。
大粒の雨が容赦なく叩きつける。

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バリショップに、シルクカンタ・バッグがいろいろ並びました。
不在中に作っておいてもらったのです。

しばし小物が不足していたお店が、やっと賑やかに♪

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2月はいろんな人がバリへ来ました。
前にもブログ上でご紹介したミサトさんとお友達と。
土砂降りの週末に、ショップの向かいにある大好きなレストラン「バタンワル」で
おいしいモヒート・クラシコと洗練されたバリ料理でワイワイ。
皆さまもバリにお越しの際にはぜひ一緒に行きましょう!


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建築家のYさんの昨年完成されたお宅に。

スタイリッシュな豪邸は真ん中が吹き抜け。4方向が開口部。
寝室の嵌め殺しガラスは斜めに。

シンプルなインテリアの中に、手仕事をふんだんに取り入れている。

そうそう、これが今の風。
バリには昨年末星野リゾートもオープンしましたが、豪華建築がまだまだ増えていきそうです。
それにしても、ステキなお宅です。

自分でここまでのお家を建てられるなんて、すごくうらやましい事です。
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豪邸の写真の下がコレ(笑)。

バリショップ、今の店舗は今年の夏までで家主さんが返して、と言うので
目下次のロケーション選びに忙しい。(間に合うのか??)

ディコントラカン、というのは「貸」の意味。

UBUD郵便局のすぐ隣に「空」がありましたが、ピンク色の外装にて、しばし考え中。

不動産はご縁だと思うから、焦って決めたくないのですが、

どうなることやら。
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お店がどうなるかハラハラしつつ、ペジェンスタジオの方も今年は改修工事に取り掛かっています。

まずはシロアリにぼろぼろにされた窓枠から。

続いて、外壁&内壁のペンキ塗り替え、すだれの新調、敷石のひび割れを補修、などなど。
連日いろんな職人が出入りしています。

まだ時折にわか雨がくるので、ゆっくり余裕をもって。

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2月の日記、続きます。

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2017年3月 1日 (水)

ショートトリップ

ブログがほぼひと月振りになりました。

2月3日にバリに戻って以来、1月分の経理も手が付かないまま、3月に突入してしまいます。(≧∇≦)

友人たちが訪ねて来たり、バリスタジオの改修工事が続いていたり。合間にハプニングやボランティアなど、慌ただしい時には、より慌ただしさを引き寄せるものなんです、きっと。

3月からは駆け足で今年の企画展があちこちで開催されます。服作りのスタッフたちは2月後半から既に大わらわ。

今週からやっとブログ投稿の写真整理をしているところですが、

その前に、2月最後の今日のミニツアーの写真を入れます。バリ在住の友人たちと、久しぶりに美しいバリの自然にまみれました。

早朝4時過ぎ出発。バリ中央部の山岳地帯を抜けて、島の南側シンガラジャへ。

起床3時!

山間から素晴らしい日の出を拝む。


なーんとなく、エジプト風?
トンガリ山は、標高3千メートルを超える霊峰、アグン山。
山の早朝。久しぶり(1カ月振り)の寒さ〜〜



シンガラジャの奥地にて、少し前から体調が悪くなっていた方の、旅立ちを皆でお見送り。
素晴らしいお天気の中で。



おっと、乗り遅れないように!
トラックの荷台は、今でもこんなふうに活用されています。



帰路、再び山間に入る手前で大きな雲がにょきにょきと現れる。

その少し後、
あっと言う間に雨しぶき。



バリ湖水地方。
手前は雨、向こうはまだ晴れ!
なんて神々しい景色なんでしょう。



雨が似合う、湖水地方のアジサイ畑。
バリではお供え物に日々使われるアジサイの花。

再びホームに戻ったのは午後4時でした。

心に深く焼き付いた、2月28日でした。

この後は、
2月のバリを遡り
2回に分けて投稿していきます。

明日から3月、よりパワフルに、出発ゴー‼︎

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