ピンクの儀式 続き
まめしんぶんが間に入りましたが、
今日はピンクの儀式の続きです。
ピンクの儀式とタイトルしたのは、
バリの暦では誕生日が7つの曜日、7つの色に決められているらしいのですが、
ウチの子供の暦が何とピンク色の日であり、
今回の儀式では頭にかぶるウダンからシャツ、サロン、スレンダンまで全部ピンク色を着なければならない事から。
そう分かった途端、私も家族もスタッフも、
やー、これは厄介な事になったな、と。
ただですら難しいお年頃。
少し前まで黄色いTシャツも着ていたが、最近は白、ブルー、黒しか着なくなった。(⌒-⌒; )
「着るかな、ピンク?」
「当日まで内緒にしてた方がいいかも」
「当日の儀式のドタキャンはもっと厳しいよ」
「ひとまず内緒にしておいて、タイミングのいい時に知らせた方が」
とりあえず、水面下でマニスの生地ダンスから選んだ様々なピンク生地にて、ウダンと腰巻き作り。
いつもなら作品展の前はこんな事やる余裕は全くなく自分で縫うしかないのだが、今回はたまたまお手伝いスタッフが一人加わったので、ラッキー。
あとはシャツだ。
サイズが合うパターンがないし、これだけはどこかで買わなければならない。
ラルフローレンのポロならメンズもあるかとわざわざ行ってみるも、1回しか着ない服に1万円は釣り合わない。
スタッフが、スカワティの観光客の行くお土産市場に行って見て来てくれて、デザインはイケてないけど500円のTシャツを仕入れてくれた!
皆で着れば怖くない。
別段抵抗なくピンクを着てもらえた事に一同安堵。
それにしても、他の皆さんもなかなか苦労して揃えて来てますね。女子はまた着る機会があるからいいかもしれませんが。
ここまででまだ半分でした。
禊、ピンクに続き、
今度は供物の前での祈祷です。
もう2時間経過。
ジリジリ直射日光、体力のない私は適度に休み休み参加。
供物には、子豚の生け贄もあります。
やれ、賑やか。
16種の聖水を入れた素焼きの入れ物は、禊の後地面に叩きつけ割ります。
インドのチャイみたい。
チャイも確か飲んだ後のカップを地面に叩きつけ割ります、伝統的には。
終わりました。
ペジェンに戻り、ピンクは速攻着替えて、
供物の子豚さんを切り分け、
皆でお昼。
やれやれ。
最後にいい写真が、撮れましたよ。
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