ベジの神さまにご挨拶
10月12日にお盆の竿飾りペンジョールを取り払うと、それから先やっと平素の儀式が出来るようになる。
私が体調を崩した事もあるけれど、庭の真ん中にあった木が倒れてしまった事もあり、一度敷地内をクリーンにするムチャルという儀式をやる事にしました。
村のマンクさんに尋ね、吉日を選んでもらい、
1カ月掛けてスタッフのDedutの一家が供物作りをしてくれました。
儀式の前日、私も少しだけお手伝いをさせてもらいにDedutのお家へ。
Dedutの娘、アユが私の前で踊ったり歌ったり。(笑)
ちなみに手前のが私がやらせてもらったお供え物です。
まぁ、つかの間のお手伝いとしては、やった事がない供物作りより、アユのお相手してた方が、忙しい一家には一番のお手伝いだったりする。(笑)
さて、翌日。
すんばらしいお天気に恵まれて、子供も学校をお休みして、スタッフも近所の方々も集まり、マニスバリスタジオの邪気払いの儀式がはじまりました。
まずは、
敷地のすぐ下にあるベジのお寺詣。
急階段を降りて行く途中で、子供が教えてくれました。
この場所は遺跡なんだと。
確かに、壁面に人工的なレリーフが。
そうだったのか!
この地域は仏教やヒンドゥーがやってくる前からのアニミズム的な遺跡があちこちにあるけれど、まさか自宅の下にもあるなんて。
そして、ここ。
この清らかなお水がある事に何となくご縁を感じて、今のマニスバリスタジオを作りました。
そして丁度10年くらいたちました。
お水は相変わらず清らかで柔らかい空気の中で静かに湧き上がっています。
ベジとは聖水が湧く泉の事。
村の人たちがとても大切にしている聖域であり、行水や洗濯に使い、生活水を汲んでいる場所。
その泉の奥に祭られたベジのお寺に、ムチャルの儀式の前のご挨拶に。
清らかな空気の中でお祈りしていたら、この場所は天国のようだな、って思う。
このプールが行水と洗濯の場所。
急階段の途中から見下ろすベジはいつもキラキラした光に包まれ、深い緑に守られています。
お供え物を持ち帰る、マニススタッフ。
急階段の登り道だって何だって、
いつだって前向きに頑張る!
さ、この後、儀式がはじまりましたよ。
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