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2016年8月29日 (月)

toko manisからお知らせ

8月も終わりに近づき、
秋の気配が感じられますね。





昨日は夕方に雨が去り、ちょっとお出かけして来ました。
京大の裏手にある吉田山です。
つかの間の晴れ間でしたが、気持ちいい風が吹き抜けて嬉しくなり、ついお賽銭弾んじゃいましたw

さて、8月はお休みを頂いていましたtoko manis
9月は4回のオープンデーをもうけます。

9日(金) 12:00〜16:00
16日(金)、17日(土) 12:00〜18:00
23日(金) 12:00〜16:00



インド、マディヤプラデーシュ州から
オーガニックコットンとシルクの新しいショールが
いろいろ入荷しました。






秋のマニス服第一弾も揃います。



こちらは昨年の最後に作った生成ウールのシリーズ。
今年はインドのカディストライプのパンツがこれらにトッピングされます。

薄手ウールやしっかりリネンのロング丈もオススメです♪

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2016年8月27日 (土)

自己メンテ帰国ちゅう

東京に8月4日に来ました。

そして1週間前に、京都へ来ました。

白状しますが今回はついに自己メンテが目的の帰国。

お仕事でも、子供の夏休みでもなくて。

今日のブログは、病気っぽいことも書きますから苦手な方は読まないでくださいね。

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7月の帰国の時にもケッコウキツイナァ、って思っていたのですが

その後バリに戻って1週間くらいして調子が変になっちゃったんです。

日ごろ食べ物にこだわっていたり、漢方薬をはじめ薬の類は一切飲まないし、

暮らしているバリの環境は恵まれているし。

でも今回はどーやら更年期障害? 

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調子が悪くなり始めたころのある日。

夜中に降った大雨のせいで、庭の大木、シンガポールの木が倒れてしまった!

これ見よがしに、村の人たちは、ブラックマジックがかかっていると噂し合う(笑)。

いえいえ、更年期障害ですっ!

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久しぶりにうちの旦那さんに甘えて、病院へ連れて行ってもらうも

症状だけではどこの科で何の処方ができるかわからず、

神経科、内科、別の内科、整形外科と、バリでいちばんのサンラー総合病院でたらいまわし。結局電気按摩でマッサージしてもらって、確かに少し楽になりましたけども。それだけ。

肩甲骨のリンパが腫れだしたのがそもそものはじまりでした。

その後首の付け根、後頭部までかなりつよい圧迫感で左半身がしびれ、

どこからやってくるのかと思うくらいの緊張感が訪れ息も苦しくなる。

この症状が出始めてから数日でどんどんひどくなり、3日目には眠れないし食べれないし、心配で落ち着かないし、4日目にはついにしゃべるだけでも頭が圧迫され、仕事でいろいろ頭を使うこともできなくなっちゃったんです。

この前戻ってきたばかりなんだけどなぁ、。

8月はバリでいろいろやりたいこともあるし。

でも、迷わず、日本へ再びです。

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写真は、シンガポールの木の後に植えようかなと思っている

ダダップアヤムという赤い花が咲く木。

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まずは脳が心配だったので、東京で検査。

聖路加国際病院の脳神経科でCT検査、異常なし。ホっ!!!

その後お盆休み前の1週間はいろいろな病院へ行ってみたり、自律神経ということならとにかくヨガだと近所のヨガスタジオへ通ったり、書店で関連書籍を探しに行ったり。できることを端からなんでもやりました。

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ウナギがいい、と言われればウナギを食べ、梅エキスもなめなめ、免疫力もあげなきゃとEMXゴールド。

婦人科でようやく「どれも更年期的な症状だから漢方薬を出しましょう」、って言われたことで、はじめて症状が何なのか分かった次第です。

これほどの症状が出ていても病気の類ではなかったことに、驚いたし、

ほんとうにありがたかった。

過敏になりすぎていて大型のMRIや胃カメラなどの検査ができないだけでもあった。

でも、検査をしたところでたぶん何も出てこないだろうという多々の意見もあり、

とにかくこの症状を追いやって、一定レベルまで体力を戻してバリへ戻ることが目下の目標に。

過敏になっているというのは、例えばこれ。

ちょっと調子がいい時に、資生堂ギャラリーへ行ったんです。バスで行けるし近いしで。

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フリーダ・カーロの遺品を石田都が撮り下ろしたことで話題になっている写真展です。

会場の写真のクオリティは、ここ最近見たものの中で群を抜いていました。素晴らしかった。

ただ、その対象が、私には痛すぎた。

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フリーダ・カーロの病の痛みが、伝わってきちゃって。

倒れそうになっちゃう。

過敏とは、そういうこと。

行動範囲や対象が狭まるということ。

あぁ、不便!

病気ではないのかもしれないが、普通に生活ができない。この特定範囲内の、ボーダーラインがある感じ。はじめてのこと。

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インターネットでいろいろ調べて、とある整体院に症状を相談すると、

「日ごろから疲れやすくなっている部分(内臓)は、更年期をきっかけにがくんとパワーが落ちる。それが原因になり体全体が極端に衰弱してしまっていると思うので、まずは腸のバランスを整えること。腸が整えば、脳の圧迫は軽くなって次第に症状はなくなっていくはず。」、と。

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台風もありましたが、比較的過ごしやすい日もありました。

晴海の母のところに居候して、久しぶり東京の8月。

東京の広さが懐かしく、散歩もあちこち。

電車に乗るのがとても辛い時期もありました。

この整体院での治療をしばらく続けると、これまた辛い好天反応がたくさん出ました。

でも、次第に自分の力で症状を消していけるようになり、それでやっと京都へ移動。

東京に来てから2週間後のこと。

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やった! ただいま! 京都!

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しかしまだまだ不安定は続く。

新幹線には気力で乗ったものの、乗り物はまだやっぱりダメだ~~~。

京都でも早速ヨガ通い。

ご飯はレバー、牛肉、豚肉、ゴーヤ、大葉、オクラ、カレーなど毎日時間をかけてつくって食べる。

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婦人科系の問題にとても良く効くという生薬のシロップも飲み始める。

東京から追っかけやってきた友人が、宇治へ連れて行ってくれる。

(一人で出かけるにはまだ厳しい距離。)

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たまたまのお天気が素晴らしく。

宇治川、水量がたっぷりで風が涼しい。

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平等院が思いのほか柔らかい優しげな場所で、うれしくなる。

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宇治上神社にあったケヤキの木。

拝殿の前でご挨拶しているとこの木の方から一陣の風が吹いてきて、あ、ここかな、と思いました。

木の隣に、宇治の名水で現存している最後の泉というのがあり、その水に触ってみるととても気持ちが良くて、久しぶりに気持ちが落ち着きました。

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宇治だから、一応お茶もしてみた。

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京阪線で行ったので、帰りは出町柳駅まで行って下鴨神社へも行ってみる。

夏の夕暮れ時のイルミネーションみたいな気色の悪いイベントをやっていたけれど、

馬が走る方の広い道は気持ちよかった。

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月末だし、なんだかんだと仕事もある。

日本にいてもこれだけ仕事ができると言う事が分かって、面白い。

生地を注文して仕事の指示をメールとFAXでバリへ送ったり、

今どきはバリのスタッフもスマホだから、何でもすぐに連絡できるし、

服の進行は写真を撮ってもらって確認もできるし。

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京都であっという間の一週間が過ぎました。

まだしばしこちらにいて、東京でまた整体の治療をして、

バリへはまだもう少し先です。

それにしても、今はとても幸せです(不安もまだいっぱいなんですが)。

こうして急きょ日本に来ても毎日はやることはいっぱいで隙間なく、しかし、体力がないから全部ができなくても気にしないでゆっくりやっている。

もしやれることがあまりなく、行動できる範囲も限定されているし、何をやってもうまくいかない気分で時間を送っていたら、果たしてハッピーだったかどうか。

今はやれることに集中してやっているだけで時間は過ぎます。

自分に向き合いながらの帰国は初めてで新鮮だから(今のところまだ飽きていないから)、楽しいのかも。

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昨日はちょっと秋らしい風が吹きました。

京都の季節の移ろいも楽しんでいるところです。

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2016年8月15日 (月)

7月のバリ再び

お盆休みですね。
じつは、私また東京に来ております。(アレっ?)

バリに戻って暫くのあいだは
雨季並みの雨でした。
おかげさまで
溜まりに溜まった洗濯物が全部乾くまで所要1週間。

やっとお天気が安定し始めた頃、
日本の夏休みがスタート。
親しい人たちが相次ぎバリへやって来る。

そして、日本の夏に向け今期最後の服たちを検品。



どんどん仕事はすすんでいく。

このところ私の出入りが多いせいか、
やっておいてもらうものが段々増えている。
その完成度が大きく一歩踏み出している。

マニスを立ち上げ15年あまり。
まだ伸び代があるって、
素晴らしい事です。

たまには記念写真。
近所さんたちと。



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滝の禊がこのところ流行っている。
いや。流行ではなくてご時世のような感じで。

日本から分刻みのスケジュールでやってきた
Mさんがその滝に行くと言うので
(既に3回目らしいが)
在住の私もくっ付いて行きました。
スバトゥと言うエリアにあります。



滝のある場所は急階段をずーっと下っていく。
途中で、滝に打たれ浄化が済んだ人たちとすれ違う。
その人たちのキラキラ感は半端なく、
目が合うだけで胸がいっぱいになる。

滝は一体どんな場所?

しかし、神聖なエリアでは
写真はNGです。


まずはお供え物をしてお祈りをしてから
滝へと向かう。

滝ね、
滝と言うより
莫大な水量が注ぎ込んでいる渓流のような場所。

しきたりに従って、禊をやってみましたが、
あまりにも水圧が強くて
溺れそうになったのでした(≧∇≦)

しかも、サロンを巻いた下に
着てきたズボンを履いたままであった。(≧∇≦)



禊を終え、地上に戻り。
コーヒー飲みながら天日干しなり。
図らずも一緒に浄化されてしまったマニスパンツ。



店先にはシルサックと言うフルーツが売られていました。見た目はあきまへんが、いろいろと効用があります。

ここの滝の水は魔法のちからがあり、
マントラを入れなくても聖水として使う事が出来る。
私もポリタンクに入れて持ち帰ってみましたが、その後いろいろあってこの水が役に立ちました。

スバトゥの滝は本格的な禊だけれど
近くには
水にまつわるもう一つの遺跡がある。
グヌン・カウィ。

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滝が動ならこちらは静。

サンクチュアリな水の領域でした。

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