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2016年1月10日 (日)

春マニス 2016

皆さま、今週末でお正月休みもそろそろ終わりでしょうか?

1月8日はマニス京都事務所の仕事始め。

岡田さんと山本さんが引き続きいろいろ事務処理をしてくれています。

バリスタジオも

年が明けて、新しい服が少しずつ出来つつあります。

日本の寒さはもう少し行きつ戻りつするのでしょうか。
予想された通りの暖冬ゆえに
私たちも早速春の服を準備中です。

その前の、冬最後のシリーズは、スノーホワイト風。
ダークカラーをなるべく我慢した冬でした。
以下、順を追って投稿します。

まずはATELIER MANISのベーシックシリーズから。
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シェットランドウールリネンのシリーズ

年末から各委託店で並べていただいています。
生成色のシェットランドウール・リネンの薄手生地のシリーズ。

MIX調のナチュラル感ある生成。
タンスの中のダークカラーに、是非合わせてみていただきたい生成色。
スモーキーなウールの生成は今までありそうで無かったシリーズです。
大きめのタックがイレギュラーに入ったレイヤーなトップは
シェットランドウール80%、リネン20%のふわふわ素材。
中にいろいろ重ね着もいいし、
袖が細身なので上からダウンも羽織れます。
Img_0365
同配色のパンツは
シェットランドウール50%、リネン&ラミー50%ほどの混率のカルゼです。

定番のインドパンツ、またも。つくっています(笑)。
着心地と季節感のため裏つきです。

Img_0367
同じカルゼでこちらも定番パンツ(笑)。
ゆったりサイズのブルマーパンツ。
こちらも二重縫いの裏付き。

Img_0371
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スノードット・バティック&ライトグレー・リネンのシリーズ

そしてこちらは2016春の服。
上のウール混素材の服と組み合わせて着ていただけるようなタイプの
スノードット・バティック&ライトグレー・リネンのシリーズです。

スノードットというか小雨ドットというか、
そんな感じの細かいドット柄。

国産の上質な薄手コットン地にうすあずき色のような背景色で。
コートのような長めの丈のチュニックを。
ブラウス感覚のこのデザインは季節を問わず重宝すると思います♪
Img_0381
うすあずき色とライトブルーグレーの2色のリネンにて
いつものパンツです。
ツイストパンツ。
裏無しで、春から夏までオンタイム。
脇縫いのないふんわりとしたシルエットです。
Img_0389
スノードットをコットンボイルに。
少し透け感のある薄手コットンは、
ボタンがゾロゾロ&たっぷりギャザーのバロックチュニックと呼んでいる形で。
手仕事によるハンコ押しのような防染の方法でつくられるバリのドット柄。
不均一な手仕事感がプレーンな生地に生きています。
Img_0384
上のブラウスと同じドットを裏地にして仕立てたリネンのマウンテンパンツ。
軽やかに出来上がっています。
裾をロールアップしてハーフ丈で履くのもいい感じです。
Img_0390

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インディゴ・リネンのシリーズ

Khadimanisでは2016年も早速インディゴから。
さわやかな春のインディゴブルー。

写真のものはまだ仕立てあがったばかりですが、
水に通すとナチュラルなシワシワ感が出てきます。
逆光だと少し透けるくらいの薄手のリネンです。
こちらは昨年ウール用にパターンをリメイクしたカッチ風TOP。
ギャザーがたっぷり入った民族調のカシュクールです。
1サイズですが、袖幅をゆったりさせています。
デザインの元は
インド西部の砂漠地域カッチの男性用のブラウス。
オリジナルは袖の幅がとても狭く、袖の丈もとっても長いものを
プッシュアップして着るんですよ。
以前から研究を深めているカッチ服ながら、相変わらず謎が解けないまま。
Img_0405
写真の色がちょっと違って見えますが、同じ生地です。
こちらはボタンがズラッといっぱいついた「バロック・チュニック」。
たっぷりした身幅の余る部分は、脇につけているストリングでキュッとできます。
ボタンは全部を留めず、飛ばし飛ばしでユルッと着てみてください。
春らしい雰囲気に出来上がりました。

Img_0401
その下のパンツは、やはりリネンで
ブラウスの生地より少ししっかりしたもの。
ボトムとしてのしっかり感を、と
薄手のバリシャンブレーと二重縫いして、季節を問わず着ていただけそうな
仕上がりです。
ブルマーパンツと呼んでいる
細かいギャザーで分量を出した八分丈の定番ボトムです。
Img_0399
パッチワーク。
今年はますます極めていく予定(笑)。

同じくインディゴですが
こちらは昨年までしばし使ってきたジャワ産のオーガニックカポックのハギレで。
同じ布で同じように染めていてもいろんな顔がありますね。
手つむぎで厚手のコットンのせいか
接ぎ合わせのあと、縫い代が立ち上がり落ち着かないので
細く抑え縫いを入れてみました。
なかなかの出来栄え。
Img_0396


以上の服たちは
1月下旬からtoko manisとマニスお取り扱い店舗にてご覧ください。
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