まめしんぶん 2015冬 カラフル
カラフル系の服は、個性的な1点ものがずら~り。
まずは、今回のDMに掲載したものから
ご紹介していきます。
写真がまがまがしい大きさですが(笑)。
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ローシルクプリントの服
色彩が浮き出すかのような鮮やかなプリント。
生糸が外側に絡みだしそうなざっくりしたローシルクに
意外な取り合わせです。
生地の性質から、無地のシルクと合わせてリバーシブル仕立てに。
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シルクカンタの服
もう何年も前から毎年飽きずに使っているシルクカンタ。
1枚ずつショールになっていることは皆さまご存知の通りですが、
いろいろ集めてきたカンタショールから今回は3タイプの服を。
まずはリバーシブルのTOPです。
見えにくいのですが、今回はポケットつき。袖幅を少し太くしたLサイズもつくっています。
パッチワークカンタはそのままの形だと分量が出ないので、
3分割して接ぎ合わせ、横長の形にしてスカートに。
ベルト、パイピング、ひも、ポケットなど小さなパーツには
全部違った色柄のプリント地をアレンジ。
刺し子の糸でハリがアップしたシルクプリント、
ふんわりたっぷり分量のあるスカートはショールとはまた違った楽しさがあると思います。
10点あります。全部いろいろ。
もうひとつのシルクカンタ。ワンピです。
5枚のショールをランダムに切ってボーダー状に接ぎ合わせて
6着のドレスに。
上が表で、下が裏です。両面着れるドレスです。
両面の色柄の意外性がおもしろい!!
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タッサーシルクプリントのタイロング
パイピングに鮮やかなピンク色を使ったローブ。
プリント自体はそれほど華やかではないかもしれない、けれど
服になったら華が出ました。
お手入れはドライクリーニングですが、さっと水に通して洗いシワを入れて着ると
また趣きが変わりそうです。
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ヒマーチャル州のホック刺繍のショールで
カシミールやヒマーチャルで広く作られていると思われるホック刺繍のショール。
比較的小ぶりのピースを、シルクと合わせたTOPに仕立ててみました。
リバーシブル仕立てではなく裾だけが縫い合わせられているループ構造です。
刺繍の裏面がとてもきれいなので、このデザインに。
ひっくり返して逆面を着ることも、もちろん。
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パッチワーク・パンツ
久しぶりに残布BOXから。
ずっと前から貯めている残り布たちをコンビネーション。
25種類ほどの赤系のブロックプリントを正方形に切って、190パーツ接ぎ合わせたもの。
ポケットがつけられませんでしたが、同じコンビネーションで
若干のバッグが出来つつあります。
眠っていたハギレたちが生まれ変わって。シアワセです。
裏面はきれいなピンク色の無地を使っています。
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西ベンガルのラリーキルト
今回のラリーキルトはまずはパンツから。
年々刺し子のピッチが大きくなり、重ねている生地が薄くなってきているラリーキルトは
年々切りやすく服にしやすく(笑)。
筋肉痛必須の裁断はいずこ、今ではパンツに縫えるぐらいになりました。
明らかに量産されている! と、思えるような(といって、もちろん全部手仕事の)
ラリーキルトは、表裏に使われているプリント生地がポイントです。
今はもうない、一昔前に流行っていたと思われる大きな柄のコットンサリーのものが
好きなんです。
こちらのブルーのものはバティックのように地模様が入っていておもしろい。
生地がすでに摩耗しているものもあり、
摩擦やお洗濯にはお気をつけいただけたらと。
ダイナミックでいい柄です。
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パキスタンのラリーキルト
今回も色彩鮮やかなパキスタン・キルト、使っています。
上の西ベンガル系と比較して、かなり地厚で堅いものです。
ノスタルジックでパッションのあるプリントが美しい。
裏地をつけて滑りのいいジャケットに。
裏地をつけて滑りのいいジャケットに。
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カシミール産のショールから
カシミール産のショールと言えば、とても薄くて繊細で
複雑な模様が競われているかのようなものが多いのですが
こんなほっこりかわいいものを見つけました。
流行っている? または、流行りそうな。
こんなほっこりかわいいものを見つけました。
流行っている? または、流行りそうな。
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それでは、作品展をどうぞお楽しみに。
明日日本に出発です♪
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