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2015年10月 3日 (土)

まめしんぶん 2015秋 ベーシックその2

台風並みの大きな低気圧で竜巻のような突風。

そして秋は少しずつ深まっているのでしょうか。

バリのスタジオでは、そろそろ冬支度に向けての服を仕込み中。

その前に、秋を中心に通年来ていただきやすいベーシック服・第2弾が仕上がりました。

来週以降、京都のtoko manisほかでご覧ください。

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インドのアッサム州でつくられているロー・エリシルク。

洗い立てにアイロンをかけると、その滑らかさにうっとりです。

エリシルクは

繊維の中に空気を含めやすい性質があり

軽くて暖かく、通気性があるのが特徴のようですが、

実際に裁断してみると

とにかく柔らかくて

ハサミの刃が滑るほど。

アッサム州はミャンマーに近く、アッサム出身の人たちはアジア系の顔立ちをしています。

この布を、現地の方々がどんなふうに着ているのか、興味津々です。

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エリシルクのロングシャツ

そのエリシルクで仕立てたシンプルなロングシャツ。

シルク独特のハリもあって、とてもきれいな仕上がりです。

しっとりとした天然の深い生成色にも惹かれます。

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コットンプリミシマのねじねじシャツ
先日のブログでもご紹介しました
インドネシアで高級手描きバティックの下地として使われている
とてもなめらかで気持ちのいい白いコットン生地で。
フロントと袖口のボタン&ボタンループに特徴があるシャツをつくりました。
ボタンとループは左右交互についています。
全部を留めるとネジネジになります♪
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バリスタジオがあるペジェン地区にある
チョックさんの草木染バティック工房。
こちらの職人さんは藍の産地、ペニダ島から来ている皆さん。
生地を斑なく染めるための深いプールに
竹で作られた吊り棒が、毎日上下しています。
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ペジェン手描きバティックのキャンバス地のパンツ

チョックさんの工房には、アラビックな幾何学模様のバティックがいろいろ。
こちらはフロアに敷くためにつくられたがっしりしたキャンバス地に
両面からロウ付して
何度も何度も染められたとても手の込んだもの。
1枚のクロスからショート丈のパンツが本当に余すところなく2点つくれました。
他の柄もありますが、この鍵型の渦巻きは
大胆でちょっと面白い服になりました。
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びゃくだん染めのチェンマイコットンでミニコートを

春夏にも使ったチェンマイの手織りコットン
びゃくだんで染めたという茶色です。
上のパンツと組み合わせると
カッコイイ! 、、、と思いますyo♪
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シェットランドウールリネンのふんわりタイロング

前の「まめしんぶん」でもご紹介しました「タイロング」と呼んでいる
コート風のTOPを
定番のMIX調シェットランドウールリネンでつくりました。
パイピング部分は
上のバティック工房で染めてもらった草木染コットンの残りで。
ワンピースのようにコートのように
いろいろな場面で着れそうなおすすめ服です。
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ベーシック系服は、このほか
冬に向けて
特徴のある贅沢なウール素材で仕掛中です。
どうぞお楽しみに!
 

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