プラナカンのまめたび 2
旅行の時はパワーが2倍になると言われているタカハシです。
今回もすべてが怖いほどぎりぎりセーフにて出発して来ましたから、
何かおっきな忘れ物(持ち物だけではなくて…)が無かったか、という心配もあれこれ。
まぁ、そんなわけで、夜明け前から起きてますよ、2日目。(笑)
旅行の時はいつもの2倍寝る息子も一緒ですから、
まぁ、全体的に行動時間は中和されます。(笑)
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おはよう、シンガポール。
クラーク・キーと呼ばれているらしいこの川沿いエリアは
都会のなかである意味すばらしい環境だと思います。
たまたまネットで予約したホテルだけど、すごくいい場所で驚きました。
プロムナードだけしかないから車が入ってこない。
ゆるゆると曲線的に連なるバー&レストランは
遅くまで営業していたようだけど、
朝もちゃんといいカフェが営業中。
混雑するでもなく閑散とするでもない、バランスが心地よい。
但し値段はそれなりですね。今や日本円は1シンガポールドル92円。
(数年前は82円くらいだったかな?)
物価も相当上がっているので、
ブリオッシュとポーチドエッグのプレートとカプチーノで1400円。
ちなみに、夜ご飯をオーチャード地区のモール内イタリアンで妥協したら、
前菜2つとビール1つだけで5000円でした!!
そういう物価なんですね。ミッドタウンの場合。
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2日目のまめたび、まずは、
MRT(地下鉄)に乗って、バスに乗って、ジュロン地区にあるバード・パークへ。
もう写真撮らせてくれなくなりましたね、だって、もうじき中一。……なので背中。
……、の、同行人さま。
はいはい。
最近買ってもらってしまったスマホで鳥たちの写真撮りまくり、フェースブックにアップするので忙しいらしい。
バリのバードパークと比べてさすがに規模も大きく人工的なネイチャーがうまく出来上がっています(バリの場合はネイチャーな場所にバードパークw)。
そして母の写真も撮ってくれませんから、ジドリっ!
ここに何時間いたかしら、うーんと、3時間ぐらいでしたか、
それですっかり一日分堪能したような気分の息子を、これまたジュロンとは別方向のカトン地区へ連れ出す。
トリの写真は私も撮りましたが、ここでは本題に関係が無いので(笑)、割愛します。
あ、それで、
「すいませーん、まだきょうはまだいっぱい残ってますヨ」。(←意味は深い。)
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とはいうものの。息子、本気でギブアップ。
実際とても暑い熱帯シンガポール。途中でスコールがあって、さらに蒸し暑く。
バリとの気温差もあるし、だらだら家に寝そべっていた夏休みから
急に外歩きはきついかな。
そんな時に、
お芝居のワンシーンのように、実にいいタイミングで、ちょうどいいカフェが!
私はコーヒーを一息で飲み干して
息子とスマホとミルクティーを置いて、周辺散策です。
ブラックコーヒーは、ブラックではなくて
練乳入りでスプーンが突き刺さって、たっぷりソーサーにこぼれてご愛嬌。
朝のカプチーノは本格的、5ドル。
こちらは愛らしい1.1ドル。
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わーお。
バリにもこの手の色彩はあります。
デコレーションケーキとか。うん。お菓子系に。
ですから、パッと見るにお菓子の家のよう。
マレー風で華僑風。そしてコロニアル風。
いろんな情報がありますが、総じて思うに
かつてマレー半島が潤沢な資源に恵まれていた頃に入ってきた華僑の人たちが、マレー風とオランダなどのコロニアル風を自由に混ぜて楽しんだ時代のスタイル。
いろいろ調べてみると、この様式はババニョニャとも呼ばれているようす。
私は、20年くらい前にはじめてラオスへ行ったときに、フランス領土時代が長かったラオスの民家がとても感じのいいコロニアル様式ですっかり好きになりました。
ラオスの首都ヴィエンチャン郊外には、ごく静かな田舎道にカステラ色、ミントブルー、サーモンピンクの家々がかわいく並んでいましたっけ。
そして、アジアのコロニアル様式のなかでひときわ奥が深そうなプラナカン文化は、シンガポールのこのカトン地区が有名らしいのです。
上の写真は「ショップハウス」と呼ばれる建築で、インドネシアにもたくさんあります。
1階が店舗で2階が住居。
でも、装飾のセンスがぜーんぜん違う。
ジャカルタの旧バタビア地区中心地や華僑エリアへも行ったことがりますが、こんな色彩&装飾感覚の町並みは見たことがありませんでした。
ラオスの場合は高床式で1階は空けたまま、2階が住居でしたが
色彩感覚はちょっと似ているかも。
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よく見ると、外壁のペンキが柱の真ん中で塗り分けられている。
路地裏の住宅地に入ってみると……。
うわ、こんなにパキっと??
分譲住宅なんでしょうか?
それにしても。
京都のたたずまいを次第に見慣れつつある私にとっては、こりゃ、町屋だろう、って
思いたくなる部分もすこ~しはあるのですが、違いますね明らかに。
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再び表通り。
お店が連なる軒下のこの歩道のことを何と呼ぶのでしょうか?
細長く、均一。
それにしても狭い細い。一方通行だな、これは。
ほぉ~~~。
こんな感じのケーキ、バリにありましたね♡
ウエディング・ケーキ。
こちらはプラナカン風クバヤも売っている趣味のお店。
通りを隔ててみると、屋根がまた。一工夫ありますね。
きょうはここまでに。
この先ずいぶん長くなる予定なので。(笑)
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同行人の息子もお疲れさま。
しかし、この後オーチャード通り界隈のデパートなどをさんざんそぞろ歩きました。
靴が欲しいとおっしゃるので。(笑)
(結局いいのが見つからず。ほとんど何も買いませんでした。)
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小さい国の中に何ていろんな世界があるのだろう、シンガポール。
今回はかすめる事もなかったけれどインド・エリアもありますし。
翌日はマレーシアへ入国します。
プラナカン文化の中心地、マラッカへ、国境越えのバスの旅です。
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