マニス展@じぎじぎさん
7月最初の週末は、高知へ。
以前は羽田から飛行機で1時間ちょっとだったところが、京都からだとバスで5時間以上。近くなったけど遠くなった、高知です。
ルートは第二神明道路で神戸・三宮を経由して明石海峡、淡路島を縦断、鳴門海峡を渡って徳島に入り、一旦香川の方に回って高知へ。
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今回はじぎじぎさんで4年ぶりのマニス展です。
お店も移転されて、びっくり素敵な空間になっていました。
設営のお手伝いも、ということで開催前日の午後に伺いましたが、
いやもう、完璧に素敵にしつらえてくださっていて
感激です。
あ、あれです。福岡のクランクさん。
聞けばやっぱり、クランクさんの方から監修を受けたデザインなのですって。
左奥のは試着室の入り口。ドアはないけど、ドアはなくても問題のない作り。
右側の鏡とのサイズの差がトリッキーではないですか~?
遠近感覚ではなくて同じ壁伝いなんですよ。
試着室の方は、こんなふうに、小人さんの入り口のように小さいから屈んで入るのです。
翌日が楽しみすぎる前日でした(笑)!
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ところで、高速バスの到着から日が暮れるまでまだ若干時間があったので
仕事の前にちょっとだけ寄り道したいと、店主の石川さんに申し出ると
ご主人が車で連れて行ってくださる事に。
高知の素敵な皆さまに連れられて「高知県立美術館」、閉館時間前に滑り込み~。
布好きな方、オシャレな方が多い土佐ですから、収蔵品にいいものがいっぱいあるかも、と思ったのです。
1993年の開館とのことで設立から22年ほどの新しいミュージアムは、お蔵のような建物。
何でも、学芸員さんがその筋のつながりがあって、マルク・シャガールの作品を多く収集されている。
版画作品は個人からの寄贈も受けて1200点あまり、展示も年5回に分けて変えられるそうです。
今回は小説の挿絵に制作されたものが紹介されていましたが、シャガールらしい不思議空間にぐっと引き込まれました。
その他の所蔵作品もなかなか。
横尾忠則、ジュリアン・シュナーベル、バスキア、フランシス・ベーコン。
私の好きなアンセルム・キーファーの大型作品もありました!
時間が遅かったせいかもしれませんが、貸し切りのような贅沢空間で名画を堪能させていただけましたよ♪
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つづく。
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