まめしんぶん 2015夏 2
……そして、2日前に京都に戻ってきました。
さっそく荷解きをして、きれいにアイロンで整えて
先ほど送り出したところです。
明日この荷物を東京で受け取って、明後日からいよいよ
Harumanisプチ展開催です。
夏へ向けてどんどんすすんでいきます。
まるで自分が夏を背負って到着したかのような気分です。(笑)
今回はHarumanisのプリントシリーズのほかに
ATELIERMANISの服、
Khadimanisの服も少しずつ展示します。
きょうは、その「少しずつ」の方をまめしんぶん。
涼しげな天然素材、夏らしいインディゴブルーのブロックプリントが
おすすめです。
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春に引き続き、ふわっとしたオーガンジー風のタッサーシルクをつかっています。
今回はシンプルなスカートをつくりました。
ちょっとフォーマルなおもむきで
ナチュラルできれいなスカートは季節を問わず着ていただけそうです。
トライバルスカートと呼んでいる巾着みたいに両側サイドで紐縛りするかたちです。
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マディヤ・プラデーシュ州のオーガニックコットンでつくった
シンプルなTOPは、ガーゼライクの生成コットンのリバーシブル仕立て。
むか~し作った「コハゼジャケット」という形のパターンをアレンジした小さ目のデザイン。
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パラグアイ刺繍のエンカヘジュという素朴なレースを
ポケットに縫い付けたパンツです。
先住民族グアラニーの人たちによる伝統的な技法らしく、木枠を使い
針や棒は使わず手で編んでいくものらしい。
ネパールにもアロー(いら草)の手編みのレースがありますが、
エンカヘジュは素朴で愛らしいインテリア向け。
糊で堅くされているものをそのまま布にミシンで縫い付けましたので
洗うと柔らかくなる(はず)です。(笑)
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バティックの染下用の白生地の中で
高級品向けとされているプリミシマ。
久しぶりに使いました。
ブロードと比べて柔らかくなめらか、触れた時のひんやり感が独特です。
コルセットのように(?)編み上げひもをほどいて着脱ぎします。
下のは「イカット・スカート」。
イカットとはインドネシアで絣織のことをいいますが、縛るという意味でもあります。
ワンピやチュニックの下に重ね着したりパンツと重ね着したり。
白がさわやかさを引き出す気がします。ちょっとチャレンジしてみたいと思います。
こういうデザインだと普通はレースとかついてるな、と思いながらレースはもちろんついておりません。(笑)
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インドのキャラコにさわやかなインディゴブルーのブロックプリント。
久しぶりに「ボタンループ・パンツ」の原型の方をつくってみました。
このほかにやはり久しぶり感たっぷりの「レイヤースカート」を。
トリコロールやマリン風が好きな方におすすめです。
堅くてしっかりしたキャンバス地にプリントされたもの。
今回の新型「マウンテン・パンツ」をつくりました。
ウエストにゆるくゴムテープを入れて履きやすいサブリナパンツ風。
細めのパンツがお好きな方におすすめです。
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「イカット・スカート」でHarumanis、
こちらは定番の手織シャンブレーの紺色で。
これは1枚で涼しく履いていただくのにGOODでしょうか。(笑)
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最後の写真は前述の
Khadimanisのオーガニックコットン・リバーシブル仕立ての
シリーズです。
表が杢、裏は同じ糸でストライプ地をつかったもの。
パイピングの生成がポイントになりました。♪
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