バリの定番ごはん
バリに戻って3週間。
しばらく雨続きだったのですが、今週は絶好のお天気が続いています。
「このお天気のうちに」、と、新作の服のための生地洗いで大忙し。
さいわい、先週から生地のアイロンかけを手伝ってくれる近所のお母さんが来てくれていて。
いろいろちょうどよく進んでおります。
さてきょうは、またも「ごはん」の巻。
バリの定食というか食堂ごはんの定番、ナシチャンプルと
サラスワティという弁天様のお祭りの日に各家庭でつくるナシクニンをご紹介します。
過去にも何度かご紹介していると思いますが、
このところ私の中でひそかにブーム再来。
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こちらはUBUDエリアのアンドンという地域で有名なワルンです。
防水コーティングされた紙の上に、ごはんといろんなおかずがたっぷり。
辛いものが苦手な私はこちらのお店の「サンバル抜き」がちょうどよく。
バリの皆さんはカリカリと音を立てておいしそうに食べます(笑)。
私は、子供か主人のお皿にそ~っと移します(笑)。
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こちらは、サヌールの老舗店カフェ・バトゥジンバールのベジタリアン・ナシチャンプル。
キャンドルライトの中で撮ったので、こんな写真ですが~。
お値段は軒並み上の写真の4倍ほど。でも、バリ料理のレシピを大きく曲げずに上手にアレンジしているので大好きです。
あぁ、いつか自分でもこういうものをつくりたい。、と
もう何年も前から夢に描いております(笑)。
真ん中のごはんは玄米です。うれしい、うれしい!
左下のキュウリのスライスに乗っているものは「サンバル」です。
ちょっとでも触れると激辛なので、注意して食べます(笑)。
右下の赤いのはゆで卵を揚げたものにトマトソース。見た目はサイケですが辛くありません。
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こちらは「バビ・グリン」、豚の丸焼き料理です。
ギャニャールのナイトマーケットの人気屋台。
左下にやはりカリカリした例のものが。
右のつやつやした平行四辺形は、何でしょう?分かりますか?
これももちろん旦那さんのお皿へ、ポイッ。
13年住んでいても、このお皿の半分くらいしか食べれるところがありませぬ。
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5月2日はサラスワティのお祭りの日でした。
サラスワティは日本の弁天様、学業の神様です。
その翌日はナシクニンというターメリックで炊く黄色いごはんを各家庭でつくって、近所におすそ分けをするならわし。
早速朝ごはんにいただきました。
wikiによると、インドネシア全体にこのナシクニンがあり「ターメリックとココナッツミルク、こぶミカンの葉、レモングラス」が入るものが一般的のよう。日本のお赤飯のような存在、とか。
揚げた小魚と豆、ナマのナスのスライスはほぼ必ず乗ってきます。いわれは分かりませんが、とにかくこのごはんだけは辛くない!(笑) ナマナマしくない(笑)。
よって、ワタシも完食できるというわけです。
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ワタシ、平素のごはんはこれだから。
パンもお米も最近あまりたくさん食べなくて、困ります。(>_<)
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あぁ、でも。
ナシチャンプルはときどきガツンと食べますよ。
食べるとその先12時間くらい(時には24時間)向こうまで、ごはんは要らない。
……、なのだけど、この一皿に全部が乗っているごはんがどれだけ好きな事か!
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