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2015年5月26日 (火)

竹の家 Green Village 1

ずっと昔、

一本の竹からなるフラクタルドームをつくってみたことがあります。

自分でこしらえる事は出来ず、当時の相棒が形作ってくれました。

アイディアは、1本の竹を天井から吊るし、割いて長く伸ばしていき、

ドーム状になるようにぐるぐる渦巻き模様のように、

竹の重さと縦方向に曲がれる力とのバランスを描く。

実際には、重さの方がはるかに勝って、あちこちテグスで引っ張りながらつくりました。

はて。竹って木材とはどれほど異なる事か。木ではなくて草の方に近いような?

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その後、バリに暮らすようになって

竹がココナッツと同じく生活のあらゆる面で創意工夫されている事を知り、ますます興味を持ちました。そうしてかれこれ何年経ちましたっけ(笑)。

忘れかけていた頃に、

竹について各方面から情報が入ってくるようになりました。

Green Villageという物件。

バリで大成功をおさめているらしいジュエリー企業オーナーのジョン・ハーディーさんたちのエコプロジェクトのようです。

ハーディーさんが一体何歳くらいでどんなお仕事をされているのかあんまり知らないのですが、(ひとまずそのジュエリー系製品は、新しくなったバリ国際空港のターミナルに出店されています。)

ググってみるとリゾート(ホテル)のような感じのもの。

見学はツアー形式になっていて、やはり世界的に話題に上るエコ教育の学校Green Schoolの見学(隣り合わせの立地)と、セットになっています。料金28~33ドル。

観光ツアーのようで何だかビミョウだな~。

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ともあれ、行ってみました。

結果的にたくさんの写真を撮ったので、2回に分けてご紹介しようと思います。

で、きょうの投稿、とくに、ローーーーーング。(笑)

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入口を入ると、プールとカフェテリア。

Img_5371
こちらはカフェテリアスペース。

Img_5421
カウンターテーブルもパーテーションも屋根も、竹づくし。Img_5372

こんな風に、雨どいをつくっています。

傘の枝のように曲げられた素材がおもしろく。

Img_5373ラウンジでは、こちらの建築に携わる方々が間もなくランチ&WSだとか。

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ここから先を拝見するのにはやはり料金がかかりました。

「ブログに掲載するための取材がしたい」、と申し出て、ツアーとは別に単独で13ドル1時間という条件で入ることが出来ました。

行き当たりばったりにも、ちゃんと料金設定があるようです。w

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で、入らせてもらいました。

1泊1300㌦のおうち。w

Img_5376
Img_5378
私のI-phoneの写真じゃ、ね~。(>_<) でも、ま、お許し下され。

床も家具も、竹。

柱は自由にぐーーーーん、と、大きなアークの効いた屋根を持ち上げている。

すばらしい。

斬新さに見惚れます。

Img_5382

ポイントは床の安定感です。しつこく繰り返しますが(笑)、竹ですよ、全部、竹。

エントランスからアプローチされるリビングフロアは4層建ての3階部分です。

Img_5384こちらは最上階にあるオフィススペース。

テーブルの集成材のような素材も竹。

床にモザイクされているのは黒い素肌の竹。

(以下「竹」は省きますw)

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そして3階のメインデッキふたたび。

Img_5386
リビングと寝室を仕切る壁。

こちらのおうちには壁はほとんどないのだけれど、こちらはバナナペーパーを使った紙を竹を縦割りしたものにジョイントしてパーテーション。

縦割りの材をこんなにまっすぐにするのは、きっと至難の業?

Img_5387その壁の向こう側のベッドルーム。

窓がない、壁がない。

こんな開放的なベッドで寝る気分ってどのくらい素敵なんでしょう?

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リビングの手前は開放的そのもののキッチンです。

天然素材に包まれた冷蔵庫。

たぶんオーダーメードのシステムキッチンのファシリティも

美しく竹集成材にてラッピングされている。

Img_5395壁が無いからダクト不要w

Img_5394_2
キッチンユニットの隣にある棚と、その隣の大きなカゴみたいなのはトイレだったかな。

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こちらは、建物の主なる重量を支えている柱の部分。

スパイラル状に4層立てになっているベース部分です。

こんなにも美しい。

Img_5381
メインの支柱のほか、たくさんの材が支えています。

Img_5389_2でもでも、こんな細い材だけで4層の大きなおうちを支えているなんて。

創意工夫のたまものですね。

Img_5393
一番下の階は、ランダムで美しい支柱のハーモニーとプライベートプール。

傘のもうちょっと右側のちょっと水色のがプールです。

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写真のアップがこの後エラー続きゆえ

ここまで。

1泊1300㌦でも、こちらのお家を半年借り切っているお金持ちさんもいるそうな。

気持ちわかる、でも、すごい肝っ玉。ステキ。












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