« 2015年2月 | トップページ | 2015年4月 »

2015年3月30日 (月)

まめしんぶん 2015春の服

積雪の知らせの直後に、桜の開花。

めまぐるしく、めでたく

2015年に春到来ですね。

バリも雨の季節から風の季節へ、日々風向きが

海から、山から。

そうこうして

マニスでも、春の服がいろいろ仕上がりつつあります。

今週、これらをカバンに詰めて帰国する予定です。

でわでわ。カバンの中身、順を追ってご紹介していきます~。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

降ったり、晴れたり。バリスタジオ。

Img_5005_2

検品待ちの服が少しずつラックに並び始めました。

アトリエマニスとカディマニスの服たちが中心。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

まずはアトリエマニスの赤ラベルの服から。

こちらはインド布。

ラメ糸のブロケード入りやわらかコットンと

カディコットンとのリバーシブル仕立て。

Img_5033_2

芯地をほとんど使わずに、布のやわらかさがそのまんま。

気持ちよく仕上がりました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

夕方の写真なので光が横からで

ややごわごわして見えますが、

こちらは表面にビハール州の手織タッサーシルク・オーガンジー、

裏地にバリ手織シャンブレー、の二枚重ねのドレスです。

Img_5037_3

ソフト&スムースなウエディングドレスのようなマチエールながら

ちょっとしたお出かけ着。

タッサーシルクの上品な光沢がポイントです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

同じ形でこちらは二重縫い。

表はアラベスク風ブロケード(どこかで見たことある柄です・笑)、中はシルクリネンガーゼ。

春から夏まで着れますね、何度も洗えるワンピです。

Img_5035_2
布はいずれもフロム・インド。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

国産リネン生地はすでに各お店に送られていますが、

今回のおすすめはこちら。

ロング・ジプシーというかたちです。

ワンピースとして、コートとして。

Img_5045_2
ワッシャータイプの軽いリネン。

M、Lサイズがあります。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

こちらはカディマニスの服です。

リタ・カプールさんの茶綿のオーガニックコットン。

カディコットンの中心地、アンドラプラデーシュ州の自営のファームで

栽培しているという綿をていねいに手つむぎ、手織りしているそうです。

Img_5041

写真ちょっと暗いのですが、実物は濃いめで明るいベージュ色。

ガーゼのようなやわらかな風合です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

同じくリタ・カプールさんの茶綿でこちらはラメ糸のエンドボーダー入りサリーから。

Img_5040
Img_5010
ステキな布ながら、少ししか買えませんでしたので

お早めに~。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

たまたま上のと色が似ていますが、こちらはアトリエマニスの赤ラベル。

ベナレス産のカットワークドビーです。

Img_5043

水玉模様の透け柄が涼しげ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ベーシックなダークリネンでは

ギャザートップとタイチュニックを。ゆったりシルエットの人気の定番です。

Img_4913
Img_4915
この布はいったん終了しましたので、次回は来年以降です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

リネンガーゼの服。

薄くても滑脱しにくい加工が施されています。

Img_4912_2
まずはプルアップTOPというデザインからつくっています。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ハルマニスのニューフェイスは、

ブリッジチェックと呼んでいる新柄です。

Img_5044
型押しバティックでつくるこちらの柄は、紺色からスタート。

4月には黒も仕上がってきます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今日もこれらの服を検品中。

明後日帰国の予定です。








 

| | コメント (0)

2015年3月23日 (月)

カランガスム2 トゥガナンのグリンシン

ご存知の方も多いかと思いますが、

バリの布というと「グリンシン」。

ダブルイカットです。

Img_4972

非常に難易度が高く、ものによっては何年もかけて織りあげるという

特別な儀式のための、魔よけの布。

バリアガと呼ばれる数少ないアニミズムの人々によるものです。

Img_4973
バリの多くはヒンドゥ教の影響と古来からの信仰がMIXされている「バリヒンドゥ」。

バリアガは古来からの生粋なので、より一層バリ的であると言えます。

布に詳しい方は何度も聞かれていると思いますので以下省きますが、

最近バリの中で、この4方向のモティーフが流行っているようす。

そうですね、恐らく15年ぐらい前には日本からグリンシンを織る勉強の為

こちらの村に長期滞在した方も多かった。

Img_4955
トゥガナン村です。

私も、たぶん10年ぶりくらいに行きました(笑)。

でも、ほとんど変わることなくて、そのことに小さく感動いたしました。

何しろ、村に入る手前で「入場料」を払うような、観光地。

Img_4962
山間にある子の村では相当雨が降ったようすで、

そしてこの日は村の儀式もあったそうで、集落の中央では村の人たちが忙しそうにしていました。

Img_4963
礎石に柱を刺して、くぎを使わない建て方のロングハウス。

その左右に村人の住まいが並んでいます。

Img_4965_2
家々の多くには「ダブルイカット」の看板があって(写真のお家はたまたまそれがありませんでした!)、中はそれとなくお土産物屋っぽいのですが、どこもほとんどオリジナルはおいていなくて

市場から仕入れてきたのかな~(笑)、という感じの

カジュアルな腰巻とかが多かったです。

でも一件だけすばらしいコレクションを持っているお家があって。

Img_4970
10~20年くらい前の作品とのことですが、絵絣でした。

たてよこ絣なので4方向柄。そこにヒンドゥ的なモティーフが入っているのがモダンなのかな?

詳しく説明をしてくれたこちらの方が、尋ねるまでもなく値段を明かしてくれました。

一体いくらだと思います?

何と、真ん中の茶色いのは約100万円。

……ミュージアム級ですね。

本当の価値はシロウトには分かりませぬ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ちなみに、冒頭のグリンシンの写真(2点)も同じお家のもの。

お値段、なぜか数万円。

いえいえ、それが相場かと。(笑)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

久しぶりにバリの布を探訪しました。

服地になる布は近隣ではなかなか難しいってことが再確認されましたけれど

次回はヌサテンガラの別の島々を、なんて、今から。ムフフフ。



| | コメント (0)

カランガスム1 草木染工房

ニュピ前の週末は、バリの北東部カランガスム方面へ

友人たちとグランドツアー。

Img_4921
この地域には以前通うように行っていましたが、もう何年も訪れていませんでした。

途中、チャンディダサ・ビーチで小休憩。雨期の合間に、心洗われます。

小さなサンゴのかけらを拾いました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

……そこから先の道のりでは、急な土砂降りに見舞われました。

おだやかな海を見晴らせど、侮れません、バリの雨期!

雨の中、さらに1時間ほど車を走らせた先に

今回のお目当て、草木染工房がありました。

海を見晴らす高台。入口では、中学生くらいの女の子たちが機織りをしていました。

Img_4922

こちらは主に先染め、糸の段階で染めてから織る工房のようです。

こんな感じの織物です。

こちらの糸は手つむぎのようですが、その他のものは中国やインドからの輸入品らしい。

Img_4952
このほか、ランランと呼ばれるパレンバン風の櫛形のつづれ織りがいろいろあり

Photo
こちらはインドネシア国内でちょいとブーム。ファッションショーも開かれたそう。

Img_4928

私たちが入っていくと、その手つむぎはこれでやっているんだヨ、とばかり

どこからか現れたおばちゃんが、ゴソゴソ糸車を取り出してきました。(笑)

Img_4932
なかなか雰囲気のある糸車。現行では自転車の車輪をリサイクルしたものが多いようだけれど、こちらはかなりプリミティブ。

綿はカパスと呼ばれる綿花です。

Img_4933

ちょうどいいところに、見本のように生えている(笑)。

Photo_3

敷地の奥にはもっとたくさん植わっているそうです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

藍草はこの地域に今も自生していて、比較的簡単に建てられるようです。

Photo_2

デモンストレーション的に、糸を染めてみてくれました。

Img_4940
糸の束を数分間、くるくると空気を含ませながら、染料に回しながら浸すだけで

Img_4941
案外しっかり色が入っています。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

その下は、スチャン(スオウ)。

Photo_4
お腹の調子が悪いときの漢方薬にもなるんだそう。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ざくろの木もありまして、これもたぶん染料に。

Photo_5
私は草木染についていまひとつ詳しくないのですが、

遠いところからのものではなく

身近にある植物をつかって染めるこのバリの奥地での取り組みは

応援したいところです。

Img_4943
ただ、残念ながらお値段も相当お高くて、マニスではちょっと手が出ませんでした。

バリの中にこうした取り組みでしっかり運営をしているだけで

じゅうぶん拍手かな?

何しろもう、大層発展した観光地ですから~。

こちらの工房は、ガルーダインドネシア航空がスポンサーになって

染場の建物を拡張されたんだそうです。

ジョグジャの王室がやっているシルク織物工房もそうでしたっけ、

タイのロイヤルタイプロジェクトも。

すでに価格がそこまで、なんです。私たち作り手の材料にはならない。

でも、それでしっかり維持していただけるのだったら

それが一番ですよね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

カランガスム、もうちょっと続く。








| | コメント (0)

2015年3月22日 (日)

バリ新年、ニュピを迎えました。

今年は3月21日、日本の春分の日に

バリ暦の新年ニュピを迎えました。

前日の20日はオゴオゴと呼ばれる大きなはりぼてのオバケが四辻を練り歩き、

その後の深夜から22日の朝までは

車、バイクはもちろん、飛行機の離発着もない静寂の一日。

オゴオゴは日本の節分の鬼に似ていて、赤、青、緑、その他いろんな色で彩色された

それはそれは恐ろしいオバケのはりぼてです。

今年は私が犬たちとお留守番だったので写真がありません。

これといったモデルはないのに あんな気持ちの悪いオバケをどうやって想像できるのか、と思うのですが

ずっと前に一度高熱を出して寝込んでいた時に

そのオゴオゴのような「よくもまぁこれほど気持ちの悪いオバケ」が、目の裏にサブリミナルに次々と目の前に現れてなるほどと思ったことがあります。

どうやら、バリにはそういった姿の悪霊がちゃんといるんですね。

年の瀬に悪霊を追い払い、新たな年にまた新しい悪霊が現れても「はい、この島には人間はいませんよ」、と静寂をふるまう事で悪霊は「な~んだ、もういないのか」、とあきらめてどこかへ行ってしまう(と考えられているらしい)。

……というしきたりが元になり、今でもニュピの日は、

大声を出さない、出かけない、働かない、火を焚かない(食事をつくらない)、電気を点けない、という五大禁止事項がけっこうしっかり守られています。

テレビ放送もないそうで。うちはテレビないから分かりませんけれど(笑)。

だから、ごはんは前日の夜に下ごしらえ。当日は作り置きおかずを炊飯器の保温で温めなおして、しずか~にいただきます。

お隣からは普通においしそうな炒め物の臭いがしてきたりするんですけどね(笑)。

Img_4983

こちらはピーマンのマリネ。

バワンメラ(赤玉ねぎ)とオリーブオイル、ビネガーで漬け込みます。

その下は先日試しに作ってなかなかおいしかったのでもう一度。

Img_4982

緑豆の豆もやしのふりかけです。

茹でて、長ネギを刻んだのと炒めて、ラー油&お醤油で味付け。こんがりするまで炒め、最後にヤシ砂糖を加えます。

Img_4987

こちらは、こぶミカンの葉とレモングラスでチキンとマッシュルームを炊き込んで

最後はココナッツミルクで仕上げる煮込み。

Img_4989
テンペを素揚げし、トマトソースをつくり、菜っ葉を下茹でし。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ニュピの日は過去36年間雨が降った事が無い、ともいいますが

はぁ、確かに、もったいないくらい気持ちのいい晴天でした。

夜はどれだけ星がきれいか、毎年の楽しみなのだけど

今回は新しい隣人が電気点けっぱなしで。

(真夜中にブレーカー落とされてましたけど・笑)。

Img_4992
で、夜になればこのように電気が外に漏れないつくりの子供部屋に

PCやら宿題やらデスクワークやらをいろいろ持ち込み(笑)。

Img_4994
このお籠り、なかなか楽しくて、ついつい夜更かししてしまう。

もう一度外に出てみたけれどIphoneではこんな感じか~。真っ黒だ。笑!!

Img_4995

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

前日の夕方はオゴオゴが出る前に降り涼しくなり、翌日の今日は

土砂降りでした(笑)。

さ、さ、もうじき帰国モード、スイッチオン。









| | コメント (0)

2015年3月11日 (水)

Khadimanis展のお知らせ

4月9日(木)、10日(金)、11日(土)に

阿佐ヶ谷のcontecst-sさんにてKhadimanisのプレお披露目展を開催します。

0308_2kd_omote1
Kd_ura_web
内容はまた追ってお知らせいたします♪

DMは今月中に皆さまにお送りいたします。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

とり急ぎ。



| | コメント (0)

雨続きのフロムバリ

インドからの荷物、今回も怒涛の通関を終え

無事に届きました。

毎回ジャカルタでの通関でなぜか引っかかってしまうマニスの荷物。

インドネシアにインドから送る布、というだけで

なぜに。

Img_4826
今回もいろいろたくさんのお金を払う事で何とか届き、しかし内容物はやや目減りしており。(-_-;)

あちこちで何度も開封されて、ぎゅうぎゅうに詰め込まれていたいたものがはじけ飛んだ(!)のでしょう~。

まぁ、届いたのだから文句言うまい。

通関にたくさんのお金を払った後届かなかったというケースもありますからね。

さぁ、届いた布を早速水洗いしてどんどん服を作りますよ!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そうこうしているうちに

インドのマヘシュワルの工房から

マニスが注文したオーガニックコットンが進行しているというお知らせが来ました。

こちらの生地は1か月後に送られてくるとのこと。

楽しみです。ちゃんと届きますよう。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

しか~し。Photo

相変わらずの雨期ざんす。

夜のうちにざ~っと降って昼間晴れるのはラッキー。

そういう日もあることにはありますが

昼間にザ~、夕方に夕日ってことも多くて、とほほほほ。

Photo_6
そういう日の夕日は文句なく美しくて、もう、何にも言えなくなります(笑)。

洗った布が生乾きだろうと何だろうと。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

雨続きの週末、

UBUDの甥っ子がお泊りにやってきました。

夕ご飯は雨の中、サンギガンのBBQにGO!Photo_2
ネカ美術館のお向かいにあるBBQの老舗はこんな日でも結構にぎやかなり。

おばちゃんが店先で網焼きしてるリブ肉が次から次へ。

肉さえがっつり食べていれば雨なんて、ティダアパアパ(問題なし)。

ハッピーモードで帰宅した子供たちは、ゴージャスなリブ肉のカロリーゆえか

シャワーを浴びてパジャマ姿になったのちも

「お絵かき!」Photo_3
昼間やってくださいよ、そういう事は。

昼間は雨だったから夜がエキサイト。分かるけど、困るんだな~(笑)。

だってね、就寝1時&起床5時。んなの持ちません、こちとら。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

その次の、雨の週末。

今度はわが友、ミサトさんがやってきた。

もちろん仕事もろとも。Photo_4
ミサトさんは福島の子供たちの将来のために、今、大きな仕事をかかえている。

バリに来ている時もほぼフルタイムでお仕事。

愛溢れるプレゼンテーション。

行政と政治家の思惑のいろいろと、難しい局面を何度となく経験しながらも目標まっしぐら。

マニスのスタジオでネットでさくさく業務を進めながら(私はハサミを握りながら)お互い仕事に没頭、夜はいろいろ深い話を聞きました。

Img_4858
こんな友達がいてくれて、我ほか思うことなし、よ~。

世界はやはりまるいのだ。

どんな至難にもちゃんと処方があるの。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ミサトさんを送り出した翌日、フリマに参加。

マニスの服は数点でしたが、子供のお下がりを大量に放出。

しかるべき行先に皆行きましたね。ヨカッタ、ヨカッタ。

Photo_5
フリマ店番の合間に、会場の近くにあったローフードの人気店でお昼。

メニューはなくて、ファーストフードのようにカウンターで注文するシステムも

UBUD住人としては要注目でした。

Img_4815
でもでもでも。

何のメニューがあるんだか、よく分からないまま

サラダバーしか注文の仕方がわからないままのお客さん、多いと思います(笑)。

わたしとても。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

翌週から、いろいろまた新たなる件はじまりました。

まずは

ショップの臨時スタッフが急に辞めた件!Img_4795
通常の二人のスタッフのうち一人が産休で、もう一人の方のお手伝いに臨時スタッフに入ってもらっていたのですが、

もう一人のスタッフの旦那さんが急病で入院。そうなるとバリ嫁としては旦那さんが退院するまで付きっきり。その間、臨時スタッフの子と私とで二人三脚でしのいだものの

今度はその旦那さんが退院したと思ったら、その臨時の方が辞めました(笑)。

Img_4881
なかなか、うまいとこいきまへ~ん。

今度は臨時の穴埋めでわたくし毎日早番出勤。

ときどき、友達が来てくれる日は、向かいのカフェでナシチャンプルのランチしながら

「外から店番」。

Photo_7
ゆるゆる~、な、店番ながら、毎日楽しいお客さんが入って来てくださる。

これまでずっと任せっきりだったバリのお店の様子がいろいろ分かるし、

なかなかの早番です。

あと1週間、よっこらしょ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

3月最初の週末は、久しぶりにうちでごはんの会。

このところずっと定着している(笑)、豆料理を中心に、がんばって10品。

下ごしらえは2日前の夜に豆を浸すところから。

Photo_8

サンバルマタ(赤玉ねぎの香味料)をつくるので、タマネギの皮むきも。

今回は細かく刻む系が多かったので、最後の仕上げに慌ててしまってちょっと失敗でした。

Img_4865
こちらは唯一褒められた「ファラレル」、ミドルイースト風の豆のハンバーグの下ごしらえ。

タマネギ、マッシュルーム、コリアンダーをブレンダーにざっくりかけて、ガルバンゾはゆでたてをやはりブレンダーでつぶします。これに水と塩を加えパン粉と小麦粉で適度な柔らかさとくっつき度(豆だけだと崩れやすいので)にしてからフライパンで焼きます。

出来上がりの写真が、ありませーん。

メニューは5種類のサラダとその他イロイロ。

Img_4868

レンズ豆のオリーブオイル漬け、ニンジンの黒七味とナンプラーサラダ、ひよこ豆のサンバルマタ風、ダイコンのレモン漬け、カリフラワーのアンチョビソース、茄子のオリーブオイル漬け。

このほか、ジャガイモベースの春巻きと、ファラフェル。

下は最後のごはんもので緑豆のドライカレーとあずきごはん。

Photo_9

豆はそれ自体がタネのせいか、塩を使うだけで完璧と思えるほどのうま味が得られます。

難しいハーブや調味料を使わなくてもおいしいごはんになってくれるので、好きなのです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

またも長くなりました(笑)。

今月の帰国が4月に延期になりましたゆえ、

もう一回くらいバリからの「つれづれ」を書けそうです。




| | コメント (0)

« 2015年2月 | トップページ | 2015年4月 »