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2015年2月11日 (水)

冬のインド 1 @デリー

皆さまご無沙汰しております。

早いものでもう節分を過ぎました。

お元気でお過ごしですか?

アトリエマニスの京都オフィスでは12月から

岡田さんのほか、もう2人のアルバイトさんが試運転中。

しばらくお休みが続いたtoko manisも

2月からは月2回、隔週土日の営業がはじまっています。

間もなく「日本部ブログ」の方も再開する予定ですよ♪

バリのスタジオでは新しい今年の春服をいろいろ制作中。

まもなく私のインドネシア滞在許可証の更新時期、

パスポートが1か月ジャカルタへお出かけすることもあり

いっちょ出掛けちゃいますか、と、

今年が始まって早々、思い立ってインドへ!

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今回は初めて冬のインド

到着の翌日、1月26日はインド66回目の独立記念日&オバマさん来訪中、

ということもあってか、ほぼ全部のお店がクローズド!Img_4625
日本の元旦みたい、いやもっと、かも!

冷たい雨が上がったのお昼時、

インド門のある広場を車で通りぬけようとしたら。

ちょうど式典が終わって大勢の人々が帰宅中でした。

インド全土この日はテレビで式典を見るのが通例だそうなんです。

日本にはあまりない習慣ですが、

インドネシアでもここまで徹底はしていませんが(!)

巨大な国ながら、ぴしっとした統率ぶりにお国柄を感じます。

と言いつつ、夕方にかけてぼちぼちお店を開けたところもあり

しっかりショッピングさせていただきましたけれどもw。Img_4756
最高気温10度、暖房が無いデリーはどこもサブい、

しかもバリからの直行だと着るものが手薄でサブい、サブい!

(上の写真は最終日、20度以上に上がった晴れの日のステートエンポリウムです。)

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某日。

オーガニックコットンを自営で栽培から織物にまでプロデュースし、かつ

インド各地のサリーの着方を研究しいくつかの本を編纂されている

リタ・カプールさんに会いに。

たまたま、京都の友が@デリー。

sinduの山田さんと合流して、行ってきました。Img_4640
リタさんのプロダクトは以前バリショップでもショールなどを扱わせていただいておりましたが、今回は服地を。

カディコットンについて独自の思想を持ち、ちまたで売られるものとは別に本来のカディコットンがどんなものなのかを研究し、かたちにしているインド布のゴッドマザー。

その事務所はとっても質素。こころざしが感じられます。

インドサリーのおかーさん、冬仕様だから上手にウールを重ね着されておりましたが

サリー姿の夏の季節にまたお目にかかってみたい。

今回は茶綿のカディを少しだけ買いました。

これでKhadimanisの服をつくります。楽しみです!

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某日。

大好きなDilli Haat、デリーの定番、野外催しもの会場です。

これまでアッツ~~い季節にしか見に来ていなかったのですが、

今回はウール系の出展がたくさんでした!

ウール系というとカシミール州の独特の粘っこさを持つ商人たち。

ホンモノのカシミールはハサミを入れられないほど高価なのですが、ちびちびと物色。

そうしたらマニスちょうどいいのが、ちょっとだけありました!わ~い!

下の写真は冬インドならず年中見かける展示ですが、

色彩が減っている冬デリーで引き寄せられた皮革を使ったクラフトのお店。

Img_4749
インドネシアにあるワヤンクリ(影絵芝居の人形)と共通している部分が多いですが、

色彩感覚とモティーフの面白さに惹かれてしまいます。

ちなみに、うちの子にお土産にしたもの一式がこちら。

何ていうか、共通するセンスをお持ちです。(ですね?←家庭内連絡網)Img_4765
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こちらは、カラムカリと言われる手描き更紗のお店。

衿周りだけの生地が面白~い!

これを使ってどんなオシャレをするのでしょう。Img_4748

カラムカリは本当にホームメイド感覚で生産されているようで、服地用のものはなかなか手に入らない(そこがいいところなのだけど)。

またの機会を目指します。

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紅茶の産地で知られるアッサム州から

エリシルクと呼ばれるシルク生地をデリーに入れている一家を訪ねました。

姉妹で経営している小さな会社の取り巻きは、全部家族ぐるみ。

皆アッサムの出身者で顔立ちがアジア系です。

ミャンマーに近い土地柄だから当然かな。

そうそう、アッサム辺りは確かサリー文化圏外?

聞いてみると、「そうです。この布が伝統衣装なんです」、って出してきてくれました。

幅が130センチくらいと広い分長さはサリーよりも短い感じのやや地厚な布。

巻き方もサリーと違ってます。Img_4747_2
ちょっと調べてみたら真木テキスタイルのぱるぱさんがとても詳しく書いていらっしゃいました。ドクナというそうです。

http://www.itoito.jp/india/2011assam.html

余談ですが、ぱるぱさんの文を読んでいたら、真木さんたちのインドの旅は糸探しの旅なんだなぁ。そして私は布なんだなぁ。…当たり前のことですが、糸探しの旅ってそこから何を織るかを考えるでしょ、布だとどんな服作るか考えるでしょ、似ているようできっとかなり違うんだろうなぁ、と。……余談でした。w

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帰国前日のこと。Img_4752_2

何と、ばったり、会っちゃいました。

Kocariの吉野さん!

それもまた日曜日の夕方で、閉っているお店が多いことで、たまたま「ヒマ」だった2人です。広い地球でフロムバリとフロム日本がばったり出会う確率って?

同じ思いで布を追っているからこそ?

一応連絡は取り合っていたのですが、その後私がネットを見れない2,3日があり、途絶えたままだったんですよ。

もちろんのカンパイ、インドのキングフィッシャービール。

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ネットが何度も切れるので今一度アップします、

後程また修正いたします。

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このあと、インドのお話し続きま~す♪


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