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2015年2月13日 (金)

冬のインド 3 マヘシュワルへ

やられました!

書き終えたブログが、アップの際にネット接続が途切れていて

全部消えちゃった~~~~~。

これまでも何度かありましたけれど、

不意打ちでした~。

以下、再投稿。あらよっと、頑張って行きます!

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今回のインドの旅では天然系素材をいっぱい買いたいな、と思って

リサーチしたのがそもそものきっかけでした。

ネットで行き当たったのがマヘシュワルという産地。

インド中央部、マディヤプラデーシュの古都でした。

チャンデリというシルク&コットンのきらびやかなハレの日のサリーの産地ですが、

オーガニックコットンの手織りをしている新興プロダクトがあるんです。

何か、こう、ピンと来ちゃって(笑)、即行くことに決めました。

集散地デリーでインド全土のものがいろいろ見れるから、直接産地まで行くことって

これまであまりなかったのです。

とくに織元を訪ねるのは今回初めて。

Img_4646_2

拠点のインドールに到着。

ワクワクしながらターミナルを出ると、予約していたトランスポート会社のお迎えが来ていない。てっきり真面目そうな運転手が「Mrs.Miki」ってボード持って待ってるかと思ったんだけどなぁ。

30分ほど立ちんぼしてたらどこかのホテルの送迎スタッフが気遣ってくれて、会社に電話をしてくれました。そしたら、「OK, just wait.」(了解、待ってろ。)

結局1時間ほど待ったのち、ぼけぼけっとした運転手登場。

ま、その日は夕方の到着だったし、ほかの予定が無かったからいいんですけれどね。

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翌日は車、ちゃんと来てました。

高速道路でひたすら南へ100キロ。

Img_4651

途中の道路工事では女の人たちがたくましく働いていました。

バリも重労働は女の人の仕事です。頭が下がります。

この山間は南へ向かってずーっと緩やかな下り坂で、周りは麦畑が多いのです。

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高速道路を降りて、一般道に入ると

ところどころでバスを待っているのかな、学生たちが。

逆行で見えにくい写真ですが、皆さん結構カラフルな装いでうれしい。

デリーはダークでしたからね。

Img_4653

インドの真ん中を走っているという事が、これまたにわかにうれしい。

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マヘシュワルの街。

壁も木戸も看板も使い込まれています。

古い荷台に野菜を積んで出かけようとする家族たち。

車を降りてちゃんと写真を撮りたかったのだけど、運ちゃん、エーゴ通じまへんの。(笑)

それにしても、ただただ絵になる。

入り込んだとたんに嬉しさがこみあげてきて、

ちょっとハイになっちゃいました(笑)。

商店街は毎週木曜日が休みだそうで、

行った日が木曜日だという事をこの先もずっと覚えていられそうです(笑)。Img_4678車から撮っているのでこんな写真ですみません。

男性が白&ナチュラルカラー、女性がカラフル、という装いが分かりますでしょうか?

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商店街を抜けると

城塞に入る坂道が。Img_4659_2

マヘシュワールはマハーバーラタにも登場するそう。

ヒンドゥー文明の聡明期にはインドの文化、政治の中心地だった町らしい。

何世紀もの間不遇の時代を送り、その後今から300年ほど前に

ラーニー女王という方が木工や織物を奨励。城塞もその頃に建てられたものとのこと。

以降はインドの手織りの一大産地になったそう。Img_4663

女王さまがかつて暮らしていた城の中には

レワ・ソサエティという織物工房がありました。

お城といっても、こじんまりとしたレジデンスのようなつくり。

しっとり落ち着いた軒下にきらきらした光が差し込んでくる。

Img_4664
糸車も現役です。

この光景、カーディを思想として打ち立てた

マハトマガンジーさんのアイコンのようですね。

Img_4668織職人はインドでは男性多し、とのこと。

こちらの工房も木曜日はお休みのようですが、何人かの方々が機をだんだんだん、とすすめていらっしゃいました。

シルクとコットンのチャンデリは糸が細く柔らかいので、切れやすく、なかなか大変な作業のようです。出来上がりのチャンデリは手織りとは思えない均一でなめらかなもの。

残念ながらこのタイプの織物はほとんどがサリーで

切って縫うには滑りが良すぎなので購入したことが無いのです。

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お城を出ると!

ナルマダー川という大河が滑らかに、滑るように

横たわっていました。

チャンデリのサリーのような。

Img_4675・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

オーガニックコットンのお話しはまた明日!

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