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2015年2月19日 (木)

春のベーシック

だらだらと書いたインドが終わり、

やっと春の話題です。

まずは京都toko manisから。

TOPページでお知らせしておりますが、1月末から各週週末の営業中です。

toko manis営業日
2月・3月の営業

2月21日(土)、22日(日)              11:00~18:00

3月7日(土)、8日(日)、21日(土)、22日(日)11:00~18:00

今年は今のところ秋まで東京での作品展の予定がありませんが、

その分toko manisに気合を入れていきたいと思います。

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現在、南知多のアサンブラージュさんで開催中のマニス展で

先行してお出ししているアトリエマニスのこの春のベーシック服。

来週から順次その他のお取扱店でもご覧いただけます。

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ダークカラーで光沢が少ないちょっとしっかり目のお手頃リネン。

今回は生地の価格がいつもより安くなったのと、

数枚ずつカッターで裁断できるようになった事で

服のお値段がちょっと嬉しくなりました。

Img_4613

1枚ずつだとテーブルの上で滑って、地の目が曲がりやすく

とても裁断が難しかったリネン。

3~4枚重ねるとお互いがくっつき合ってよく整う。

10年以上やっていることが、チョットしたことでまだ改善できるって

これは、チョット発見です。

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今回のシリーズは見返しにラジャスターン州・バグルーの

天然染めブロックプリントをあしらいました。

Img_4605_3
写真だと全然分かりませんね!(笑)

実物を是非ごらんください、ってことで。

上のロング丈は春のコート代わりになるおススメです。

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こちらはサックドレスという形なんですが、

今回の素材はピッタリいい感じに。

Img_4612
季節を問わずご活用いただけそうですよ!

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こちらのパンツもすでにいろいろな素材でつくっていますが

ウエストにゆるめにゴムが入っていて

履きやすいデザイン。

Img_4609_6
さらさらしていてしっかりしているリネンでつくると

これまた新鮮。

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プチ・まめしんぶん、でした♪

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2015年2月18日 (水)

冬のインド 7 @バグルー

バグルーと言えば、これまで何度目かな。

インドに行く、イコール、バグルーにも行くんです。

ほぼ間違いなく。

スラジさんの工房です。

「このところはどうですか~?」、と、うかがうと

「そうそう、昨日、日本で出版されたばかりの本が届いたんだよ」、と。

あぁ、これ。知ってますよw

浅井さんがブログで紹介されていましたから!

Img_4726
この本の中に、スラジさんの工房の写真がいっぱい出ていました。

日本で買ってゆっくり見ようと思っていたのが、

なんとインドでご対面。w

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スラジさんは、もうとっても有名になられているので今更説明は省かせていただきますが、

2014年にナショナルアワードの工芸部門を受賞されたそうで、

もう、ますます昇華されている。

Img_4724
記憶を遡れば、チャールズ皇太子もここに来られたのでしたっけ?

とにかく、そういう方でありながら、とっても自然で質素で職人で。

お手伝いを頼もうと思えばいくらでも、だと思うのに

布を見せてくださる時にはいつもご本人が不自由な片手を気にもせず

いっぱい広げて見せてくださる。

手は大体いつも染料で染まっている。

だから、いつも会いたくなる。

そんな訪問者、少なくないと思いますよ、スラジさん。w

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工房は少し前に拡張して、かなり大きくなったのだそうです。

広々した建物の中で

ブロックの版押しをしている人は、この日たった一人でした。

独立記念日の前後、インドは結婚式シーズンとのことで、

ほとんどの職人さんが休暇中。

Img_4729
ジャイプール界隈でこの週末に1500件もの結婚式があった、というし

スラジさんたちも毎日3か所くらいの結婚式に顔を出しているんですって。

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インドのブロックプリントは、インドネシアの更紗とは違ってほとんどが版押し。

版は直接染料をつけて押していく、というものです。

でも、スラジさんたちのところを含めこの地域では、バティックと同じくロウで防染する染め方もところどころで行われています。

染料は天然のものが中心。

Img_4732
一見、仕上がりを見ただけではあまり分からないようなところに

手間暇がかけられています。

足に車輪がついていて、腰で押すだけでなめらかに移動する染料を含ませたスタンプ台。

生地を広げている台は恐らくサリーの長さと同じくらい?

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ブロックプリントの大御所ブランド、アノーキーが出版している

図録の最新刊は、こちらのブロックの版の山が表紙になっていました。

Img_4731_2

それよりもずっと前から、この版の積まれているコーナーは

何度も何度も写真に収められてきたはず。

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先週は雨続きだったけれど、ようやく晴れた! って、

お庭で日向ぼっこするスラジさんの奥さんの前に広げられていたのは

新作のストライプ。

Img_4727_3
うわ~、気持ちいい!

冬の光の中で元気よく泳ぐこいのぼりみたいに思えました!

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インドレポート、

途中脱線が多くて長くなりましたが

これにておしまい。

ぱちぱちぱち。

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おまけです。001
インドの各州の名前がいろいろ出てきてもどこら辺にあるのか分からない、というお取扱店からのご希望があって簡単ですがインドマップを書き起しました。

これはマニスが生地を取り入れている州を中心に書いていて

実際にはもっといろいろな州があります。

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2015年2月16日 (月)

冬のインド 6 ジャイプールこぼれ話

冬のインド、ジャイプールのお話しの続きです。

今日はまた違った切り口で、少々語っちゃいます(笑)。

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古ぼけたものが新鮮に見えて

心地よい感じがするのは

自分の中ではここ10~5年くらいのことだと思います。

皆さまはいかがでしょう?

それより前からもアンティークが好きでしたが、

アンティークだから好きになった、というよりも、

物珍しさの方で惹かれていたように思うんです。

その前も古い街並みに惹かれはしたけれど、

ジャイプールに通い詰める理由のひとつは

古ぼけたものに囲まれる贅沢さ?

このところ、ピンクシティと呼ばれるジャイプール旧市街の改装がすすんでいて、

そうなると、かつて

いつまでもそこに漂っていたかった、ぎゅうっと締め付けられるような思いは

ちょっと変わってきて。

今では町の外側にあるアンベール城の界隈がツボです。

Img_4737

「いつ来てもそのまま」な領域。

いつ来てもそのまま。

訪れるたびに発展していく事に気がつくってことも、嬉しくないわけじゃないけれど

変わらない、って、何てしみじみ嬉しいことか。

今回も、ぎゅ~っと!(←わぉ!)

この種のうれしさでこみ上げる時って、いつも同じことが起きます。

それは、泣いてしまうってことです!

何でそう思うのかと考えてみたら、あぁ、それは、時代の移り変わりのせいかと。

昭和が一つの過去になりつつあるから。

10~30年くらい前まであったゴタゴタとした感じが、

「便利できれい」に一掃されてしまったから。

(それはすごくいいことでもあるんですけどねー。)

その頃の看板アートがフェイクでテーマパークみたいな快適空間に出現したから。

その他イロイロ、ずっとそのままできていた定番の、ゆっくりとした移り変わり。

何だか知らないうちに世界全体が均一化した方向に行ってませんか?

フェイクばかりがいっぱいだと、本当の骨とう品が(骨とう品のような街並みに取り巻かれることが)、

何て染み入る事なんでしょうか。

あぁ、それって、自分が歳とったってことと、イコールかいな。

……以上、語ってみました(笑)。

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アンベール城界隈には、不変のブランド、

ブリジットさんのブロックプリント工房があります。

同じ柄の定番プリントで、アイテムだけは少しずつ種類が増えるけれど、

あれこれ新作などと入れ替わったりしない。

いつもそこにある、これ。

今回は愛くるしいベビーシューズを買いました。

Img_4767
それから、ジュエリーポーチ(下の写真)。

ブリジットさんのファンが世界中にいるのは、

DNAのように、知らないけどどこかで覚えている懐かしさ、みたいな

人たちがいるから。

これ、ちゃんとこのまま残って行けますように。

(またも語る・笑)

昨日、バリショップのスタッフが急に休む事なり、

代わりにまた自分が店番してました。そしたら、来ましたよ。

即効反応してしまうお客様が!

Img_4771

アメリカ人で布の研究家というお方。

店内の服を粗方試着し、サイズが合わなかったことからすごすごとお帰りになるかと思いきや、

ブリジットさんのアイテムに目が行くと、もう、止まらなくなりましたね。

このまま、止まらないで~、と、思いましたよ、

もちろん、ちゃんと帰着しましたけれども(笑)!

もう、この領域は国境がありません。

らぶ、ふぉーゆー。

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ジャイプール郊外、バグルー地区のスラジさんのところへも行きましたが

またまた語ってしまったので、また明日以降。

(なぜにこんなに語るもの?)

 

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冬のインド 5 ジャイプール

インターネット、今日やっとメンテしてもらって調子がよくなりました!!!

あぁ、もう、視力の合うメガネを調達したみたいに、

はっきりくっきり、快適です(笑)。

でわでわ。

きょうは日付的に2度目の投稿になりますが

ジャイプールの巻。

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マヘシュワルの翌日、インドールからジャイプールへ移動。

直行便が無いのでデリーで乗継です。

その出発の朝の出来事からまずお話ししたい!

以下はフェイスブックに投稿したもののコピペです。

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今日は朝から面白かった!

充電してたはずのこのケータイがコンセント緩んでバッテリーOFF!

お陰ですっかり寝過ごしスッピンのまま大慌てでホテルをチェックアウトするも予定より15分遅れだけど、いやいや、まだ大丈夫。

ドライバーにアイムソーリー言う気満々で外に出たら、あららららら、何と来てないじゃん。今回は「お迎えまだ」が既に3回目〜。到着はまだいいけど出発はあかん。

ホテルのフロントからエージェントのボスの携帯を何度も鳴らし、おお、今起きましたねあなた。何、フライトは夜じゃないのか、ってそれは夢の続きですかあなた。10分以内に来なければ他の車で行っちゃうからね、そしたらこれまでの支払いができなくなるけど、ドンウォーリー。

しかし車が来たのは25分後(その時間まで待っててあげたのも偉かったな自分!)。さぁ、空港までぶっとばして頂戴。と、そこに、同じフライトに乗るからと車にスルリと便乗してきたおじさん有り。(ちなみに身なりの良いインド人。)

おじさんは、飛行機の時間がギリギリだというのに車内で手弁当らしきサンドイッチを美味しそうに食べ、新聞を広げ寛いでいる。…大物だ。

私はドライバーから携帯を借り、ボスに値切り交渉。何だか勢い余って3000円も値切って、便乗のおじさんからも500円もらい、俄かに嬉しい。
いや、それ、妥当。

車はさすがにエマージェンシー、クラクション鳴らしっぱなしで所用25分の道のりが15分。飛行機に乗ったの、「どあくろーず」の5分前でした!

ケータイが一日OFFのままだったから、美しいアンティークショップも写真なし!!!

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はい、そういう訳で結果的に予定通りジャイプールに着きまして、

ちゃんとお迎えも来ていました(笑)! (うれしかった!)

ちなみに写真を撮り損なって悔しかったのは、100年前のラジャスターン州の絞り染め&板染めターバンのコレクションをいっぱい持っているアンティーク店。ターバン用の幅に織られている極薄のモスリンと、絵巻物みたいな染めが、もう、たまらな~い!

買うなら写真も撮りたかった訳で、全部まとめて次回に託します。

あぁ、そんな訳で、散財せずに済んでプラマイゼロ(笑)。

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何度来てもエキサイティングなジャイプールでございます。わははははー。

今回はとくにアメリカ、ヨーロッパからの観光客の皆さん&お仕事の皆さんがいっぱいでした。

この時期なのか、ハイシーズン?

しかし、私が行くところといえば皆さんとはあまり交わらないようなところばかり。

行く先々で、「忙しいでしょ?」、と、尋ねると、「いやー、全然」、って(笑)。

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文字ばかりで写真なしのきょうですが、

長くなるのでこの辺で区切ってみます。

ちなみに、インドのこの手の件は新地開拓にはつきものかも(笑)。

面白いけど、ハラハラ。

今のところ何とかなっているのはラッキーでハッピーな事ですな!





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冬のインド 4 @マヘシュワル

今日の投稿は、ネット接続の関係か、下書きに書き足しをしたものがアップできないので

文字のコピーを貼りつけ作業しています(さすがにもう学習していますよ)。

それで、途中フォントやスペースが変なのですが、一旦これで入れてみます!

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マヘシュワルの続きは、

今回のハイライト。

オーガニックコットンによる手織り工房です。

手織りが盛んなマヘシュワル、織り手に不足はありません。

現在200人の方々が糸紡ぎから染色、縦糸と緯糸のセット、織り。

そして織りあがったものの洗い、検品、と広い敷地内で

黙々と作業を進めていました。

それでも毎年25人ずつ増えているんですって!

手仕事離れの時代に(インドでもバリでも職人不足の話題は尽きません…)、

夢のようなお仕事場でした。

Img_4687

糸紡ぎの部屋に入ると、壁に。

あ、これはマヘシュワルに手織りを普及させたラーニー女王様。

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糸紡ぎはグジャラート州から取り寄せた手動機械で。

皆さんマスク、頭にスカーフ、長袖姿。

Img_4681

冬だからいいけれど暑い季節はさぞかし大変なお仕事でしょう。

糸からつくるオーガニックコットンのカディです。

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縦糸にはトウモロコシのでんぷんを含ませて織りやすいようにハリを持たせているので

時々くっつかないように縦糸をほぐしている、とのこと。

バリでは米粉を使っているのですが、手織り布って

つくづく手間のかかる作業だな、と。

 

Img_4693

機はバリのと違って緋を、吊るしてある紐を引っ張り左右に飛ばしていました。

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縦糸です。

案外小さな糸巻です。Img_4690

でも糸が細いから。これで布地の何センチ分になるのかな。
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職人さんは主に女性、でもインドでは本来、織りは男性の仕事だったという説も。

この方は女性(分かりますよね)。

切れた緯糸を結びなおしまた織り進めていました。

Img_4705

工房内では何十という機がだんだんだん、だんだんだん。

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お休みしている機もきちんときれい。

そういえば、ここはゴミが散らかっていたりしなくて

古くて使われていないものが積まれたままになっていなくて。

Img_4706見習わなきゃ!(笑)
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縦糸のテンションを調節するためでしょうか?

ぜひ詳しい方、教えてください。

担当の方に聞き忘れましたが、サドルバッグ、じゃなくて、サンドバッグ?

どの機にもテルテル坊主のおっきなものが(違うか)括られていて。

Img_4707私はコレ、はじめて見ました。
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だんだんだん、だんだんだん、だんだんだん。

中央にぶら下がっている紐を下に引く。

緋が左右に飛ぶ。

パーカッションのリズムのようです。

織ってる人が楽器を奏でる(太鼓をたたく?)ように、テンポをつけているのが分かります。

Img_4689何だか楽しそう?

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縦糸をセットしているところ。

この糸巻のフレームはバリと同じだと思います。

Img_4696

写真を撮ろうとしたら、ちょっとお水を一杯、って手を休めたおばちゃん。

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大きな大きな車輪がゆっくり回ります。

これ、縦糸ですよね?

Img_4697

この車輪もはじめて見ました。

子供が来たら真っ先に反応しそうな、公園とかにもありそうな(笑)。
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こちらは検品。

縁の部分の糸くずを整理。

オシャレな布です。大きさ的に服地用。

どこのブランドに行くのかな。Img_4698
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こちらはアイロンを掛けながら糸の継ぎ目部分を検品中。

印象派の絵画のように、はっとする光景。

おっきい重たいアイロンが現役です(何だかうれしい)。

Img_4700
そして、この作業、立ち仕事なんですね。

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こちらはタグの縫い付け(最終工程)。

奥の人はショール類、手前の人は服地向けのランニングクロス、と思われます。

ランニングクロスを畳むための台が面白い。

Img_4703_2
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工房の屋上は

織りあがった布の干場でした。

Img_4709冬だけどまばゆい日の光を浴びながら、布が気持ちよさそうに揺れている。

わ~~、すがすがしい!

正午のまっすぐな影が、たまらなーい。

この後、ベルが鳴ってランチタイムになり、染場の方は見られなかったのですが、

次回また是非に。
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ランチタイムの後は、製品を見せてもらいました。

サンプルから注文のための布選び。

(もうテンションあがりました!)

そしてつい昨日、マニスのための機が動き始めたというメールが入りました。

「織り上がり」の報告が待ち遠しい。

Img_4721

次回は、原料のオーガニックコットンの栽培についてもぜひリサーチしたい。

あぁ、何だか、服づくりという今の領域から

しばし昔にやっていた「取材」という仕事に戻ってしまったような一日でした。

どちらも、何となくつながっています。

いずれも人の心と大地ありき。

帰りの高速道路では、おっきな日没とその残光がどこまでもついてきて

今日が少しでも長く続きますように、ってお手伝いいただいているみたいに

思っちゃいました。

これは妄想ですね!(笑)

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冬のインド、もう少し続きます。


















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2015年2月13日 (金)

冬のインド 3 マヘシュワルへ

やられました!

書き終えたブログが、アップの際にネット接続が途切れていて

全部消えちゃった~~~~~。

これまでも何度かありましたけれど、

不意打ちでした~。

以下、再投稿。あらよっと、頑張って行きます!

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今回のインドの旅では天然系素材をいっぱい買いたいな、と思って

リサーチしたのがそもそものきっかけでした。

ネットで行き当たったのがマヘシュワルという産地。

インド中央部、マディヤプラデーシュの古都でした。

チャンデリというシルク&コットンのきらびやかなハレの日のサリーの産地ですが、

オーガニックコットンの手織りをしている新興プロダクトがあるんです。

何か、こう、ピンと来ちゃって(笑)、即行くことに決めました。

集散地デリーでインド全土のものがいろいろ見れるから、直接産地まで行くことって

これまであまりなかったのです。

とくに織元を訪ねるのは今回初めて。

Img_4646_2

拠点のインドールに到着。

ワクワクしながらターミナルを出ると、予約していたトランスポート会社のお迎えが来ていない。てっきり真面目そうな運転手が「Mrs.Miki」ってボード持って待ってるかと思ったんだけどなぁ。

30分ほど立ちんぼしてたらどこかのホテルの送迎スタッフが気遣ってくれて、会社に電話をしてくれました。そしたら、「OK, just wait.」(了解、待ってろ。)

結局1時間ほど待ったのち、ぼけぼけっとした運転手登場。

ま、その日は夕方の到着だったし、ほかの予定が無かったからいいんですけれどね。

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翌日は車、ちゃんと来てました。

高速道路でひたすら南へ100キロ。

Img_4651

途中の道路工事では女の人たちがたくましく働いていました。

バリも重労働は女の人の仕事です。頭が下がります。

この山間は南へ向かってずーっと緩やかな下り坂で、周りは麦畑が多いのです。

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高速道路を降りて、一般道に入ると

ところどころでバスを待っているのかな、学生たちが。

逆行で見えにくい写真ですが、皆さん結構カラフルな装いでうれしい。

デリーはダークでしたからね。

Img_4653

インドの真ん中を走っているという事が、これまたにわかにうれしい。

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マヘシュワルの街。

壁も木戸も看板も使い込まれています。

古い荷台に野菜を積んで出かけようとする家族たち。

車を降りてちゃんと写真を撮りたかったのだけど、運ちゃん、エーゴ通じまへんの。(笑)

それにしても、ただただ絵になる。

入り込んだとたんに嬉しさがこみあげてきて、

ちょっとハイになっちゃいました(笑)。

商店街は毎週木曜日が休みだそうで、

行った日が木曜日だという事をこの先もずっと覚えていられそうです(笑)。Img_4678車から撮っているのでこんな写真ですみません。

男性が白&ナチュラルカラー、女性がカラフル、という装いが分かりますでしょうか?

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商店街を抜けると

城塞に入る坂道が。Img_4659_2

マヘシュワールはマハーバーラタにも登場するそう。

ヒンドゥー文明の聡明期にはインドの文化、政治の中心地だった町らしい。

何世紀もの間不遇の時代を送り、その後今から300年ほど前に

ラーニー女王という方が木工や織物を奨励。城塞もその頃に建てられたものとのこと。

以降はインドの手織りの一大産地になったそう。Img_4663

女王さまがかつて暮らしていた城の中には

レワ・ソサエティという織物工房がありました。

お城といっても、こじんまりとしたレジデンスのようなつくり。

しっとり落ち着いた軒下にきらきらした光が差し込んでくる。

Img_4664
糸車も現役です。

この光景、カーディを思想として打ち立てた

マハトマガンジーさんのアイコンのようですね。

Img_4668織職人はインドでは男性多し、とのこと。

こちらの工房も木曜日はお休みのようですが、何人かの方々が機をだんだんだん、とすすめていらっしゃいました。

シルクとコットンのチャンデリは糸が細く柔らかいので、切れやすく、なかなか大変な作業のようです。出来上がりのチャンデリは手織りとは思えない均一でなめらかなもの。

残念ながらこのタイプの織物はほとんどがサリーで

切って縫うには滑りが良すぎなので購入したことが無いのです。

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お城を出ると!

ナルマダー川という大河が滑らかに、滑るように

横たわっていました。

チャンデリのサリーのような。

Img_4675・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

オーガニックコットンのお話しはまた明日!

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2015年2月12日 (木)

冬のインド 2 ミールス

Wifiが来たり消えたりするのでタイミングが悪いと「アップ」したものが白紙になってしまうんです。

はい、言い訳から始まるきょうです(笑)。

今のところ「来て」いるようなので急ぎ続きを入れてみます。

その前に

今日のバリは昼間30度以上に一気に気温が上がったのち、急な冷気が入ってきてあわよくば竜巻来るかも!!!  、な微妙なお天気でした。

しかし落雷もなくその後おだやかな冷気に包まれたまま。

連日の猛暑にこの冷気、すっかりみんな睡魔に包まれている模様。

(犬屋敷の我が家の犬たちも、遠吠えせずに静かにご就寝~。)

ではでは、続きま~す。

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冬インドの2回目のきょうは、ごはんの巻。

Img_4635
インド滞在中は、大体が朝のホテルのブッフェでしこたま食べて、遅めのお昼を出かけた先で食べて、夜はナシ。(ま、バリにいても朝・昼のみのパターンなんですが。)

上の写真はデリーのホテルの「朝ごはん」です。

何度行ってもなかなかお料理の名前とか覚えられないんですが、

インドでは「ノンベジ=肉入ってます」、または、「ベジ=肉入ってません」、という、宗教上それぞれの人に対応したメニューが整っています。

上のは、ベジだけでアソートしましたが、左の揚げ物はカッテージチーズの春巻きみたいなもの。

乳製品はベジの皆さんの重要なタンパク源になっているように思います。

真ん中のピーマンとマッシュルームのソテーはチャイニーズ風。

辛いものに弱いワタシは「インドそのまんま」だと食べられない故、これにヨーグルトとかフルーツとかで中和しつつ腹いっぱいの朝。(!!!)

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こちらはランチタイム@デリー。

Img_4636
キヌアというアンデスの穀物と野菜で炊いたピラフ(右)、真ん中の白いのはヨーグルトにキュウリが入った爽やかなソース、左はナスが入ったアーモンドソース。

白い小さい器のは、甘いマンゴチャツネ不明ですが、ヘルシーフードのオシャレなカフェでひときわ目を引くメニューです。

プレートのコンビネーションの見事さに拍手です。

ちなみに全く辛くありませんでした。w

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こちらは、マディア・プラデーシュ州のインドールのホテルの朝。Img_4647_3

これはお代わり。一皿食べてもう一皿の(!)。

上のピラフみたいなのはインドールがあるインド中央部のお米フレーク。

ポハというもの。

ターメリックで炊いたような感じのポハはインド中央部の朝ごはんの定番らしい。

これに赤玉ねぎを刻んだものをたっぷりトッピングしてレモンを絞ってみたら

非常にすがすがしい朝となりました。w

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今回のインド、最後のミールスはデリー空港のビストロで。

インドのピラフ、ビリヤニ。

Img_4757
地域によって素材や作り方が多種多様にあるようですが、

ビリヤニを頼むと間違いなくお米主体なので、安心できます。

ちなみに、これ、すっごくおいしかったデス!

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何だ、今回はカレーの写真がありませ~ん。

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インドレポート、まだまだしばし続きます。




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2015年2月11日 (水)

冬のインド 1 @デリー

皆さまご無沙汰しております。

早いものでもう節分を過ぎました。

お元気でお過ごしですか?

アトリエマニスの京都オフィスでは12月から

岡田さんのほか、もう2人のアルバイトさんが試運転中。

しばらくお休みが続いたtoko manisも

2月からは月2回、隔週土日の営業がはじまっています。

間もなく「日本部ブログ」の方も再開する予定ですよ♪

バリのスタジオでは新しい今年の春服をいろいろ制作中。

まもなく私のインドネシア滞在許可証の更新時期、

パスポートが1か月ジャカルタへお出かけすることもあり

いっちょ出掛けちゃいますか、と、

今年が始まって早々、思い立ってインドへ!

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今回は初めて冬のインド

到着の翌日、1月26日はインド66回目の独立記念日&オバマさん来訪中、

ということもあってか、ほぼ全部のお店がクローズド!Img_4625
日本の元旦みたい、いやもっと、かも!

冷たい雨が上がったのお昼時、

インド門のある広場を車で通りぬけようとしたら。

ちょうど式典が終わって大勢の人々が帰宅中でした。

インド全土この日はテレビで式典を見るのが通例だそうなんです。

日本にはあまりない習慣ですが、

インドネシアでもここまで徹底はしていませんが(!)

巨大な国ながら、ぴしっとした統率ぶりにお国柄を感じます。

と言いつつ、夕方にかけてぼちぼちお店を開けたところもあり

しっかりショッピングさせていただきましたけれどもw。Img_4756
最高気温10度、暖房が無いデリーはどこもサブい、

しかもバリからの直行だと着るものが手薄でサブい、サブい!

(上の写真は最終日、20度以上に上がった晴れの日のステートエンポリウムです。)

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某日。

オーガニックコットンを自営で栽培から織物にまでプロデュースし、かつ

インド各地のサリーの着方を研究しいくつかの本を編纂されている

リタ・カプールさんに会いに。

たまたま、京都の友が@デリー。

sinduの山田さんと合流して、行ってきました。Img_4640
リタさんのプロダクトは以前バリショップでもショールなどを扱わせていただいておりましたが、今回は服地を。

カディコットンについて独自の思想を持ち、ちまたで売られるものとは別に本来のカディコットンがどんなものなのかを研究し、かたちにしているインド布のゴッドマザー。

その事務所はとっても質素。こころざしが感じられます。

インドサリーのおかーさん、冬仕様だから上手にウールを重ね着されておりましたが

サリー姿の夏の季節にまたお目にかかってみたい。

今回は茶綿のカディを少しだけ買いました。

これでKhadimanisの服をつくります。楽しみです!

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某日。

大好きなDilli Haat、デリーの定番、野外催しもの会場です。

これまでアッツ~~い季節にしか見に来ていなかったのですが、

今回はウール系の出展がたくさんでした!

ウール系というとカシミール州の独特の粘っこさを持つ商人たち。

ホンモノのカシミールはハサミを入れられないほど高価なのですが、ちびちびと物色。

そうしたらマニスちょうどいいのが、ちょっとだけありました!わ~い!

下の写真は冬インドならず年中見かける展示ですが、

色彩が減っている冬デリーで引き寄せられた皮革を使ったクラフトのお店。

Img_4749
インドネシアにあるワヤンクリ(影絵芝居の人形)と共通している部分が多いですが、

色彩感覚とモティーフの面白さに惹かれてしまいます。

ちなみに、うちの子にお土産にしたもの一式がこちら。

何ていうか、共通するセンスをお持ちです。(ですね?←家庭内連絡網)Img_4765
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こちらは、カラムカリと言われる手描き更紗のお店。

衿周りだけの生地が面白~い!

これを使ってどんなオシャレをするのでしょう。Img_4748

カラムカリは本当にホームメイド感覚で生産されているようで、服地用のものはなかなか手に入らない(そこがいいところなのだけど)。

またの機会を目指します。

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紅茶の産地で知られるアッサム州から

エリシルクと呼ばれるシルク生地をデリーに入れている一家を訪ねました。

姉妹で経営している小さな会社の取り巻きは、全部家族ぐるみ。

皆アッサムの出身者で顔立ちがアジア系です。

ミャンマーに近い土地柄だから当然かな。

そうそう、アッサム辺りは確かサリー文化圏外?

聞いてみると、「そうです。この布が伝統衣装なんです」、って出してきてくれました。

幅が130センチくらいと広い分長さはサリーよりも短い感じのやや地厚な布。

巻き方もサリーと違ってます。Img_4747_2
ちょっと調べてみたら真木テキスタイルのぱるぱさんがとても詳しく書いていらっしゃいました。ドクナというそうです。

http://www.itoito.jp/india/2011assam.html

余談ですが、ぱるぱさんの文を読んでいたら、真木さんたちのインドの旅は糸探しの旅なんだなぁ。そして私は布なんだなぁ。…当たり前のことですが、糸探しの旅ってそこから何を織るかを考えるでしょ、布だとどんな服作るか考えるでしょ、似ているようできっとかなり違うんだろうなぁ、と。……余談でした。w

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帰国前日のこと。Img_4752_2

何と、ばったり、会っちゃいました。

Kocariの吉野さん!

それもまた日曜日の夕方で、閉っているお店が多いことで、たまたま「ヒマ」だった2人です。広い地球でフロムバリとフロム日本がばったり出会う確率って?

同じ思いで布を追っているからこそ?

一応連絡は取り合っていたのですが、その後私がネットを見れない2,3日があり、途絶えたままだったんですよ。

もちろんのカンパイ、インドのキングフィッシャービール。

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ネットが何度も切れるので今一度アップします、

後程また修正いたします。

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このあと、インドのお話し続きま~す♪


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