カーディマニス
今年の年賀状でご案内をしましたが、
マニスの服は今年、少し種類分けをする予定でいます。
赤いのはいつものマニス。
2番目の薄ピンクのラベルのカーディマニスは
もともと
バリのスタッフが産休などで服の数が至らない時にインドや中国の工房で
注文制作をしたものにつけていたラベルでした。
このラベルがたくさん残っていることから、今年は
「カーディ」の本当の意味に基づいて「天然素材」で天然色の布にフォーカスした
ちっちゃなブランドを計画中。
カーディとは植民地時代に東インド会社に席捲されていたインドに、「インドらしさを取り戻そう」、とマハトマガンジーが興したムーブメント。
今ではインド全体に政府が管理するカーディショップがあり、嘘のない自然主義の様々な製品が扱われています。
マニスの「カーディ」、」どこまでどうなるか不明ですが、
今その第一弾の服が出来上がりました。
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まずはオーガニックカポックの服。
ジャワのトゥバンというところで伝統的に織られている手つむぎの布で、
素材はカポックという木の実から採れる綿です。
日本では「パンヤ」、布団に使われる繊維調の短い綿ですが
インドネシアでは、インドからの綿が入ってくる前は
これをつかって織物をつくっていたそうです。
インドネシアの原始布とでもいいましょうか。
今回服地にしているものはトゥバンのカポックをバリでインディゴ染めしたもの。
やや地厚ながらほっこり柔らかい素材です。
上の「バロックチュニック」はボタンゾロゾロのブラウス風のデザインですが、こちらのカポック布でつくると新鮮なトップスに。
パンツには耐久性を持たせるためにバリシャンブレーを重ね縫いしています。
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ヘンプの服。
こちらは12月にチェンマイで購入したもの。
機械織のタイプと手織りと2種類。
機械織の方は、地厚でそれなりに重さと密度があるもので
ラミーやリネンのようなサンドカラーに近い生成です。
上の「メビウスジャケット」には後ろ見頃にあるループ紐の先端に
マダガスカル産の貝ボタンなどいろいろな自然素材のチャームをつけました。
ざっくりしてて重みのあるヘンプ、なかなかいい感じです。
そしてモン族の手織りと言われる織物は、こちら。
これまでの布とは違って、草か紙のような感触。
でも、ふんわりとした柔らかさがあって。
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このほか、マニス定番の薄手リネン、インドからのお楽しみが加わる予定です。
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インド。そうなんです。
実は明日から行ってきます。
バリでのレポートがまたも抜け落ちそうな本ブログ(汗)、
次回はいつになりますかしら。
いつも不定期ながら、皆さま、今後ともよろしくお願いいたします!
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コメント
はじめまして
こちらのインドパンツはどちらで購入出来るのできるのですか?お値段とウエスト、ヒップサイズ教えていただけますでしょうか?
投稿: mem | 2015年7月25日 (土) 14時15分
memさん、お返事が大変遅くなり申し訳ありません。
こちらのインドパンツは完売しておりますが、生地がまだありますのでお仕立て可能です。
サイズはMとLがあり、比較的ゆったりした形です。価格は24000円ほどになります。
もし今からでもよろしければお仕立ていたしますのでご希望内容を下記あてご連絡いただけますか?
info@ateliermanis.com
投稿: oyakata | 2015年8月13日 (木) 00時48分