冬の服いろいろ
11月もそろそろ終わりに近づいてきました。
皆さまお元気でお過ごしですか?
先日は長野で大きな地震があったそうで、東北震災以来久しぶりにフォッサマグナの地形図をネットで探っていました。
バリは例年ならもう1~2カ月前から雨期のはずが(山からの湿気は来ているものの)
地表をなでる風が乾期と同じ東からの風。
そのため厳しい日照りが続いています。
地域によっては雨乞いの儀式も行われているそうで、水不足が深刻。
それでも、数日前からやっと少しだけ雨が降るようになってきました。
日照りが厳しいとココナッツの葉や実が時折どさっと落ちてくるものだから
先日は「ココナッツおじさん」に来てもらって
伐採を。
写真の左の木に登っているおじさんがいるんですが、見えますか~?
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猛暑の中ではありますが
扇風機ぶるんぶるん回しつつ
スタジオで進行しているのは真冬の服。
写真はエアコンがついぞ故障した某日のバリ・ショップなり。
雨が来そうで来なかったその日、
私が店番してましたとさ。
さてさて。
スタッフたちが頑張ってつくっている
おすすめはこちらです♪
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上質の手織りウールで
こちらのショートコートは
深いワイン色の上質なヒマーチャルウールの手織りです。
とてもきめの細かい織物なので
一見機械織のように見えますが、手織りです!
恐らくアンゴラ混。
軽くてやわらかく、ふくらみのある表地に
しっかりしたリネンの裏地を。
見返しにはMusuburiさんの天然染めのピンクの麻生地を。
同じ生地でコート(別型でロング丈)もつくっています。
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インディゴのシリーズ
2015年は作品展を一回お休みすることにし、
その分しばし時間をかけて天然素材と天然染めを特集する予定です。
その先駆けは
インディゴ染めリネンのシリーズです。
こちらの生地は手染めではないので比較的お手頃価格になりました。
裏地にはバリ手織シャンブレーを。
見返し部分に使っているのは
ボタンは2年前上海の藍印花博物館で買った藍染チャイナボタン。
表地と裏地の相性がぴったりで、薄手ながらしっかりしたコートができました。
パンツもおすすめ。
同じくバリシャンブレーとの重ね縫い、見返しはプリント使いで
しっかりした履きやすいパンツになっています。
8分丈の裾広型は寒い季節、地厚の靴下を履きたい時、ブーツを履く日に重宝しますよ♪
こちらの「セカンド・ブーツ」パンツは、ヒマーチャル産手織りウールでもつくってます。ウール版もいい感じの仕上がり。私もこの冬履きたいな(年内は1週間だけの冬なんですがね・笑)
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上のインディゴ染シリーズで部分使いしているバグルー産天然染めブロックプリント。
「トライバルスカート」と呼んでいる、ウエストの構造がきんちゃく袋のようなかたちの
フリーサイズのスカートです。やはり裏にバリシャンブレーを重ねて縫いました。
ウエストベルトとパイピングを別柄にして、なかなかいい感じのコンビネーションになりました。
季節を問わず、しかし、こんなスカートはやはり冬場にフォークロアに履いてみたいものです。
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きょうはここまで。
また近いうちに~。
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