帰国れぽ その1
今月1日から1週間、急用で帰国しました。
もとを正せば、同じ時期帰国の予定にしていたのだけれど
用事を来月にまとめることが出来そう? と思って
キャンセルにしていた矢先に別件でいろいろ…。
ややもピンチの気配があり決めてから2日でヒコーキに乗りました。
そういうことを、やろうと思えばできるんだってことを知る経験のひとつでもありました。
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いつものガルーダインドネシア航空、今回は羽田イン、関空アウト。
2日前にEMSを発送したばかりだったので
いつもならMAXの50キロギリギリまで詰め込んでいるのですが、今回は6キロ!
羽田から国内線で函館へ乗り継ぎ、函館から関空へ、というルートでした。
久しぶり♪の羽田で、トランジット、国内線の空港内にはすんごく癒されるごはん屋さんアリ。
「あさごはん」、「ひとはち」、「すりながし」、と3軒並んだごはん屋さんの真ん中、「あさごはん」さんの定食が素晴らし!
お出汁が自慢というだけあり、お汁は絶品。小鉢のおかずもそれぞれに個性ある仕立て方。
1000円だなんて、やさしいな。
来月の帰国の際また行きたし!
http://www.excite.co.jp/News/woman_clm/20140803/Cafeglobe_039842hitoshinaya.html
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9月に入ったばかりの函館は、もうすっかり秋でした。
函館へまっしぐらに向かったのは、訳があります。
叔母が急病とのことで、すっ飛んで行ったのでした。
家族が皆、茫然としている時にいきなりバリから参上しました。
庭先にはすっかり色づいたリンゴがたわわと実っており、叔父が柄の長い専用のハサミを取り出して何個か切ってくれました。
リンゴは、昔懐かしい歯ごたえ。
叔母の一家となごみの時間を送る2日間、叔母の容体も好転して皆で安堵。
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主宰者の堂前邦子さんに久しぶりにお目にかかると、
キラリン、首にきれいなものをぶら下げていらっしゃる。
「わ~~~い! ご褒美だ!」 って。邦子さん。(←こちらもいきなり参上したマニスバリ部に対して!)
何と、訪れた日の前日に参加した「北海道マラソン」で完走したんですって!!!
マラソン歴なし。初参加。練習時間も限られた中で、完走。
たくさんのプロやセミプロもいたはずの1万人以上のレースの中で、1000番台でゴールしたそう。
即座には状況が想像ができず、でも、それが奇跡のようなきらきらした体験だったことが伝わってきました。
時間内に完走した人だけがもらえるこちらのメダル、今年までの限定品だったそうで
「メダル欲しさに参加したの!」って。
うん、最初の動機はともかく、邦子さんの底力に圧巻!!!
ほんとうに邦子さん、素晴らしいお方です。改めて驚かされました。
いつも本当に明るく前向きながら、こんなチャレンジまでされているとは!
で、どうして、このメダルが欲しかったかというと
メダルデザインの作者、安田侃(やすだかん)さんのファンだったから、と。
http://www.kan-yasuda.co.jp/
安田氏は北海道出身の現代彫刻家で、函館市内にいくつかその作品があるらしく。
たまたま叔母の入院先の病院にも、ありました。
メダルと同じ形のが。
「真ん中の穴から向こう側を除くとき、そこに見えるものは過去なのか未来なのか」、という安田氏の問いかけが、邦子さんの中で、北海道の中で、そして現在アートの中で、
人の心を揺さぶっているようなのです。
ん? 確かに。向こう側って。穴から見ると何やら特別な気がしてきます。
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その翌日、邦子さんとお待ち合わせして函館ドッグ方面のカフェ、「太刀川」というお店へ。
私はお待ち合わせ時間にすっかり遅れて駆け付けたのですが、
そのお客様から意外なお話しを伺う事が出来ました。
以前から時々耳に入ってくるたぐいと言えばそれまでなのですが、
私的には、ミラクル系のエピソードと呼ばせていただいおります。
こちらのお客様が、函館のお祭りの日にマニス服上下を着てお子さんとお出かけされた時、たまたまそのお祭り会場がとある映画の撮影現場でもあったそう。
「エキストラで出演願えませんか?」、と依頼されて、それもたまたまお時間が許す日だったそうで。
その後、何時間にもわたる撮影に携わられた。
で、私がお目にかかった日の前日、その映画がモントリオール映画祭で最優秀監督賞を獲得。
「そこのみにて光り輝く」というタイトルの(吉永小百合さんの受賞作とは別の映画です)。
そしてそして。
予告編のyou tubeに、そのお客様がマニス服上下で出演されている場面がアップされているのだそう。
http://www.youtube.com/watch?v=r4b-qU4_Pl0
じわっと鳥肌が立ちました。
邦子さんのメダル獲得といい、こちらのお客様のご報告といい、
これはもうミラクル。
勝手にそう信じておりますです。
ちなみに、こうしたエピソードは何年か前から時折耳に入ってきます、そのたびに、ワクワク、皆さまの周りにもこんなミラクル起きているのでしょうか? いえいえ、たまたま、って思いますが。
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ひゃっほ~、な、おもてなし。
函館3日目は別の親戚の家に突撃。
母のいとこに当たる叔父の家。
少し前に、聞くだけでも寿命が縮まりそうな大手術を受けて、無事生還。すっかり元気になったおじさまは、
「バリにもう一回行くまで死ねん!」、って。
そして、突撃したにも関わらずさほど驚かれもせずに、大層歓迎されたうえ、
こんな上等なおもてなしに心躍りつつ。
しみじみと記憶に重ねて参ります。
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2泊3日の函館濃ゆし。
ここに描ききれないミラクルもありましたし。
お次は京都!
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