本日のフロム・キッチン
最近はほんとうにご飯ネタが多くて恐縮です。
きょうは、念願だった自家製「トマトケチャップ」の巻。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
少し前にお気に入りの焼き肉のたれ(高知のブランドのもの)の原材料を見ながら、自家製「焼肉のたれ」をつくったのがきっかけです。
案外、自分でつくれるんだ、というひらめきのようなものが(笑)。
これであとケチャップさえあれば、
スーパーからの加工品の類はほとんどいらなくなるかも!と、息巻いておりました。
トマトソースやとんかつソースは自家製を作っている方が周りにもいらっしゃるのですが、
ケチャップはついぞお目にかかったことがなくて。
ケチャップが自家製になれば、オムレツだって、ポテトフライだって、安心してじゃんじゃん食べれるじゃないですか!
今回つくってみたのは、ネットからレシピを引用していろいろ手前味噌な配分を加えたもの。
それが、思っていたよりずっとおいしく出来ました。
材料は、トマト1・5キロ、タマネギ小1個、ニンニク3~4かけ(バリのニンニクは小粒なので10かけ以上入れました)。
トマトを湯剥きして、ブレンダーにタマネギ、ニンニクとともに入れて滑らかになるまで撹拌。
お鍋に移して、砂糖1/2カップ、塩18グラム、ホワイトペッパー小さじ1を加えて煮詰めます。
砂糖は遠慮なく大目に入れた方がトマトケチャップらしい味になるようです。
バリのトマトは色が薄く、堅いので、
最初はこんな薄いピンク色。
灰汁がたくさん出てくるのを、何度も掬いながら煮詰めます。
1時間もするとこんな色に。
ソースが重くなり次第にお鍋から飛び散りだした頃を見計らって火を止めます。
最後においしいお酢50ccをまわしがけ。
トマトの酸味を更に引き出す魔法のよう。
それまで、トマトソースの甘いもの、と言った味だったものが
一気にトマトケチャップらしく仕上がります。
種もそのまま入っているし、トマト風のざらざら感は最後まで残りますが(売っているトマトケチャップのような滑らかさにはなりませんでしたが)、
味はまこと素晴らしい。
真鶴の蛸の枕のともみさんによれば、1週間くらいかけてじっくり煮詰めるともっと熟成されるそうです。
以上の材料で、ジャムの空き瓶3本分くらいの量になりました。
味を濃くして、煮沸消毒した瓶に保存すると長期保存できるようです。
日本の夏の旬のトマトで1年分作り置きするのがおすすめらしいです。
うちは、なんだかんだ言って
ケチャップ大好きな人たちで占められている為、早くも売り切れそう。
ちょうど、
おいしい桃太郎トマトをたくさん購入できたので(バリで桃太郎トマトを栽培している方がいるんです!)、早速またつくります。
皆さまも是非お試しくださいね!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
つづく~
| 固定リンク
コメント
砂糖の量を書き間違えました! この配分だと3/4カップくらいが適量です。皆さま、どうぞよろしくお願いいたしマース!
投稿: oyakata | 2014年9月15日 (月) 23時22分
みきさん、こんにちは。(お呼びするには”まめさん”か”みきさん”か・・・悩みます(笑))
トマトケチャップ、作ってみたいと思いました。
砂糖の量に2分の1で驚いたら、4分の3なのですね!
ざらざらな食感が残るなんて。逆においしそうです♪
とんかつソースも原材料を見るとなかなかあの複雑な味は難しそうだなーと思っていましたが・・・
コトコト煮詰め、手間隙かかるのだろうなーと。
調味料こそ、手作りできたら体が喜びますね。
あと、お酢が手軽にできたら嬉しいのですが(願望)。
断食明けの頃、バリ島に行く機会があり、ウブドのお店を訪ねようと意気込んでいたのですが、ウブドに行けず・・・
次回こそ!と勝手に思っています(笑)
なんだか一方的なコメントですみません・・・
投稿: けいこ | 2014年9月16日 (火) 12時14分
けいこさん、今頃になってコメントをいただいていたことに気がつきました!!!
すっかり遅くなってしまってごめんなさい!!!
トマトケチャップはもうつくられましたか?
そうなんです、お酢がポイント。しかも最後に加えるので途中何度味見しても最後に魔法がかかるから、面白いです♪
またバリへいらっしゃるときにはマニスの店へもお立ち寄りください。ありがとうございました。
投稿: oyakata | 2014年11月 1日 (土) 16時42分