帰国れぽ その2
京都は
函館ほどではないにしても、すっきり秋の気配。
京都事務所のまゆこさんが9月中旬で退職されるにあたり
後任の方に7月から引継ぎ研修にきていただいていたのですが、
8月下旬になってなんとなんと「キャンセル」という事態。
函館から京都に着いた翌日は急ぎ、そのまた代わりの方と面接し、事情をよく察していただけてこころよく引き受けていただけることになりました。
これもミラクルかも!
というわけで、まゆこさんは二人目の後任者に只今集中引継ぎちうです。
本当に、人に恵まれ、奇跡に恵まれ、続いている(もはや首の皮一枚で~)マニスです。
マニスの周りにはお客さま、お店の方、バリのスタッフ、すべて素晴らしい人しかいないし、素晴らしい人がこれまた素晴らしいエピソードを持って来てくださいます。
それこそ奇跡だと感じながら、ますますの奇跡に挑みます♡
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そうだ、この辺でバスを降りたら近いかも、という素敵なひらめきが。
サボタージュです。
好日居。
場所は分かっていながら、なかなか行く機会がなく1年以上が過ぎていました。
「行っちゃう?」
噂には聞いていたものの、その素晴らしさすっかりツボです。
(翌日にもまた行っちゃいましたし!)
しつらえの美しさ、店主の晴美さんの自然体の姿勢。
ご来店の皆さま方もグループ客や観光客ではなく、ひとりひとりがちゃんと好日居さんを目指してきている。
カウンターに居合わせたひとりひとりの皆さまと
日本の茶道の源流と利休の源流について語り合う(私の場合知識はほとんどゼロに近いのですが…)。
お茶にまつわる知識うんぬんもありつつ、同席者共通の認識が
「お茶を通した心の奥の対話」を目指している事が素晴らしく。
お茶のフシギはますます深まるばかり。
ほんわかありがたい気分で仕事に戻りました(=そのままほんわかと仕事!)。
夕刻。雷鳴が遠くに轟きながらも
一滴も降らずの好日居。
2日目は知り合いと訪れ、たまたま空いている時間帯。晴美さんが自らお茶入れを同席してくださいました。
そのままゆったりと閉店時間まで♡
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ほうじ茶のほかに季節限定の玉露の茎茶を。
バリに戻った翌日に早速封を開けました。
ついでに近くのお茶道具屋さんで玉露用の素焼きの急須も買ってみました。
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そうそう。
京都とバリで仲よくしていただいているKさんに連れて行っていただいた
一日20食限定のプレートのおいしさにびつくり。
ナシチャンプルのようなこのプレート、おかずの一つ一つがとても丁寧なお料理なのです。
こちらも1000円。
メメントモリって誰かさんの本のタイトルだけど、誰かさんの仕事に負けてませんな、こちら。堅気。
3日間の短い間に、ピンチはひとまず救われ、たくさん遊んで、よかったよかった。
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それでは、この後は
作品展に向けてバリで集中いたします。
日本部の引継ぎも急ピッチですすめてもらっています。
皆さまにはいろいろご心配をおかけして大変申し訳ありませんでした。
気持ちを入れ替えて、また頑張っていきます!