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2014年6月27日 (金)

作品展60回目、はじまりました。

もう、胸いっぱい嬉しいきょうでした。

たくさんの皆さまにお集まりいただいて本当にありがとうございました。

作品展60回目。

初日のきょうは、浅井恵子さんとそのご友人にお願いをして夏らしいしつらえの素晴らしいお茶会と、植松良枝さんのお料理で素敵なパーティータイム。

そして、お越しいただいた皆さまには西ベンガルのコットン服をいろいろお試しいただきました。

とっても素敵なひと時の写真がきょうはまだUPできませんが、また日を改めてご紹介したいと思います。

60回も作品展を続けて来られて、こんなふうな仕事をさせて頂けること、皆さまにマニスの服を喜んでいただけることに心から感謝しています。

お茶会は明日と明後日もありますよ。

ご予約なしでもお席に余裕がある時間にはご参加いただけますので

ぜひお越しください。

お茶会の時間は、

明日28日(土)は1回目が午後1時から、2回目は午後3時から。

明後日29日(日)は1回目が午前11時30分から、2回目は午後1時30分からです。

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2014年6月25日 (水)

まめしんぶん14夏 その2

昨日は関東で雹が積もった(!)そうですが、

京都は梅雨が明けたかのような夏らしさ。

今週末はお天気に恵まれると良いです。

ではでは、まめしんぶんの続きです。Img_3221

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カディコットンチェック

以前アーメダバードで購入したことがありますが、

インド各都市のカディショップで時々見かける

チェック柄は

紳士用なのか比較的薄い色で

小さな柄のものが多いんです。

今回はコルカタのカディショップに

たくさん在庫があり、

大喜び!Img_3310

たくさん買ってまいりました。

アーメダバードのものよりずっと薄く、

ボイルのような薄さです。

さすが薄さを競う西ベンガルです。

今回はこのソフトカラーのいろいろチェックを

組み合わせて、夏のブラウスに。

上の2点は

かぶって着るタイプのギャザーたっぷり風。

プルアップトップと呼んでいるデザインです。



Img_3184

下はギャザートップ。

フリーサイズです。


襟ぐりのボタン使いが

書類の封筒みたいになっております。







Img_3183

こちらはピンタックチュニック。

サイドポケットつきです。

パンツの上に洗いざらしを

さらっと一枚、が

気持ちいい服です。

















こちらは化繊混ですが、Img_3302

リップルのような透け感がありながら

比較的しっかりした風合いなので

パンツを2種類つくりました。

配色はこちらとブルーグリーンとがあります。





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ガムチャも継続
Img_3219

春に特集した西ベンガルの

手ぬぐいのような万能布ガムチャを

再び。

初夏のまめしんぶんでもご紹介しましたが

インドパンツは

他の色で作り足ししました。

生地が薄すぎるものは部分的に二重にしています。

ショールとしてつくられているゆえに

端の柄と中心の柄が違うし、

大きさも微妙にばらばらです。

裁断したては「これで大丈夫かなー」と思うくらい

伸びているところと縮んでいるところがありますが、

仕立てるとちゃんとまっすぐになるのが

不思議です。Img_3313

下は、

洗って洗って糊を落とすと

これはもう織が甘すぎて裁断できない、と判断して

四角いままトリミングをつけただけ。

部分的に織り傷もあるので、補修が入っているものもあります。

プリント生地をトッピングするだけで

何やらマニスっぽくなるのが

我ながら面白く作らせていただきました(笑)。

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プリントもImg_3178


プリントも継続しています。

派手派手のと

ソフトカラーのと。

夏ですから、

思い切り楽しいプリント着たいです。

インドパンツ、

おすすめです!






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今回はこちらもつくってきました。Img_3325

これは?

……バッグですね。

でも、ちょっと特別なバッグなのです。

くわしくは会場で。

どうぞお楽しみに!

さて、今から段ボール箱をたくさん送り出し、

東京へ向かいます。

皆さまにお目にかかれることを

楽しみにお待ちしております♪

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2014年6月23日 (月)

まめしんぶん 14夏 その1

梅雨の中休みでしょうか、雲は多いものの鴨川に出ればさわやかな風が気持ちいい! 

梅雨前線にヒコーキはゆーらゆらでしたが、先ほど元気に帰国しました。

京都オフィス内ではさっそく新しい服の検針とアイロンかけがはじまっています。

いよいよ作品展60回目の準備たけなわです!

お茶会のしつらえはメールで浅井恵子さんと相談しながら着々とすすんでいます。

そうです。お茶会のプロデューサーはマニスのお師匠、お茶入れをしてくださるのは

浅井さん&そのお茶仲間の皆さまです。

台湾のお茶は緑茶をはじめ、ウーロン茶、紅茶のようなものまで種類が豊富で、それぞれに面白いほど個性があります。

特別にかしこまらず、テーブルを囲んで皆さまとお話しをしながらお茶を楽しめたらいいなと思っております。

まだ2日目と3日目にお席に余裕がありますので、皆さまどうぞこの機会に

台湾のお茶会をお楽しみください。

プチパーティーのお料理をお願いしている植松良枝さんは、会場のジコンカさんのご紹介です。

ジコンカさんでお教室なども開催されているそうですが、

毎回のテーマが「お酢」だったり「玄米」だったり。

さて、今回はどんなお料理が届くのでしょうか? 

お茶会とお料理。

とっても楽しみです!

皆さまどうぞご参加ください!

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今回のマニス服は、

4月に訪れた西ベンガル、コルカタで購入したコットン素材が中心です。Img_3212

暑さのなかで「着たい」と思う服って、どんな服かを考えると、私はいつも西ベンガルの布を思い浮かべます。

透けるような薄いコットン。

中でも今回どうしても欲しかったのがジャムダニです。

上の写真は自然主義派。

生成のカディコットンをベースにした柔らか~~~いサリーにこれまた独特で愛らしい配色の織り模様が入っています。

この柄の織り方をジャムダニというようです。

とても薄くそのままだと服地として使えないので、二重の仕立てです。

この服がつくりたかった服のイメージに一番近いんです。

2枚重ねることで

暑さの中で本当にどれだけ気持ちよく着られるのかは分かりませんが、

コットンの極み、薄さが競われる西ベンガルコットン。

中の生地もコルカタオリジナル、オーガニックコットンのような気持ちの良いカディコットンです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・Img_3214

下のジャムダニは、ペールトーンを中心にした花と鳥の具象柄が特徴。

紙のようにぱりぱりに糊仕上げしてあり、裁断前に2,3度ごしごし洗っているのですが、それでもまだオーガンジーのよう!

今回の旅のなかではこちらの産地まで行き着くことができなかったのですが、最終日のデリーで出会いました。

この布のセンスについては研究心が沸いてしまいます。

というのも、この配色と柄はバングラデシュを挟んで東側のマニプール州のショールと似ているからです。

マニスでも以前使ってみたことがありますが、あまりの薄さに滑脱が起きる心配もあり、軽く巻きつけるようなシルエットの服をつくりました。

http://www.ateliermanis.com/info/index04.htm

マニプールというと、もうサリーの文化圏の外側。民族も東南アジア系を感じます。

その土地にこのペールトーンの布。

次回こそその産地を訪れたいと思います。Img_3216

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マニプール風のジャムダニの中生地にも使っている

コットンオーガンジー

このブラウスはバリのショップのユニフォームでもあり、

白をはじめ薄い配色でバリで常時販売しているものです。

そういえば、と

思い出して今回は日本向けにもつくりました。

韓国のポシャギのような、トランスパランスな涼しげな定番は、

西ベンガルコットンと一緒に並んでもいい感じ!

こちらのオーガンジーの固さは糊ではなく仕上げの処理でされているそうで、比較的長く保たれます。

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こちらの裾にポンポンがついたカディコットンは

サタヤムというジャイプールのお店のものです。Img_3319

ガイドブックにも出ていて日本人に人気のお店なのですが、

こちらの布の産地は飛行機で2~3時間かかる、

そうです、西ベンガル!

サタヤムではこれを草木染し、服の仕立ては総手縫い! というすばらしいプロダクトをされています。

今回は

こちらのポンポンシリーズでブラウスを。

同じ布での草木染のショールも入荷しましたので、作品展のときにぜひご覧ください。

(私はもうこのやわらかさと使いやすいサイズにすっかりはまっています。)

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こちらのドレスもサタヤムの布です。Img_3314

上海木綿のようなクラシックで緻密な格子です。

先染めのインディゴもカディコットンだと

こんなに軽やか。

生地端の黒い「耳」を裾周りと袖口に

使いました。

トラペーズドレスの半袖版、今回のニューフェースです。

インディゴのさわやかな青と縁取りのコントラストが生き生きと映えています。













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続きはまた明日!



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2014年6月16日 (月)

食欲の「乾期」、メニューいろいろ

この頃バリもすっかり秋の気配。

南半球のバリは、気温も少し下がって風の季節を迎えています。

凧あげは相変わらず順調です。

そうそう。それとは関係がないかもしれないけれど

このところ、めっきり外食が減りました。

どんどん都会になっていくUBUDの街に少しずつ気おくれしているのかもしれない、

ペジェンの谷川に面した我が家です。Photo

「きょうはどっかに食べに行こうよー!」、と、2日おきぐらいに催促されつつ

忙しければやっぱりおうちごはん。

というか、大体がそういう訳で(忙しいからという理由で)、おうちごはん。(@_@)

ええ、谷を挟んで向こう側の街までは、週1回くらいしか行きません。(バイクで5分足らずだとしても!)

本当に忙しい日はテイクアウトですが、そこそこの時には、これ。

自家製ラーメンでごまかすことが多いこの頃です。

骨付きチキンをニンニク塩麹、ラー油、長ネギで煮込んだスープに麺と青菜を添えるだけ。

こういうたぐいは

朝15分仕込んでおくだけですごく簡単だということを。仕込みのメリットを、最近つとに学習ちう。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・Img_3233

もひとつチキン。

こちらは、最近研究中の(細々と…)タヒニソースの使い方の一例。

タヒニとはいわゆるゴマペーストだと思うのですが、比較的安く手に入るバリでの加工食品。

そのままだとあんまりおいしくないような気がするのだけど、

お味噌との相性は抜群だと知る。

チキンを

お味噌、タヒニソース、日本酒少々、ニンニクすりおろし、ヤシ砂糖、ラー油を混ぜ混ぜしたものを漬け込んでソテーに。

ココナッツオイルをたっぷり使って。

…ココナッツオイル、とても効用に優れているらしく、毎日愛用中。

ほら、こんなにオイリーでも体にいいんですって。わお!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・Img_3232

野菜もいろいろ食べます(食べさせます・笑)。

こちらはいろどりもきれいなブロッコリーのいろいろ炒め。

ブロッコリーじゃなくても何でも良いのだが、

とにかくサーディーンオイルとニンニクで炒めれば

何でもオッケーらしい(食べる人にとって)。

オイル漬けのイワシはほんの少量でも食がすすむんですね。

ヒジョーに助かります!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・Photo_2

そして、こちらは肉食の家族とは別に私の自由でわがままなレシピを

お友達に食べに来てもらったの巻。

玄米ご飯に

おばんざい風に大皿料理。

テンペのトマト&フィッシュソース煮、

バリの小粒ナスの中華風、

ダイコンとタヒニソース、

バリのさつまいもと小豆のオニオンソース、

カリフラワーのサラダ

などなど。

少しでも時間があれば、

ブーケをこしらえるかお料理するかで

たいがいが熱すぎると言われるこのごろです。(>_<) 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・Photo_3

でもって、

何か凹むことなどがあれば

やっぱり街へ出て肉食べます!

こんなのをがっつりとほおばって、

ワインなんかを贅沢に飲みます。

写真は暗くて色彩悪いですが、こちらのポークステーキ、とってもおいしい。お肉をじっくり漬け込んで、ゆーっくり焼いて出してくれる。

年に一回でもいいから凹みたい(!)。

CINTA Grillです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・Rowfood

でもって、何か気まぐれに新しいお店も試したくなり

しかし、私の場合はほぼテイクアウェイ。

こちらは最近UBUDでどんどん増えつつあるローフードのレストランのもの。

少々お値段は高いけれど

食べごたえ十分なばかりか、これを食べた後はなぜだかすごく体調がよくなるのです。

日替わりプレートのインディア・プレート。

すごいね、UBUDの進化は。こんな食べ物が街にあふれてるなんて。

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最後はこちら。Photo_4

最近気に入っているグァバ・ジュースです。

日本では難しいかと思いますが、

グァバのような種の多いフルーツはブレンダーでジュースにしたら裏ごしするととてもなめらかに。

レモンとお砂糖で味を調え、冷蔵庫で数日保管OKです。毎回つくるのは大変だけど。つくっておいて少しずつ飲めるから重宝します。

お腹の調子もとてもよくなる優れもの。

ココナッツオイルとこれとで

最近は乳酸菌も酵素ジュースも要らなくなりました。

日本ではグァバの代わりに何かいいフルーツあるかしら?

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さて、次の日曜日にはもうバリを発って梅雨空の日本に戻ります。

作品展は6月27日からの3日間、ジコンカ東京さんにて。

皆さまのお手元に先週末辺りにご案内状が届いているはずなのですが、もし届かない方がいらっしゃるようでしたらお知らせください。

今回は何と60回目。

すごいです。タイトルに60thと入れたら何だか60歳?みたいな。

まぁ、私も今年は切りのいい年齢だし同じようなもんです(笑)、や、違うか?

今回はスペシャルイベントがございます。中国茶会です。

60 回目記念プチ・イベント                                 

 

        中国茶会                                          

 

台湾の薫り高いお茶を台湾式の茶器で味わいます。                                 

 

会費無料。初めての方、是非この機会をお見逃しなく!                                 

 

27 日(金) ① 11 : 30-12:30 ② 15:30-16:30

 

28 日(土) ① 13 : 00-14:00 ② 15:00-16:00

 

29日(日) ① 11 : 30-12:30 ② 13:30-14:30 ( 各回 6 名様まで)

ハガキのご案内がとても小さくて読みにくい方はこちらをご覧の上、お早めにお申し込みください。http://www.ateliermanis.com/info/index.htm

もうひとつのイベントは初日の午後のプチ・パーティー。

詳細はまだ決まっておりませんので追ってまたお知らせいたします。

ではでは皆さま、どうぞお楽しみに!

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