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2014年5月12日 (月)

黄金週間のインド旅

4月下旬から5月はじめの1週間、急きょ思い立ってインドへ行ってきました。

行こうかなと思いついてから“アライバルビザ=1年に2回までOK”と知り、そこから先はいつものインドモード(ソーシャルビザが取得必要になると、発給が次の帰国の間際になってしまってとっても無理!)。

…だから、もう、これは行けってことですね♪

デンパサールの空港で「パスポートにあまり多くのVOAが記載されてると入国できないんですけど…」って念を押され、しかし今のパスポートには昨年7月に行ったときのVOAしか記録がないので、おおむねOKということで。

そして今回は小さな冒険を。

かつて1回だけ、みじめな思いをしながら訪れただけの(インド旅に慣れていなかったせいで・笑)コルカタをゲートに、バイバイをデリーに、というラウンドトリップ。

コルカタ、どんな街だったっけ?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・Photo

そこへ入る前のシンガポールで問題勃発。

コルカタ行きの機体に整備上の問題があるとのことで、すでに全員が搭乗していたのだけど「機体振替」とのこと。

1時間後にクアラルンプールから到着する機体を使うとのこと。

シンガポール航空は事故は皆無ながら大層慎重なキャリアなんです。

大事なポイントです。

間もなく新しいスケジュールがプリントで配られ、

次の搭乗待合室へ移動すると軽食(と言ってもスナック菓子がおべんとばこにうまい事入っているという!)が丁寧に配られ、Photo_2

待合室はドリトスをカリカリする音で満たされ(笑)!

1時間半後の夜10時半、

ようやくテイクオフ。

シンガポールとの時差がマイナス2時間半というのが幸いして、

現地には深夜12時に到着!

(予定では10時半の到着!)

いわばたったの1時間半なのですけれど、時間帯的に、皆さんお疲れ様でしたー。

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で、

VOA(ヴィザ・オン・アライバル)こと到着ビザです。

バリの私の体内時計ではすでに午前2時半(ヘナヘナ~)。

パスポートの過去の旅行歴は、あっさりと「問題がなく」(ヨカッタ~)、

はい、じゃ、早速申請ね。Photo_3

書類を書いて、いろいろ忙しくやっている係官を横目で見ながら立ちんぼして、

書類がようやく受理されたところで「支払いはインドルピーだけだから一度外へ出て両替して着てください」、って。

その両替所がまた混み合っており(おいおい、深夜だぞ!)、辛抱強く待って両替をし。

その手数料たっぷりで目減りしたインドルピーから指定額を支払うと

今度はそのお札の一枚ずつの発券番号を手書きで控えるという作業!

そんなことまでする念入りさがコルカタの風情とお見受けしちゃいました。デリーのVOAとは大違い~。

ようやく外へ出られたのが2時前。

ホテルに着いたの3時前。バリ時間の5時半。

なが~い一日、ともあれ、コルカタに無事に入れたから万事オーライ!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・Photo_4

翌日は早速ホテルの朝ごはんをモリモリ食べて

9時から行動です。

昨日の一件はさておき

ごはんをしっかり食べれば、

これも万事オーライなんですよ(何が?)。

自分がもうコルカタに平和に到着しているってことだけでも

オーライ(何で?)。

泊まったホテル、インド人にとっても人気のホテルのようで超満員。Photo

朝食のブッフェもインド人しかいない~。

で、お総菜がね、

カラフルなル・クルーゼに入っている。

こんなのはじめて見ました。

かわいいでーす。

そして、お総菜、おかわーり!

インドの皆さんの間でもル・クルーゼはおしゃれですか? と、聞いてみたかったなぁ。

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3日間の予定のコルカタ。Photo_2

初日はコルカタの町なかで行動です。

ドライバーさんが「ものすごく暑い!」と繰り返し、ホテルで配布された新聞でも記録的な暑さだということが分かるのだけど、フロムバリの湿気を帯びた暑さからインドの乾いた猛暑というのは、思っていたほどではなく(ほっ!)。

それでも、41.2度ですから。

驚き!

そしてコルカタの町なかの様子はかつての旅とはまるで違って、すっかりインドのほかの都市並み。偏見は捨てるべきだな、と思いました。

かつて私の中のコルカタといえば、喧騒とホコリとどうにもならない日差しと、それから、

歴史が刻んだある種の重さ(東インド会社時代の)。

でも、もう、今どきはすっかりコスモポリタンでした。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・Womens_frendry

10年くらい前のインド手仕事ラインナップみたいなカタログに出ていた場所を訪ねてみました。

英国統治時代の建物と思しきコロニアル建築の ステキな場所には「Womens Friendly Society」という手仕事(主にフランス刺しゅう)の子供服を展示する団体が。

手刺繍といえど、インドのものとはテイストが異なるコロニアル風。

良し悪しはともかく、エアコンもなく扇風機全開でショーケースに収められた作品をひとつひとつ眺めて、ほのぼの。

素朴なんです。

コルカタは刺しゅう(如いては)カンタの、メッカですから。そこで出会ったビギナー風で洋風の刺繍の素朴さとノスタルジーに、胸がきゅんとなりました。

何と言ったらいいんでしょ、女学校のお裁縫の時間の作品みたいに。

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しかーし。Photo_4

コルカタ初心者(ほぼ)の1日目は目指していたカンタはついぞ買えないまま過ぎました。

そして、一番のお目当てのジャムダニも買えませんでした。

(ジャムダニは結局デリーで買いました!)

夕刻の光と色が、旅先モードを駆り立てます。

明日こそ、って。

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続きマース♪

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